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彼らの部屋と幸せな夢 第一と第二の狼
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三階への階段をゆっくりと上がっていく。上から誰か降りてくる事も想定して、構えながら一段一段確実に上がる。三階の廊下に到着して、今までと違う雰囲気に驚きを隠せなかった。
真紅の絨毯は変わらないのだが、壁紙が花柄で愛らしかった。照明もランタンから花をモチーフにした小さなシャンデリアに変わっており、所々にぶら下がっている。なんと言うか、女性らしさ満点の装飾で、今までの暗い雰囲気から急に明るい雰囲気で戸惑った。
廊下をゆっくりと歩き、その装飾や調度品を見ていく。今までは狼のものが多かったが、この階では、花や小動物もので一杯だった。この階を構想した人は相当可愛いものが好きだったに違いない。この階での初めの扉の前に立つ。扉には小動物と何かの植物の蔓と薔薇の絵が彫刻されている。
そっと、扉を開けるとそこは、応接室だった。家具は今まで通りの豪華なものだが、壁紙は廊下と同じく花柄模様だった。壁紙を明るい物に変えるだけで、ここまで違うのか。
部屋の中を探索したが、ここには鍵はないようだ。
次の部屋と向かう。廊下に出て、次の部屋の扉の前に立つ。ここの彫刻は、さっきのものと違う。森の中をイメージしているのか、沢山の木々と鹿が彫刻されていた。この部屋は、何の部屋なんだろうか。植物を飾っている部屋だろうか。
扉の取手を掴み少し開けて、中から香る匂いでこの部屋の持ち主がわかった。
そっと中に入ると、誰もいなかった。部屋の中は、とてもシンプルでベットに机、本棚にクローゼット、椅子が一脚だけの部屋だ。壁紙は緑の水玉で、とても柔らかく明るい部屋に見える。机の上に写真立てが飾られていた。近いてみると女性と男性が寄り添って写っていた。彼らの両親だろうか。とても穏やかに笑っている。海斗が言っていた。両親は亡くなったと。両手を合わせて目を閉じ、どうか安らかにと祈った。
この部屋を荒らしたくない。この爽やかな香りが一杯の部屋を。多分この部屋には鍵はないだろう。大地はここに隠さない。隠すくらいなら、鍵を分かりやすい所に置きそうだ。
大地のベットが目に入る。彼は自分の部屋で休んでも良いと言っていた。見ただけで、とてもふわふわで、暖かな布団だと分かる。きっととても、安らかに眠れるだろう。近づいて、そっと、布団に触れる。大地はここで寝ているのだろうか。大地が眠っている姿を思い浮かべてしまい、恥ずかしくなった。俺は、何を考えてる。頭を振って、やましい考えを吹き飛ばす。ダメだ、ここから出て次の部屋に行こう。
廊下に出て、急いで次の部屋に向かう。次の部屋の扉も違う彫刻だ。モチーフは鯨と海豚だ。それだけで、誰の部屋の分かってしまった。もしかして、この階にある部屋は彼らの個室なのか。
扉の取手を掴みそっと、開ける。甘い香りが部屋から漏れ出てくる。その香りに誘われる様に部屋に入った。
大地と同じ、家具とベットで構成された部屋。壁紙が青の水玉模様で、水の中を思わせる部屋だった。
机の上に写真立てが飾られている。近づいて見るとそこに写っていたのは、俺だった。この写真どこで写したんだ。背景をみるとどこかの公園だ。学生服をきた俺が、写真に向かって苦笑いをしながらもピースをして写っている。
俺は海斗に会ってる! そうだ。学校の美術の宿題で、絵を描くことになって写生をしていたときだ。あの時、水彩の水バケツをぶちまけて、近くと通りかかった男の人の靴に掛けてしまったんだった。その時、男の人は、写真を撮らせてくれたら、許すと言っていたっけ。正直、焦っていたから、顔まで覚えていない。でも、ここに写真があると言うことは、海斗だったんだろう。
海斗はいつ、俺を好きになってくれたのだろう。この写真の時だろうか。それとも、もっと前から? 俺は、どうなんだ。海斗や大地が好きだと好意をくれている。それを返せるのだろうか。立場も何もかも違う俺たちに、未来はあるのだろうか。暗くなってしまった思考を吹き飛ばす様に頭を振った。取り敢えずは、この屋敷を出なければ。考えるのはそのあとだ。
探さなくても分かる。この部屋にも鍵はない。海斗は隠すよりも、堂々とその辺に置きそうだ。
部屋を出て行こうとした時、海斗のベットが目に入る。ごくりと、生唾を飲み込む。海斗の香りに包まれて、柔らかな布団に横たわってみたい。少しだけなら、分からないかな。
扉を開けて、廊下を見る。誰もいない。部屋に戻って、そっとベットに座った。柔らかな布団とマットのスプリングが俺の体を支えてくれる。そのままうつ伏せになってみる。ふんわりと香る甘い香りが心地良い。
邪悪な考えを思いついてしまう。ダメだと分かっていても、ちょっとだけなら、分からないかもしれないと欲に負けてしまった。
海斗の部屋を出て、大地の部屋に向かう。そっと部屋に入って、布団の中にあったタオルケットを持ち出す。少しだけ少しだけと、胸に抱えて、海斗の部屋に戻った。海斗の布団を捲り、中に潜り込む。海斗の香りに包まれて、大地のタオルケットに顔を埋める。心地よく安心した。くそ、海斗と大地のせいだ。俺はこんなんじゃなかったのに、自分の奇行を彼らの所為にして、自分のプライドを守ろうとした。
彼らの香りを思う存分堪能していると、段々と眠気が襲ってきた。柔らく暖かな布団と安らぎをくれる二つの香りに誘われて、眠ってしまった。
「扉が空いてると思ったら、ここにいたのか。可愛い事してんなぁ」
誰かの声が薄っすらと聞こえる。まだ眠いと無視することにした。だが、誰かに布団を剥ぎ取られた。寒さに身を縮める。手探りで布団を探し、近くにあったタオルケットを体に巻きつけて再度眠りに落ちていった。
気持ちいい。海斗に後孔を突かれながら、甘いキスに溺れる。舌を絡ませて、どちらとも言えない唾液をコクリコクリと飲み込む。このキス好きだ。
「あきちゃん、好き。俺のものになってよ」
ぐちゅぐちゅと海斗の屹立に突かれて、後孔がきゅんきゅんと締め付けてしまう。なりたい。海斗のものになってしまいたい。その問いかけに頷いて答える。それを見た海斗がとても嬉しそうに笑った。
「あ、あ、あん、ん、んん!」
抽送が段々と早くなり、耐えられなくなった俺はイってしまう。俺の絶頂に煽られて海斗も俺の中にどくどくと熱を吐き出してきた。
正常位の為、海斗の顔がよく見える。情欲に囚われた彼の瞳はとろんとしていた。
「もう、俺のものだ」
そう言って額にキスを落とされて、恥ずかしくなった。
「海斗だけのものじゃないでしょ」
そう声がして、海斗から引き剥がされる。海斗のものが抜けて、後孔から白濁がこぼれ落ちた。
「ねぇ、あきくん。俺のものにもなってよ」
座った大地の上に座らせられる。対面座位だ。後孔を突く様に、大地の屹立が当てられる。
亀頭が少し入っては抜け、入っては抜けを繰り返す。ぐちゅぐちゅと響く水音に辱められる。
大地の右手が俺の顎に添えられて、上を向かされる。肉食獣の様な瞳の中で、喘ぐ俺が写る。大地の唇が近づき塞がれる。舌を差し入れられて、絡み合う。気持ちが良い。
「可愛い、好きだ」
その言葉に、応えるように大地の首に腕を回ししがみつく。その行動に大地が嬉しそうに笑った。大地に腰を押さえつけられ、又大地の突き上げによって、屹立が後孔に挿入される。
「ああ! あ、ん、んん」
彼らしくもない、激しい抽送に翻弄される。
「イって、あきくん」
段々と早まる抽送と時折、俺の弱く良い所突かれる。耐えられない。イく直前に唇を塞がれ、喘ぎが大地に飲み込まれていった。絶頂の余韻に浸っていると、大地の屹立も脈動しどくどくと俺の中に熱が吐き出された。
「これで、俺のものだよね」
そう言った大地に額を合わせられて、間近に見えた瞳に、とても綺麗な緑の星が見えた。
「海斗、大地。大好き」
やっと言えた気がする。このまま居たい。だけど、戻らなくちゃ。俺の世界に。
真紅の絨毯は変わらないのだが、壁紙が花柄で愛らしかった。照明もランタンから花をモチーフにした小さなシャンデリアに変わっており、所々にぶら下がっている。なんと言うか、女性らしさ満点の装飾で、今までの暗い雰囲気から急に明るい雰囲気で戸惑った。
廊下をゆっくりと歩き、その装飾や調度品を見ていく。今までは狼のものが多かったが、この階では、花や小動物もので一杯だった。この階を構想した人は相当可愛いものが好きだったに違いない。この階での初めの扉の前に立つ。扉には小動物と何かの植物の蔓と薔薇の絵が彫刻されている。
そっと、扉を開けるとそこは、応接室だった。家具は今まで通りの豪華なものだが、壁紙は廊下と同じく花柄模様だった。壁紙を明るい物に変えるだけで、ここまで違うのか。
部屋の中を探索したが、ここには鍵はないようだ。
次の部屋と向かう。廊下に出て、次の部屋の扉の前に立つ。ここの彫刻は、さっきのものと違う。森の中をイメージしているのか、沢山の木々と鹿が彫刻されていた。この部屋は、何の部屋なんだろうか。植物を飾っている部屋だろうか。
扉の取手を掴み少し開けて、中から香る匂いでこの部屋の持ち主がわかった。
そっと中に入ると、誰もいなかった。部屋の中は、とてもシンプルでベットに机、本棚にクローゼット、椅子が一脚だけの部屋だ。壁紙は緑の水玉で、とても柔らかく明るい部屋に見える。机の上に写真立てが飾られていた。近いてみると女性と男性が寄り添って写っていた。彼らの両親だろうか。とても穏やかに笑っている。海斗が言っていた。両親は亡くなったと。両手を合わせて目を閉じ、どうか安らかにと祈った。
この部屋を荒らしたくない。この爽やかな香りが一杯の部屋を。多分この部屋には鍵はないだろう。大地はここに隠さない。隠すくらいなら、鍵を分かりやすい所に置きそうだ。
大地のベットが目に入る。彼は自分の部屋で休んでも良いと言っていた。見ただけで、とてもふわふわで、暖かな布団だと分かる。きっととても、安らかに眠れるだろう。近づいて、そっと、布団に触れる。大地はここで寝ているのだろうか。大地が眠っている姿を思い浮かべてしまい、恥ずかしくなった。俺は、何を考えてる。頭を振って、やましい考えを吹き飛ばす。ダメだ、ここから出て次の部屋に行こう。
廊下に出て、急いで次の部屋に向かう。次の部屋の扉も違う彫刻だ。モチーフは鯨と海豚だ。それだけで、誰の部屋の分かってしまった。もしかして、この階にある部屋は彼らの個室なのか。
扉の取手を掴みそっと、開ける。甘い香りが部屋から漏れ出てくる。その香りに誘われる様に部屋に入った。
大地と同じ、家具とベットで構成された部屋。壁紙が青の水玉模様で、水の中を思わせる部屋だった。
机の上に写真立てが飾られている。近づいて見るとそこに写っていたのは、俺だった。この写真どこで写したんだ。背景をみるとどこかの公園だ。学生服をきた俺が、写真に向かって苦笑いをしながらもピースをして写っている。
俺は海斗に会ってる! そうだ。学校の美術の宿題で、絵を描くことになって写生をしていたときだ。あの時、水彩の水バケツをぶちまけて、近くと通りかかった男の人の靴に掛けてしまったんだった。その時、男の人は、写真を撮らせてくれたら、許すと言っていたっけ。正直、焦っていたから、顔まで覚えていない。でも、ここに写真があると言うことは、海斗だったんだろう。
海斗はいつ、俺を好きになってくれたのだろう。この写真の時だろうか。それとも、もっと前から? 俺は、どうなんだ。海斗や大地が好きだと好意をくれている。それを返せるのだろうか。立場も何もかも違う俺たちに、未来はあるのだろうか。暗くなってしまった思考を吹き飛ばす様に頭を振った。取り敢えずは、この屋敷を出なければ。考えるのはそのあとだ。
探さなくても分かる。この部屋にも鍵はない。海斗は隠すよりも、堂々とその辺に置きそうだ。
部屋を出て行こうとした時、海斗のベットが目に入る。ごくりと、生唾を飲み込む。海斗の香りに包まれて、柔らかな布団に横たわってみたい。少しだけなら、分からないかな。
扉を開けて、廊下を見る。誰もいない。部屋に戻って、そっとベットに座った。柔らかな布団とマットのスプリングが俺の体を支えてくれる。そのままうつ伏せになってみる。ふんわりと香る甘い香りが心地良い。
邪悪な考えを思いついてしまう。ダメだと分かっていても、ちょっとだけなら、分からないかもしれないと欲に負けてしまった。
海斗の部屋を出て、大地の部屋に向かう。そっと部屋に入って、布団の中にあったタオルケットを持ち出す。少しだけ少しだけと、胸に抱えて、海斗の部屋に戻った。海斗の布団を捲り、中に潜り込む。海斗の香りに包まれて、大地のタオルケットに顔を埋める。心地よく安心した。くそ、海斗と大地のせいだ。俺はこんなんじゃなかったのに、自分の奇行を彼らの所為にして、自分のプライドを守ろうとした。
彼らの香りを思う存分堪能していると、段々と眠気が襲ってきた。柔らく暖かな布団と安らぎをくれる二つの香りに誘われて、眠ってしまった。
「扉が空いてると思ったら、ここにいたのか。可愛い事してんなぁ」
誰かの声が薄っすらと聞こえる。まだ眠いと無視することにした。だが、誰かに布団を剥ぎ取られた。寒さに身を縮める。手探りで布団を探し、近くにあったタオルケットを体に巻きつけて再度眠りに落ちていった。
気持ちいい。海斗に後孔を突かれながら、甘いキスに溺れる。舌を絡ませて、どちらとも言えない唾液をコクリコクリと飲み込む。このキス好きだ。
「あきちゃん、好き。俺のものになってよ」
ぐちゅぐちゅと海斗の屹立に突かれて、後孔がきゅんきゅんと締め付けてしまう。なりたい。海斗のものになってしまいたい。その問いかけに頷いて答える。それを見た海斗がとても嬉しそうに笑った。
「あ、あ、あん、ん、んん!」
抽送が段々と早くなり、耐えられなくなった俺はイってしまう。俺の絶頂に煽られて海斗も俺の中にどくどくと熱を吐き出してきた。
正常位の為、海斗の顔がよく見える。情欲に囚われた彼の瞳はとろんとしていた。
「もう、俺のものだ」
そう言って額にキスを落とされて、恥ずかしくなった。
「海斗だけのものじゃないでしょ」
そう声がして、海斗から引き剥がされる。海斗のものが抜けて、後孔から白濁がこぼれ落ちた。
「ねぇ、あきくん。俺のものにもなってよ」
座った大地の上に座らせられる。対面座位だ。後孔を突く様に、大地の屹立が当てられる。
亀頭が少し入っては抜け、入っては抜けを繰り返す。ぐちゅぐちゅと響く水音に辱められる。
大地の右手が俺の顎に添えられて、上を向かされる。肉食獣の様な瞳の中で、喘ぐ俺が写る。大地の唇が近づき塞がれる。舌を差し入れられて、絡み合う。気持ちが良い。
「可愛い、好きだ」
その言葉に、応えるように大地の首に腕を回ししがみつく。その行動に大地が嬉しそうに笑った。大地に腰を押さえつけられ、又大地の突き上げによって、屹立が後孔に挿入される。
「ああ! あ、ん、んん」
彼らしくもない、激しい抽送に翻弄される。
「イって、あきくん」
段々と早まる抽送と時折、俺の弱く良い所突かれる。耐えられない。イく直前に唇を塞がれ、喘ぎが大地に飲み込まれていった。絶頂の余韻に浸っていると、大地の屹立も脈動しどくどくと俺の中に熱が吐き出された。
「これで、俺のものだよね」
そう言った大地に額を合わせられて、間近に見えた瞳に、とても綺麗な緑の星が見えた。
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