60 / 101
快楽の虜
しおりを挟む
あれから、どれだけの時間が立ったのだろう。周りが何かを言っているが、よく分からなくなった頭では理解できない。
それよりも気持ちが良くて、打ちつけられる腰に両足をまわす。誰かなんて分からない。両手を誰かの首に回し、キスを強請る。絡み合う舌が気持ちいい。
「ん、ん、んん!!」
何度目の絶頂だろう。吐き出すものもなくなった陰茎はビクビクと震える。熱いものをお腹の中で感じたのは何度目だ。グチョグチョにされた後孔は、びりびりとした快楽で痙攣している。抜け出た屹立は誰のもので、新たに挿入された屹立が誰のものかなんて、もうどうでも良い。快楽を与えてくれる物が全てになった俺は、新たに抱いてくれる人に抱きついた。
「あ、あ、くぅ、あぁぁあああ!!」
「大分染まったね。もうすぐ、君は孤独から解放される。」
良太の囁きが、天の声の様に聞こえる。自由になれる。もう、悩まされなくて済む。
嬉しくて、俺は良太に微笑んだ。
いつ終わったのか分からない。誰も俺に触れてこない。全身、汗と唾液と白濁に塗れてベタベタだ。段々と理性が戻ってくる。何かの足音が迫ってくる。もう、孤独なんて嫌だ。快楽が欲しい。何も分からなくなるほどの快楽を俺に……。
たっぷり犯され快楽主義になってしまった頭は、どうすれば快楽を与えて貰えるか。どうすれば屹立を後孔に入れて貰えるか、それしか考えられなかった。
たっぷり犯された後孔からは白濁がこぼれ落ちる。そこに自ら指を入れてかき混ぜる。足りない、奥に欲しい。もっと、お腹一杯になるまで注いで。
「俺に、おちんちん挿れて下さい!」
自分が何言ってるのか分かってる。疼く体、屹立を求めてなく後孔に頭が支配されて、それでも良いと思ってしまう。悲しく泣く心が遠くから俺を見ている。欲しいのはこれじゃない。助けてと泣いているのを無視する。気持ち良いが欲しい。
「堕ちたな。贄の完成だ」
良太が寝そべる俺の隣に座る。見下す様に俺を見つめ、自慰に耽ける俺の指に指を重ねて、後孔をかき混ぜ良い所を突いてくる。
「あぁぁぁああ!!」
気持ちいい。寂しいのはもう嫌だ、一人になりたくない。快楽に浸れば浸るほど、寂しくなくなる。もっと、俺を犯して。イった筈なのに、勃ち上がった陰茎からは何も出なかった。
「例の部屋に連れて行け」
後孔から指を抜かれて、寂しいと泣く様にきゅんきゅんと締まる。
誰に抱き上げられたかなんて分からない。快楽に埋め尽くされてもう、どうでも良くなった。
それよりも気持ちが良くて、打ちつけられる腰に両足をまわす。誰かなんて分からない。両手を誰かの首に回し、キスを強請る。絡み合う舌が気持ちいい。
「ん、ん、んん!!」
何度目の絶頂だろう。吐き出すものもなくなった陰茎はビクビクと震える。熱いものをお腹の中で感じたのは何度目だ。グチョグチョにされた後孔は、びりびりとした快楽で痙攣している。抜け出た屹立は誰のもので、新たに挿入された屹立が誰のものかなんて、もうどうでも良い。快楽を与えてくれる物が全てになった俺は、新たに抱いてくれる人に抱きついた。
「あ、あ、くぅ、あぁぁあああ!!」
「大分染まったね。もうすぐ、君は孤独から解放される。」
良太の囁きが、天の声の様に聞こえる。自由になれる。もう、悩まされなくて済む。
嬉しくて、俺は良太に微笑んだ。
いつ終わったのか分からない。誰も俺に触れてこない。全身、汗と唾液と白濁に塗れてベタベタだ。段々と理性が戻ってくる。何かの足音が迫ってくる。もう、孤独なんて嫌だ。快楽が欲しい。何も分からなくなるほどの快楽を俺に……。
たっぷり犯され快楽主義になってしまった頭は、どうすれば快楽を与えて貰えるか。どうすれば屹立を後孔に入れて貰えるか、それしか考えられなかった。
たっぷり犯された後孔からは白濁がこぼれ落ちる。そこに自ら指を入れてかき混ぜる。足りない、奥に欲しい。もっと、お腹一杯になるまで注いで。
「俺に、おちんちん挿れて下さい!」
自分が何言ってるのか分かってる。疼く体、屹立を求めてなく後孔に頭が支配されて、それでも良いと思ってしまう。悲しく泣く心が遠くから俺を見ている。欲しいのはこれじゃない。助けてと泣いているのを無視する。気持ち良いが欲しい。
「堕ちたな。贄の完成だ」
良太が寝そべる俺の隣に座る。見下す様に俺を見つめ、自慰に耽ける俺の指に指を重ねて、後孔をかき混ぜ良い所を突いてくる。
「あぁぁぁああ!!」
気持ちいい。寂しいのはもう嫌だ、一人になりたくない。快楽に浸れば浸るほど、寂しくなくなる。もっと、俺を犯して。イった筈なのに、勃ち上がった陰茎からは何も出なかった。
「例の部屋に連れて行け」
後孔から指を抜かれて、寂しいと泣く様にきゅんきゅんと締まる。
誰に抱き上げられたかなんて分からない。快楽に埋め尽くされてもう、どうでも良くなった。
0
お気に入りに追加
462
あなたにおすすめの小説



サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる