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67 二人の共同作業
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「桜、どうしてここに……?」
咲は何が何だかわからないと言った様子で彼女の元に歩いて行く。
屋敷にいるはずの桜がどういう訳か目の前にいるのだ。そうなっても仕方のないことだった。
「ごめん、約束破っちゃって……でも咲ちゃんが戦っているのに自分だけ安全な所で隠れてるのが許せなかったの」
「……ううん、私の方こそ桜のこと何も考えて無かったよ。でも……流石にここは危険すぎる。今からでも戻って欲しい」
桜の覚悟に満ちた眼差しを見た咲は考えを改めかけていた。
それでもやはりこの場に彼女がいるのは危険すぎると思い直し、街に戻るように言うのだった。
しかし桜は拒む。
「それだと駄目……魔霊王を倒すには私の力が必要なんでしょ?」
「なんで桜がそれを……」
咲はどうして桜がそのことを知っているのかと驚いた。
魔霊王の事はおろか、その弱点なども彼女は桜に話してはいないのだ。
「あの時、誰かと話していたのを聞いちゃったの」
「……起きてたんだね」
咲とゼルが残る魔将について話していたあの時、桜は起きていたのである。
そして魔霊王の存在やその弱点、及び咲が有効打を持たないことなども全て聞いてしまっていた。
「咲ちゃんはあの魔霊王って言うのに通用する攻撃手段を持っていない。けど、回復魔法が効くのなら私が……」
「駄目! ……あまりにも危険すぎる」
言い終わる前に咲が止める。
咲自身このままでは勝てないことはわかっていた。しかし、そうだとしても桜を危険にさらす訳にはいかなったのだ。
「私なら大丈夫。だって、咲ちゃんが守ってくれるんでしょ?」
「でもアイツを相手にして守り切れるかはわからない。アイツはそこら辺の魔物とは桁が違う……!」
「ならやっぱり私も戦う。そんなのを相手に咲ちゃんだけ残しておけない」
「桜……」
咲は考え込む。魔霊王を倒さなければ街は壊滅することになるだろう。
それどころか最悪の場合は街中の人がゾンビ化させられてもおかしくは無いのである。
そうなれば桜が危険なことには変わりない訳であり、さらには中央都市には他のクラスメイトもいるのだ。
全てを救うには、桜の力を使うしか無かった。
「……わかった。一緒に戦おう」
「咲ちゃん!」
考えた末に、最終的に咲が出した結論は桜と共に戦うことだった。
「でももし危険が及びそうだったら、その時は桜を第一に優先する。それでいいよね」
「うん、私……がんばるから!」
「そう言う事ですので、後は私たちに任せてくださいソリスさん」
「すみません、私が力不足なばかりに。……二人共、無事に帰ってきてくださいね」
ソリスは咲と桜の無事を祈る。
それは奇しくも屋敷を出る時とは真逆な形となっていた。
「それじゃあ早速……」
咲はベルトに取り付けられたケースから指輪を取り出し、ベルトへと装着する。
『チェンジライズ! ケツァライザー!』
すると咲の周りに青白い粒子が舞い始めた。
そしてグレートカルノライザーの姿が解除され、代わりに翼竜を模したアーマーと翼が装着される。
その姿の名はケツァライザー。
ケツァルコアトルスの力を宿したその形態の特徴は何と言ってもその巨大な翼だ。
上空にいる魔霊王に桜の回復魔法を当てるためにはそこまで飛ばなければならないため、咲はそのためのフォームチェンジを行ったのだった。
「いくよ、桜」
そう言うと咲は桜を抱え上げ、ゆっくりと地面から飛び立つ。
「おやおや、まだ何か手があるのかね?」
同じ高さにまで飛んできた二人に向けて彼はそう言った。
それは煽りでもなんでもなく、ただ単に強者が故の興味本位からのそれであった。
だがその余裕が彼を追い詰めるのだ。
「ホーリーヒール!!」
「な、なんだと!?」
まさか咲の抱えている少女が上位回復魔法を放ってくるとは思わなかったためか、魔霊王は一切の抵抗もできないままに真正面からホーリーヒールを受けてしまった。
「ぐあ゛ぁっぁ!? な、なぜ君のような未成熟な女がこれほどの魔法を……!!」
それまでは一切の攻撃をものともしなかった魔霊王。そんな姿が嘘のように、彼は全身を焼くような痛みにもがき苦しんでいた。
いくら不死のような性質を持つ魔霊王であっても、所詮はアンデッドの延長線上の存在なのだ。
光属性や回復魔法には極端に弱く、それこそ下位魔法ですらダメージが通るほどだった。
「おのれ、もう許さない……ダークフレイム!!」
余裕を失った魔霊王は周りに真っ黒な魔法陣を出現さえ、そこから勢いよくどす黒い炎を噴き出させた。
その炎は先程ゾンビワイバーンたちが放っていたものと似ており、同様に闇属性であろうと咲は予想していた。
しかし仮にも魔将が放つ魔法なのだ。当然その効果はそれだけでは無かった。
「木が……!?」
咲が避けた炎はそのまま地面にまで飛んで行き、そこに生えていた木に着弾するなり一瞬にして枯らせたのだ。
「ぐっ、ふふ……見たかね? これが私の力。生命を蝕む、死そのものの力だ……! 驚いたかね? 恐怖したかね?」
魔霊王は得意げに二人に向けてそう言う。
だが二人は彼の言葉には一切耳を傾けず……。
「桜」
「うん。ホーリーヒール!!」
「ま、待て……! 今私が話している途中では無いか……ガァ゛ッアァ゛ァァ!?」
容赦なく、再びホーリーヒールを放ったのだった。
「こ、こんなこと……許されんぞ……!! 私は死そのもの……! 私が殺されるなど、あってはなら……ない」
魔霊王は断末魔の叫びと共に塵と化し、同時に雷雲も消え去った。
「倒せたの……?」
「うん、桜のおかげでね」
咲はへと高度を下げて行き、着地するなりゆっくりと桜を下ろした。
「はぁ……怖かったぁ……」
魔霊王への恐怖と高所への恐怖の二つの合わせ技によって、桜の足はそれはもうガックガクに震えてしまっていた。
「桜、もうこんな無茶はしないでよね?」
「ごめんね咲ちゃん。次からは最初から咲ちゃんと一緒にいくから大丈夫だよ」
「そう言うことじゃ……」
桜は冗談めいた様子でそう言う。
それに対し咲も仕方ないなあと言った風に受け入れていた。
戦闘は終わり、後は帰るだけ。
そのはずだった。
「あ、そうだ咲ちゃん。あのね、街に戻ったらさ……」
「何かしたいことでもあるの? ……あれ?」
桜からの返事が無いことに気付いた咲は彼女を確認するために後方へと振り向く。
「……桜?」
するとそこには腹を黒い棘に貫かれ、口から血を吐いている桜の姿があった。
咲は何が何だかわからないと言った様子で彼女の元に歩いて行く。
屋敷にいるはずの桜がどういう訳か目の前にいるのだ。そうなっても仕方のないことだった。
「ごめん、約束破っちゃって……でも咲ちゃんが戦っているのに自分だけ安全な所で隠れてるのが許せなかったの」
「……ううん、私の方こそ桜のこと何も考えて無かったよ。でも……流石にここは危険すぎる。今からでも戻って欲しい」
桜の覚悟に満ちた眼差しを見た咲は考えを改めかけていた。
それでもやはりこの場に彼女がいるのは危険すぎると思い直し、街に戻るように言うのだった。
しかし桜は拒む。
「それだと駄目……魔霊王を倒すには私の力が必要なんでしょ?」
「なんで桜がそれを……」
咲はどうして桜がそのことを知っているのかと驚いた。
魔霊王の事はおろか、その弱点なども彼女は桜に話してはいないのだ。
「あの時、誰かと話していたのを聞いちゃったの」
「……起きてたんだね」
咲とゼルが残る魔将について話していたあの時、桜は起きていたのである。
そして魔霊王の存在やその弱点、及び咲が有効打を持たないことなども全て聞いてしまっていた。
「咲ちゃんはあの魔霊王って言うのに通用する攻撃手段を持っていない。けど、回復魔法が効くのなら私が……」
「駄目! ……あまりにも危険すぎる」
言い終わる前に咲が止める。
咲自身このままでは勝てないことはわかっていた。しかし、そうだとしても桜を危険にさらす訳にはいかなったのだ。
「私なら大丈夫。だって、咲ちゃんが守ってくれるんでしょ?」
「でもアイツを相手にして守り切れるかはわからない。アイツはそこら辺の魔物とは桁が違う……!」
「ならやっぱり私も戦う。そんなのを相手に咲ちゃんだけ残しておけない」
「桜……」
咲は考え込む。魔霊王を倒さなければ街は壊滅することになるだろう。
それどころか最悪の場合は街中の人がゾンビ化させられてもおかしくは無いのである。
そうなれば桜が危険なことには変わりない訳であり、さらには中央都市には他のクラスメイトもいるのだ。
全てを救うには、桜の力を使うしか無かった。
「……わかった。一緒に戦おう」
「咲ちゃん!」
考えた末に、最終的に咲が出した結論は桜と共に戦うことだった。
「でももし危険が及びそうだったら、その時は桜を第一に優先する。それでいいよね」
「うん、私……がんばるから!」
「そう言う事ですので、後は私たちに任せてくださいソリスさん」
「すみません、私が力不足なばかりに。……二人共、無事に帰ってきてくださいね」
ソリスは咲と桜の無事を祈る。
それは奇しくも屋敷を出る時とは真逆な形となっていた。
「それじゃあ早速……」
咲はベルトに取り付けられたケースから指輪を取り出し、ベルトへと装着する。
『チェンジライズ! ケツァライザー!』
すると咲の周りに青白い粒子が舞い始めた。
そしてグレートカルノライザーの姿が解除され、代わりに翼竜を模したアーマーと翼が装着される。
その姿の名はケツァライザー。
ケツァルコアトルスの力を宿したその形態の特徴は何と言ってもその巨大な翼だ。
上空にいる魔霊王に桜の回復魔法を当てるためにはそこまで飛ばなければならないため、咲はそのためのフォームチェンジを行ったのだった。
「いくよ、桜」
そう言うと咲は桜を抱え上げ、ゆっくりと地面から飛び立つ。
「おやおや、まだ何か手があるのかね?」
同じ高さにまで飛んできた二人に向けて彼はそう言った。
それは煽りでもなんでもなく、ただ単に強者が故の興味本位からのそれであった。
だがその余裕が彼を追い詰めるのだ。
「ホーリーヒール!!」
「な、なんだと!?」
まさか咲の抱えている少女が上位回復魔法を放ってくるとは思わなかったためか、魔霊王は一切の抵抗もできないままに真正面からホーリーヒールを受けてしまった。
「ぐあ゛ぁっぁ!? な、なぜ君のような未成熟な女がこれほどの魔法を……!!」
それまでは一切の攻撃をものともしなかった魔霊王。そんな姿が嘘のように、彼は全身を焼くような痛みにもがき苦しんでいた。
いくら不死のような性質を持つ魔霊王であっても、所詮はアンデッドの延長線上の存在なのだ。
光属性や回復魔法には極端に弱く、それこそ下位魔法ですらダメージが通るほどだった。
「おのれ、もう許さない……ダークフレイム!!」
余裕を失った魔霊王は周りに真っ黒な魔法陣を出現さえ、そこから勢いよくどす黒い炎を噴き出させた。
その炎は先程ゾンビワイバーンたちが放っていたものと似ており、同様に闇属性であろうと咲は予想していた。
しかし仮にも魔将が放つ魔法なのだ。当然その効果はそれだけでは無かった。
「木が……!?」
咲が避けた炎はそのまま地面にまで飛んで行き、そこに生えていた木に着弾するなり一瞬にして枯らせたのだ。
「ぐっ、ふふ……見たかね? これが私の力。生命を蝕む、死そのものの力だ……! 驚いたかね? 恐怖したかね?」
魔霊王は得意げに二人に向けてそう言う。
だが二人は彼の言葉には一切耳を傾けず……。
「桜」
「うん。ホーリーヒール!!」
「ま、待て……! 今私が話している途中では無いか……ガァ゛ッアァ゛ァァ!?」
容赦なく、再びホーリーヒールを放ったのだった。
「こ、こんなこと……許されんぞ……!! 私は死そのもの……! 私が殺されるなど、あってはなら……ない」
魔霊王は断末魔の叫びと共に塵と化し、同時に雷雲も消え去った。
「倒せたの……?」
「うん、桜のおかげでね」
咲はへと高度を下げて行き、着地するなりゆっくりと桜を下ろした。
「はぁ……怖かったぁ……」
魔霊王への恐怖と高所への恐怖の二つの合わせ技によって、桜の足はそれはもうガックガクに震えてしまっていた。
「桜、もうこんな無茶はしないでよね?」
「ごめんね咲ちゃん。次からは最初から咲ちゃんと一緒にいくから大丈夫だよ」
「そう言うことじゃ……」
桜は冗談めいた様子でそう言う。
それに対し咲も仕方ないなあと言った風に受け入れていた。
戦闘は終わり、後は帰るだけ。
そのはずだった。
「あ、そうだ咲ちゃん。あのね、街に戻ったらさ……」
「何かしたいことでもあるの? ……あれ?」
桜からの返事が無いことに気付いた咲は彼女を確認するために後方へと振り向く。
「……桜?」
するとそこには腹を黒い棘に貫かれ、口から血を吐いている桜の姿があった。
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