25 / 101
誰が好き?
しおりを挟む
イった余韻に浸っていると、男が俺に目線を合わせて若干口角を上げてから、舌舐めずりをした。その光景は淫靡だった。
「おい、イくの早くね? まぁ、お話はまだこれからだけどな」
男は俺が吐き出した白濁を指に絡めながら、後孔の際を撫ぜる。その感触で覚醒した俺は、逃げ出そうと足をばたつかせたが、イったばかりの体での抵抗なぞ簡単に押さえつけられてしまった。
「やだ! 離せー!!」
「ダメだな。まだ体に聞くんだから」
男の指が一本後孔に挿入される。
「ほう、この具合だと三本は飲み込めそうだな」
「い!あぁあああ!!」
一気に指を三本に増やされ、運悪く良い所を突かれてびりびりとした快楽が俺を襲う。
「さぁて、お話の続きだ。誰のが良いんだっけ?」
男は挿入した指をバラバラに動かしながら、質問をしてくる。
「あぁ、ん、ん、ふあぁぁ」
また、イきそうになったのを、ギリギリで指の止められる。イきたい。
「なん、でぇ」
「言っただろ。海斗のが好きなのか」
囁かれて、海斗の陰茎を思い出す。長さは普通だが、太いそれは俺の後孔をみっちりと埋める。後孔が男の指を締め付けて、恋しいと疼く。
「それとも、大地のか?」
悪魔の囁きは続く。大地の陰茎を思い出す。太さは海斗に負けるが、海斗より少し長く俺の奥まで届くそれは俺を乱す。後孔が奥まで欲しいと泣く。
「それとも、聖司が好みか?」
聖司のものは、至って普通の大きさだが、カリが出っ張ている分俺の良い所を引っ掻く様に抉る。だが、あの男は嫌いだ。俺を物の様に扱う。
「なるほどね」
後孔から指が抜かれた。失ったものを求めて、後孔が疼く。男が俺の耳元で囁く。
「海斗と大地が好きなんだ」
そう囁かれて、一気に理性が戻る。俺が、海斗と大地を好き?
「違う! 俺はただ誘拐されて!」
「違うの? それじゃ……誰でも良いんだ」
ニヤリと笑う男の瞳は面白いと言っているのを隠そうともしない。
「男のものなら、なんでも咥え込んじゃう悪い下のお口には、お仕置きだな」
いつ、取り出したのかわからない。男の屹立に後孔が串刺しにされる。一気に挿入されたせいで、俺の陰茎から白濁が吐き出された。声を上げる暇もなく、荒く呼吸をし快楽を逃す。
「入れただけで、イったの?」
俺を見下ろし、楽しそうに笑う男。イったばかりで過敏な中を容赦無く抽送してくる。
「あぁぁああ! イっ、あ、あ、たぁ、ばか、りぃぃ、んん」
「それが、良いんだよ。イったばかりの相手犯すの。中が締まって最高!」
ぐちゅぐちゅと水音が部屋に響き渡る。男の屹立が中を掻き回す様に動く。良い所を突き、奥を嬲る。痙攣を繰り返す中の快感で翻弄されていく。
「結構、咥え込んでるからな。ゆるゆるかと思ったが、名器だなこれ」
男の屹立が段々と早く動いていく。亀頭だけ残し引き抜き、一気に奥まで挿入する。掘削する様に良い所を抉られ、もう無理だ。
「ほら、イキなよ。淫乱」
囁きと共に、グッグッと奥を責め立てられ、強い快楽がお腹に広がる。耐えられない。
「いやぁぁらぁあああ!」
俺がイったと同時に、中に暖かいものが広がる。男の白濁が中に出されたんだ。
茫然とする俺から、陰茎を引き抜いた男は自らものを綺麗にして仕舞っていた。
「旨かったぜ、綿菓子ちゃん。ご馳走様」
そう言うと男は部屋を出て行った。
「おい、イくの早くね? まぁ、お話はまだこれからだけどな」
男は俺が吐き出した白濁を指に絡めながら、後孔の際を撫ぜる。その感触で覚醒した俺は、逃げ出そうと足をばたつかせたが、イったばかりの体での抵抗なぞ簡単に押さえつけられてしまった。
「やだ! 離せー!!」
「ダメだな。まだ体に聞くんだから」
男の指が一本後孔に挿入される。
「ほう、この具合だと三本は飲み込めそうだな」
「い!あぁあああ!!」
一気に指を三本に増やされ、運悪く良い所を突かれてびりびりとした快楽が俺を襲う。
「さぁて、お話の続きだ。誰のが良いんだっけ?」
男は挿入した指をバラバラに動かしながら、質問をしてくる。
「あぁ、ん、ん、ふあぁぁ」
また、イきそうになったのを、ギリギリで指の止められる。イきたい。
「なん、でぇ」
「言っただろ。海斗のが好きなのか」
囁かれて、海斗の陰茎を思い出す。長さは普通だが、太いそれは俺の後孔をみっちりと埋める。後孔が男の指を締め付けて、恋しいと疼く。
「それとも、大地のか?」
悪魔の囁きは続く。大地の陰茎を思い出す。太さは海斗に負けるが、海斗より少し長く俺の奥まで届くそれは俺を乱す。後孔が奥まで欲しいと泣く。
「それとも、聖司が好みか?」
聖司のものは、至って普通の大きさだが、カリが出っ張ている分俺の良い所を引っ掻く様に抉る。だが、あの男は嫌いだ。俺を物の様に扱う。
「なるほどね」
後孔から指が抜かれた。失ったものを求めて、後孔が疼く。男が俺の耳元で囁く。
「海斗と大地が好きなんだ」
そう囁かれて、一気に理性が戻る。俺が、海斗と大地を好き?
「違う! 俺はただ誘拐されて!」
「違うの? それじゃ……誰でも良いんだ」
ニヤリと笑う男の瞳は面白いと言っているのを隠そうともしない。
「男のものなら、なんでも咥え込んじゃう悪い下のお口には、お仕置きだな」
いつ、取り出したのかわからない。男の屹立に後孔が串刺しにされる。一気に挿入されたせいで、俺の陰茎から白濁が吐き出された。声を上げる暇もなく、荒く呼吸をし快楽を逃す。
「入れただけで、イったの?」
俺を見下ろし、楽しそうに笑う男。イったばかりで過敏な中を容赦無く抽送してくる。
「あぁぁああ! イっ、あ、あ、たぁ、ばか、りぃぃ、んん」
「それが、良いんだよ。イったばかりの相手犯すの。中が締まって最高!」
ぐちゅぐちゅと水音が部屋に響き渡る。男の屹立が中を掻き回す様に動く。良い所を突き、奥を嬲る。痙攣を繰り返す中の快感で翻弄されていく。
「結構、咥え込んでるからな。ゆるゆるかと思ったが、名器だなこれ」
男の屹立が段々と早く動いていく。亀頭だけ残し引き抜き、一気に奥まで挿入する。掘削する様に良い所を抉られ、もう無理だ。
「ほら、イキなよ。淫乱」
囁きと共に、グッグッと奥を責め立てられ、強い快楽がお腹に広がる。耐えられない。
「いやぁぁらぁあああ!」
俺がイったと同時に、中に暖かいものが広がる。男の白濁が中に出されたんだ。
茫然とする俺から、陰茎を引き抜いた男は自らものを綺麗にして仕舞っていた。
「旨かったぜ、綿菓子ちゃん。ご馳走様」
そう言うと男は部屋を出て行った。
0
お気に入りに追加
460
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる