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とりとめのないことの意味
しおりを挟む意見や主張があるわけではない文章。
あっちもこっちもと使いかけ、持て余し気味な手帳にペン。
作ったからといって役に立つものでもない工作。
癒しの対価にものすごく時間をかけるゲームや塗り絵やパズルなど。
身になるなにかが見えない本や漫画や写真や映画や。
それらを書いたり使ったり作ったり遊んだり読んだり見たり眺めたりする私と、その報告。
こういうとりとめのないことを書く意味はあるのか?
ときどき訊かれる。
答えを期待して訊くのではなく、批判的しようとして口にしているのだろうとわかるけれど、批判は受け付けないので質問として聞いている。
そして答えたいときには答える。
私のためになるから意味はある。自己満足の意味がある。
機嫌の悪いときには訊き返す。
意味がなければしてはいけないの?
じゃあキミはなんの意味があって生きているの?
以前、無駄なことが必要な性質だと書いた。
必要な無駄があるのだと書いた。
楽しくって時間を忘れる無駄。気持ちが軽くなったり、緩んだりできる無駄。決して無駄ではない無駄。
とりとめのないことに意味がなかったとしたら、きっとこの無駄の中に、無駄ではない無駄の中に、とりとめのないことは入るのだと思う。そしてそれが意味になるのだと思う。
意味があるか、ないか。これも人それぞれだよね。
みんながみんなおなじではないということ、いろんな場面で、いろんな言葉で言い換えないと伝わらない。
いやなら見なければいいのに、気に居ならければ近寄らなければいいのに、どうして批判的なことを言ってやろうってなっちゃうんだろうなぁ。
まあ、キライって意識しちゃうと余計に目がいっちゃうっていうのはわかるけどね。
なんでこんなこと、わざわざ書いているんだろう?
べつに誰に言い訳する必要もなく、好きなことを、とりとめのないことを書いていればいいのに!
気にしないって言いつつ、私も多少は気にしちゃっているってことだよね。
わかってくれるかな。
ああ、もう、楽しくやろう!
今日も私はとりとめなく。
みんな我が道をいけばいい。
「われらの道」
マンダロアの教えにしたがって。
(「マンダロリアン」より マンダロリアン、おもしろいよね。シーズン3希望!!!)
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