6 / 6
第六話 依頼と魔物
しおりを挟む
冒険者ギルドでDランクの依頼『セロラの実』の採取を受注した七三とヤクモはセロラの実がある森へ向かっていた。
「そういえばヤクモ」
「何だ?」
「ヤクモは魔法とスキルが使えるの?」
「あぁ、私は両方とも使えるぞ...と言っても魔法は風属性以外は適性が無いし、そもそも風属性の魔法も滅多には使わんがな」
「へぇ魔法を使うには適性がいるの?」
「別に無くとも使えはするが適性の無い魔法は魔力の効率が悪いし威力も遥かに落ちるから基本的に使うことは無いな」
「まぁ、私の場合は魔法を使うよりも剣とスキルの方が遥かに良いがな」
「ヤクモもスキル使えるんだね」
「あぁ!魔力を消費して半透明の頑丈な壁を作り出せる能力でな!なかなかに便利なんだ」
「ところで、その口ぶりだと七三もスキルを持ってるのか?」
「もちろん!ただ俺のは運要素が強すぎて自分でもまだよく分かってないんだ」
「だとしてもスキルは持ってること自体が珍しいからな!」
「おっ!目的地が見えてきたぞ」
ヤクモの目線の先には広大な森が広がっていた。
「ここ崖になってたんだな」
「あぁ、落ちるなよ」
「向こう岸からが目的地の森のはずだけど、ここからどうやって行くんだ?」
見渡した限り今いる崖と森がある方には十数メートルの距離があり、その間を繋ぐ橋なども無かった。
「どうやって?それは当然跳んで行くんだよ」
「は⁉︎この距離をか⁉︎」
「?もちろんそうだけど」
「マジかよ...」
「じゃあ私はお先に行くね」
そう言うとヤクモは軽々と十数メートルはある崖を跳んで渡った。
「おおーい!早く君も来い!」
(この距離をあっさり行くのかよ!いや、でも魔力の使い方は覚えた。今の俺ならこのくらい行けるはず...)
「ふぅーーっ...よし!」
深呼吸をした後魔力を全身に巡らして力強く地面を蹴った。すると体は高く前に跳び上がりヤクモのいる場所を遥かに超え、元いた位置から4,50メートル先にあった大きな木に顔から激突した。
「痛ってーー‼︎」
あまりの衝撃と痛さに叫んで悶えているとすぐにヤクモが駆け寄ってきた。
「だ、大丈夫か?」
「この状況見て大丈夫に見えるのか?...」
「す、すまん。まだ魔力操作覚えたてで加減を覚えてないのを忘れていた」
「まぁヤクモに魔力のこと教えてもらわなきゃそもそもこの森に来れなかったしな...」
「いや、その場合はちょっと離れた場所にある橋を使うが?」
「橋あるのかよ!何で先に言わなかったんだよ!」
「いや、こっちの方が時短になるんだよ」
「ま、まぁ来れたから良しとするか...」
「ところでセロラの実ってどこにあるんだ?」
「そこまでは私も分からない。しらみつぶしに探すしか無いな」
「セロラは赤くて小さい実だよな?」
「あぁセロラの木は人の背丈くらいの高さしかないから歩いてればそのうち見つかるはずだ」
「それよりも問題なのは...」
「あぁ魔物だな」
「そんなすぐに出くわすことはないだろうが警戒はしとけよ」
「分かった」
「怪しいものを見つけたらすぐ魔力の特徴を確かめるんだ」
「?魔力の特徴ってどうやったら分かるんだ?」
「?あぁそう言えば詳しく教えてなかったな」
「魔力を目に集中させて私を見てみろ」
ヤクモの言う通り目に魔力を込めてヤクモを見てみた。するとヤクモから白い色をした魔力が立ち昇っているのが見えた。
「どうだ?見えたか?」
「あ、あぁ白色の魔力がヤクモから出てるのが見えたが...」
「それが魔力の特徴だ。正確には魔力はそいつ特有の色を有していて基本は半透明だがより洗練された魔力ほど濃い色を発するようになる」
「七三の魔力は私と同じ白色をしているな。洗練はされてないから殆ど透明に近いが魔力の量は私より多い」
「なるほど...」
「さ、引き続きセロラの実を探そう」
そう言いヤクモは歩き出しその後を追うようについて行きセロラの実を探していると30分ほど探してようやく見つけた。
「見つけたな...」
「だけどあれって...」
「あぁ、小さいがゴブリンとオーガの集落だな。ゴブリンが10匹にオーガが2体」
ようやく見つけたセロラの実がなる木はゴブリンとオーガの集落のすぐ側に生えていた。
(ゴブリンとオーガ...両方とも本で見たな。ゴブリンは人間の子供くらいの大きさで知能は低いが身体能力は並の一般男性くらいでオーガは知能こそゴブリンと同程度くらいしかないが体長2m以上で素の力が強い...)
「どうするヤクモ、迂回して別のを探すか?」
「いや、次にセロラの実を見つけるのがいつになるか分からない。見つけるまでにもっと厄介な魔物に遭遇するかもしれないしな。ここで殺る!」
「分かった」
「七三、君は左側にいるゴブリン6匹を担当してくれ。私は残りを殺る」
「了解」
「行くぞ!」
ヤクモの声を合図に同時に隠れていた木の影から飛び出し、それぞれ左右に分かれた。
「まず...1匹!」
そう言いながら七三は魔力で身体を強化しながら短剣でゴブリンの首を切ると少し遅れて周りにいた5匹のゴブリンが声を上げて一斉に襲いかかってきた。
「グッッ!ギギッッ!」
「グガッ!」
「ギッ!ギギッ!」
「あっぶね!」
「おらよっ!」
ゴブリンの攻撃を慌てて避けると一番近くのゴブリンの腹を魔力を込めて思いっきり殴りつけ、勢いよく吹っ飛んだゴブリンはもう一匹を巻き込んで木に激突した
「よしっ!あと2匹!」
「ヤクモの方は!?」
見るとヤクモのは1体のオーガと向かい合っており、その側にはゴブリン4匹とオーガ1体の死体が転がっていた。
「早いな...俺も負けてらんねぇ」
再びゴブリン2匹と向き合うと足に魔力を込め一匹の懐へ飛び込み喉に短剣を突き刺し、即座に引き抜いて短剣をもう1匹のゴブリンの頭へ投げつけた。
「よしっ!終わった...」
「そっちも終わったみたいだね」
振り返ると刀についた血を拭いているヤクモが立っていた。
「あぁ、にしてもオーガ2体いてよくこんな早く終わるな...」
「まぁね!冒険者登録は最近したばかりでEランクだけど剣と魔力の修行は何年も前からしてるからね」
「こいつらの死体はどうするんだ?」
「そのままでいいよ。体の殆どが魔力で構成されてる魔物とか魔族は死後数分で体が自然に消滅して最後は魔石っていう魔力の結晶みたいなのだけ残るから」
「後はその石と目的の実を回収して帰りるだけだよ」
「了解」
数分後セロラの実とゴブリンとオーガの魔石を回収し2人は帰路に着こうとしたが
「よし!ヤクモ、そろそろ帰ろう」
「あぁ......待て!何かいる!」
ヤクモが気付いたと同時に森から地響きと木が薙ぎ倒される音がした。
そして『それ』はすぐに姿を現した。
「何だ⁉︎アイツ...」
「七三!逃げろ!あれはキュクロープス...冒険者ギルドの討伐依頼でBランクに位置する魔物だ」
目の前に現れたのは体長10メートルはありそうな一つ目の巨人だった。
「そういえばヤクモ」
「何だ?」
「ヤクモは魔法とスキルが使えるの?」
「あぁ、私は両方とも使えるぞ...と言っても魔法は風属性以外は適性が無いし、そもそも風属性の魔法も滅多には使わんがな」
「へぇ魔法を使うには適性がいるの?」
「別に無くとも使えはするが適性の無い魔法は魔力の効率が悪いし威力も遥かに落ちるから基本的に使うことは無いな」
「まぁ、私の場合は魔法を使うよりも剣とスキルの方が遥かに良いがな」
「ヤクモもスキル使えるんだね」
「あぁ!魔力を消費して半透明の頑丈な壁を作り出せる能力でな!なかなかに便利なんだ」
「ところで、その口ぶりだと七三もスキルを持ってるのか?」
「もちろん!ただ俺のは運要素が強すぎて自分でもまだよく分かってないんだ」
「だとしてもスキルは持ってること自体が珍しいからな!」
「おっ!目的地が見えてきたぞ」
ヤクモの目線の先には広大な森が広がっていた。
「ここ崖になってたんだな」
「あぁ、落ちるなよ」
「向こう岸からが目的地の森のはずだけど、ここからどうやって行くんだ?」
見渡した限り今いる崖と森がある方には十数メートルの距離があり、その間を繋ぐ橋なども無かった。
「どうやって?それは当然跳んで行くんだよ」
「は⁉︎この距離をか⁉︎」
「?もちろんそうだけど」
「マジかよ...」
「じゃあ私はお先に行くね」
そう言うとヤクモは軽々と十数メートルはある崖を跳んで渡った。
「おおーい!早く君も来い!」
(この距離をあっさり行くのかよ!いや、でも魔力の使い方は覚えた。今の俺ならこのくらい行けるはず...)
「ふぅーーっ...よし!」
深呼吸をした後魔力を全身に巡らして力強く地面を蹴った。すると体は高く前に跳び上がりヤクモのいる場所を遥かに超え、元いた位置から4,50メートル先にあった大きな木に顔から激突した。
「痛ってーー‼︎」
あまりの衝撃と痛さに叫んで悶えているとすぐにヤクモが駆け寄ってきた。
「だ、大丈夫か?」
「この状況見て大丈夫に見えるのか?...」
「す、すまん。まだ魔力操作覚えたてで加減を覚えてないのを忘れていた」
「まぁヤクモに魔力のこと教えてもらわなきゃそもそもこの森に来れなかったしな...」
「いや、その場合はちょっと離れた場所にある橋を使うが?」
「橋あるのかよ!何で先に言わなかったんだよ!」
「いや、こっちの方が時短になるんだよ」
「ま、まぁ来れたから良しとするか...」
「ところでセロラの実ってどこにあるんだ?」
「そこまでは私も分からない。しらみつぶしに探すしか無いな」
「セロラは赤くて小さい実だよな?」
「あぁセロラの木は人の背丈くらいの高さしかないから歩いてればそのうち見つかるはずだ」
「それよりも問題なのは...」
「あぁ魔物だな」
「そんなすぐに出くわすことはないだろうが警戒はしとけよ」
「分かった」
「怪しいものを見つけたらすぐ魔力の特徴を確かめるんだ」
「?魔力の特徴ってどうやったら分かるんだ?」
「?あぁそう言えば詳しく教えてなかったな」
「魔力を目に集中させて私を見てみろ」
ヤクモの言う通り目に魔力を込めてヤクモを見てみた。するとヤクモから白い色をした魔力が立ち昇っているのが見えた。
「どうだ?見えたか?」
「あ、あぁ白色の魔力がヤクモから出てるのが見えたが...」
「それが魔力の特徴だ。正確には魔力はそいつ特有の色を有していて基本は半透明だがより洗練された魔力ほど濃い色を発するようになる」
「七三の魔力は私と同じ白色をしているな。洗練はされてないから殆ど透明に近いが魔力の量は私より多い」
「なるほど...」
「さ、引き続きセロラの実を探そう」
そう言いヤクモは歩き出しその後を追うようについて行きセロラの実を探していると30分ほど探してようやく見つけた。
「見つけたな...」
「だけどあれって...」
「あぁ、小さいがゴブリンとオーガの集落だな。ゴブリンが10匹にオーガが2体」
ようやく見つけたセロラの実がなる木はゴブリンとオーガの集落のすぐ側に生えていた。
(ゴブリンとオーガ...両方とも本で見たな。ゴブリンは人間の子供くらいの大きさで知能は低いが身体能力は並の一般男性くらいでオーガは知能こそゴブリンと同程度くらいしかないが体長2m以上で素の力が強い...)
「どうするヤクモ、迂回して別のを探すか?」
「いや、次にセロラの実を見つけるのがいつになるか分からない。見つけるまでにもっと厄介な魔物に遭遇するかもしれないしな。ここで殺る!」
「分かった」
「七三、君は左側にいるゴブリン6匹を担当してくれ。私は残りを殺る」
「了解」
「行くぞ!」
ヤクモの声を合図に同時に隠れていた木の影から飛び出し、それぞれ左右に分かれた。
「まず...1匹!」
そう言いながら七三は魔力で身体を強化しながら短剣でゴブリンの首を切ると少し遅れて周りにいた5匹のゴブリンが声を上げて一斉に襲いかかってきた。
「グッッ!ギギッッ!」
「グガッ!」
「ギッ!ギギッ!」
「あっぶね!」
「おらよっ!」
ゴブリンの攻撃を慌てて避けると一番近くのゴブリンの腹を魔力を込めて思いっきり殴りつけ、勢いよく吹っ飛んだゴブリンはもう一匹を巻き込んで木に激突した
「よしっ!あと2匹!」
「ヤクモの方は!?」
見るとヤクモのは1体のオーガと向かい合っており、その側にはゴブリン4匹とオーガ1体の死体が転がっていた。
「早いな...俺も負けてらんねぇ」
再びゴブリン2匹と向き合うと足に魔力を込め一匹の懐へ飛び込み喉に短剣を突き刺し、即座に引き抜いて短剣をもう1匹のゴブリンの頭へ投げつけた。
「よしっ!終わった...」
「そっちも終わったみたいだね」
振り返ると刀についた血を拭いているヤクモが立っていた。
「あぁ、にしてもオーガ2体いてよくこんな早く終わるな...」
「まぁね!冒険者登録は最近したばかりでEランクだけど剣と魔力の修行は何年も前からしてるからね」
「こいつらの死体はどうするんだ?」
「そのままでいいよ。体の殆どが魔力で構成されてる魔物とか魔族は死後数分で体が自然に消滅して最後は魔石っていう魔力の結晶みたいなのだけ残るから」
「後はその石と目的の実を回収して帰りるだけだよ」
「了解」
数分後セロラの実とゴブリンとオーガの魔石を回収し2人は帰路に着こうとしたが
「よし!ヤクモ、そろそろ帰ろう」
「あぁ......待て!何かいる!」
ヤクモが気付いたと同時に森から地響きと木が薙ぎ倒される音がした。
そして『それ』はすぐに姿を現した。
「何だ⁉︎アイツ...」
「七三!逃げろ!あれはキュクロープス...冒険者ギルドの討伐依頼でBランクに位置する魔物だ」
目の前に現れたのは体長10メートルはありそうな一つ目の巨人だった。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生王子はダラけたい
朝比奈 和
ファンタジー
大学生の俺、一ノ瀬陽翔(いちのせ はると)が転生したのは、小さな王国グレスハートの末っ子王子、フィル・グレスハートだった。
束縛だらけだった前世、今世では好きなペットをモフモフしながら、ダラけて自由に生きるんだ!
と思ったのだが……召喚獣に精霊に鉱石に魔獣に、この世界のことを知れば知るほどトラブル発生で悪目立ち!
ぐーたら生活したいのに、全然出来ないんだけどっ!
ダラけたいのにダラけられない、フィルの物語は始まったばかり!
※2016年11月。第1巻
2017年 4月。第2巻
2017年 9月。第3巻
2017年12月。第4巻
2018年 3月。第5巻
2018年 8月。第6巻
2018年12月。第7巻
2019年 5月。第8巻
2019年10月。第9巻
2020年 6月。第10巻
2020年12月。第11巻 出版しました。
PNもエリン改め、朝比奈 和(あさひな なごむ)となります。
投稿継続中です。よろしくお願いします!
おまけ娘の異世界チート生活〜君がいるこの世界を愛し続ける〜
蓮条緋月
ファンタジー
ファンタジーオタクな芹原緋夜はある日異世界に召喚された。しかし緋夜と共に召喚された少女の方が聖女だと判明。自分は魔力なしスキルなしの一般人だった。訳の分からないうちに納屋のような場所で生活することに。しかも、変な噂のせいで食事も満足に与えてくれない。すれ違えば蔑みの眼差ししか向けられず、自分の護衛さんにも被害が及ぶ始末。気を紛らわすために魔力なしにも関わらず魔法を使えないかといろいろやっていたら次々といろんな属性に加えてスキルも使えるようになっていた。そして勝手に召喚して虐げる連中への怒りと護衛さんへの申し訳なさが頂点に達し国を飛び出した。
行き着いた国で出会ったのは最強と呼ばれるソロ冒険者だった。彼とパーティを組んだ後獣人やエルフも加わり賑やかに。しかも全員美形というおいしい設定付き。そんな人達に愛されながら緋夜は冒険者として仲間と覚醒したチートで無双するー!
※他サイトにて重複掲載しています
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる