92 / 101
92 覚悟
しおりを挟む
さっさと着替えを終えてゼルの元へと向かった二人。
そんな二人を見るなり、彼は一瞬安堵の表情を浮かべるのであった。
「よかった、目え覚めたんやな」
「ええ、おかげさまで」
「いやいやワイらはなんもしとらんて。桜の嬢ちゃんが頑張ったおかげや。ちゃーんと感謝しとき」
そう言うゼルは既にいつもの飄々とした雰囲気に戻っていた。
「ゼル様、こちらを」
そんな彼に部下のゴブリンが水晶を渡す。
「……イトラシュごと来たっちゅうことは、魔龍神王も随分気合入っとるみたいやな」
そこには巨大な浮遊城が映っていた。
「ゼルさん、それは?」
その水晶が何なのかを咲は尋ねた。
「こいつか? こいつは投影水晶っちゅうマジックアイテムや。別の投影水晶から見える風景を写し出すことが出来るんやけどな……こっから少し移動したところに配置してあるものに奴の住まう浮遊城イトラシュが映ったんや」
「浮遊城……?」
「そうや、とんでもないでコイツは。全方位を射程に収める砲塔がこれでもかってくらいに全周に付いとるからな。破壊兵器としての性能も恐ろしいもんやけど、そもそも弾幕が激し過ぎてコイツを落とすために近づくことすらできんのや……」
ゼルの声に力が入る。
彼自身、過去に大規模な戦いを挑んだことがあるのだ。
その結果は言わずもがな大失敗と言った所だろう。
派手に返り討ちにあったうえに浮遊城に乗り込むことすら出来ずに大敗北したのである。
「それでもやるしかない」
「……本気なんか?」
咲は一切の躊躇いも無く戦うことを選んでいた。
その姿をゼルは頼もしく思うのと同時に、心の奥底では否定したがっていた。
「確かにワイらは人類との共存のために魔龍神王の奴を倒したい。そのためにアンタに魔将と魔龍神王を倒すことをお願いしたのも事実や。……けど、アンタがそこまでする義理はないやろ」
ゼルはそれまでのおちゃらけた雰囲気を消し、真面目な声でそう言う。
結局のところ世界のためだとか人類のためだとかそう言った理屈をいくら述べたところで、魔龍神王を倒すと言うのはどこまでいっても彼らの目的でしかないのである。
そのため部外者である咲が命をかけてまでその責任を負う必要など無いと、ゼルだけでは無くこの場にいる者全員がそう思っていた。
「それでもあの魔龍神王を放っておいたら駄目なのは……私にとっても同じなんです」
咲は桜を見ながらそう言い放つ。
彼女にとって一番大事な存在は桜なのである。故に人類の根絶という目的を持つ魔龍神王を残しておくことはいずれ彼女の脅威になるということでもあった。
また彼女以外にもこの世界で出会ってきた者たちを守りたいと言う気持ちもあり、このまま魔龍神王の好きにさせるつもりなど最初から無かったのだ。
「覚悟、決めてるみたいやな。ほんなら止めはせん……けど、絶対に無理だけはしないでくれや。ワイらのせいで死んだとか、胸糞悪いにもほどがあるっちゅうもんやからな」
「はい、元より死ぬつもりなんて無いですから安心してください」
そう言うと咲は歩き始める。
すると彼女の前に桜が立ちふさがるのだった。
しかしその様子は咲を止めようとしているそれではなく、むしろ応援しようとしているものであった。
「咲ちゃん……生きて帰ってきてとは言わないよ。それは大前提だから。そうじゃなくちゃ許さない。代わりに……応援するね」
「ッ……!?」
その瞬間、桜は咲に抱き着き彼女の口を塞いだ。
「……」
「……」
しばらくの間続いた濃厚な接吻。その後、桜は再び口を開く。
「頑張って、咲ちゃん」
「……うん、帰って来たらもっと凄いのしよっか」
「えっ……? あっ、えっ……?」
咲の予想外の返答に桜が戸惑っている中、咲は部屋から出て行くのだった。
これ以上ここにいては覚悟が揺らいでしまいそうだったのだ。
と言うのも、本来よりも大分早く目覚めたとは言え彼女はまだ万全では無かった。
あの五大魔将をまとめあげられる程の強大な力を持つ魔龍神王をそんな状態で倒せるのか。それは彼女自身わからなかったのである。
出来るならこのまま桜と共に逃げてしまいたい。そう思ったこともあった。
だが、その道を選んだところで最終的に魔龍神王の脅威からは逃げられないのも事実。
そしてそれがわからない咲では無かった。
であるならば、降りかかる火の粉は払うしかないと、そう覚悟を決めたのである。
「あれが……」
穏健派の拠点を出た咲は空を見上げる。
その視線の先に巨大な浮遊物体は……魔龍神王の住まうという浮遊城イトラシュはあった。
そんな二人を見るなり、彼は一瞬安堵の表情を浮かべるのであった。
「よかった、目え覚めたんやな」
「ええ、おかげさまで」
「いやいやワイらはなんもしとらんて。桜の嬢ちゃんが頑張ったおかげや。ちゃーんと感謝しとき」
そう言うゼルは既にいつもの飄々とした雰囲気に戻っていた。
「ゼル様、こちらを」
そんな彼に部下のゴブリンが水晶を渡す。
「……イトラシュごと来たっちゅうことは、魔龍神王も随分気合入っとるみたいやな」
そこには巨大な浮遊城が映っていた。
「ゼルさん、それは?」
その水晶が何なのかを咲は尋ねた。
「こいつか? こいつは投影水晶っちゅうマジックアイテムや。別の投影水晶から見える風景を写し出すことが出来るんやけどな……こっから少し移動したところに配置してあるものに奴の住まう浮遊城イトラシュが映ったんや」
「浮遊城……?」
「そうや、とんでもないでコイツは。全方位を射程に収める砲塔がこれでもかってくらいに全周に付いとるからな。破壊兵器としての性能も恐ろしいもんやけど、そもそも弾幕が激し過ぎてコイツを落とすために近づくことすらできんのや……」
ゼルの声に力が入る。
彼自身、過去に大規模な戦いを挑んだことがあるのだ。
その結果は言わずもがな大失敗と言った所だろう。
派手に返り討ちにあったうえに浮遊城に乗り込むことすら出来ずに大敗北したのである。
「それでもやるしかない」
「……本気なんか?」
咲は一切の躊躇いも無く戦うことを選んでいた。
その姿をゼルは頼もしく思うのと同時に、心の奥底では否定したがっていた。
「確かにワイらは人類との共存のために魔龍神王の奴を倒したい。そのためにアンタに魔将と魔龍神王を倒すことをお願いしたのも事実や。……けど、アンタがそこまでする義理はないやろ」
ゼルはそれまでのおちゃらけた雰囲気を消し、真面目な声でそう言う。
結局のところ世界のためだとか人類のためだとかそう言った理屈をいくら述べたところで、魔龍神王を倒すと言うのはどこまでいっても彼らの目的でしかないのである。
そのため部外者である咲が命をかけてまでその責任を負う必要など無いと、ゼルだけでは無くこの場にいる者全員がそう思っていた。
「それでもあの魔龍神王を放っておいたら駄目なのは……私にとっても同じなんです」
咲は桜を見ながらそう言い放つ。
彼女にとって一番大事な存在は桜なのである。故に人類の根絶という目的を持つ魔龍神王を残しておくことはいずれ彼女の脅威になるということでもあった。
また彼女以外にもこの世界で出会ってきた者たちを守りたいと言う気持ちもあり、このまま魔龍神王の好きにさせるつもりなど最初から無かったのだ。
「覚悟、決めてるみたいやな。ほんなら止めはせん……けど、絶対に無理だけはしないでくれや。ワイらのせいで死んだとか、胸糞悪いにもほどがあるっちゅうもんやからな」
「はい、元より死ぬつもりなんて無いですから安心してください」
そう言うと咲は歩き始める。
すると彼女の前に桜が立ちふさがるのだった。
しかしその様子は咲を止めようとしているそれではなく、むしろ応援しようとしているものであった。
「咲ちゃん……生きて帰ってきてとは言わないよ。それは大前提だから。そうじゃなくちゃ許さない。代わりに……応援するね」
「ッ……!?」
その瞬間、桜は咲に抱き着き彼女の口を塞いだ。
「……」
「……」
しばらくの間続いた濃厚な接吻。その後、桜は再び口を開く。
「頑張って、咲ちゃん」
「……うん、帰って来たらもっと凄いのしよっか」
「えっ……? あっ、えっ……?」
咲の予想外の返答に桜が戸惑っている中、咲は部屋から出て行くのだった。
これ以上ここにいては覚悟が揺らいでしまいそうだったのだ。
と言うのも、本来よりも大分早く目覚めたとは言え彼女はまだ万全では無かった。
あの五大魔将をまとめあげられる程の強大な力を持つ魔龍神王をそんな状態で倒せるのか。それは彼女自身わからなかったのである。
出来るならこのまま桜と共に逃げてしまいたい。そう思ったこともあった。
だが、その道を選んだところで最終的に魔龍神王の脅威からは逃げられないのも事実。
そしてそれがわからない咲では無かった。
であるならば、降りかかる火の粉は払うしかないと、そう覚悟を決めたのである。
「あれが……」
穏健派の拠点を出た咲は空を見上げる。
その視線の先に巨大な浮遊物体は……魔龍神王の住まうという浮遊城イトラシュはあった。
13
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし〜
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜
きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…?
え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの??
俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ!
____________________________________________
突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった!
那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。
しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」
そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?)
呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!)
謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。
※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。
※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。
※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎
⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる