色づく世界の端っこで

星夜るな

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第一章

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先輩方が帰るのをみて、僕も帰ろうとすると仲野先生に呼び止められた。


「あー。星井くんは残ってくださいね。」 


帰りたいんだけど…。

「どうしたんです?」

ニコ。

あっ。


「…はい。碧気をつけて帰って。」

碧は、少し悩み。
「わかった。またね。バイバ~イ。」

元気に帰っていった。

みんながいなくなると

今までに見たことのない真面目な顔で

「約束してほしいことがあります。まず一つ、これから、何かあったときは、連絡してください。二つ、父親が来たときは、隠れること。三つ、碧くん、佐久たちにも話せる範囲で話すこと。これを守ってください。いいですね。」

ニコ。


「三つ目をなくしてほしいです。」

「だめです。もう、理由を知ったんです。これからのことを話さなくても、彼らは彼らでどうにかしょうとしますよ。それなら、話せることを話したほうがいいはずです。」

そう言われても困る。
だって、





「関係ないじゃないですか。」


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