ひらたい日々

ちょこ

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パソコンの調子で左右されるテンション

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ドキッとして、ガッと頭に血が上り、軽くパニックし、その後、ハッとしたが最後、テンションは爆下がり。

今朝、パソコンが異音を発した。

立ち上げて、ツイッターを開いて、1スクロールしたところで、モーター回転音が緊急地震速報レベルの音をあげた。

びっくりした。

思わずパソコンを抑えた。

そんなことでは音は止まず、早朝の静かな室内が異様な雰囲気となる。

ああ、どうしよう。1分くらいだろうか、軽いパニックに陥り、ただただ画面を眺めてしまったけれど、見たところにはなにも異常がないことから少し気持ちが復活し、マウスを動かし(正確にはトラックボールに触れ)、カーソルを動かしてみた。

問題なく動いた。よかった!と、急いでシャットダウンした。



電源が切れたのと同時に音も止む。

ふううっ、と胸をなでおろしつつ、ハッとした。

これまさか、電源入らなくなるパターンじゃないよね? 考えてなかった!

もしかして、動いているうちにデータ確保したりすべきだったのでは?

最悪の事態が頭に浮かぶ。

ここ最近にメモしたり、書き進めたりしたものは、すべてデスクトップに保存してある。

ああ、もうダメかも。すべてを失ったかも。ものすごい勢いで、テンションが下がった。



もうパソコンには触れずに置こうかな。弱気になるものの、放置して他のことをはじめたとしても、気もそぞろになるのは、まちがいない。

意を決して、電源ボタンを押す。



ぶいーん。いつもの起動時の音でパソコンは立ち上がった。

よかった!!!!!

大急ぎでデスクトップにあるあれこれをクラウドストレージにコピーする。

うん、これで一安心だ。

これからは怖い思いをしないように、デスクトップに保存のみっていうのは止めよう。

そんなことを思いつつ、気分を良くした私は、書きものを少々進めた。



思い返せば、パソコンの調子が悪くなるたび、いつもテンションを下げ、場合によっては机をひっくり返しそうなくらいに腹を立てたりしている。

備えない自分が一番悪いのだけれど、壊れたり、意識を無くしたりするパソコンに腹を立てている。

一方で、近頃は、知り合う若者、お近づきになる若者、だいたいが、「パソコンは持っていない」、「パソコンを持つ必要性を感じない」とおっしゃる。学校や会社で必要があれば使うけれど、プライベートでは要らない。書きもの創作をしているコでも、そういうコがいる。



パソコン無しでもだいじょうぶ。私もそうなれたら、調子が悪くなるたびに気持ちを上下させずに済むのでは?

iPhoneとiPadがある。私もこれでなんとかできるのでは?

ちょっと模索してみようと思う。備えあれば憂いなしだ。



なんてことを書いていて、パソコンが機嫌を損ねちゃったらどうしよう。

調子よくパチパチと文字を打ちながら、若干下がるテンションであった。



(原因はパソコンの調子だけではないのかも)


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