ひらたい日々

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モヤモヤの原因はグリップだった

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最近のモヤモヤの原因はグリップだった!

案外しょっちゅうモヤモヤしているので、できる限り、モヤモヤの原因を突き止めて解消する、を試している。
その中で気が付いた。最近のモヤモヤの原因がペンのグリップにあることに。

気分でペンやインクの色を選び、使用しているから、連続してずっとおなじペンを使っている時間というのが、あまりない。
それゆえに、なのかもしれないけれど、これまでまったく気付かなかった自分に、ちょっと腹が立つ。

ノート遊びをしていても、創作のアイデアを膨らましてメモを作っていても、なぜか気持ちがしぼんでしまうことがある。
書きたいって気持ちでペンをとったはずなのに、すぐに楽しくなくなってしまう。
まあ、ときどきあることではある。
私の気持ちは変わりやすい。

けれど、そんなことが最近、やけに続く。
なんだろう、モヤモヤする。
あれ、モヤモヤする。
また?
ただでさえ多いモヤモヤの頻度が、あきらかに増している。

スランプ?
かもしれない。
冬季鬱とか、流行りの感染症鬱とか?
かもしれない。

ちょっと心配になって、それっぽいネット記事を読んでみた。
「アイテムを変えてみることによる気分の改善」という言葉が目に留まる。

なんとなく着心地が悪い。なんとなく肌触りが良くない。なんとなくサイズがあわない。なんとなく落ち着かない。
そういう、「なんとなく」が気持ちを下げている。
「なんとなく」だから、気が付きにくい。
「なんとなく」を無くそう。
そう書いてあった。

さてさて、私はなにが、なんとなく気に入らないのだろう。
なんとなく、となり得るものは、なんだろう。
書き心地?
ノート? ペン?
ノートは常に一種類なので、ペンのほうかも。ふだんは気分で選ぶペンを、ローテーションで使用してみることにした。

すると!
なんとなくこれかな、というペンがあった。なんとなく、使い心地が気に入らないかも。
多色ペンが1本と、万年筆が1本。
偶然にも、おなじパールパープルの、メタリック仕上げのペン。メーカーは異なれど、ほぼ同サイズ、まったくおなじツルツルのグリップの2本。

試しに、今読んでいる本を数行ずつ、ノートに書き写してみた。
うん、なんとなくダメだ。
そうして、ペン立てにあったジェットストリームに持ち替えて書いてみて、「あっ!」と思う。
親指、人差し指、中指の力の入れ具合がちがう。
触れているだけ、くらいのジェットストリームと比べると、なんとなくダメな気がしたペンはかなりの力で握っている。なんとなくダメなペンのツルツルはスルスルと指のあいだで滑るのだ。ゆえに自然と指に力が入り、疲れるらしい。

一行だけ書くくらいならば、なんとも思わない。
三行、四行と書いてきて、そこで少ーし、気になってくる。

そうだったのか!
うーん、まったく気が付かなかった。
これでも私、見た目より実用性重視だと、自分では思っていたのだけれど。。。
ペン、大好きで、けっこうたくさん買っても、使ってもいるんだけれど。。。

今日は別の別のペンで、吹き出しノートを書いてみた。
いい感じで書け、頭の中もスッキリする。
やはり、モヤモヤの原因はグリップだった!

インスタで見かける、気になるペン。
買うのは試し書きをしてみてからにしよう。
グリップにはとくに注意だ!

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