ひらたい日々

ちょこ

文字の大きさ
上 下
47 / 90

パソコンの調子で左右されるテンション

しおりを挟む
ドキッとして、ガッと頭に血が上り、軽くパニックし、その後、ハッとしたが最後、テンションは爆下がり。

今朝、パソコンが異音を発した。

立ち上げて、ツイッターを開いて、1スクロールしたところで、モーター回転音が緊急地震速報レベルの音をあげた。

びっくりした。

思わずパソコンを抑えた。

そんなことでは音は止まず、早朝の静かな室内が異様な雰囲気となる。

ああ、どうしよう。1分くらいだろうか、軽いパニックに陥り、ただただ画面を眺めてしまったけれど、見たところにはなにも異常がないことから少し気持ちが復活し、マウスを動かし(正確にはトラックボールに触れ)、カーソルを動かしてみた。

問題なく動いた。よかった!と、急いでシャットダウンした。



電源が切れたのと同時に音も止む。

ふううっ、と胸をなでおろしつつ、ハッとした。

これまさか、電源入らなくなるパターンじゃないよね? 考えてなかった!

もしかして、動いているうちにデータ確保したりすべきだったのでは?

最悪の事態が頭に浮かぶ。

ここ最近にメモしたり、書き進めたりしたものは、すべてデスクトップに保存してある。

ああ、もうダメかも。すべてを失ったかも。ものすごい勢いで、テンションが下がった。



もうパソコンには触れずに置こうかな。弱気になるものの、放置して他のことをはじめたとしても、気もそぞろになるのは、まちがいない。

意を決して、電源ボタンを押す。



ぶいーん。いつもの起動時の音でパソコンは立ち上がった。

よかった!!!!!

大急ぎでデスクトップにあるあれこれをクラウドストレージにコピーする。

うん、これで一安心だ。

これからは怖い思いをしないように、デスクトップに保存のみっていうのは止めよう。

そんなことを思いつつ、気分を良くした私は、書きものを少々進めた。



思い返せば、パソコンの調子が悪くなるたび、いつもテンションを下げ、場合によっては机をひっくり返しそうなくらいに腹を立てたりしている。

備えない自分が一番悪いのだけれど、壊れたり、意識を無くしたりするパソコンに腹を立てている。

一方で、近頃は、知り合う若者、お近づきになる若者、だいたいが、「パソコンは持っていない」、「パソコンを持つ必要性を感じない」とおっしゃる。学校や会社で必要があれば使うけれど、プライベートでは要らない。書きもの創作をしているコでも、そういうコがいる。



パソコン無しでもだいじょうぶ。私もそうなれたら、調子が悪くなるたびに気持ちを上下させずに済むのでは?

iPhoneとiPadがある。私もこれでなんとかできるのでは?

ちょっと模索してみようと思う。備えあれば憂いなしだ。



なんてことを書いていて、パソコンが機嫌を損ねちゃったらどうしよう。

調子よくパチパチと文字を打ちながら、若干下がるテンションであった。



(原因はパソコンの調子だけではないのかも)


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

昨日19万円失った話(実話)

アガサ棚
エッセイ・ノンフィクション
19万円を失った様とその後の奇行を記した物

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

【連載中】何かの日記②

九時せんり
エッセイ・ノンフィクション
九時せんりが日常で気になったことや面白かったこと、面白くなかった事をダラダラ書くだけの脱力系エッセイ。書くことから離れないをモットーにやってます。

処理中です...