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第21話 虎一郎、お店をもらう
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麻衣歌は昼休みの交代を終えると、仮眠室の「麻衣歌エリア」に戻ってきて呟いた。
「まさか高橋さんが、あんなに沢山の有名人とフレンドだったなんて……」
麻衣歌はそう呟きながらテントの前でパジャマに着替え始めると、ゴミ箱を片付けに来た男性社員が仮眠室に入ってきた。
ガチャッ……
「え!? うわっ、鶴井田さん! な、なんで着替えて! すっ、すみません!」
麻衣歌は驚いた男性社員を見ながら、悠然とパジャマを羽織って答えた。
「あら、大丈夫よ。気にしないで」
「え、いや」
「では、わたくし寝ますので」
「え? あ、は、はい。おやすみなさい……」
麻衣歌はそう言うとテントの中へ入っていった。
男性社員は唖然とした顔で、麻衣歌を見送ると、テントに名前が書いてある事に気づいた。
「え、鶴井田さん、住んでるの……? あ、冷蔵庫もある。……え、家出?」
男性社員は小さく呟きながらゴミ箱の片付けると、不審そうな表情で仮眠室を出ていった。
その頃虎一郎は、愛芽と一緒に畑に大豆を植えていた。
「コイちゃん、これで全部?」
「うむ、そのようであるな。大変助かった愛芽殿」
「ははは、全然だいじょうぶ。ゲームの中なら、そんなに疲れないしね」
「そういえば愛芽殿。野菜に肥料を与えたいのだが、私の家には厠が無いのだ」
「かわや?」
「うむ。排便や尿を垂れる……」
「あ、ああ、トイレね!」
「おお、この国ではトイレと言うのだな。糞尿は良い肥料になるのだ」
「そうなんだ。でも、ゲームの中だとトイレは無いよ。ってかコイちゃん、ここに来てから用を足してないでしょ」
「そうなのだ……。少し気になっていたのだが」
「あたしたちは元の世界に戻った時にトイレに行くんだけど、コイちゃんは食べる必要がないからお腹も空かないし、トイレも行かなくて良いはずだよ」
「やはりそうであったか……」
虎一郎は少しうつむくと、愛芽は驚いて心配そうに言った。
「コイちゃん、ごめんね。コイちゃんは人間じゃ……」
「なんと便利な体なのだ!」
虎一郎は突然笑顔で顔を上げた。
「ええっ!?」
「私は食い扶持(食べ物を買うための費用)のために父上と共に命をかけて戦っていたのだ。食わずに済むとはなんと素晴らしいことか!」
「え? そ、そうなのっ!?」
「食わずに済むならば……、ん? ならば、この国で野菜を作っても食べる者など……」
すると愛芽は笑顔になって答えた。
「コイちゃん、この世界はいくら食べても太らないんだ。だから、食べる事は人気なんだよ」
「なんと」
「それにね、この世界でも料理をした人の腕前で味が変わるから、料理するのも人気なんだ」
「ほう……」
「あ、そうだ! 採れた野菜を使って食べ物屋さんとかやってみたら面白いんじゃない?」
「ふむ……。確かに将軍様に野菜をそのまま差し上げるよりも、調理をしたものを差し上げたほうが良さそうであるな。しかし私の料理など……」
「ううん、朝食べた魚もとっても美味しかったし、コイちゃんだったら絶対出来るよ!」
「お、おお。そう言って頂けると嬉しい限りだ」
「よし、決まった! じゃあ、本当に食べ物屋さんやろうよ。あたし使ってないお店に心当たりがあるんだ」
「使ってない店?」
「うん。お世話になっているイリューシュさんっていう人が、昔お母さんたちがやってたお店を取っておいてくれてるの」
「愛芽殿のお母上は店をやっていたのであるか」
「あたしが生まれる前だけどね。今はショッピングモールに移動したんだけど、イリューシュさんが元の店を残したいって言ったみたいで」
すると虎一郎は少し申し訳なさそうに言った。
「愛芽殿。しかし、そのような思い入れのあるお店を……」
「ううん。お母さんたちも『誰かお店を使ってくれないかな』って言ってたから、大丈夫なんじゃないかな」
「……いや、しかし」
「ってか、イリューシュさんはピンデチの知事だし、一度一緒に会っておこうよ」
「ちじ?」
「あ、えっと、……、あ、そっか、前にコイちゃんが言ってた殿さまみたいな人だよ」
「なんと殿様であるか! やはりあの城下町にも殿様が」
「うん。あの街の事を決める人だから殿さまで良いんだよね」
「おお、それは正しく殿様であるな! それならば、何卒お目にかかりたい」
「ははは、良かった。じゃあ行こう」
それを聞いた虎一郎は近くにいたツバキを抱えあげると、お菊の側へ行った。
「お菊、少し出かけてくる。ツバキを頼んでも良いか」
「モォ」
「ツバキ、いい子にしているのだぞ」
「わん!」
虎一郎はツバキをお菊に預けると、愛芽と一緒にピンデチのG区画と呼ばれるエリアにあるイリューシュの家へと向かった。
―― G区画 ――
「コイちゃん、ここだよ」
「……。なんという立派な屋敷なのだ……」
虎一郎はイリューシュの豪邸に驚いた。
コンコン
愛芽は玄関をノックすると大きな声で言った。
「こんにちはー、イリューシュさーん」
ガチャ
扉が開くと上品な50代くらいの女性が愛芽を笑顔で迎えた。
「まぁ。愛芽さん、いらっしゃい。茜衣さんと菜七海さんも来ていますよ。……ええと、そちらの方は」
「はっ。虎一郎と申します」
虎一郎は両膝をついて深々と頭を下げるとイリューシュは驚いて虎一郎の前にしゃがんだ。
「まぁまぁ、お顔を上げてください。こんにちは、私はイリューシュです」
虎一郎はその言葉に一礼して立ち上がると、愛芽が虎一郎の事をイリューシュに説明した。
「イリューシュさん、この人はA4480なんです。今あたし世話役をやってて」
「まぁ、あの戦国時代の方ね。愛芽さんが世話役になったんですね」
「はい。で、食べ物屋さんをやろうかと思ってて、イリューシュさんに取っておいてもらってるお店を使わせてもらえないかなぁ、と思って来たんです」
「まぁ、メイさんたちのお店ね。もちろんです。メイさんたちも使ってほしいと言っていましたしね」
「ありがとうございます!」
イリューシュはアイテム欄からお店のライセンスキーを選択してコピーすると、愛芽に送信した。
「愛芽さん、お店のライセンスキーのコピーを送りました。これで、お店は自由に使えるはずです」
「あ、受け取りました! ありがとうございます」
「どんなお店になるのか楽しみですね。ふふふ」
すると愛芽は不思議そうな顔つきで会話を聞いていた虎一郎に言った。
「コイちゃん、お店もらったよ」
「な! なんと! これは大変かたじけない!」
するとその時、家の中から茜衣と菜七海がやってきた。
「あ、コイっち!」
「コイっち」
「おお! これは茜衣殿に菜七海殿!」
虎一郎は2人を見て笑顔になると、イリューシュも笑顔になって虎一郎に言った。
「あら、虎一郎さん。茜衣さんと菜七海さんともお知り合いなんですね。ささ、虎一郎さん。折角ですから中へ入ってください」
「ははっ!」
虎一郎は美しい所作で立ち上がると、みんなと一緒に家の中に入っていった。
「まさか高橋さんが、あんなに沢山の有名人とフレンドだったなんて……」
麻衣歌はそう呟きながらテントの前でパジャマに着替え始めると、ゴミ箱を片付けに来た男性社員が仮眠室に入ってきた。
ガチャッ……
「え!? うわっ、鶴井田さん! な、なんで着替えて! すっ、すみません!」
麻衣歌は驚いた男性社員を見ながら、悠然とパジャマを羽織って答えた。
「あら、大丈夫よ。気にしないで」
「え、いや」
「では、わたくし寝ますので」
「え? あ、は、はい。おやすみなさい……」
麻衣歌はそう言うとテントの中へ入っていった。
男性社員は唖然とした顔で、麻衣歌を見送ると、テントに名前が書いてある事に気づいた。
「え、鶴井田さん、住んでるの……? あ、冷蔵庫もある。……え、家出?」
男性社員は小さく呟きながらゴミ箱の片付けると、不審そうな表情で仮眠室を出ていった。
その頃虎一郎は、愛芽と一緒に畑に大豆を植えていた。
「コイちゃん、これで全部?」
「うむ、そのようであるな。大変助かった愛芽殿」
「ははは、全然だいじょうぶ。ゲームの中なら、そんなに疲れないしね」
「そういえば愛芽殿。野菜に肥料を与えたいのだが、私の家には厠が無いのだ」
「かわや?」
「うむ。排便や尿を垂れる……」
「あ、ああ、トイレね!」
「おお、この国ではトイレと言うのだな。糞尿は良い肥料になるのだ」
「そうなんだ。でも、ゲームの中だとトイレは無いよ。ってかコイちゃん、ここに来てから用を足してないでしょ」
「そうなのだ……。少し気になっていたのだが」
「あたしたちは元の世界に戻った時にトイレに行くんだけど、コイちゃんは食べる必要がないからお腹も空かないし、トイレも行かなくて良いはずだよ」
「やはりそうであったか……」
虎一郎は少しうつむくと、愛芽は驚いて心配そうに言った。
「コイちゃん、ごめんね。コイちゃんは人間じゃ……」
「なんと便利な体なのだ!」
虎一郎は突然笑顔で顔を上げた。
「ええっ!?」
「私は食い扶持(食べ物を買うための費用)のために父上と共に命をかけて戦っていたのだ。食わずに済むとはなんと素晴らしいことか!」
「え? そ、そうなのっ!?」
「食わずに済むならば……、ん? ならば、この国で野菜を作っても食べる者など……」
すると愛芽は笑顔になって答えた。
「コイちゃん、この世界はいくら食べても太らないんだ。だから、食べる事は人気なんだよ」
「なんと」
「それにね、この世界でも料理をした人の腕前で味が変わるから、料理するのも人気なんだ」
「ほう……」
「あ、そうだ! 採れた野菜を使って食べ物屋さんとかやってみたら面白いんじゃない?」
「ふむ……。確かに将軍様に野菜をそのまま差し上げるよりも、調理をしたものを差し上げたほうが良さそうであるな。しかし私の料理など……」
「ううん、朝食べた魚もとっても美味しかったし、コイちゃんだったら絶対出来るよ!」
「お、おお。そう言って頂けると嬉しい限りだ」
「よし、決まった! じゃあ、本当に食べ物屋さんやろうよ。あたし使ってないお店に心当たりがあるんだ」
「使ってない店?」
「うん。お世話になっているイリューシュさんっていう人が、昔お母さんたちがやってたお店を取っておいてくれてるの」
「愛芽殿のお母上は店をやっていたのであるか」
「あたしが生まれる前だけどね。今はショッピングモールに移動したんだけど、イリューシュさんが元の店を残したいって言ったみたいで」
すると虎一郎は少し申し訳なさそうに言った。
「愛芽殿。しかし、そのような思い入れのあるお店を……」
「ううん。お母さんたちも『誰かお店を使ってくれないかな』って言ってたから、大丈夫なんじゃないかな」
「……いや、しかし」
「ってか、イリューシュさんはピンデチの知事だし、一度一緒に会っておこうよ」
「ちじ?」
「あ、えっと、……、あ、そっか、前にコイちゃんが言ってた殿さまみたいな人だよ」
「なんと殿様であるか! やはりあの城下町にも殿様が」
「うん。あの街の事を決める人だから殿さまで良いんだよね」
「おお、それは正しく殿様であるな! それならば、何卒お目にかかりたい」
「ははは、良かった。じゃあ行こう」
それを聞いた虎一郎は近くにいたツバキを抱えあげると、お菊の側へ行った。
「お菊、少し出かけてくる。ツバキを頼んでも良いか」
「モォ」
「ツバキ、いい子にしているのだぞ」
「わん!」
虎一郎はツバキをお菊に預けると、愛芽と一緒にピンデチのG区画と呼ばれるエリアにあるイリューシュの家へと向かった。
―― G区画 ――
「コイちゃん、ここだよ」
「……。なんという立派な屋敷なのだ……」
虎一郎はイリューシュの豪邸に驚いた。
コンコン
愛芽は玄関をノックすると大きな声で言った。
「こんにちはー、イリューシュさーん」
ガチャ
扉が開くと上品な50代くらいの女性が愛芽を笑顔で迎えた。
「まぁ。愛芽さん、いらっしゃい。茜衣さんと菜七海さんも来ていますよ。……ええと、そちらの方は」
「はっ。虎一郎と申します」
虎一郎は両膝をついて深々と頭を下げるとイリューシュは驚いて虎一郎の前にしゃがんだ。
「まぁまぁ、お顔を上げてください。こんにちは、私はイリューシュです」
虎一郎はその言葉に一礼して立ち上がると、愛芽が虎一郎の事をイリューシュに説明した。
「イリューシュさん、この人はA4480なんです。今あたし世話役をやってて」
「まぁ、あの戦国時代の方ね。愛芽さんが世話役になったんですね」
「はい。で、食べ物屋さんをやろうかと思ってて、イリューシュさんに取っておいてもらってるお店を使わせてもらえないかなぁ、と思って来たんです」
「まぁ、メイさんたちのお店ね。もちろんです。メイさんたちも使ってほしいと言っていましたしね」
「ありがとうございます!」
イリューシュはアイテム欄からお店のライセンスキーを選択してコピーすると、愛芽に送信した。
「愛芽さん、お店のライセンスキーのコピーを送りました。これで、お店は自由に使えるはずです」
「あ、受け取りました! ありがとうございます」
「どんなお店になるのか楽しみですね。ふふふ」
すると愛芽は不思議そうな顔つきで会話を聞いていた虎一郎に言った。
「コイちゃん、お店もらったよ」
「な! なんと! これは大変かたじけない!」
するとその時、家の中から茜衣と菜七海がやってきた。
「あ、コイっち!」
「コイっち」
「おお! これは茜衣殿に菜七海殿!」
虎一郎は2人を見て笑顔になると、イリューシュも笑顔になって虎一郎に言った。
「あら、虎一郎さん。茜衣さんと菜七海さんともお知り合いなんですね。ささ、虎一郎さん。折角ですから中へ入ってください」
「ははっ!」
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