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第二十四話
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私の秘部は、しばらくの間は楓の大事なあそこを忘れないと思う。
あんなにも大きいものが私の中に挿入ってしまうとか、私の秘部は大丈夫なんだろうか。
楓以外のものは、もう受け付けないんじゃないかとさえ思ってしまう。
まぁ、それが普通なんだろうけど。
「どうしたの? なにかあった?」
楓は、心配そうな表情で私を見てくる。
一応、お風呂から上がった後だから服は着ているものの、私の秘部はちょっと過敏になっていた。
下着はちゃんと穿いているけれど、なんだかムラムラして落ち着かない。
まだ、やり足りないのかな。
「ううん。なんでもないよ」
私は、努めて笑顔でそう言っていた。
楓が心配するようなことは何もない。
ただ、もう少しだけ楓とスキンシップがしたいっていうのは私の本音だ。
でも勉強も大事だと思う。
今は、勉強に集中しないと。
「そんなことよりも、ほら。はやく課題を終わらせないと」
「うん」
楓は、私に言われたとおりに教科書に載っている問題集を解いていく。
難しいところは丁寧に説明してあげて、だが。
これは、ご褒美も必要かな。
「それが終わったら、お風呂場でやった事の続きをやろっか?」
私は、呟くようにそう言っていた。
意図的にではなく、本当に何気なくそう言っていたのだから仕方ない。
「え……」
私の言葉を聞いた途端、楓の表情が変わる。
嫌そうな表情ではないが、どこか遠慮がちな表情を浮かべていた。
まさか私の口からそんなことを言うとは思わなかったっていうような感じだ。
悪いんだけど、私だって普通(?)の女の子だ。
エッチなことだって普通に考える。
「私とのスキンシップは嫌なの?」
「そんなことはないけど……」
「だったら、少しくらいはね。考えてほしいかな」
「うん。わかってはいるんだけど……。もう少しだけ課題をやりたいなって……」
楓は、教科書に載っている問題集の答えをノートに書きながらそう言った。
スキンシップを図りたいのは私のわがままだから、そう言われてしまうとなんともできない。
「そうだよね。そっちも大事だよね。でも……」
私は、寂しそうな表情を浮かべて楓を見る。
私って意外とスケベなのかな。
楓の顔を見ていると、どうにも感情を抑えられない。
楓は、そんな私に気を遣ってか、微笑を浮かべて言った。
「香奈姉ちゃんとのスキンシップは、いつも楽しみにしてるんだよ。だから、そんなに落ち込まないでよ」
「うん。ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいかも」
「それに香奈姉ちゃんはいつも積極的だから、僕としてはちょうどいいんだ」
「ちょうどいいって?」
「僕は見てのとおり積極的な方じゃないから、香奈姉ちゃんと一緒にいるのは、とても安心するんだよ」
「そっか」
楓の言葉を聞いて、私はちょっと安心してしまう。
私と付き合う前の楓って、どんな感じだったのかな?
家事全般が得意な『弟』っていう印象しかなかったから、詳しくはわからないんだよなぁ。
ここまで仲良くはなかったし……。
「香奈姉ちゃんはどうなの? 僕と一緒にいて安心とかは──」
「安心してなかったら、弟くんと一緒にお風呂に入ったりはしてないよ。ましてや、スキンシップなんかは……」
あんまり楓を不安にさせるのはよくないと思い、そう言ったんだけど、素直すぎたかな。
途端、楓はその場で固まってしまう。
勉強していた手が止まってしまっていたのだ。
「手が止まっているよ」
「ああ、うん……。ごめん」
「別にいいよ。正直すぎるのも、なにかと問題だね」
私は、楓の顔を見てそう言っていた。
彼の態度を見ていれば、すぐにわかってしまう。
やっぱりゴムをした状態でのセックスは、物足りないということだ。
私自身も楓のことは言えないが、あれだけでは……。
そんな私の心の内を読み取ったかのように楓は言ってくる。
「香奈姉ちゃん。やっぱりアレはなかったことには──」
「そんなのできるわけがないでしょ! 弟くんとは、色々と関係があるんだから……」
「それを言われると返す言葉がないです……」
「特にも、お風呂場でのアレは、私にも責任があるんだから、弟くんはそんなに気にしなくてもいいんだよ。それに──」
「それに?」
「それに弟くんの面倒を見るのは私の仕事。他の女の子には任せられないの」
私は、自然な笑みを浮かべて楓の頬に手を添えていた。
「僕は、その……」
楓は、まだ何か言いたそうな表情をしている。
私がいないと不安なのかな。
勉強は人並みにはできるみたいだから、そこまで心配する必要はないかと思うんだけど。
「なに? まだ心配事があるの?」
「ううん。なんでもない」
楓は、少しだけ表情を緩めてそう言った。
そして、何事もなかったかのように勉強をし始める。
なんでもないのなら、いいんだけど。
私も、教えられる範囲内で楓に教える。
「やっぱりね。弟くんは、私に安心感を与えてくれるから、近くにいてくれないと嫌だな」
「いきなりなんの話?」
「なんでもないよ。こっちの事──」
私は、そう言ったものの無性に嬉しくなってしまった。
やっぱりダメだな。私って──
楓といると、ついつい本音が出てしまう。
楓は、なんだか納得がいかないような表情をしていたが、その辺りは気にしないでおく。
お風呂場での続きは、勉強が終わってからにしておこう。
とりあえず今日の勉強をやり終えると、疲れたのか楓はさっそくテーブルの上に突っ伏した。
「あー。やっと終わった~」
楓の部屋でやったことなので怒ることとかはないけど、それでも注意くらいはしてしまう。
「だらしないよ、弟くん。自分の部屋だからシャキッとする必要はないけど、一応女の子が見てるんだし……」
「ん~。香奈姉ちゃんになら、見られても平気かな。家族みたいなものだし、少しくらいダラダラしたって別に──」
一体、どの口からそんな言葉が出てくるのやら。
「そんなことを私の前で言っちゃうかなぁ」
私は、ムッとした表情でそう言うと楓の背後にまわる。
そして、すかさず楓の背中に抱きついた。
「えいっ」
「っ……! 香奈姉ちゃん!」
楓は、びっくりしたのかむくりと起き上がる。
私の胸のやわらかな感触が楓の背中に伝わっているはずだ。
別にそれが目的でやったわけではないけど、少しでも楓が元気になれるのなら私としては嬉しい。
「どうかな? これなら元気になれる?」
「元気にって……。これは違う意味で……」
「なにかな? よく聞こえないなぁ。言いたいことはハッキリと言わないとわからないよ」
「それは……」
「また黙り込むの? だから弟くんは──」
そう言いかけたところで、私は止まってしまう。
それは、あまりにもいきなりの事だった。
私の胸を抑えているブラジャーがブチッと音を立てたのだ。
それと同時に、私の胸が抑えを失って垂れ下がる。
「っ……!」
私は、咄嗟に楓の背中にギュッと抱きついて垂れ下がった胸を支える。
言うまでもなく、楓が思案げに訊いてきた。
「どうしたの? やけに胸の重みと感触が強く感じるけど……」
「うん……。ちょっとね」
これは一口には説明しにくい。
ブラジャーの紐が千切れたなんて、とても言えないし。
「香奈姉ちゃん。もしかして……」
どうやら楓も気づいたみたいだ。
今さら恥ずかしいなんてことはないけど、説明しにくいことには変わりない。
「たぶん弟くんが想像したとおりだと思うよ……」
私は、そのままの意味も踏まえてそう言っていた。
──さて。
楓はどうするつもりなのかな。
私とセックスをするなら、今がチャンスだと思うけど。
どちらにしても、今着用している下着は使い物にならないから、できるなら新しいものに変えないと。しかし──
「と、とりあえず新しい下着に変えたらどうかな?」
「わかってるんだけど……。ちょっと無理かな」
楓の提案を、私は丁重に拒否する。
残念だけど、今はちょっと身動きができない状況なのだ。
なぜかというと──
「そ、そうみたいだね。とてもじゃないけど無理だね。僕が香奈姉ちゃんの立場でも同じことをしていると思うし」
どうやら、楓にもわかったみたいだ。
私が今、この体勢を崩したら、ブラジャーが服の中からずり落ちるという事に。
そうなると、ノーブラの状態とほとんど変わらない。
はっきり言って、おっぱいの大きい私にとってノーブラで居続けるのは、かなりの苦痛だ。
お風呂の時ならともかく、服を着ている今の状態では、おっぱいの先端部が服と擦れてしまい、かなり敏感になる。
だからといって、裸になるっていうのも……。
楓は、どうすべきだと考えているんだろうか。
ちょっとだけ気になるな。
あんなにも大きいものが私の中に挿入ってしまうとか、私の秘部は大丈夫なんだろうか。
楓以外のものは、もう受け付けないんじゃないかとさえ思ってしまう。
まぁ、それが普通なんだろうけど。
「どうしたの? なにかあった?」
楓は、心配そうな表情で私を見てくる。
一応、お風呂から上がった後だから服は着ているものの、私の秘部はちょっと過敏になっていた。
下着はちゃんと穿いているけれど、なんだかムラムラして落ち着かない。
まだ、やり足りないのかな。
「ううん。なんでもないよ」
私は、努めて笑顔でそう言っていた。
楓が心配するようなことは何もない。
ただ、もう少しだけ楓とスキンシップがしたいっていうのは私の本音だ。
でも勉強も大事だと思う。
今は、勉強に集中しないと。
「そんなことよりも、ほら。はやく課題を終わらせないと」
「うん」
楓は、私に言われたとおりに教科書に載っている問題集を解いていく。
難しいところは丁寧に説明してあげて、だが。
これは、ご褒美も必要かな。
「それが終わったら、お風呂場でやった事の続きをやろっか?」
私は、呟くようにそう言っていた。
意図的にではなく、本当に何気なくそう言っていたのだから仕方ない。
「え……」
私の言葉を聞いた途端、楓の表情が変わる。
嫌そうな表情ではないが、どこか遠慮がちな表情を浮かべていた。
まさか私の口からそんなことを言うとは思わなかったっていうような感じだ。
悪いんだけど、私だって普通(?)の女の子だ。
エッチなことだって普通に考える。
「私とのスキンシップは嫌なの?」
「そんなことはないけど……」
「だったら、少しくらいはね。考えてほしいかな」
「うん。わかってはいるんだけど……。もう少しだけ課題をやりたいなって……」
楓は、教科書に載っている問題集の答えをノートに書きながらそう言った。
スキンシップを図りたいのは私のわがままだから、そう言われてしまうとなんともできない。
「そうだよね。そっちも大事だよね。でも……」
私は、寂しそうな表情を浮かべて楓を見る。
私って意外とスケベなのかな。
楓の顔を見ていると、どうにも感情を抑えられない。
楓は、そんな私に気を遣ってか、微笑を浮かべて言った。
「香奈姉ちゃんとのスキンシップは、いつも楽しみにしてるんだよ。だから、そんなに落ち込まないでよ」
「うん。ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいかも」
「それに香奈姉ちゃんはいつも積極的だから、僕としてはちょうどいいんだ」
「ちょうどいいって?」
「僕は見てのとおり積極的な方じゃないから、香奈姉ちゃんと一緒にいるのは、とても安心するんだよ」
「そっか」
楓の言葉を聞いて、私はちょっと安心してしまう。
私と付き合う前の楓って、どんな感じだったのかな?
家事全般が得意な『弟』っていう印象しかなかったから、詳しくはわからないんだよなぁ。
ここまで仲良くはなかったし……。
「香奈姉ちゃんはどうなの? 僕と一緒にいて安心とかは──」
「安心してなかったら、弟くんと一緒にお風呂に入ったりはしてないよ。ましてや、スキンシップなんかは……」
あんまり楓を不安にさせるのはよくないと思い、そう言ったんだけど、素直すぎたかな。
途端、楓はその場で固まってしまう。
勉強していた手が止まってしまっていたのだ。
「手が止まっているよ」
「ああ、うん……。ごめん」
「別にいいよ。正直すぎるのも、なにかと問題だね」
私は、楓の顔を見てそう言っていた。
彼の態度を見ていれば、すぐにわかってしまう。
やっぱりゴムをした状態でのセックスは、物足りないということだ。
私自身も楓のことは言えないが、あれだけでは……。
そんな私の心の内を読み取ったかのように楓は言ってくる。
「香奈姉ちゃん。やっぱりアレはなかったことには──」
「そんなのできるわけがないでしょ! 弟くんとは、色々と関係があるんだから……」
「それを言われると返す言葉がないです……」
「特にも、お風呂場でのアレは、私にも責任があるんだから、弟くんはそんなに気にしなくてもいいんだよ。それに──」
「それに?」
「それに弟くんの面倒を見るのは私の仕事。他の女の子には任せられないの」
私は、自然な笑みを浮かべて楓の頬に手を添えていた。
「僕は、その……」
楓は、まだ何か言いたそうな表情をしている。
私がいないと不安なのかな。
勉強は人並みにはできるみたいだから、そこまで心配する必要はないかと思うんだけど。
「なに? まだ心配事があるの?」
「ううん。なんでもない」
楓は、少しだけ表情を緩めてそう言った。
そして、何事もなかったかのように勉強をし始める。
なんでもないのなら、いいんだけど。
私も、教えられる範囲内で楓に教える。
「やっぱりね。弟くんは、私に安心感を与えてくれるから、近くにいてくれないと嫌だな」
「いきなりなんの話?」
「なんでもないよ。こっちの事──」
私は、そう言ったものの無性に嬉しくなってしまった。
やっぱりダメだな。私って──
楓といると、ついつい本音が出てしまう。
楓は、なんだか納得がいかないような表情をしていたが、その辺りは気にしないでおく。
お風呂場での続きは、勉強が終わってからにしておこう。
とりあえず今日の勉強をやり終えると、疲れたのか楓はさっそくテーブルの上に突っ伏した。
「あー。やっと終わった~」
楓の部屋でやったことなので怒ることとかはないけど、それでも注意くらいはしてしまう。
「だらしないよ、弟くん。自分の部屋だからシャキッとする必要はないけど、一応女の子が見てるんだし……」
「ん~。香奈姉ちゃんになら、見られても平気かな。家族みたいなものだし、少しくらいダラダラしたって別に──」
一体、どの口からそんな言葉が出てくるのやら。
「そんなことを私の前で言っちゃうかなぁ」
私は、ムッとした表情でそう言うと楓の背後にまわる。
そして、すかさず楓の背中に抱きついた。
「えいっ」
「っ……! 香奈姉ちゃん!」
楓は、びっくりしたのかむくりと起き上がる。
私の胸のやわらかな感触が楓の背中に伝わっているはずだ。
別にそれが目的でやったわけではないけど、少しでも楓が元気になれるのなら私としては嬉しい。
「どうかな? これなら元気になれる?」
「元気にって……。これは違う意味で……」
「なにかな? よく聞こえないなぁ。言いたいことはハッキリと言わないとわからないよ」
「それは……」
「また黙り込むの? だから弟くんは──」
そう言いかけたところで、私は止まってしまう。
それは、あまりにもいきなりの事だった。
私の胸を抑えているブラジャーがブチッと音を立てたのだ。
それと同時に、私の胸が抑えを失って垂れ下がる。
「っ……!」
私は、咄嗟に楓の背中にギュッと抱きついて垂れ下がった胸を支える。
言うまでもなく、楓が思案げに訊いてきた。
「どうしたの? やけに胸の重みと感触が強く感じるけど……」
「うん……。ちょっとね」
これは一口には説明しにくい。
ブラジャーの紐が千切れたなんて、とても言えないし。
「香奈姉ちゃん。もしかして……」
どうやら楓も気づいたみたいだ。
今さら恥ずかしいなんてことはないけど、説明しにくいことには変わりない。
「たぶん弟くんが想像したとおりだと思うよ……」
私は、そのままの意味も踏まえてそう言っていた。
──さて。
楓はどうするつもりなのかな。
私とセックスをするなら、今がチャンスだと思うけど。
どちらにしても、今着用している下着は使い物にならないから、できるなら新しいものに変えないと。しかし──
「と、とりあえず新しい下着に変えたらどうかな?」
「わかってるんだけど……。ちょっと無理かな」
楓の提案を、私は丁重に拒否する。
残念だけど、今はちょっと身動きができない状況なのだ。
なぜかというと──
「そ、そうみたいだね。とてもじゃないけど無理だね。僕が香奈姉ちゃんの立場でも同じことをしていると思うし」
どうやら、楓にもわかったみたいだ。
私が今、この体勢を崩したら、ブラジャーが服の中からずり落ちるという事に。
そうなると、ノーブラの状態とほとんど変わらない。
はっきり言って、おっぱいの大きい私にとってノーブラで居続けるのは、かなりの苦痛だ。
お風呂の時ならともかく、服を着ている今の状態では、おっぱいの先端部が服と擦れてしまい、かなり敏感になる。
だからといって、裸になるっていうのも……。
楓は、どうすべきだと考えているんだろうか。
ちょっとだけ気になるな。
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