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愛してる狼さん 第ニ恋人
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そのままゆっくりと、後へと押し倒される。
愛しい大地の顔が近づき、唇が重なる。触れるキスに心が温かくなる。そっと開いた俺の口の中に大地の舌が入ってくる。舌が絡み合い、粘膜同士が擦れ合う心地良さに酔いしれる。
混ざり合った唾液をコクリと飲み込むと、いけない事をした様な気分になった。
大地の舌が抜けていく。行かないでと追った舌をそっと甘噛みされて、気持ちが良い。
「あきくん、四つん這いになって」
「分かった」
大地は意外と、後ろからヤりたがる様な気がする。まあ、俺はどっちでも良いんだけど。
身体を反転させて、伏せてから四つん這いになる。正直、この体勢は恥ずかしいから、少し苦手だ。ちんぐり返しよりはマシだけど。
背中に大地の唇が宛てられた様な気がした。ちゅっと響くリップ音に、鬱血痕がつけられた事を知った。背筋を舐められる様な刺激に、腰が揺れてしまう。
「あきくん、大人になったね。背中真っ白だ。とても綺麗」
「だいち……」
「うん、分かってる」
俺の言いたい事が分かっているのか、後孔に熱く硬いものが宛てがわれた。
「愛してる、だいち」
「俺も愛してるよ」
ぐちゅっという音と共に大地の屹立が後孔に挿入されていく。海斗より長いそれは俺の最奥を早々に突く。
「ふああ!」
びりびりとした快感に、頭が快感で埋まっていく。身体を支えきれなくなった腕を曲げて、上半身をベットにつけた。腰だけあげられた格好に羞恥心が煽られる。
快感に揺れる視界の端に海斗が映った。皆んなの服を畳んでくれたのか机の上に置いていた。海斗自らの服を持って、此方をみてきた。その視線と目が合い、海斗が少し切なそうに微笑んだ。そのまま歩き出し扉へと向かっている。
嫌だ……このまま海斗が行ってしまうのは、嫌な予感しかしない。何が変で嫌なのか自分でも分からない。しかし、行かせてはいけない様な気がした。大地には悪いけど、海斗も側にいて欲しい。もう、あの時のような虚無感を感じたくない。
「嫌だ!! かいと、行かないで! 二人とも側にいて、俺を置いていかないで……」
苦しくて、息が出来ない。自室で目覚めたあの時、居て欲しいと願った二人が居なくて悲しかった。何も感じないようにしていた心も、二人に愛された身体を見て、苦しい思いに潰されてしまいそうになった。嫌だ、一人になりたくない。置いて行かないで。
「あきくん! 大丈夫だよ。俺も海斗もいるよ」
そっと、大地が背中から俺を抱きしめてくれた。
「あきちゃん! ごめん。大丈夫、もう何処にも行かないよ」
開けた扉を閉めて、駆け寄ってきてくれた海斗がそっと頭を撫ぜてくれた。
過去の思いに引き込まれた俺を二人が引き上げてくれた。大丈夫、二人がちゃんといてくれている。もう、一人じゃないって教えてくれた。
「海斗、あきくんの前にいてあげて」
「良いのか。邪魔になるだろ」
「その方が、あきくんも安心するから」
「分かった」
海斗がベットに上がってきて、俺の前に胡座をかいて座った。その上に俺の上半身が抱き上げられ乗せられる。海斗の温かな太腿が頬に当たって気持ちが良い。視線を目の前にやると萎えた海斗の陰茎があった。後始末をしたのかさっきまでヤった形跡が無くなっていた。
俺の視線に気付いたのか、海斗の手がそっと俺の目元隠してきた。
「見ない。今は大地を感じてあげてくれ」
そう耳元で囁かれたと同じくして、大地の屹立が抽送を始めた。
「ああ! あ、んん、ふぁあ」
奥をぐっぐっと突く様な抽送に、じわじわとした快感がお腹に溜まる。
「あきくん、気持ち良さげだね」
その言葉と共に、緩く勃ち上がった陰茎が温かな何かに包まれた。馴れ親しんだ陰茎からの快感に身体が跳ねる。
「ああ!」
「前も一緒に気持ちよくなろうか」
陰茎が上下に扱かれる。お腹の中と陰茎からの快感で頭がおかしくなる。段々と早くなる抽送と扱きに我慢が出来ない。
「いあぁ、あ、あ、んん、だい、ちぃ!」
「良いよ。イって」
その言葉に煽られ、俺はイってしまった。
「ふぁぁあああ!」
快感に飲まれ、何かに縋りたくなった俺は近くに居てくれた海斗の身体に両手を回した。
そっと、頭を撫ぜてくれるその温かな手が嬉しかった。お腹が熱い。どくどくと吐き出される熱いものが大地のものだって思うと嬉しい。背中にそっと触れる温かな手も俺が愛されていると教えてくれる。
段々と目蓋が落ちてくる。眠たくてどうしようもない。それでも、まだ起きていたくて頭を振って眠気を飛ばそうとした。やっと、二人と恋人になれたのに。まだ話をしたい。温かな二人に触れていたい。二人の顔を見ていたい。甘くて爽やかな香りを嗅いでいたいのに、身体は言う事を聞かない。
「あきちゃん、大丈夫だ。寝て良い」
「あきくんが、寝付くまで居てあげるから」
二人の言葉が優しく俺を眠りへと誘う。嫌だ! 以前耳にした二人がいなくなる前に言った言葉に不安が募る。
「お願い。俺を置いて……いかないで……」
「大丈夫、今度は側にいるよ」
「あきくんが、目覚めるまで一緒にいるよ」
ぼんやりとした視界の中で、そう言ってくれた二人が優しく微笑んでくれた光景を最後に、俺は眠りに落ちて行った。
俺は暗闇の中を歩いていた。あの時に居なくなってしまった二匹を探して、痛いと訴えてくる足を無視して歩き続けた。その時、泣いていた小さな狼を見つけた。怯えて吠えてくるその仔をそっと抱き上げて、一緒に歩いた。狼は最初暴れて俺の腕に噛み付いてきたが、それでも離さなかった。離してくれないのが分かったのか狼も諦めて、大人しく抱かれてくれる様になった。
「俺、探してるんだ。君みたいな綺麗な狼」
狼が俺の腕の中で見上げてきた。
「君は黒だけど。二匹の狼で銀色の毛並みなんだ」
彼らを思い出しただけで、胸が苦しくなる。逢いたい。
狼が突然暴れて、離してしまった。だが、何処にも行かず狼は足元で俺を見上げている。
分からない。しかし、なぜか狼に言わないと行けない気がした。
「好きなんだ。逢いたい」
それを聞いた狼が突然駆け出した。ぼんやりとそれを見ていると、狼が立ち止まり振り返った。まるでついて来いと言ってるみたいだ。
その狼について行くと、果てしない暗闇の中に一筋の光が見えた。そこには、五匹の狼が戯れて遊んでいた。
小さな狼がそのまま群れに向かって駆けて行く。群れに近づくにつれてどんどんと大きくなっていき、群れの中に入る頃には五匹の中の誰よりも大きくなった。
そうか、お前は群れに帰りたかったんだな。しみじみとしていると、群れの中にいる二匹に目がいった。銀色の体毛がキラキラと輝いて、とても綺麗だった。俺に気付いた二匹が駆け寄ってくる。嬉しくて溢れ落ちる涙をそのままに、飛び付いてきた二匹を受け止める。温かな頬擦りに心が温かくなった。
そんな時、オーンと遠吠えが響いた。
大きくなった狼が大きく吠えた。それに見習って、残りの三匹も遠吠えしだした。それを見て、俺の両隣に座った二匹も遠吠えをした。
暗闇に包まれていた周りが晴れて、鮮やかな青空と豊かな緑が広がって行った。きらきらと輝くそれは、とても美しい光景だった。
意識が浮上し、ハッと目が覚めた。そこは見たこともない白い天井だった。所々に草の様な模様が刻まれている。あれ、ここどこだ。慌てて上半身を起こそうとした時、両方から引っ張られベットに戻された。
「もう少し寝よう」
「まだ寝れる」
右を向くと海斗が寝ていた。寝起きなのか、ぼんやりとしている顔は少し幼く見えた。
左を向くと大地が寝ていた。海斗と同じ造形の顔は、同じように眠そうだ。漆黒の瞳の中に見える緑がキラキラと輝いて見えた。
良かった……二人とも居てくれたんだ。愛しい二人に挟まれて目覚める事ができたことに感謝した。
「朝だよ。海斗、大地。おはよう!」
「「おはよう。彰」」
二人の息ぴったりの朝の挨拶を俺は、忘れない。やっと、この時を迎えれたんだ。新たなる朝に、欲しいと願った二人と一緒に幸せになると俺は誓った。
愛しい大地の顔が近づき、唇が重なる。触れるキスに心が温かくなる。そっと開いた俺の口の中に大地の舌が入ってくる。舌が絡み合い、粘膜同士が擦れ合う心地良さに酔いしれる。
混ざり合った唾液をコクリと飲み込むと、いけない事をした様な気分になった。
大地の舌が抜けていく。行かないでと追った舌をそっと甘噛みされて、気持ちが良い。
「あきくん、四つん這いになって」
「分かった」
大地は意外と、後ろからヤりたがる様な気がする。まあ、俺はどっちでも良いんだけど。
身体を反転させて、伏せてから四つん這いになる。正直、この体勢は恥ずかしいから、少し苦手だ。ちんぐり返しよりはマシだけど。
背中に大地の唇が宛てられた様な気がした。ちゅっと響くリップ音に、鬱血痕がつけられた事を知った。背筋を舐められる様な刺激に、腰が揺れてしまう。
「あきくん、大人になったね。背中真っ白だ。とても綺麗」
「だいち……」
「うん、分かってる」
俺の言いたい事が分かっているのか、後孔に熱く硬いものが宛てがわれた。
「愛してる、だいち」
「俺も愛してるよ」
ぐちゅっという音と共に大地の屹立が後孔に挿入されていく。海斗より長いそれは俺の最奥を早々に突く。
「ふああ!」
びりびりとした快感に、頭が快感で埋まっていく。身体を支えきれなくなった腕を曲げて、上半身をベットにつけた。腰だけあげられた格好に羞恥心が煽られる。
快感に揺れる視界の端に海斗が映った。皆んなの服を畳んでくれたのか机の上に置いていた。海斗自らの服を持って、此方をみてきた。その視線と目が合い、海斗が少し切なそうに微笑んだ。そのまま歩き出し扉へと向かっている。
嫌だ……このまま海斗が行ってしまうのは、嫌な予感しかしない。何が変で嫌なのか自分でも分からない。しかし、行かせてはいけない様な気がした。大地には悪いけど、海斗も側にいて欲しい。もう、あの時のような虚無感を感じたくない。
「嫌だ!! かいと、行かないで! 二人とも側にいて、俺を置いていかないで……」
苦しくて、息が出来ない。自室で目覚めたあの時、居て欲しいと願った二人が居なくて悲しかった。何も感じないようにしていた心も、二人に愛された身体を見て、苦しい思いに潰されてしまいそうになった。嫌だ、一人になりたくない。置いて行かないで。
「あきくん! 大丈夫だよ。俺も海斗もいるよ」
そっと、大地が背中から俺を抱きしめてくれた。
「あきちゃん! ごめん。大丈夫、もう何処にも行かないよ」
開けた扉を閉めて、駆け寄ってきてくれた海斗がそっと頭を撫ぜてくれた。
過去の思いに引き込まれた俺を二人が引き上げてくれた。大丈夫、二人がちゃんといてくれている。もう、一人じゃないって教えてくれた。
「海斗、あきくんの前にいてあげて」
「良いのか。邪魔になるだろ」
「その方が、あきくんも安心するから」
「分かった」
海斗がベットに上がってきて、俺の前に胡座をかいて座った。その上に俺の上半身が抱き上げられ乗せられる。海斗の温かな太腿が頬に当たって気持ちが良い。視線を目の前にやると萎えた海斗の陰茎があった。後始末をしたのかさっきまでヤった形跡が無くなっていた。
俺の視線に気付いたのか、海斗の手がそっと俺の目元隠してきた。
「見ない。今は大地を感じてあげてくれ」
そう耳元で囁かれたと同じくして、大地の屹立が抽送を始めた。
「ああ! あ、んん、ふぁあ」
奥をぐっぐっと突く様な抽送に、じわじわとした快感がお腹に溜まる。
「あきくん、気持ち良さげだね」
その言葉と共に、緩く勃ち上がった陰茎が温かな何かに包まれた。馴れ親しんだ陰茎からの快感に身体が跳ねる。
「ああ!」
「前も一緒に気持ちよくなろうか」
陰茎が上下に扱かれる。お腹の中と陰茎からの快感で頭がおかしくなる。段々と早くなる抽送と扱きに我慢が出来ない。
「いあぁ、あ、あ、んん、だい、ちぃ!」
「良いよ。イって」
その言葉に煽られ、俺はイってしまった。
「ふぁぁあああ!」
快感に飲まれ、何かに縋りたくなった俺は近くに居てくれた海斗の身体に両手を回した。
そっと、頭を撫ぜてくれるその温かな手が嬉しかった。お腹が熱い。どくどくと吐き出される熱いものが大地のものだって思うと嬉しい。背中にそっと触れる温かな手も俺が愛されていると教えてくれる。
段々と目蓋が落ちてくる。眠たくてどうしようもない。それでも、まだ起きていたくて頭を振って眠気を飛ばそうとした。やっと、二人と恋人になれたのに。まだ話をしたい。温かな二人に触れていたい。二人の顔を見ていたい。甘くて爽やかな香りを嗅いでいたいのに、身体は言う事を聞かない。
「あきちゃん、大丈夫だ。寝て良い」
「あきくんが、寝付くまで居てあげるから」
二人の言葉が優しく俺を眠りへと誘う。嫌だ! 以前耳にした二人がいなくなる前に言った言葉に不安が募る。
「お願い。俺を置いて……いかないで……」
「大丈夫、今度は側にいるよ」
「あきくんが、目覚めるまで一緒にいるよ」
ぼんやりとした視界の中で、そう言ってくれた二人が優しく微笑んでくれた光景を最後に、俺は眠りに落ちて行った。
俺は暗闇の中を歩いていた。あの時に居なくなってしまった二匹を探して、痛いと訴えてくる足を無視して歩き続けた。その時、泣いていた小さな狼を見つけた。怯えて吠えてくるその仔をそっと抱き上げて、一緒に歩いた。狼は最初暴れて俺の腕に噛み付いてきたが、それでも離さなかった。離してくれないのが分かったのか狼も諦めて、大人しく抱かれてくれる様になった。
「俺、探してるんだ。君みたいな綺麗な狼」
狼が俺の腕の中で見上げてきた。
「君は黒だけど。二匹の狼で銀色の毛並みなんだ」
彼らを思い出しただけで、胸が苦しくなる。逢いたい。
狼が突然暴れて、離してしまった。だが、何処にも行かず狼は足元で俺を見上げている。
分からない。しかし、なぜか狼に言わないと行けない気がした。
「好きなんだ。逢いたい」
それを聞いた狼が突然駆け出した。ぼんやりとそれを見ていると、狼が立ち止まり振り返った。まるでついて来いと言ってるみたいだ。
その狼について行くと、果てしない暗闇の中に一筋の光が見えた。そこには、五匹の狼が戯れて遊んでいた。
小さな狼がそのまま群れに向かって駆けて行く。群れに近づくにつれてどんどんと大きくなっていき、群れの中に入る頃には五匹の中の誰よりも大きくなった。
そうか、お前は群れに帰りたかったんだな。しみじみとしていると、群れの中にいる二匹に目がいった。銀色の体毛がキラキラと輝いて、とても綺麗だった。俺に気付いた二匹が駆け寄ってくる。嬉しくて溢れ落ちる涙をそのままに、飛び付いてきた二匹を受け止める。温かな頬擦りに心が温かくなった。
そんな時、オーンと遠吠えが響いた。
大きくなった狼が大きく吠えた。それに見習って、残りの三匹も遠吠えしだした。それを見て、俺の両隣に座った二匹も遠吠えをした。
暗闇に包まれていた周りが晴れて、鮮やかな青空と豊かな緑が広がって行った。きらきらと輝くそれは、とても美しい光景だった。
意識が浮上し、ハッと目が覚めた。そこは見たこともない白い天井だった。所々に草の様な模様が刻まれている。あれ、ここどこだ。慌てて上半身を起こそうとした時、両方から引っ張られベットに戻された。
「もう少し寝よう」
「まだ寝れる」
右を向くと海斗が寝ていた。寝起きなのか、ぼんやりとしている顔は少し幼く見えた。
左を向くと大地が寝ていた。海斗と同じ造形の顔は、同じように眠そうだ。漆黒の瞳の中に見える緑がキラキラと輝いて見えた。
良かった……二人とも居てくれたんだ。愛しい二人に挟まれて目覚める事ができたことに感謝した。
「朝だよ。海斗、大地。おはよう!」
「「おはよう。彰」」
二人の息ぴったりの朝の挨拶を俺は、忘れない。やっと、この時を迎えれたんだ。新たなる朝に、欲しいと願った二人と一緒に幸せになると俺は誓った。
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