色づく世界の端っこで

星夜るな

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第一章

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今は、九時五十分。

約束の時間は、十時。


早すぎたかな。

川石駅の前で集合…。


ん。あれって。

近づいていくと


「おはよう!彩人ありがとうな!」

やっぱり…。

そこには、朝からテンション高い夏海くんがいた。

「おはよう。」

今日の夏海くんは、水色のベースの色に青の線が入っているパーカーに白のズボン。白の靴に青の紐が入った。オシャレな格好。

僕は…というと。

モノクロのシャツに、黒のズボン頭には白のキャップ。靴は、黒一色だ。

朝少し、碧たちに顔を見せに行った。
その時に、何故か服装を念入りに碧にチェックされ。『うん!おかしいところはないね!合格だよ!』と、合格をもらった。




「いや、やっぱり学校で会うのと少し違うな。」

夏海くんが、弾んだ声でそういった。

「…。」

「じゃあさ。最初は○✕に行きたいんだ。」

「わかった。」

と、僕と夏海くんは、肩を並べながら目的のお店に向かった。
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