おしが想像と違います

いつき

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やっぱりコルセット邪魔です。

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「次はこれを…ほら、あ~んして。」

なれて来ましたが、なんだかクロウは楽しそうです。
色気まで出てませんか?

「んあっ!」

「すまない熱かった?」

スープがまだ熱々ですね。
でも火傷するよな物ではないです。

「っっ、大丈夫です。ちょっとびっくりしただけで。」

「そうか。」

温かい物はいいですね。
ポカポカしてきて、体が温まります。

「ほぁ。このスープ美味しいです。もっとください。」

温かい内に食べたいです。
ポカポカ顔もほてりますが、それがいいですね。

「シル…」

クロウ、食べたくなったのですか?
近いから喉を鳴らして居るのがわかります。

「味が気になりますか?」

「そうだな、いや。シルが食べ終わった後でいい。」

お腹が苦しくなって来ました。
まだデザートがあるのにどうしましょう。

パーティーのためだと、いつもよりコルセットがきつく絞められてるが原因ですね。

「クロウ…お願いが有るのだけど。」

「何だ、そろそろデザートか?」

「それも有るけど…苦しくて、コルセットを緩めて欲しいの。だめ?」

「コッッ!!わ、私が?」

「他に誰も居ないでしょう?ドレスのチャックを下げて、縛ってる紐を緩めて欲しいの。」

「わ…わかった。」

ゆっくりチャックが下ろされる、ちょっとくすぐったい。

コルセットの紐が緩んで、お腹に余裕が出来た。

「こんどはそのまま結んで、元に戻して。」

「わかった、髪が邪魔だ。触れるぞ。」

首筋を撫でられる感触がするくすぐったい。

「ふっ。」

ちょっと笑っちゃいました。
クロウの手が止まって。柔らかい物が触れます。
そんな飾り有ったかな?

ちゅっ。

あれ舌打ちしました?
そんなに髪が邪魔だったのですね。

「出来た。」

「ありがとうございます。ケーキをください。」

「ああ」

 コルセットを緩めてしまえば楽勝です。

「すまないクリームが付いた。」

え?ええ?
顔が近付いて来て、口の端が舐められる。

「旨いな。」

クロウは目を合わせて来てニヤリと笑った。

「紅茶をもらって来る。」

クロウはメイドを探しに扉から出ていった。

 びっくりしました。
キスされるかと思いました!







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