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第7章:最初の首取りです!
即席砦、3分で作れる?【二回目のの大規模戦闘】
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1548年8月中旬
上野国赤石城跡
(伊勢崎市市役所付近)
利根石斎(流れの土木作業員の親方)
頭が焼けるようじゃ。
菅笠を被っていても熱が伝わってくるほどの強い日差し。儂はまだ剃髪して居るので良いが、皆は大変じゃろうて。しかし、普通ならぶっ倒れている人足がいる暑さ。
それでも働けているのは、殿さんが「水と一緒に塩舐めてね~」といって置いていった塩のお蔭か? 水を飲んでもだるく成らん。
儂はこんな幼き頃より石を積んだり土塁・堤を固めたりの人足をしていた。
そのうち棟梁が取りたててくれ、人足頭から作務方(設計・全体人数差配)にまで上り詰めた。だがお侍方の横暴が嫌になり上方から坂東へ流れてきた。
倉賀野の河岸で人足をしていたら、大胡で酒・飯が只という極楽のような条件で雇ってくれるという。殿さんが横暴な奴だったらさっさと逃げる腹積もりで面談に来てみたが、びっくりした。
最初に飯が出され、「これがいつもの食事よん。食べてみて~」と若侍が剽軽な態度で、酒を一人一人に次いで回っていた。
あとで聞くとなんと、あの若侍が大胡の殿さんであるという。
まさかと思いつつ、人足になってみたが……
きつい。
なんちゅう人使いの荒さ。
だが……
やりがいがある!
まさか、最前線に突っ込まされるとこまでやらされるとは思ってもみなかったが、その素人集団の突進で偉そうな侍が青くなっていた。
爽快じゃ。またやりたいもんじゃ。
「あっついねぇ~♪ どう~棟梁? あとどのくらいかかる?」
殿さんだ。
ガタイの大きな側近を連れて、両手を大げさに振りながら近づいてくる。
「あと3日というところですな。あとは逆茂木の一部と投擲用の目印だけです」
この砦は2か月の築城作業で1町(100m)四方のほぼ四角。四隅に矢倉を立ててある。
西30間に桃ノ木川。
ここまで下ると川幅が結構出てくる。10間はあるか。深みに嵌まると危険だ。
東にも粕川が流れてある程度の防壁となっているが、川までの距離が7町と遠い。
そして北と南・東に馬出しがある。南方約1里に那波氏の本拠、那波城がある。どちらも平城。たいした防御力はない。
「ちょっとね、予定が崩れてね~。明日からお休みして体力回復してね。その後しゅつじ~ん、です♪
あとの作業は普通の人足に任せて、荷駄隊改め、戦闘工兵隊。また奮戦頼んじゃうよ」
やはり人使いが荒い。
◇ ◇ ◇ ◇
1548年9月上旬
上野国那波城
那波宗俊
(ますます政賢君にいじめられる大胡の南にいる国衆)
兵糧が底をつく。
あともって1か月。銭はもう土倉が貸してくれん。もし今年の刈り入れができたとしても、大胡の奴らによる青田刈りのお蔭で殆ど収量が見込めぬ。
松風の奴。
許せん!
今は政賢か、どうでもよいわ!
あ奴が河船衆や野盗を使い、北条からの兵糧入れを悉く邪魔をした。
これから北条も刈り入れ、農繁期じゃ。後詰が期待できぬ。仕方ないと成田に泣きついた。
これではらちが明かぬと申して刈り取り前に大規模な後詰、さらには本領を安全にし、中止せざるを得なかった川止めを再開できるよう、赤石を取ることを目的とした4000もの軍勢を寄こしてくれることとなった。
そして今、ここにその将たちが集まっている。
上座には此度の総大将、垪和左衛門太夫殿が座っている。
噂によれば、先の川越夜戦の後に行われた追撃戦にて、あの小童に手ひどくやられたらしい。そのような者を大将に据えるとは北条氏康の度量の大きさ、勢力としての余裕を感じた。
1度くらいの失策は、次の戦で取り返せ。失敗を糧にせよということか。
「各々方、いよいよあと1刻後出陣であるが、なにかまだ言いたき儀ありますかな?」
「然らば、某が先陣でよろしいのですな。小さき砦など踏みつぶしてくれよう!」
成田勢を率いる成田泰季殿が叫ぶ。
応!
と、皆威勢づく。
我が那波勢は700で右翼の、敵砦東の馬出しを狙い北進。
そのまま東から砦を攻める。
更に右翼、粕川の東岸を太刀のみを佩いた軽装の足軽300が隠密裏に回り込み、砦北口を奇襲する。
大手門に当たる南口はどちらかというと陽動になるのか?
しかしこの兵力差ではそのまま押しつぶせるやもしれぬ。
お味方4700。
対する大胡は総動員しても1200程度とみている。
全部をここに集中できるわけでもなし。
砦があるとしても、たった2か月での築城作業では、柵を1重・矢倉を建てることくらいしかできぬ。
物見もそう報告してきた。
「しかし、各々方。油断召されるな。相手は何をしてくるかわからぬ。
一応先の戦の失策への対応はしてきたが」
皆、少々この言葉を軽視している。
「なにを。先の戦での負け惜しみを言うておる」
と言いたそうじゃ。
「では、出立前に盃を交わそうぞ」
皆、土器で酒を飲み干し、威勢よく地面に叩きつけた。
その酒が焼酎であったことに少し引っかかるものがあったが……
上野国赤石城跡
(伊勢崎市市役所付近)
利根石斎(流れの土木作業員の親方)
頭が焼けるようじゃ。
菅笠を被っていても熱が伝わってくるほどの強い日差し。儂はまだ剃髪して居るので良いが、皆は大変じゃろうて。しかし、普通ならぶっ倒れている人足がいる暑さ。
それでも働けているのは、殿さんが「水と一緒に塩舐めてね~」といって置いていった塩のお蔭か? 水を飲んでもだるく成らん。
儂はこんな幼き頃より石を積んだり土塁・堤を固めたりの人足をしていた。
そのうち棟梁が取りたててくれ、人足頭から作務方(設計・全体人数差配)にまで上り詰めた。だがお侍方の横暴が嫌になり上方から坂東へ流れてきた。
倉賀野の河岸で人足をしていたら、大胡で酒・飯が只という極楽のような条件で雇ってくれるという。殿さんが横暴な奴だったらさっさと逃げる腹積もりで面談に来てみたが、びっくりした。
最初に飯が出され、「これがいつもの食事よん。食べてみて~」と若侍が剽軽な態度で、酒を一人一人に次いで回っていた。
あとで聞くとなんと、あの若侍が大胡の殿さんであるという。
まさかと思いつつ、人足になってみたが……
きつい。
なんちゅう人使いの荒さ。
だが……
やりがいがある!
まさか、最前線に突っ込まされるとこまでやらされるとは思ってもみなかったが、その素人集団の突進で偉そうな侍が青くなっていた。
爽快じゃ。またやりたいもんじゃ。
「あっついねぇ~♪ どう~棟梁? あとどのくらいかかる?」
殿さんだ。
ガタイの大きな側近を連れて、両手を大げさに振りながら近づいてくる。
「あと3日というところですな。あとは逆茂木の一部と投擲用の目印だけです」
この砦は2か月の築城作業で1町(100m)四方のほぼ四角。四隅に矢倉を立ててある。
西30間に桃ノ木川。
ここまで下ると川幅が結構出てくる。10間はあるか。深みに嵌まると危険だ。
東にも粕川が流れてある程度の防壁となっているが、川までの距離が7町と遠い。
そして北と南・東に馬出しがある。南方約1里に那波氏の本拠、那波城がある。どちらも平城。たいした防御力はない。
「ちょっとね、予定が崩れてね~。明日からお休みして体力回復してね。その後しゅつじ~ん、です♪
あとの作業は普通の人足に任せて、荷駄隊改め、戦闘工兵隊。また奮戦頼んじゃうよ」
やはり人使いが荒い。
◇ ◇ ◇ ◇
1548年9月上旬
上野国那波城
那波宗俊
(ますます政賢君にいじめられる大胡の南にいる国衆)
兵糧が底をつく。
あともって1か月。銭はもう土倉が貸してくれん。もし今年の刈り入れができたとしても、大胡の奴らによる青田刈りのお蔭で殆ど収量が見込めぬ。
松風の奴。
許せん!
今は政賢か、どうでもよいわ!
あ奴が河船衆や野盗を使い、北条からの兵糧入れを悉く邪魔をした。
これから北条も刈り入れ、農繁期じゃ。後詰が期待できぬ。仕方ないと成田に泣きついた。
これではらちが明かぬと申して刈り取り前に大規模な後詰、さらには本領を安全にし、中止せざるを得なかった川止めを再開できるよう、赤石を取ることを目的とした4000もの軍勢を寄こしてくれることとなった。
そして今、ここにその将たちが集まっている。
上座には此度の総大将、垪和左衛門太夫殿が座っている。
噂によれば、先の川越夜戦の後に行われた追撃戦にて、あの小童に手ひどくやられたらしい。そのような者を大将に据えるとは北条氏康の度量の大きさ、勢力としての余裕を感じた。
1度くらいの失策は、次の戦で取り返せ。失敗を糧にせよということか。
「各々方、いよいよあと1刻後出陣であるが、なにかまだ言いたき儀ありますかな?」
「然らば、某が先陣でよろしいのですな。小さき砦など踏みつぶしてくれよう!」
成田勢を率いる成田泰季殿が叫ぶ。
応!
と、皆威勢づく。
我が那波勢は700で右翼の、敵砦東の馬出しを狙い北進。
そのまま東から砦を攻める。
更に右翼、粕川の東岸を太刀のみを佩いた軽装の足軽300が隠密裏に回り込み、砦北口を奇襲する。
大手門に当たる南口はどちらかというと陽動になるのか?
しかしこの兵力差ではそのまま押しつぶせるやもしれぬ。
お味方4700。
対する大胡は総動員しても1200程度とみている。
全部をここに集中できるわけでもなし。
砦があるとしても、たった2か月での築城作業では、柵を1重・矢倉を建てることくらいしかできぬ。
物見もそう報告してきた。
「しかし、各々方。油断召されるな。相手は何をしてくるかわからぬ。
一応先の戦の失策への対応はしてきたが」
皆、少々この言葉を軽視している。
「なにを。先の戦での負け惜しみを言うておる」
と言いたそうじゃ。
「では、出立前に盃を交わそうぞ」
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