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第十八話
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美沙先輩とのデートが終わり、無事に家に帰ってくると、いつもどおりと言うべきか香奈姉ちゃんが出迎えてくれた。
「おかえり、楓。美沙ちゃんとのデートはどうだった?」
家に帰ってきての香奈姉ちゃんの第一声がそれである。
「それは、その……」
僕は、返答に困ってしまい口元を引き結んでしまう。
こんな時、なんて答えればいいのかわからないんだけど。
香奈姉ちゃんは、そんな僕の態度を見て、軽くため息を吐き、口を開く。
「そんなに悩むことなの? 女の子とのデートは、例え楽しくなかったとしても『楽しかった』って言うものなんだよ」
「いや、楽しくなかったって事はないんだけど……」
「それなら、いいんじゃないかな。美沙ちゃんも、楓とデートができて嬉しかったと思うよ」
「そうかな? 僕なんかとデートしたって、きっとつまんなかったに決まってるよ」
僕は、不安そうな表情で香奈姉ちゃんを見る。
ホントに、嬉しかったんだろうか。
僕とのデートなんて、きっと──。
香奈姉ちゃんは、僕の口元に指を添えて言う。
「そんなことないよ。私は、楓のそういうところが好きになったんだから、美沙ちゃんにだって、その辺りのことはちゃんとわかっているはずだよ」
「そういうところって?」
「楓は気にしなくてもいいことだよ。私たちが、ちゃんとわかっているからいいの」
「………」
僕は、釈然としない表情で香奈姉ちゃんを見る。
香奈姉ちゃんたちがわかっていても、僕がわからないんじゃ意味がないような気がするんだけど。
どうなんだろう。
すると香奈姉ちゃんは、大人びたような笑みを浮かべて言った。
「そんな顔しないの。楓には、まだやる事があるんだから」
「やる事? そっか。美沙先輩にお礼のメールを送らないと──」
僕は、さっそくスマホを出して、メールを打ち始める。
とりあえず、お礼は言っておかないと。
香奈姉ちゃんは、なぜかムッとした表情を浮かべて僕を見てくる。
「違うでしょ。私と一緒にお風呂に入るんだよ」
「え……。また香奈姉ちゃんと……」
僕は、つい表情を引き攣らせてしまう。
「何よ、その嫌そうな顔は? そんなに私と一緒にお風呂に入るのは、嫌なの?」
「嫌じゃないけど……。香奈姉ちゃんの体をお触りするのは、ちょっと……」
「そんなの、姉弟のちょっとしたスキンシップじゃない。私は、大丈夫だからいいのよ」
「でも……」
「とにかく。楓に拒否権はないんだから、はやく入ろう」
香奈姉ちゃんは、僕の腕を掴んでそのまま浴室へと引っ張っていく。
「うぅ……」
こんな声をあげても、たぶん香奈姉ちゃんには聞こえていないんだろうな。
問答無用で浴室に入る。
香奈姉ちゃんがお風呂を沸かしてくれたのか、手前の部屋の中は温かい。
香奈姉ちゃんは、部屋に入るなりドアを閉めてすぐに服を脱ぎ始めた。
「何してるの? 楓もはやく脱ぎなさいよ」
呆然としている僕に香奈姉ちゃんはそう言ってくる。
下着姿の香奈姉ちゃんを見るのは、罪悪感が……。今回は、水色だ。
「う、うん……」
じっとしていてもしょうがないか。
僕は、あきらめて服を脱ぎ始める。
今日は意外と寒かったから、正直、お風呂はありがたいな。
入浴中、香奈姉ちゃんは、いつもどおりというべきか僕に寄り添ってくる。
香奈姉ちゃんにとって、僕とのこの時間はしあわせのひと時なんだろうな。
香奈姉ちゃんは、僕の手を取ると、そのまま自身の胸元に当てがわせる。
普通に柔らかくて気持ちいい感触だ。
両手ともそんな感触だと、ついにぎにぎとしてしまいそうでもある。
いいのかな?
香奈姉ちゃんは、何も言わないし。
それにしたって──。
兄には、絶対にしない行為だ。それ以前に、一緒にお風呂に入るって事自体しないだろう。
「ねぇ、楓」
「何? 香奈姉ちゃん」
「美沙ちゃんだけど……。キスとかはしてきたの?」
「え、いや……。キスは、してきてはいないよ」
いきなり何の話だろうと思ったけど、すぐにピンときた。
おそらく、美沙先輩とのデート中にしてきたことを聞きたいらしい。
はっきり言うが、美沙先輩が僕にキスをしてきた事はない。
「それじゃ、ハグとかは? それくらいは、してきたでしょ?」
「いや。それも特には……」
「ホントに? あの美沙ちゃんが、何もしなかったっていうのは、それこそ眉唾物なんだけど」
ハグとかは、どうだろう。
僕の腕にしがみついてきたのはたしかだけど、それをハグって言うには、ちょっと違う気もするし。
それよりも、香奈姉ちゃんが僕に対してやってる事が気になるんだけど。
僕の大事な箇所に、香奈姉ちゃんのお尻が当たってるんだが……。
本人は、自覚があるんだろうか。
しかし、それを僕から言うことはない。
あくまでも、平静を装う。
「でも事実、何もしてこなかったわけだし。香奈姉ちゃんが気にすることはないんじゃないかな」
「そっか。美沙ちゃんが何もしてこなかったのなら、それはそれで良かったのかもしれない」
香奈姉ちゃんは、そう言ってさらに体をすり寄せてくる。
もう密着してるので、これ以上は抱きしめてしまうような距離感だ。
「どう? 私の体の感触…気持ちいいかな?」
「う、うん。気持ちいいよ」
僕は、平常心でそう答える。
取り乱してしまったら、香奈姉ちゃんになんて言われるかわからないからだ。
もしかしたら、ひやかされてしまうかもしれないし。
「もしかして、緊張してるのかな?」
「そんなことは──」
僕が何かを言いかけたところで、香奈姉ちゃんは僕の大事な箇所を優しく握る。
しかもデリケートな箇所なのがわかっているのか、撫でくりまわすように触ってきた。
「うっ……」
僕は、あまりのことに声をあげてしまう。
「楓の大事なあそこはとっても素直みたいだけど。そんなことなかったりするの?」
「あの……。それは……」
お願いだから香奈姉ちゃんのその綺麗な手で、そんな粗末なものを握るのはやめてほしい。
気持ちよくて、勃起しそうだ。
たしかに一度は、香奈姉ちゃんの大事な箇所の中に入ったものだけど。
二度目はさすがに、あるかどうかもわからないんだし。
「そっか。もう一回、やってみればわかるかもしれないよね」
「え……。それって?」
「何よ。私を焦らしているの? それとも、もう私とはセックスはできないって事なの?」
「そんなことはない…けど……。さすがにセックスは……」
「大丈夫だよ。私は、我慢強いタイプだから。ちょっとしたことには、耐えられるよ」
香奈姉ちゃんは、頬を赤く染めてそう言ってきた。
僕の大事な箇所を意図的に勃起させて、そのままセックスする流れにしてしまうのは、香奈姉ちゃんの常套手段なんだろう。
それに、お風呂場だとお互いに裸だから気兼ねなくできそうだし。
いいのかな?
ゴムも無しでセックスするっていうのは、さすがに……。
「でも中での射精は、やめてね。さすがに子供ができちゃうのはまずいから……」
「セックス中に、その調整はできないかも……。せめてゴムがあれば──」
「ゴムか……。さすがにお風呂場には、持ってきてないなぁ」
「それじゃ、今回は──」
「はっきり言っておくけど、やらないっていう選択肢はないからね。一緒にお風呂に入っている以上、ちゃんと覚悟を決めてね」
「僕に拒否権は?」
「拒否権ねぇ。さっきも言ったけど、基本的にはないかな」
「そんな……。香奈姉ちゃんは、僕のお姉ちゃん的な存在なんだし、セックス以外のことをしてくれると嬉しいかも……」
「セックス以外のこと…か。う~ん……。なんだろう。特に思いつかないな」
香奈姉ちゃんは、あきらめなさいと言うような態度で僕に迫ってくる。
まずい。
お風呂場でセックスするのは、色んな意味でまずい。
たしかに、僕の部屋でするよりかは比較的安心なのかもしれないけれど。途中で兄や花音が入ってきたらどうするつもりなんだろうか。
そのリスクは、お風呂場でも変わらないと思う。
「それじゃ、お風呂から上がってからでも、勉強を──」
「勉強ねぇ。教えてあげてもいいけど、お姉ちゃんとしてはちゃんとしたご褒美がほしいな」
香奈姉ちゃんは、上目遣いで僕のことを見てきた。
ご褒美って、やっぱりセックスになるのか。
それにしたって──。
香奈姉ちゃんのその仕草は反則だよ。
「わ、わかったよ。ご褒美は考えておくよ」
「約束だよ。破ったら承知しないからね」
とりあえず、香奈姉ちゃんとの過度なスキンシップは避けることができたから、その辺は良しとしておこう。
「おかえり、楓。美沙ちゃんとのデートはどうだった?」
家に帰ってきての香奈姉ちゃんの第一声がそれである。
「それは、その……」
僕は、返答に困ってしまい口元を引き結んでしまう。
こんな時、なんて答えればいいのかわからないんだけど。
香奈姉ちゃんは、そんな僕の態度を見て、軽くため息を吐き、口を開く。
「そんなに悩むことなの? 女の子とのデートは、例え楽しくなかったとしても『楽しかった』って言うものなんだよ」
「いや、楽しくなかったって事はないんだけど……」
「それなら、いいんじゃないかな。美沙ちゃんも、楓とデートができて嬉しかったと思うよ」
「そうかな? 僕なんかとデートしたって、きっとつまんなかったに決まってるよ」
僕は、不安そうな表情で香奈姉ちゃんを見る。
ホントに、嬉しかったんだろうか。
僕とのデートなんて、きっと──。
香奈姉ちゃんは、僕の口元に指を添えて言う。
「そんなことないよ。私は、楓のそういうところが好きになったんだから、美沙ちゃんにだって、その辺りのことはちゃんとわかっているはずだよ」
「そういうところって?」
「楓は気にしなくてもいいことだよ。私たちが、ちゃんとわかっているからいいの」
「………」
僕は、釈然としない表情で香奈姉ちゃんを見る。
香奈姉ちゃんたちがわかっていても、僕がわからないんじゃ意味がないような気がするんだけど。
どうなんだろう。
すると香奈姉ちゃんは、大人びたような笑みを浮かべて言った。
「そんな顔しないの。楓には、まだやる事があるんだから」
「やる事? そっか。美沙先輩にお礼のメールを送らないと──」
僕は、さっそくスマホを出して、メールを打ち始める。
とりあえず、お礼は言っておかないと。
香奈姉ちゃんは、なぜかムッとした表情を浮かべて僕を見てくる。
「違うでしょ。私と一緒にお風呂に入るんだよ」
「え……。また香奈姉ちゃんと……」
僕は、つい表情を引き攣らせてしまう。
「何よ、その嫌そうな顔は? そんなに私と一緒にお風呂に入るのは、嫌なの?」
「嫌じゃないけど……。香奈姉ちゃんの体をお触りするのは、ちょっと……」
「そんなの、姉弟のちょっとしたスキンシップじゃない。私は、大丈夫だからいいのよ」
「でも……」
「とにかく。楓に拒否権はないんだから、はやく入ろう」
香奈姉ちゃんは、僕の腕を掴んでそのまま浴室へと引っ張っていく。
「うぅ……」
こんな声をあげても、たぶん香奈姉ちゃんには聞こえていないんだろうな。
問答無用で浴室に入る。
香奈姉ちゃんがお風呂を沸かしてくれたのか、手前の部屋の中は温かい。
香奈姉ちゃんは、部屋に入るなりドアを閉めてすぐに服を脱ぎ始めた。
「何してるの? 楓もはやく脱ぎなさいよ」
呆然としている僕に香奈姉ちゃんはそう言ってくる。
下着姿の香奈姉ちゃんを見るのは、罪悪感が……。今回は、水色だ。
「う、うん……」
じっとしていてもしょうがないか。
僕は、あきらめて服を脱ぎ始める。
今日は意外と寒かったから、正直、お風呂はありがたいな。
入浴中、香奈姉ちゃんは、いつもどおりというべきか僕に寄り添ってくる。
香奈姉ちゃんにとって、僕とのこの時間はしあわせのひと時なんだろうな。
香奈姉ちゃんは、僕の手を取ると、そのまま自身の胸元に当てがわせる。
普通に柔らかくて気持ちいい感触だ。
両手ともそんな感触だと、ついにぎにぎとしてしまいそうでもある。
いいのかな?
香奈姉ちゃんは、何も言わないし。
それにしたって──。
兄には、絶対にしない行為だ。それ以前に、一緒にお風呂に入るって事自体しないだろう。
「ねぇ、楓」
「何? 香奈姉ちゃん」
「美沙ちゃんだけど……。キスとかはしてきたの?」
「え、いや……。キスは、してきてはいないよ」
いきなり何の話だろうと思ったけど、すぐにピンときた。
おそらく、美沙先輩とのデート中にしてきたことを聞きたいらしい。
はっきり言うが、美沙先輩が僕にキスをしてきた事はない。
「それじゃ、ハグとかは? それくらいは、してきたでしょ?」
「いや。それも特には……」
「ホントに? あの美沙ちゃんが、何もしなかったっていうのは、それこそ眉唾物なんだけど」
ハグとかは、どうだろう。
僕の腕にしがみついてきたのはたしかだけど、それをハグって言うには、ちょっと違う気もするし。
それよりも、香奈姉ちゃんが僕に対してやってる事が気になるんだけど。
僕の大事な箇所に、香奈姉ちゃんのお尻が当たってるんだが……。
本人は、自覚があるんだろうか。
しかし、それを僕から言うことはない。
あくまでも、平静を装う。
「でも事実、何もしてこなかったわけだし。香奈姉ちゃんが気にすることはないんじゃないかな」
「そっか。美沙ちゃんが何もしてこなかったのなら、それはそれで良かったのかもしれない」
香奈姉ちゃんは、そう言ってさらに体をすり寄せてくる。
もう密着してるので、これ以上は抱きしめてしまうような距離感だ。
「どう? 私の体の感触…気持ちいいかな?」
「う、うん。気持ちいいよ」
僕は、平常心でそう答える。
取り乱してしまったら、香奈姉ちゃんになんて言われるかわからないからだ。
もしかしたら、ひやかされてしまうかもしれないし。
「もしかして、緊張してるのかな?」
「そんなことは──」
僕が何かを言いかけたところで、香奈姉ちゃんは僕の大事な箇所を優しく握る。
しかもデリケートな箇所なのがわかっているのか、撫でくりまわすように触ってきた。
「うっ……」
僕は、あまりのことに声をあげてしまう。
「楓の大事なあそこはとっても素直みたいだけど。そんなことなかったりするの?」
「あの……。それは……」
お願いだから香奈姉ちゃんのその綺麗な手で、そんな粗末なものを握るのはやめてほしい。
気持ちよくて、勃起しそうだ。
たしかに一度は、香奈姉ちゃんの大事な箇所の中に入ったものだけど。
二度目はさすがに、あるかどうかもわからないんだし。
「そっか。もう一回、やってみればわかるかもしれないよね」
「え……。それって?」
「何よ。私を焦らしているの? それとも、もう私とはセックスはできないって事なの?」
「そんなことはない…けど……。さすがにセックスは……」
「大丈夫だよ。私は、我慢強いタイプだから。ちょっとしたことには、耐えられるよ」
香奈姉ちゃんは、頬を赤く染めてそう言ってきた。
僕の大事な箇所を意図的に勃起させて、そのままセックスする流れにしてしまうのは、香奈姉ちゃんの常套手段なんだろう。
それに、お風呂場だとお互いに裸だから気兼ねなくできそうだし。
いいのかな?
ゴムも無しでセックスするっていうのは、さすがに……。
「でも中での射精は、やめてね。さすがに子供ができちゃうのはまずいから……」
「セックス中に、その調整はできないかも……。せめてゴムがあれば──」
「ゴムか……。さすがにお風呂場には、持ってきてないなぁ」
「それじゃ、今回は──」
「はっきり言っておくけど、やらないっていう選択肢はないからね。一緒にお風呂に入っている以上、ちゃんと覚悟を決めてね」
「僕に拒否権は?」
「拒否権ねぇ。さっきも言ったけど、基本的にはないかな」
「そんな……。香奈姉ちゃんは、僕のお姉ちゃん的な存在なんだし、セックス以外のことをしてくれると嬉しいかも……」
「セックス以外のこと…か。う~ん……。なんだろう。特に思いつかないな」
香奈姉ちゃんは、あきらめなさいと言うような態度で僕に迫ってくる。
まずい。
お風呂場でセックスするのは、色んな意味でまずい。
たしかに、僕の部屋でするよりかは比較的安心なのかもしれないけれど。途中で兄や花音が入ってきたらどうするつもりなんだろうか。
そのリスクは、お風呂場でも変わらないと思う。
「それじゃ、お風呂から上がってからでも、勉強を──」
「勉強ねぇ。教えてあげてもいいけど、お姉ちゃんとしてはちゃんとしたご褒美がほしいな」
香奈姉ちゃんは、上目遣いで僕のことを見てきた。
ご褒美って、やっぱりセックスになるのか。
それにしたって──。
香奈姉ちゃんのその仕草は反則だよ。
「わ、わかったよ。ご褒美は考えておくよ」
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