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アラフィフ暗殺者、異世界転生を果たす
33,アンラッキーガール
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「おい、ゼノ。あれはどういうことだよ?」
ゴルディの言葉にゼノは視線を向ける。すると彼は不機嫌そうな顔をしながらゴルディに向かって口を開いた。
「なんだ?俺の教育方針に不満があるのか?」
「不満しかないだろ?お前が連れてきた女だぜ?なのにどうしてナナシのやつは大切なカジノの金を貢いでるんだよ!」
「貢いでいるわけじゃない。ティファニアさんは勝ったお金で遊んでいるだけだ」
ゼノはそう言って肩をすくめる。
「そもそもティファニアさんの実力は本物だ。それにカジノの客なんだから金を使ってくれるならそれでいいじゃないか」
「そりゃそうだが……」
「なら文句を言うな。ティファニアさんが勝ち続けるのも運のうちだ。それともお前は、ナナシが金を貢ぐためにイカサマをして勝たせているとでも言いたいのか?」
「う、そ、それは……」
ゴルディは言葉を詰まらせる。確かにティファニアが勝つのはおかしいが、だからといってナナシがイカサマをしている証拠はない。それにカジノは金さえあれば客を選ぶようなことはしていないのだ。だからティファニアが負けることがあってもおかしくないのだが。
「とにかく、あの子に負けた分を取り戻さないとな……」
「ふふ。どうやらその必要もないみたいだぞ?」
「え?」
ティファニアは調子に乗ったのか、次々とチップをベットしていく。その度に周りのギャラリーは盛り上がり、ティファニアは次々に負けてチップを没収されていく……。
♦
「うぅ……。また負けちゃったよぉ~……」
最後のチップを全て失い、スタッフルームに戻ってきたティファニアはテーブルの上に突っ伏す。その様子を見てカロンは大きなため息をついた。
「嬢ちゃんよ……。いくらなんでもやりすぎだろ」
「だってぇ……。」
「だってもへちまもあるか。いいかい嬢ちゃん、最初に勝たせておいて最後に全部持って行くなんてのはな、典型的な詐欺の手法なんだよ」
「えっ?」
「例えば最初のゲームであんたが勝ってチップを大量に手に入れたとするだろ?そこであんたはこう考えるはずだ。『これだけあるんだから、もうちょっとくらい使ってもいいんじゃないか?』ってな」
「う、うん」
「んでもって、次にあんたはまた大量にチップを手に入れる。そして同じように考えちまって、結局は大量のチップを失うことになるんだ」
「そ、そんなぁ……」
「ギャンブルにハマっちまったらそういうもんなのさ。つまりあんたはナナシにかもられたってことだ」
カロンにそう言われて、ティファニアはナナシの方を見る。
「そうなんですか、ナナシさん!」
「さ、さあねぇ。一体何のことだか、私には分からないねぇ……」
「しらばっくれてんじゃねぇよ!このインチキ野郎が!」
カロンに頭を殴られそうになって、ナナシは慌てて逃げる。それを見ていたティファニアはクスリと笑みを浮かべた。
「だいたいカロン、私がそんな詐欺をした証拠なんてどこにあるんだい?ただたんに君がそう思っただけだろう?」
「ああ、そうだな。だが俺は別に間違っているとは思わないね。第一、あんなに簡単に大金が手に入れば誰だってそう思うだろ?」
「ふむ……」
ナナシは腕を組むと考える仕草をする。それからしばらくして、ナナシはポンッと手を叩いた。
「よし、分かった。じゃあ君の言う通り、私はイカサマをしていたことにしよう」
「ほ、本当ですか!?」
ティファニアはぱあっと顔を輝かせる。しかし、ナナシは首を横に振った。
「ただし、それを証明できたらの話だ」
「ふざけてんじゃねえぞ!お前のイカサマのやり方なんて証明できるわけがねえだろ!」
カロンが怒鳴ると、ナナシはニヤリと笑う。
「確かに普通の方法じゃ無理かもしれないけど、実は私は一つだけ方法があるんだ」
「そ、それは……?」
ティファニアが尋ねると、ナナシはポケットの中から一冊の手帳を取り出す。
「これを使えば、私のイカサマの証拠を押さえることができる」
「んなこと言ったって、その手帳には何も書いてないだろうが!」
「ところがどっこい、これにはしっかりと書いているのさ」
ナナシはそのページをペラペラと捲る。
「ここに書かれているのは、今までに私が行ってきたイカサマの記録さ」
「なっ……!」
「どうだい?これで私のイカサマの方法を証明した気にならないか?」
「……なるほど、その手帳を見せりゃあ、確かに証拠になるかもしれねぇな」
「ふふん、だろ?」
得意げに鼻を鳴らすナナシ。しかし、次の瞬間に彼の顔から笑顔が消える。
「だがな、それでもお前がイカサマをしているっていう証拠にはならないんだよ」
「はあ?何を言ってるんだい?」
「その手帳は確かに立派な物なんだろう。だけど、それだけじゃあまだ足りないんだよ」
「足りない?どういう意味だい?」
「簡単なことさ。お前がその手帳を他人に見せても問題がないと判断したら、それを証明する方法がどこにもないんだよ」
「それは……」
言葉に詰まるナナシを見て、カロンはニヤリと笑みを浮かべるのだった。
ゴルディの言葉にゼノは視線を向ける。すると彼は不機嫌そうな顔をしながらゴルディに向かって口を開いた。
「なんだ?俺の教育方針に不満があるのか?」
「不満しかないだろ?お前が連れてきた女だぜ?なのにどうしてナナシのやつは大切なカジノの金を貢いでるんだよ!」
「貢いでいるわけじゃない。ティファニアさんは勝ったお金で遊んでいるだけだ」
ゼノはそう言って肩をすくめる。
「そもそもティファニアさんの実力は本物だ。それにカジノの客なんだから金を使ってくれるならそれでいいじゃないか」
「そりゃそうだが……」
「なら文句を言うな。ティファニアさんが勝ち続けるのも運のうちだ。それともお前は、ナナシが金を貢ぐためにイカサマをして勝たせているとでも言いたいのか?」
「う、そ、それは……」
ゴルディは言葉を詰まらせる。確かにティファニアが勝つのはおかしいが、だからといってナナシがイカサマをしている証拠はない。それにカジノは金さえあれば客を選ぶようなことはしていないのだ。だからティファニアが負けることがあってもおかしくないのだが。
「とにかく、あの子に負けた分を取り戻さないとな……」
「ふふ。どうやらその必要もないみたいだぞ?」
「え?」
ティファニアは調子に乗ったのか、次々とチップをベットしていく。その度に周りのギャラリーは盛り上がり、ティファニアは次々に負けてチップを没収されていく……。
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「うぅ……。また負けちゃったよぉ~……」
最後のチップを全て失い、スタッフルームに戻ってきたティファニアはテーブルの上に突っ伏す。その様子を見てカロンは大きなため息をついた。
「嬢ちゃんよ……。いくらなんでもやりすぎだろ」
「だってぇ……。」
「だってもへちまもあるか。いいかい嬢ちゃん、最初に勝たせておいて最後に全部持って行くなんてのはな、典型的な詐欺の手法なんだよ」
「えっ?」
「例えば最初のゲームであんたが勝ってチップを大量に手に入れたとするだろ?そこであんたはこう考えるはずだ。『これだけあるんだから、もうちょっとくらい使ってもいいんじゃないか?』ってな」
「う、うん」
「んでもって、次にあんたはまた大量にチップを手に入れる。そして同じように考えちまって、結局は大量のチップを失うことになるんだ」
「そ、そんなぁ……」
「ギャンブルにハマっちまったらそういうもんなのさ。つまりあんたはナナシにかもられたってことだ」
カロンにそう言われて、ティファニアはナナシの方を見る。
「そうなんですか、ナナシさん!」
「さ、さあねぇ。一体何のことだか、私には分からないねぇ……」
「しらばっくれてんじゃねぇよ!このインチキ野郎が!」
カロンに頭を殴られそうになって、ナナシは慌てて逃げる。それを見ていたティファニアはクスリと笑みを浮かべた。
「だいたいカロン、私がそんな詐欺をした証拠なんてどこにあるんだい?ただたんに君がそう思っただけだろう?」
「ああ、そうだな。だが俺は別に間違っているとは思わないね。第一、あんなに簡単に大金が手に入れば誰だってそう思うだろ?」
「ふむ……」
ナナシは腕を組むと考える仕草をする。それからしばらくして、ナナシはポンッと手を叩いた。
「よし、分かった。じゃあ君の言う通り、私はイカサマをしていたことにしよう」
「ほ、本当ですか!?」
ティファニアはぱあっと顔を輝かせる。しかし、ナナシは首を横に振った。
「ただし、それを証明できたらの話だ」
「ふざけてんじゃねえぞ!お前のイカサマのやり方なんて証明できるわけがねえだろ!」
カロンが怒鳴ると、ナナシはニヤリと笑う。
「確かに普通の方法じゃ無理かもしれないけど、実は私は一つだけ方法があるんだ」
「そ、それは……?」
ティファニアが尋ねると、ナナシはポケットの中から一冊の手帳を取り出す。
「これを使えば、私のイカサマの証拠を押さえることができる」
「んなこと言ったって、その手帳には何も書いてないだろうが!」
「ところがどっこい、これにはしっかりと書いているのさ」
ナナシはそのページをペラペラと捲る。
「ここに書かれているのは、今までに私が行ってきたイカサマの記録さ」
「なっ……!」
「どうだい?これで私のイカサマの方法を証明した気にならないか?」
「……なるほど、その手帳を見せりゃあ、確かに証拠になるかもしれねぇな」
「ふふん、だろ?」
得意げに鼻を鳴らすナナシ。しかし、次の瞬間に彼の顔から笑顔が消える。
「だがな、それでもお前がイカサマをしているっていう証拠にはならないんだよ」
「はあ?何を言ってるんだい?」
「その手帳は確かに立派な物なんだろう。だけど、それだけじゃあまだ足りないんだよ」
「足りない?どういう意味だい?」
「簡単なことさ。お前がその手帳を他人に見せても問題がないと判断したら、それを証明する方法がどこにもないんだよ」
「それは……」
言葉に詰まるナナシを見て、カロンはニヤリと笑みを浮かべるのだった。
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