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1時間目は、音楽らしい。先生が時間割を言っていた気がする。でも、僕は覚えていない。
ふかふかの椅子の上で睡魔と戦っていたから。
音楽の授業が始まると、流石に目が覚めた。しっかりと授業を受けようと気持ちを切り替えた時、音楽の先生が、
「誰か伴奏してくれる人はいないかしら?」
先生は、みんなを見渡す。
伴奏できる人ではなく。
伴奏してくれる人という聞き方は、全員が出来て当たり前だということだろ。
誰も手を挙げない中、1人の男の子が手を挙げた。
「はいはい!外部生の天川清君に伴奏をお願いすればいいと思いまーす。だって、今年ここに受かったの清君しかいなかったということは、それだけなんでもできるということなんでしょ?なので!清君がいいと思います。」
男の子は、そう言いきった。
やっぱり外部生には、態度が冷たいんだ。
音楽の先生は、静かに、笑い藍、慎以外は、バカにするように笑った。
二人が何かを言おうとしていたが、僕は止めた。
「大丈夫。」
と言って。こんな有名な高校なのにこんなことが、まかり通るんだ。と少しガッカリした。
そして、僕は自信たっぷりに
「分かりました。先生何を引けばいいんですか?」
「そうーね。では、ショ〇ンの幻想〇〇曲を引いてもらえるかしら?内部生でも少し難しいから。外部生のあなたは、無理かもしれないけれど、焦らなくてもいいからね。外部生なんだから。」
と言ってきた。
ふかふかの椅子の上で睡魔と戦っていたから。
音楽の授業が始まると、流石に目が覚めた。しっかりと授業を受けようと気持ちを切り替えた時、音楽の先生が、
「誰か伴奏してくれる人はいないかしら?」
先生は、みんなを見渡す。
伴奏できる人ではなく。
伴奏してくれる人という聞き方は、全員が出来て当たり前だということだろ。
誰も手を挙げない中、1人の男の子が手を挙げた。
「はいはい!外部生の天川清君に伴奏をお願いすればいいと思いまーす。だって、今年ここに受かったの清君しかいなかったということは、それだけなんでもできるということなんでしょ?なので!清君がいいと思います。」
男の子は、そう言いきった。
やっぱり外部生には、態度が冷たいんだ。
音楽の先生は、静かに、笑い藍、慎以外は、バカにするように笑った。
二人が何かを言おうとしていたが、僕は止めた。
「大丈夫。」
と言って。こんな有名な高校なのにこんなことが、まかり通るんだ。と少しガッカリした。
そして、僕は自信たっぷりに
「分かりました。先生何を引けばいいんですか?」
「そうーね。では、ショ〇ンの幻想〇〇曲を引いてもらえるかしら?内部生でも少し難しいから。外部生のあなたは、無理かもしれないけれど、焦らなくてもいいからね。外部生なんだから。」
と言ってきた。
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