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第35章:東部戦線
概況・1:東部戦線、甘く見ちゃダメ
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1559年4月下旬
上野国那和城
大胡是定
(品川から帰ってきて内政見ています)
「是定様。大胡・那和郡の後備兵3500編制完了。訓練も順次行っております」
ここ10日間。
殿が出陣するときに間に合わせるため、毎日と言いいてよいほど後備兵の招集を急かしてきた。
此度の戦。
四方に戦線が広がっている為、大胡の常備兵50000ではとても足りぬ。
殿は嫌がっておられたがせめて元の大胡領の住民だけでも招集を、という皆の声に押される形となり殿の対武田の決戦出陣にこの3500の編制を間に合わせた。
これにより、真田殿の戦略予備10000を動かすことが可能となった。
殿も皆に
「御免なさい。そしてありがとう」
とまたまた涙を流されておられた。
昔から変わらんのう。
「是定様! 至急の知らせ。
足利城が落ちましてござる。
それと相呼応して館林城に調略が。
雇い入れた雑兵の裏切りによって大手門が破られ落城との事!」
なんと!
東部戦線の作戦方針は堅城
「唐沢山城」
「館林城」
「新田金山城」
そして新たに建設されつつある「世良田要塞」で支えるというもの。
昨日まで唐沢山城と館林城を囲んでいただけであった宇都宮と佐竹の20000。攻めあぐねていた筈。
唐沢山城を素通りして足利城を落としたのか?
「殿に伝令を。それと同時にその後の敵の動きを至急探れ。伝令狩りに気を付けよ」
儂は嫌な予感で背筋がゾクッとなるのを押さえることができなんだ。
◇ ◇ ◇ ◇
1559年4月下旬
上野国館林城
赤井推政
(出たなぁ、シャ〇め!)
あっけなかったな。
堅城などと言っても内からの攻撃には弱い。
大胡の有志で構成された『連邦』。
大胡に吸収された領国を奪い取られた軽格の者で次男以下は、大胡に忠誠を誓ったものだけ許され華蔵寺で戦術・兵の統制などを習い隊に配属される。
その中に私は同志を募った。
少なくない者が賛同してくれた。
私は時が来るまで大胡の兵として分隊小隊を任せられるほどの者となって一斉の蜂起しようと誓う事を提唱。皆で大胡の庭にある、ふっと猿場にて「ふっとさる場の誓い」というものを行った。
その中の一人が館林の扇動者となった。
それであっけなく陥落したのだ。
雑兵の武装蜂起の下準備には十分な時間があった。動員された後備兵の中にも幾人かだが扇動者はいる。今頃、足利城も落ちている事だろう。
芳賀様には感謝している。
宇都宮勢の作戦を私が立案、それに沿って進軍、布陣をしていただいた。
今、堅城唐沢山城は2000の佐竹勢で包囲している。
あの城は堅城ではあるが、そこから出て逆撃できる仕組みにはなっていない。
籠る兵も2000。
付け城というほどのものでなくとも簡単な野戦築城で防げよう。
その完成までの間だけ大軍で包囲していただいた。
次の目標は最後の堅城、新田金山城だ。
あそこはしぶといだろう。
我攻めで落とすなど愚の骨頂。
あちらへは上杉本隊が向かっているという。
宇都宮の本隊もそれに合流するために南下している。
合計17000。
これで包囲。
もちろんあの城にも優秀な『連邦』の一員が配属されている。大胡の眼が周囲に向いている間に大手門と虎口を押さえる予定だ。ここにも2000の大胡の精兵が詰めている。
もし謀反を起こせなくても最低でも煙硝蔵を爆破する手はずだ。
そして私は……
「出せ。足利の我が隊へ帰還する。その後、大胡の中枢を直撃する」
巨躯の男どもを集めて担がせている輿に腰帯をしっかりと結びつけ、私の警護の者だけを連れての館林城攻城戦から離陣して我が別動隊3000の待つ足利西部へ向かって前進した。
私の故郷、館林城には目もくれずに。
そのそっけなさに側近の『連邦』の一員は不審な目を向けているのを感じたが私の表情は見えないだろう。
しかし素振りくらいは見せてやろうか。
少しだけ館林城を振り返る。
そこには苦悩の記憶が陽炎の如く立ち上っていた。
それを今から消し去る戦いへと赴く。
◇ ◇ ◇ ◇
4月下旬
赤岩の渡しより北方2里
上杉謙信
(この人の戦略性はどうなってしまったのだろう?
元からないかw)
あの狐顔には手こずった。
武田の信玄坊主とは違う粘りと攻撃力がある。
この俺に同等の損害を強いるとは。
しかも一部こちらの軍勢が拘束されていたとはいえ5割増しの兵があった。
やはり鉄砲を持ってくるべきであったか。
しかし鉄砲のない軍勢で沼田は抜けぬ。
沼田が通れないとなれば、伊達との交渉を急がねばならぬ。
本隊を帰すのに奥羽を使うのは最後の手段。
残るは宇佐美の爺と直江が役目を果たすことを期待して、目の前に見えて来た平山城、堅城と名高い新田金山城を落とす。
それが出来ねば、ここに敵を引きつけあの赤井という白い練り絹と遮光器で顔を覆った不気味な若造が、大胡と華蔵寺を急襲する。
そしてこの戦の終結は……
政賢と大胡の決定的な弱点。
女房衆を人質にすることだ。
決戦は野戦でとの思いが強い。
いや、それしか望まぬ。
だがここまでくるとあ奴の献策を受け入れるしかない。
果たして北条に猛威を振るった、あの那和城の堅陣を如何に抜くか?
何を考えているのかは知らぬ。
知れば味方に知られる事となり敵の草に気取られよう。
儂はその動揺を突き大胡に決戦を強いる。
場所は……新田か。
義貞公の領地であった所。
この上ないもののふの決戦場ではないか。
◇ ◇ ◇ ◇
「大胡是定と後備兵」
この人に戦を任せちゃダメ!
内政の人なんだから。
戦備を緊急手配するにはもってこいの人財。
でもねぇ、主人公のこの性格、何とかならんものか?
こんな時のために後備兵制度作っているんじゃないの?
という作者はゲームでは予備役招集を躊躇して敵の大量の予備兵力で戦線崩壊させられること多しw
予備役招集って結構問題があるんですよね。
この時期の大胡の場合はまだ信用のおける後備兵は上野周辺の者だけ。
だからこのくらいしか集められない。
予備役制度はまだ名目上だけしかない。
だって退役軍人なんていないしw
「世良田要塞」
ご都合主義の賜物!
本来は考えていなかったシロモノ。
でも考えてみるとこの付近は絶対に落とされてはいけない場所だから。
そしてもう一つご都合主義。
桃ノ木川と利根川の合流地点を間違えていた!!
もっと西、八斗島付近だと思って作品を書いていたw
色々調べていたら、あの渋沢栄一の生家である血洗島付近「中瀬河岸」(江戸期に繁栄をし始めた)の方が地理的に有利。
浅間の大噴火後の影響かと思っていたら立地条件も大事だったと……
気にしないで下せえ。
「唐沢山城と新田金山城」
由良家と佐野家は親密な関係があったのですが、どうやら石垣技術やその他の築城技術をお互いに共有していたと類推できるとか。
東日本では珍しい石垣を多用していますが、この時期がまだ不明?資料の読み込みが不十分です。
なのでここは2つの城にこの時期、既にある程度の築城技術が蓄積されており当たりに転がっている石をコンクリで固めた城塞としました。
上野国那和城
大胡是定
(品川から帰ってきて内政見ています)
「是定様。大胡・那和郡の後備兵3500編制完了。訓練も順次行っております」
ここ10日間。
殿が出陣するときに間に合わせるため、毎日と言いいてよいほど後備兵の招集を急かしてきた。
此度の戦。
四方に戦線が広がっている為、大胡の常備兵50000ではとても足りぬ。
殿は嫌がっておられたがせめて元の大胡領の住民だけでも招集を、という皆の声に押される形となり殿の対武田の決戦出陣にこの3500の編制を間に合わせた。
これにより、真田殿の戦略予備10000を動かすことが可能となった。
殿も皆に
「御免なさい。そしてありがとう」
とまたまた涙を流されておられた。
昔から変わらんのう。
「是定様! 至急の知らせ。
足利城が落ちましてござる。
それと相呼応して館林城に調略が。
雇い入れた雑兵の裏切りによって大手門が破られ落城との事!」
なんと!
東部戦線の作戦方針は堅城
「唐沢山城」
「館林城」
「新田金山城」
そして新たに建設されつつある「世良田要塞」で支えるというもの。
昨日まで唐沢山城と館林城を囲んでいただけであった宇都宮と佐竹の20000。攻めあぐねていた筈。
唐沢山城を素通りして足利城を落としたのか?
「殿に伝令を。それと同時にその後の敵の動きを至急探れ。伝令狩りに気を付けよ」
儂は嫌な予感で背筋がゾクッとなるのを押さえることができなんだ。
◇ ◇ ◇ ◇
1559年4月下旬
上野国館林城
赤井推政
(出たなぁ、シャ〇め!)
あっけなかったな。
堅城などと言っても内からの攻撃には弱い。
大胡の有志で構成された『連邦』。
大胡に吸収された領国を奪い取られた軽格の者で次男以下は、大胡に忠誠を誓ったものだけ許され華蔵寺で戦術・兵の統制などを習い隊に配属される。
その中に私は同志を募った。
少なくない者が賛同してくれた。
私は時が来るまで大胡の兵として分隊小隊を任せられるほどの者となって一斉の蜂起しようと誓う事を提唱。皆で大胡の庭にある、ふっと猿場にて「ふっとさる場の誓い」というものを行った。
その中の一人が館林の扇動者となった。
それであっけなく陥落したのだ。
雑兵の武装蜂起の下準備には十分な時間があった。動員された後備兵の中にも幾人かだが扇動者はいる。今頃、足利城も落ちている事だろう。
芳賀様には感謝している。
宇都宮勢の作戦を私が立案、それに沿って進軍、布陣をしていただいた。
今、堅城唐沢山城は2000の佐竹勢で包囲している。
あの城は堅城ではあるが、そこから出て逆撃できる仕組みにはなっていない。
籠る兵も2000。
付け城というほどのものでなくとも簡単な野戦築城で防げよう。
その完成までの間だけ大軍で包囲していただいた。
次の目標は最後の堅城、新田金山城だ。
あそこはしぶといだろう。
我攻めで落とすなど愚の骨頂。
あちらへは上杉本隊が向かっているという。
宇都宮の本隊もそれに合流するために南下している。
合計17000。
これで包囲。
もちろんあの城にも優秀な『連邦』の一員が配属されている。大胡の眼が周囲に向いている間に大手門と虎口を押さえる予定だ。ここにも2000の大胡の精兵が詰めている。
もし謀反を起こせなくても最低でも煙硝蔵を爆破する手はずだ。
そして私は……
「出せ。足利の我が隊へ帰還する。その後、大胡の中枢を直撃する」
巨躯の男どもを集めて担がせている輿に腰帯をしっかりと結びつけ、私の警護の者だけを連れての館林城攻城戦から離陣して我が別動隊3000の待つ足利西部へ向かって前進した。
私の故郷、館林城には目もくれずに。
そのそっけなさに側近の『連邦』の一員は不審な目を向けているのを感じたが私の表情は見えないだろう。
しかし素振りくらいは見せてやろうか。
少しだけ館林城を振り返る。
そこには苦悩の記憶が陽炎の如く立ち上っていた。
それを今から消し去る戦いへと赴く。
◇ ◇ ◇ ◇
4月下旬
赤岩の渡しより北方2里
上杉謙信
(この人の戦略性はどうなってしまったのだろう?
元からないかw)
あの狐顔には手こずった。
武田の信玄坊主とは違う粘りと攻撃力がある。
この俺に同等の損害を強いるとは。
しかも一部こちらの軍勢が拘束されていたとはいえ5割増しの兵があった。
やはり鉄砲を持ってくるべきであったか。
しかし鉄砲のない軍勢で沼田は抜けぬ。
沼田が通れないとなれば、伊達との交渉を急がねばならぬ。
本隊を帰すのに奥羽を使うのは最後の手段。
残るは宇佐美の爺と直江が役目を果たすことを期待して、目の前に見えて来た平山城、堅城と名高い新田金山城を落とす。
それが出来ねば、ここに敵を引きつけあの赤井という白い練り絹と遮光器で顔を覆った不気味な若造が、大胡と華蔵寺を急襲する。
そしてこの戦の終結は……
政賢と大胡の決定的な弱点。
女房衆を人質にすることだ。
決戦は野戦でとの思いが強い。
いや、それしか望まぬ。
だがここまでくるとあ奴の献策を受け入れるしかない。
果たして北条に猛威を振るった、あの那和城の堅陣を如何に抜くか?
何を考えているのかは知らぬ。
知れば味方に知られる事となり敵の草に気取られよう。
儂はその動揺を突き大胡に決戦を強いる。
場所は……新田か。
義貞公の領地であった所。
この上ないもののふの決戦場ではないか。
◇ ◇ ◇ ◇
「大胡是定と後備兵」
この人に戦を任せちゃダメ!
内政の人なんだから。
戦備を緊急手配するにはもってこいの人財。
でもねぇ、主人公のこの性格、何とかならんものか?
こんな時のために後備兵制度作っているんじゃないの?
という作者はゲームでは予備役招集を躊躇して敵の大量の予備兵力で戦線崩壊させられること多しw
予備役招集って結構問題があるんですよね。
この時期の大胡の場合はまだ信用のおける後備兵は上野周辺の者だけ。
だからこのくらいしか集められない。
予備役制度はまだ名目上だけしかない。
だって退役軍人なんていないしw
「世良田要塞」
ご都合主義の賜物!
本来は考えていなかったシロモノ。
でも考えてみるとこの付近は絶対に落とされてはいけない場所だから。
そしてもう一つご都合主義。
桃ノ木川と利根川の合流地点を間違えていた!!
もっと西、八斗島付近だと思って作品を書いていたw
色々調べていたら、あの渋沢栄一の生家である血洗島付近「中瀬河岸」(江戸期に繁栄をし始めた)の方が地理的に有利。
浅間の大噴火後の影響かと思っていたら立地条件も大事だったと……
気にしないで下せえ。
「唐沢山城と新田金山城」
由良家と佐野家は親密な関係があったのですが、どうやら石垣技術やその他の築城技術をお互いに共有していたと類推できるとか。
東日本では珍しい石垣を多用していますが、この時期がまだ不明?資料の読み込みが不十分です。
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