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2章
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兄様と、馬車に乗り込む。
「エーリルなかなか会いにこないよね?寂しいよ。」
「すみません。商会の仕事が楽しくて。」
「まあ、それはいいんだけどね。あれから4年?かな。随分経つよね。今では、リーズナ商会を知らないものはいない。商会に加盟すると、隣国でも…どこに行っても商売がしやすくなる。その会長は、国のために資産の3分の1を国に讓渡している。って言われて、兄として誇らしい限りだよ。」
「少し恥ずかしいです。」
「でもね。たまに心配になるんだよ。働きすぎじゃないかってね。」
リオは、真剣な顔で、エーリルを見る。
「まさか。エーリルが、仕事人間になるなんてね。」
「もしかしたら、天職なのかも…。」
「僕も天職だと思うけれど…休みはきちんと取ってもらいます。」
「はーい。そういえば、兄様…。」
「何?」
「ご結婚とかは?」
「んー。今のところその可能性はないかな。ムイの補佐も楽では無いからね。逆にエーリルは?」
「ないです。」
「そっか…そういえば…。「到着しました。」降りようか。」
「さっきの話の続きは。」
「なんでもないよ。いずれ分かるよ。」
「エーリルなかなか会いにこないよね?寂しいよ。」
「すみません。商会の仕事が楽しくて。」
「まあ、それはいいんだけどね。あれから4年?かな。随分経つよね。今では、リーズナ商会を知らないものはいない。商会に加盟すると、隣国でも…どこに行っても商売がしやすくなる。その会長は、国のために資産の3分の1を国に讓渡している。って言われて、兄として誇らしい限りだよ。」
「少し恥ずかしいです。」
「でもね。たまに心配になるんだよ。働きすぎじゃないかってね。」
リオは、真剣な顔で、エーリルを見る。
「まさか。エーリルが、仕事人間になるなんてね。」
「もしかしたら、天職なのかも…。」
「僕も天職だと思うけれど…休みはきちんと取ってもらいます。」
「はーい。そういえば、兄様…。」
「何?」
「ご結婚とかは?」
「んー。今のところその可能性はないかな。ムイの補佐も楽では無いからね。逆にエーリルは?」
「ないです。」
「そっか…そういえば…。「到着しました。」降りようか。」
「さっきの話の続きは。」
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