41 / 101
41 魔人王
しおりを挟む
その少女は確かに自分の事を魔人王と言っていた。
普通に考えればただの子共のホラ話だと思うものだろうが、彼女の放つあまりにも膨大な魔力からはそれが嘘であるはずが無いと本能レベルで感じてしまうことだろう。
「魔人王……!」
それは咲であっても例外ではなく、目の前の少女が明らかにヤバイ存在であると言う事を彼女の本能は彼女自身に強く訴えかけていた。
「そう、私が魔人王。ところでさ~、おねーさん相当強いね~? そこのダニエルとかいうのも人間の中だとかなり強かったはずだったんだけど。正直その力、規格外すぎじゃない?」
「……何が目的なの?」
「え~そこ、気になっちゃう? いいよ~特別に教えてあげる。どうせ皆殺しちゃうし」
魔人王はヘラヘラと笑いながら咲の問いに答えた。
「私の目的はね~魔龍神王様が動きやすいように人間の世界を裏から牛耳ることなんだ~。そのためにブルーローズ家だっけ? まあ、そこのダニエルを使ってこのフェーレニアを落とそうとしたんだけど……」
魔人王は転がっているダニエルから咲の方へと視線を移す。
「おねーさんが思った以上に強すぎて、作戦が失敗しちゃったんだよね~。だから諸々の証拠の隠滅のためにも、私自らが出てきたってわけ」
「証拠の隠滅って……!」
「あははっ、わかっちゃった? この街をね~全部、ぜーんぶ破壊するの! そうすれば私のことを知る者はいなくなるし、洗脳の証拠も残らなくて対策されないでしょ?」
「洗脳……? それじゃレイナさんが言っていたのって……!」
咲は昨日レイナから聞いたことを思い出す。
ダニエルは元は優しい兄だったが、ある時を境に急に人格が変わってしまった……その話と今の少女の話を照らし合わせれば、必然的に見えてくるものがあった。
「そんな……貴様が、兄上を!!」
その時、少女と咲の話を聞いていたレイナがこうしてはいられないと闘技場の中央に飛び込んできた。
「全て、貴様のせいだったのか!?」
「あれ~? おねーさんって確か、ダニエルの妹ちゃんだったっけ? ふふっ……あははっ! そうだよ、私がダニエルを洗脳したの。ブルーローズ家の影響力を使って人間の世界を裏で牛耳るためにね。ついでに言うと~あなたのお父さんを呪いにかけたのもわ・た・し♡」
「兄上のみならずお父様まで……! ふざけるな……貴様のせいで、私たちは……!!」
レイナは怒りに身を任せて魔人王に斬りかかる。
目の前にいる少女のせいでブルーローズ家の歯車は狂ってしまったのだ。
冷静さを失ってそんな行動に出てしまうのも無理もない。
だが、魔人王はそんな荒い攻撃が通用するような相手ではなかった。
「あははっ、いいよいいよ~。そういう顔、好きなんだよね~」
魔人王はレイナの攻撃をヒラリと躱すと、両手に魔力を込め始めたのだった。
「それじゃ今度はこっちからいくよ~」
その瞬間、魔人王の両手からはそれぞれ全く別の魔法が放たれた。
「ッ!? 別の魔法を同時に発動するだと!?」
レイナはそんな魔人王を見て驚愕する。
本来、魔法と言うのは一つしか発動出来ないものなのだ。
と言うのも、詠唱を破棄しようが無詠唱で発動させようが魔法の発動には脳のリソースを大量に消費してしまうのである。
だが、魔人王にはそれが出来た。
全く別の系統の魔法を脳内で同時に処理できるのだ。それはもはや脳が二つあると言っても差し支えないものであった。
生まれつきの膨大な魔力量とその異常なまでの魔法の才。彼女はなるべくして五大魔将となったのだった。
「レイナさん、危ない!!」
ギリギリのところで咲は大盾を使って魔法を打ち消すことに成功する。
「あ、ありがとうございます……」
「礼は後です。今はあの魔人王をどうにかしないと……!」
たった一度の攻撃を受けただけで咲の持つトリケラシールドは半壊しており、次に攻撃を受ければ崩壊してしまうだろう。
それだけの威力の魔法を魔人王はジャブ感覚で放てるのだった。
全く持ってレベルが違う……この場の誰もがそう思ったことだろう。
だがそれでも諦めない者がいた。
いや、諦められないと言った方が正しいだろうか。
「うぉぉぉぉっ!!」
レイナは剣を構え直し、魔人王の元へと全力で走る。
すると魔人王はどういう訳か少し反応が遅れるのだった。
「ああもう、ちょこまかと移動しないでよ! 私運動は苦手なの!」
魔人王のその言葉通り、彼女はレイナの全力の走りに翻弄されていた。
剣聖の称号を持つレイナの機敏さと剣術は一級品であり、近接戦闘だけに限れば相当な実力者なのだ。
対して魔人王は尋常じゃない魔力と凄まじい魔法の腕があるだけのただの女の子であった。
そう、彼女は運動能力ではレイナに遠く及ばないのである。
「貰った!!」
そんな魔人王に肉薄したレイナは剣を振り下ろす。
「……へへっ、引っかかったね」
だがその瞬間、レイナは後方に大きく吹き飛ばされたのだった。
「確かに魔術師は運動が苦手。だから懐に潜っちゃえば何もさせずに倒せる……って、そう思ってたでしょ?」
「がふっ……な、なにが……」
「答え合わせしてあげる~。じゃじゃ~ん!」
魔人王が楽しそうな声でそう言った瞬間、彼女の周りに数えきれない程の魔法陣が姿を現したのだった。
「あらかじめ私の周りには大量の設置式の魔法を置いてあるんだよ~。何も知らずに跳び込んで返り討ちにあった気分はどう? おねーさん、身体能力は高くても注意力がざこざこだね~」
負傷が激しく、もはや立つことも出来ないレイナを魔人王は嘲笑する。
そんな彼女にとどめを刺すべく魔人王は再び魔力を両手に込め始めた。
「させない!」
それを止めようと咲が動こうとするが……。
「邪魔しないでね?」
「くっ……!?」
大量の魔法陣が咲を取り囲んでしまい、身動きが取れなくなってしまう。
「あっちのおねーさんが惨めに死んでいく所をそこで見ていてね?」
「レイナさん!!」
咲が彼女の名を叫ぶのとほぼ同時に、魔人王の腕から放たれた魔法がレイナを包み込んだ。
「待って、だめ……そんな……」
何も出来ないことへの悔やみ、そして目の前の命を救えない自分への怒りが彼女を蝕むんでいく。
『……フロストドライバー』
その時、咲の腰にこれまでとは全く別のベルトが現れるのだった。
「私のせい……。私が弱いから、何も救えない……!」
咲の周りにどす黒い氷の粒が舞い始める。
そして明らかに様子のおかしい彼女のその腕がベルトへと向かっていた。
……このままでは取り返しがつかないことになるだろう。
今彼女が付けている氷山を模したベルトはフロストドライバーと言い、最悪にして災厄のフォーム『グレイシャルライザー』へと変身するためのものである。
過去に一度だけ変身したその時は闇に飲まれた咲がその有り余る力に振り回され、エネルギーが尽きるまでひたすらに破壊の限りを尽くしたのだ。
もし今彼女がそのグレイシャルライザーに変身すれば魔人王は倒せても代償にこの街が地図から消えることになるだろう。
……しかし、結果としてそうなることは無かった。
「なっ、なんで死んでないの!? っていうか何その姿! 想定外なんだけど……!?」
どういう訳か魔人王の魔法によって命を落としたはずのレイナがそこに立っていたのだ。
それどころか彼女の体はみるみるその姿を変えて行き、ついには真っ白の毛に覆われた巨大な狼となったのである。
「え……? なに、これ……?」
思わず咲はそう口にしていた。
そして咲の意識がそちらに持っていかれたためかフロストドライバーは影も形も無くなっており、ひとまずこの街の消失の危機は無くなったのだった。
普通に考えればただの子共のホラ話だと思うものだろうが、彼女の放つあまりにも膨大な魔力からはそれが嘘であるはずが無いと本能レベルで感じてしまうことだろう。
「魔人王……!」
それは咲であっても例外ではなく、目の前の少女が明らかにヤバイ存在であると言う事を彼女の本能は彼女自身に強く訴えかけていた。
「そう、私が魔人王。ところでさ~、おねーさん相当強いね~? そこのダニエルとかいうのも人間の中だとかなり強かったはずだったんだけど。正直その力、規格外すぎじゃない?」
「……何が目的なの?」
「え~そこ、気になっちゃう? いいよ~特別に教えてあげる。どうせ皆殺しちゃうし」
魔人王はヘラヘラと笑いながら咲の問いに答えた。
「私の目的はね~魔龍神王様が動きやすいように人間の世界を裏から牛耳ることなんだ~。そのためにブルーローズ家だっけ? まあ、そこのダニエルを使ってこのフェーレニアを落とそうとしたんだけど……」
魔人王は転がっているダニエルから咲の方へと視線を移す。
「おねーさんが思った以上に強すぎて、作戦が失敗しちゃったんだよね~。だから諸々の証拠の隠滅のためにも、私自らが出てきたってわけ」
「証拠の隠滅って……!」
「あははっ、わかっちゃった? この街をね~全部、ぜーんぶ破壊するの! そうすれば私のことを知る者はいなくなるし、洗脳の証拠も残らなくて対策されないでしょ?」
「洗脳……? それじゃレイナさんが言っていたのって……!」
咲は昨日レイナから聞いたことを思い出す。
ダニエルは元は優しい兄だったが、ある時を境に急に人格が変わってしまった……その話と今の少女の話を照らし合わせれば、必然的に見えてくるものがあった。
「そんな……貴様が、兄上を!!」
その時、少女と咲の話を聞いていたレイナがこうしてはいられないと闘技場の中央に飛び込んできた。
「全て、貴様のせいだったのか!?」
「あれ~? おねーさんって確か、ダニエルの妹ちゃんだったっけ? ふふっ……あははっ! そうだよ、私がダニエルを洗脳したの。ブルーローズ家の影響力を使って人間の世界を裏で牛耳るためにね。ついでに言うと~あなたのお父さんを呪いにかけたのもわ・た・し♡」
「兄上のみならずお父様まで……! ふざけるな……貴様のせいで、私たちは……!!」
レイナは怒りに身を任せて魔人王に斬りかかる。
目の前にいる少女のせいでブルーローズ家の歯車は狂ってしまったのだ。
冷静さを失ってそんな行動に出てしまうのも無理もない。
だが、魔人王はそんな荒い攻撃が通用するような相手ではなかった。
「あははっ、いいよいいよ~。そういう顔、好きなんだよね~」
魔人王はレイナの攻撃をヒラリと躱すと、両手に魔力を込め始めたのだった。
「それじゃ今度はこっちからいくよ~」
その瞬間、魔人王の両手からはそれぞれ全く別の魔法が放たれた。
「ッ!? 別の魔法を同時に発動するだと!?」
レイナはそんな魔人王を見て驚愕する。
本来、魔法と言うのは一つしか発動出来ないものなのだ。
と言うのも、詠唱を破棄しようが無詠唱で発動させようが魔法の発動には脳のリソースを大量に消費してしまうのである。
だが、魔人王にはそれが出来た。
全く別の系統の魔法を脳内で同時に処理できるのだ。それはもはや脳が二つあると言っても差し支えないものであった。
生まれつきの膨大な魔力量とその異常なまでの魔法の才。彼女はなるべくして五大魔将となったのだった。
「レイナさん、危ない!!」
ギリギリのところで咲は大盾を使って魔法を打ち消すことに成功する。
「あ、ありがとうございます……」
「礼は後です。今はあの魔人王をどうにかしないと……!」
たった一度の攻撃を受けただけで咲の持つトリケラシールドは半壊しており、次に攻撃を受ければ崩壊してしまうだろう。
それだけの威力の魔法を魔人王はジャブ感覚で放てるのだった。
全く持ってレベルが違う……この場の誰もがそう思ったことだろう。
だがそれでも諦めない者がいた。
いや、諦められないと言った方が正しいだろうか。
「うぉぉぉぉっ!!」
レイナは剣を構え直し、魔人王の元へと全力で走る。
すると魔人王はどういう訳か少し反応が遅れるのだった。
「ああもう、ちょこまかと移動しないでよ! 私運動は苦手なの!」
魔人王のその言葉通り、彼女はレイナの全力の走りに翻弄されていた。
剣聖の称号を持つレイナの機敏さと剣術は一級品であり、近接戦闘だけに限れば相当な実力者なのだ。
対して魔人王は尋常じゃない魔力と凄まじい魔法の腕があるだけのただの女の子であった。
そう、彼女は運動能力ではレイナに遠く及ばないのである。
「貰った!!」
そんな魔人王に肉薄したレイナは剣を振り下ろす。
「……へへっ、引っかかったね」
だがその瞬間、レイナは後方に大きく吹き飛ばされたのだった。
「確かに魔術師は運動が苦手。だから懐に潜っちゃえば何もさせずに倒せる……って、そう思ってたでしょ?」
「がふっ……な、なにが……」
「答え合わせしてあげる~。じゃじゃ~ん!」
魔人王が楽しそうな声でそう言った瞬間、彼女の周りに数えきれない程の魔法陣が姿を現したのだった。
「あらかじめ私の周りには大量の設置式の魔法を置いてあるんだよ~。何も知らずに跳び込んで返り討ちにあった気分はどう? おねーさん、身体能力は高くても注意力がざこざこだね~」
負傷が激しく、もはや立つことも出来ないレイナを魔人王は嘲笑する。
そんな彼女にとどめを刺すべく魔人王は再び魔力を両手に込め始めた。
「させない!」
それを止めようと咲が動こうとするが……。
「邪魔しないでね?」
「くっ……!?」
大量の魔法陣が咲を取り囲んでしまい、身動きが取れなくなってしまう。
「あっちのおねーさんが惨めに死んでいく所をそこで見ていてね?」
「レイナさん!!」
咲が彼女の名を叫ぶのとほぼ同時に、魔人王の腕から放たれた魔法がレイナを包み込んだ。
「待って、だめ……そんな……」
何も出来ないことへの悔やみ、そして目の前の命を救えない自分への怒りが彼女を蝕むんでいく。
『……フロストドライバー』
その時、咲の腰にこれまでとは全く別のベルトが現れるのだった。
「私のせい……。私が弱いから、何も救えない……!」
咲の周りにどす黒い氷の粒が舞い始める。
そして明らかに様子のおかしい彼女のその腕がベルトへと向かっていた。
……このままでは取り返しがつかないことになるだろう。
今彼女が付けている氷山を模したベルトはフロストドライバーと言い、最悪にして災厄のフォーム『グレイシャルライザー』へと変身するためのものである。
過去に一度だけ変身したその時は闇に飲まれた咲がその有り余る力に振り回され、エネルギーが尽きるまでひたすらに破壊の限りを尽くしたのだ。
もし今彼女がそのグレイシャルライザーに変身すれば魔人王は倒せても代償にこの街が地図から消えることになるだろう。
……しかし、結果としてそうなることは無かった。
「なっ、なんで死んでないの!? っていうか何その姿! 想定外なんだけど……!?」
どういう訳か魔人王の魔法によって命を落としたはずのレイナがそこに立っていたのだ。
それどころか彼女の体はみるみるその姿を変えて行き、ついには真っ白の毛に覆われた巨大な狼となったのである。
「え……? なに、これ……?」
思わず咲はそう口にしていた。
そして咲の意識がそちらに持っていかれたためかフロストドライバーは影も形も無くなっており、ひとまずこの街の消失の危機は無くなったのだった。
13
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし〜
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜
きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…?
え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの??
俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ!
____________________________________________
突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった!
那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。
しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」
そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?)
呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!)
謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。
※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。
※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。
※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎
⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる