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(13)骨折の話(1)

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今年の3月に手首を骨折しました。土曜日午前中に。

ほぼ平坦な場所を小走りで進んでいたら、つま先が突っかかりドーンと転びました。子供なら大泣きのところ大人になると痛いよりも羞恥心が先に立つんですね。周りを見回し、人がいないことを確認し、あっという間に立ち上がりました。

立ち上がる時に全体重を右手にかけたんですよね、それがいけなかった。立ち上がると共に右手がほぼ180度に内側に曲がりとんでもない激痛が。

家に戻り、痛み以外に吐き気に襲われ、蹲っていると夫がどうしたの?と聞いてきたので、状況を説明すると即整形外科へ。1時間ほど待ち、診察室に入ると即レントゲンと言われ、紹介状を書きますから月曜に大きな病院に行ってと言われました。そして、変なふうに固まるといけないから真っ直ぐにして固定しますね。痛いけど我慢してねと麻酔もなしに医師と看護師に右手と肘を引っ張られギブスを着けられ診察終わり。これか一番痛かったです。

土日家で痛みと戦い、月曜に紹介状を持って近くの大学病院へ。診察を受けるとこれは手術だねと言われ、レントゲンからctから血液検査、尿検査と回され、ようやくこの痛みから解放されろと思っていたら、整形外科の手術日は月曜で今日は無理だから、金曜に入院してねと言われ、帰宅。
もう痛くてね、何もできない。
包帯から覗く手の甲と指は紫色に腫れ上がり、何かがちょっと触るだけで飛び上がるほど痛かった。一週間座敷わらしならぬ座敷ババアとなっておりました。
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