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始まってしまう!
しおりを挟む「クロウ元気がないがどうした?」
「陛下、きっと緊張してるんですよ。王宮以外でシルちゃんに会うことなんてなかったのですから。」
「そうか。」
子供の頃になるべく会いたいとわがままを言ったら、朝食は家族そろって食べれるようになった。
月に何度か宰相が父上の隣で書類を読みながらだったり、母上がお口に運びながら、サインを永遠と書いてる時が有る。
宰相が手が離せない時にシルが来たらよくするそうだ。
私もそれほど仕事を任せてもらえるようになるのが楽しみだ。
父上の負担ならばと話したら。
私の癒しを奪わないでくれと泣かれて、今では日課となっている。
「シルが私を異性として見てないと、宰相とカイが言うのです。」
「知らなかったの?」
母上は当たり前のように言う。
「でも仲がいいから問題ないでしょう?このまま結婚しても」
「宰相はシルに好きな男が出来たら応援するそうです。」
「それは困ったわね。クロウ頑張りなさい。」
「大丈夫だ、母上と私もそうだった。意識してもらうのは大変だが諦めなければ大丈夫だ。」
「あなたはずるかったと思いますよ。権力を使って他の男性に圧力をかけてたとか。」
「ずるも大事だ。」
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