愛されたい少年

星夜るな

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2章

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話終わったあと、ラオルとおじいちゃんは、僕を抱きしめてくれた。

辛かったね。という訳ではなく…

「頑張ったね。」
って、言ってくれた。

そういえば、今回は倒れなかったな…なんて言うことも考えられるくらい精神的に落ち着いていた。


そういえば、まだリオに会ってないと思った。

扉が開く音がした。
もしかして…

「はじめまして。エーリル。私は、ラオルの息子のリオです。歳は十二。君のちょうど六歳上だよ。リオ兄さま。とよんでね。」

うん。やっぱり変わってない。
安心する。

「リオ兄様!」

僕は、嬉しさのあまりリオに飛びついた。

それには、3人ともびっくりしたようだった。

しまったと思っても、もう遅かった。

やばい。

変だと思われた?

リオを下から見上げる

「か、「「可愛い。」」」

あれ?
可愛い?







あっ!そっか意外とこの人たち可愛いもの好きだったな。


そういえば、お腹すいたような。

「そういえば父上。朝ごはんは?」

「あっ…今からだ…ね。」

「しっかりしてください。ほら。エーリルご飯食べようね。」

「はい!」

僕はもう兄っ子だ!
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