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しおりを挟む「とても嬉しいです。光栄に思います。ティア様」
自分で言って恥じらってる。
顔を手で隠すのは無しですよ。楽しみが減ってしまいます。
「触れてもいいですか?」
「もう触れてると思うのですけど…」
確かに…
「駄目ですか?もっと触れてたいのです。手をつないでもいいですか?」
「手を?どうぞ?」
これは握手ですよ?手をつないだ事もないのかな?
嬉しい。全て私が最初で最後になりたい。自分がこんなに独占欲が有るとは。ティア様に嫌われないよ加減しないと。
「ハグしても?」
「どうぞ。」
「キスしても?」
「…き…」
聞きながらもうしますけどね。
軽いフレンチキスから、深いのまで。
「っっん~あっ。ふっ」
あら息が出来ないのかな?かわいい。ちょっと苦しいだろうけど頑張って。
「もうっっん~っふあ。」
力が抜けて来たね。上手だよあともうちょっとかな?
「んぁっもうむりっん~ひゃめっっっ」
はい捕まえた。舌を吸って背中と頭を撫でられるのが好きなのかな?甘えん坊さんだね。
「ぁっ、ふ~う~ん~」
あらら泣いちゃう?
「んっんっ…あっひゃう、やっ…ん~~っっっ」
涙は出たけど泣かなくて偉いね。
ちゅぱって音をいっぱい立てたけど聞く余裕はなかったかな?トロンと溶けてかわいい。
力がはいらないのかな、このまま食べたいけど我慢だね。
ゆっくり味見して。
しっかり準備してからじゃないとね。
かぐごしてね私のティア。
「お父様!好きな人が出来たの!」
「ごふっっ。どこの誰だ?」
「わからないの。学園でたまに見かけるけど生徒ではなさそうなの。」
「どこを好きになったんだ?」
「わからないわ?私の王子って感じただけで話した事もないわ」
「一目惚れってやつか。取りあえず調べて見るか」
END
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