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第2章[異世界] 念願の異世界にやってきた‼︎…でも

第16話 王都

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こいつめっちゃいいやつじゃね?

俺の顔見ても嫌にならないとかどんだけ心広いやつなんだ!ついさっきまでは、なんだこいつうざいなとか思ってたよ!←酷い 

はっ!そうだ!こいつとなら友達になれるんじゃないか!?だって俺の顔で嫌わないんだし!

「あの!僕は夏っていいます!あなたの名前は?」

「ん?あー!そういえば言ってなかったっすね!俺はレイっていうっす!」

「えっと、レイ!これからも、その、よ、よろしくお願いします!」

俺はこれから友達としてよろしくという意味を込めて言った。

「おうっす!よろしくなナツ!」

「はい!」

普段あまり表情を変えず無表情な俺だが、この時は人生初の友達が出来たことが嬉しくって、まんえんの笑顔で返事をした。

ボソッ「…っ!ヤバ…可愛いっ!…」

「え?」

「あ、いや!なんでもないっす!じゃあまた後で!」

そう言って、レイは去っていった。



ふー、一時はどうなることかと思ったが、人生初の友達が出来たぞ!なかなか俺の異世界ライフは順調じゃないか?あんな奴もいるもんなんだなー







とりあえず体が治った俺は何か手伝える事はないかとエヴァンの所に向かったがもうする事はないようで、俺は結局何も出来なかった。




————————————



そして次の日、また王都に向かい出発した。


この日は1時間程だった所で王都に着いた。


このエストニア王国はこの世界で最も人口の多い大きな国で、特に王都エストニアは最も発展した豊かな都だ。と、エヴァンが途中説明してくれた。

そして俺は門をくぐる所で警備員の人に呼び止められた。

「お前!身分証を見せろ!」

え!?身分証とかいるの!?ど、どうしよ!と俺が困っているとエヴァンが割って入ってきて、

「ナツは身分証を持ってないんだ。」

「持ってない?」

「そうだ。だからここを通してくれ」

「いくら兵団長様の願いでもそりゃあ無理だ。そんなフードで顔隠した怪しい者を通すわけにはいかない。」

「ナツは俺達兵団の命の恩人だ。」

「こんな小さい奴が?」

「ナツは巫女だ。そしてこのまま王城に連れて行く」

「巫女!?失礼した!どうぞお通り下さい。」


やっと通れた…それにしてもさっきのはなんだ!?俺が巫女って分かった瞬間態度変えて、あと俺王城に連れて行かれんの!?取り調べとかされると思ってはいたが、いきなり王城って…結構俺、やばくないか!?


そうして俺はエヴァンに連れられて王城に向かった。ちなみに、他の隊員達やアレン達は兵団の本部に戻ったらしい。



———着いた王城はまさに異世界って感じのお城だった。←語彙力


そして今、俺の目の前には王様がいる。



………なんで!?


















どうもこひつじです!お気に入りが300いきそうでびびっております!本当に皆様いつもご観覧くださりありがとうございます!(o^^o)

登場人物紹介にレイについてを追加します!良ければ見てみて下さい!











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