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4 王国の危機
27 開戦
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「見えた!」
遙か遠く、白く靄がかかる中で動く巨大な体躯。
イル・ネクロがとうとう目視できる距離にまでやって来た。
「作戦通りに行くぞ。まず遠距離部隊が一斉に攻撃を仕掛ける。それで終われば万々歳だが、恐らくそうはならない。壁を張られたら近接部隊が切り込んでいくことになるだろう」
遠距離部隊がそれぞれ準備を進める。
この部隊は主に魔術系と物理系に分かれている。
そのため俺のかけるエンチャントも分けなければならない。
魔法攻撃や魔導銃を使う者たちには魔力強化や保有魔力量の強化などを。
弓や火薬銃を使う者たちには威力強化や属性付与などを。
それぞれに適した付与魔法をエンチャントする。
「一通りエンチャントは終わった。あとは合図を頼む」
「助かるぞサザン殿。もう少しヤツが近づいた時、一気に仕掛ける」
一歩、また一歩と歩みを進めるイル・ネクロ。
龍型と言っても羽は退化してしまっているため空を飛ぶことは無い。
遠距離攻撃無効なうえに空を飛ばれてしまったら打つ手が無かったところだ。
「あと少し……あと少しだ。……今だ! 攻撃開始!!」
ガルドの合図と共に各々が攻撃を開始する。
ありとあらゆる属性の魔法が展開され、それに混ざり矢や銃弾が飛んでいく。
魔法詠唱と銃声が混ざり合い混沌と化しているが、それでうろたえる程ここにいるものは弱くは無い。
イル・ネクロは猛攻撃の嵐に飲み込まれた。
魔法による属性の効果に加え銃弾や矢の着弾も確認出来るものの、その歩みを止めることは無かった。
これほどの攻撃でさえヤツにとっては壁を張るまでも無いものだと判断されているのだ。
しかし幸いまだ壁は張られていないため攻撃は続けられる。
「まだだ、壁を張られるまでは攻撃を続けるのだ!」
そろそろ魔力切れを起こす者も増えてくるはずなので俺は魔力回復ポーションの準備をする。
あらかじめ作っておいたものが数十個程あるがそれでも足りない可能性がある。
そのため順次エンチャントをかけてポーションを生成していかなければならないだろう。
その間もイル・ネクロは動き続ける。もはや全く効いていないのでは無いかと思う程だ。
「おかしい。これほどの攻撃を与えられて一切の反応が無いだと?」
ガルドもこの状況には驚きを隠せないようで動揺が見て取れた。
俺自身もまさかこの攻撃の量で全くダメージが入らないというのは想定外だった。
改めてSランク魔物との戦いとはわけが違うことを思い知らされる。
これほどの圧倒的な差を見せつけられても遠距離部隊は攻撃を浴びせ続けた。目立ってダメージが入っているようにも思えなかったが、それでもひたすらに攻撃を続けるしかないのだ。
「このまま攻撃を続けていてもヤツの動きは止められないな。どうすれば……」
攻撃が効いていない以上、ヤツによってこの国が甚大な被害を受けることは免れない。
せめて倒すことは出来なくとも、なんとか歩みを止めるかあわよくば撃退したいところだ。
ただそのためには今以上の攻撃力が必要になる。この分では追加で遠距離攻撃の出来る者を増やしたところで意味は無いだろう。
「サザン、ちょっといいかな。前にメルと一緒に詠唱共有したでしょ? あれみたいなこと出来ないかな」
「どういうことだ?」
リアはポーションを運びながらそう言った。
以前クイーンワームを倒した時に使用した詠唱共有。これを使えば短い間隔で魔法を使うことが出来ると言うものだ。
だがこれは詠唱時間を短縮させる効果しかない。
時間単位の攻撃数を増やしたところでヤツには通用しないだろう。
「えっとね、共有するって部分で思ったんだけど、複数人で発動した魔法を共有して一人に集めたり出来たら強いかなって」
「……そうか。確かにそれなら攻撃の数は減るが、一発当たりの威力は上がるな」
俺たちは攻撃の量を考えていたが、効かない攻撃をいくら与えても効果は無いのだ。
それに対して一点に集中させた攻撃の場合は量は少なくなるが質は良くなる。
これならあのイル・ネクロにダメージを与えられるはずだ。
むしろこの方法でダメージを与えられなければ今度こそ最悪の状況になるだろう。
「早速付与魔法を制作するから、リアは皆に伝えてきてくれるか」
「わかった!」
魔力回復ポーションの生成を一旦止め、俺の全能力を魔法開発に向ける。
普段は能力の一部を使い開発を行っているため半日ほどかかっているが、全能力を割けば数分で完成するだろう。
「……出来た」
複数人の魔法を一人に集める付与魔法が完成した。
しかしこの魔法にはデメリットがある。
強力な魔法を一人に集中させるために肉体と精神の両方へ大きな負担がかかるのだ。
撃てるのは一発が限度だろう。
はたしてこの大問題のある魔法を使ってくれる者はいるのだろうか。
遙か遠く、白く靄がかかる中で動く巨大な体躯。
イル・ネクロがとうとう目視できる距離にまでやって来た。
「作戦通りに行くぞ。まず遠距離部隊が一斉に攻撃を仕掛ける。それで終われば万々歳だが、恐らくそうはならない。壁を張られたら近接部隊が切り込んでいくことになるだろう」
遠距離部隊がそれぞれ準備を進める。
この部隊は主に魔術系と物理系に分かれている。
そのため俺のかけるエンチャントも分けなければならない。
魔法攻撃や魔導銃を使う者たちには魔力強化や保有魔力量の強化などを。
弓や火薬銃を使う者たちには威力強化や属性付与などを。
それぞれに適した付与魔法をエンチャントする。
「一通りエンチャントは終わった。あとは合図を頼む」
「助かるぞサザン殿。もう少しヤツが近づいた時、一気に仕掛ける」
一歩、また一歩と歩みを進めるイル・ネクロ。
龍型と言っても羽は退化してしまっているため空を飛ぶことは無い。
遠距離攻撃無効なうえに空を飛ばれてしまったら打つ手が無かったところだ。
「あと少し……あと少しだ。……今だ! 攻撃開始!!」
ガルドの合図と共に各々が攻撃を開始する。
ありとあらゆる属性の魔法が展開され、それに混ざり矢や銃弾が飛んでいく。
魔法詠唱と銃声が混ざり合い混沌と化しているが、それでうろたえる程ここにいるものは弱くは無い。
イル・ネクロは猛攻撃の嵐に飲み込まれた。
魔法による属性の効果に加え銃弾や矢の着弾も確認出来るものの、その歩みを止めることは無かった。
これほどの攻撃でさえヤツにとっては壁を張るまでも無いものだと判断されているのだ。
しかし幸いまだ壁は張られていないため攻撃は続けられる。
「まだだ、壁を張られるまでは攻撃を続けるのだ!」
そろそろ魔力切れを起こす者も増えてくるはずなので俺は魔力回復ポーションの準備をする。
あらかじめ作っておいたものが数十個程あるがそれでも足りない可能性がある。
そのため順次エンチャントをかけてポーションを生成していかなければならないだろう。
その間もイル・ネクロは動き続ける。もはや全く効いていないのでは無いかと思う程だ。
「おかしい。これほどの攻撃を与えられて一切の反応が無いだと?」
ガルドもこの状況には驚きを隠せないようで動揺が見て取れた。
俺自身もまさかこの攻撃の量で全くダメージが入らないというのは想定外だった。
改めてSランク魔物との戦いとはわけが違うことを思い知らされる。
これほどの圧倒的な差を見せつけられても遠距離部隊は攻撃を浴びせ続けた。目立ってダメージが入っているようにも思えなかったが、それでもひたすらに攻撃を続けるしかないのだ。
「このまま攻撃を続けていてもヤツの動きは止められないな。どうすれば……」
攻撃が効いていない以上、ヤツによってこの国が甚大な被害を受けることは免れない。
せめて倒すことは出来なくとも、なんとか歩みを止めるかあわよくば撃退したいところだ。
ただそのためには今以上の攻撃力が必要になる。この分では追加で遠距離攻撃の出来る者を増やしたところで意味は無いだろう。
「サザン、ちょっといいかな。前にメルと一緒に詠唱共有したでしょ? あれみたいなこと出来ないかな」
「どういうことだ?」
リアはポーションを運びながらそう言った。
以前クイーンワームを倒した時に使用した詠唱共有。これを使えば短い間隔で魔法を使うことが出来ると言うものだ。
だがこれは詠唱時間を短縮させる効果しかない。
時間単位の攻撃数を増やしたところでヤツには通用しないだろう。
「えっとね、共有するって部分で思ったんだけど、複数人で発動した魔法を共有して一人に集めたり出来たら強いかなって」
「……そうか。確かにそれなら攻撃の数は減るが、一発当たりの威力は上がるな」
俺たちは攻撃の量を考えていたが、効かない攻撃をいくら与えても効果は無いのだ。
それに対して一点に集中させた攻撃の場合は量は少なくなるが質は良くなる。
これならあのイル・ネクロにダメージを与えられるはずだ。
むしろこの方法でダメージを与えられなければ今度こそ最悪の状況になるだろう。
「早速付与魔法を制作するから、リアは皆に伝えてきてくれるか」
「わかった!」
魔力回復ポーションの生成を一旦止め、俺の全能力を魔法開発に向ける。
普段は能力の一部を使い開発を行っているため半日ほどかかっているが、全能力を割けば数分で完成するだろう。
「……出来た」
複数人の魔法を一人に集める付与魔法が完成した。
しかしこの魔法にはデメリットがある。
強力な魔法を一人に集中させるために肉体と精神の両方へ大きな負担がかかるのだ。
撃てるのは一発が限度だろう。
はたしてこの大問題のある魔法を使ってくれる者はいるのだろうか。
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