11 / 70
第3章:美濃攻めしよう
ハートマンはテンプレ
しおりを挟む
1565年8月
さっきは散々だったよ。
危うく収入源が全部信長に持っていかれる所だった。
とりあえず難を逃れたら、最強部隊を作れと。
そりゃ面白いよ。
男の子の夢だからね。
「為すべきことはただ一つ、地獄を作れ!」
とか
「シュヴァルツランツェンレイター、フォーリュッケン!」
(黒色槍騎兵艦隊。前進せよ!)
とか、誰もいない場所で思わず叫んじゃう。
男の子なら誰でも通る道。
え?
俺はしない? ヲタクだけだって。
そうですか、そうですね。はい。
とりま。
作り始めましたよ。
最強軍隊。
軍隊の背骨は下士官。軍曹・伍長。
こいつらを育成しないことには話にならない。
だけどな。
俺ってシティーボーイじゃん?
武ばった事できね~
切羽詰まらないとね。自分でやらないでいいものはやらない主義です。
そう思っていたら、信ちゃん気が利いているね~
利家を寄騎に付けてくれました。
寄騎とは、あの下町八丁堀の与力と同じですね。あれは奉行の寄騎で旗本身分の武士(同心はお目見え以下)。これを部将に付けてやる。独立した直参武士身分で部将の家臣とは違うけど、一応指揮権は部将にある。
部将って、現代でいえば准将くらい?
必要な時に、軍を指揮するとか応用の利く立場。いいように使われる奴ともいう。
そこまで身分が高くない俺。
でも信ちゃんに俺の収入、知られちゃったから。
部下、必要だろ?
こいつら使え、という親切心。
でもな、みんなは事情を知らないんだ。こんなに色々と寄騎付けないで~と送り返しました。
来る予定だった人。
毛利良勝(義元討つはずだった人)
島田秀満(バリバリの官僚)
加藤弥三郎(小姓上がりの旗本)
毛利・加藤とか戦闘しかできないじゃんか。
島田君欲しいけど、この人こっち来たら織田家内政どうすんのよ。
ということで、一応内政もできるし戦闘もこなせる万能選手、いい方変えれば器用貧乏な奴。
前田利家が来ました~
あと変な奴もついて来た。
いつも酒飲んだり釣り行ったり、ガキと遊んだりしている男。
利家の親戚だって。
名前聞いて、衛星軌道までぶっ飛んじゃいそうになったよ。
慶次?
一夢庵?
穀蔵院飄戸斎?
いわゆるひとつの~、慶次郎だよ。マンガで有名になった。
利家の義理の甥だっけ?
そりゃついてくるかもしれないよ、仲が悪くても仕事だもんね。まだそんなに傾奇いていないし。
俺、こいつら使いこなす自信ねぇ~泣
「光秀殿。差配よろしく頼みまする。まさか貴様の寄騎になるとはなぁ。あの十兵衛が出世したもんだ。だが最初出会った時から、なにか俺たちと違うと感じていたぞ」
うん。
やっぱりこいつはいい奴だよ。
出世争いで負けても友情は変わらない?
でもな。
そうじゃなけりゃ、奥さんのお松っちゃんに往復ビンタだろう。
俺らん家、隣だから仲良くしないと寧々&松連合軍に蹂躙される運命。俺も巻き込まれる!
「で、そっちのゴツい武者は誰かな?」
普通の背丈で横にがっしりとした体格の男が利家の後ろについて来た。
「これは我が兄の養子で、前田利益という。俺同様によろしく頼む」
?
利益?
け、慶次?
まさかのデブマッチョ??
細マッチョじゃないの??
誰か嘘だと言って~~~
俺の夢を返せ~~~~~~~~~!!
「前田慶次郎利益と申す。今後良しなに」
とだけ言って、黙る。
ああ、一応性格だけは慶次ね。
……違っていたら俺、泣いちゃうぞ。
「では今後の予定を説明するぞ。まずは鉄砲の増産。これは俺の友達、冬木ってやつが担当している。
取り敢えず今、鉄砲は冬木1号銃が100丁。これは普通の種子島に銃床取り付けカルカを折れないように改良したやつね。
冬木2号銃。カラクリ構造を頑丈で軽くして不発なくしたやつが50丁。
3号銃。照星と照門つけて軽いライフリングつけたやつ。
これが10丁。
今のとここんだけ」
利家は大分、俺の訳の分からない説明を聞き流しつつ、すげ~ことに要点だけきちっと質問してくる。銃床あると普通の桶川胴使えないのではとか。こいつこんなに優秀だったの?
慶次(ああ、利益じゃかっこ悪いから慶次って呼んでいる)はブスッとして黙り込んでいるけど、わかってんのか?
まあ、訓練とか始めればわかるっしょ。
「そろそろ美濃攻略に向かうことになるだろうから、出来るだけ鉄砲隊の練度をあげる。これ、信長様の命令。命懸けでやろう!」
応!
相変わらず威勢の良い利家。
慶次は……鼻ほじっていやがる。
このずんぐりむっくりで性格だけ慶次かよ!
今度、コスプレタイムで世紀末救世主に、最初にやられた悪役のコス着せさせよう。
「お前はもう死んでいる」
知らないだろうから思いっきり笑ってやる。
◇ ◇ ◇ ◇
俺は10人毎の縦列を25列作った俺の隊員たちに訓示をしている。
背が低いので、乗っかるジャガイモの箱がないのが残念だ。あれは精鋭増強大隊を率いる小柄な隊長にはテンプレなグッズ。今度、アホ毛を立ててプロイセン風軍服コスするか。
「いいか。俺たちの備えの名前は明智機動部隊だ。
備えとかいう、前時代的な名前は使わん。
全てWW2以降の用語に置き換える!
あとで用語集作るから憶えてね」
我ながら、コロコロと言い方が変化する変な奴だ。
まあこれがサブカルの神髄。設定遊び。説明の時は声音が変わる。
これでいいのだ。
「現在の兵員総数、250名1個中隊。
これを5個小隊に分ける。
第1第2第3は各50名。鉄砲で銃列を作り戦闘を行う。
雨の時は長柄に持ち替える。攻撃時にもだ。
装備が配備でき次第、弩弓も使用可能なように訓練を行う。
第4は輜重段列。兵糧火薬予備武器などを荷駄や馬車で輸送する。
残る40名は手槍と太刀での切込みの訓練。
追って騎馬も練習してもらう。
そして残った10名は狙撃の腕を練ってもらう。敵の兜首、指揮官を狙う」
どこまで伝わっているか、全く持って不安だ。
しかし発破はかけられる。
「貴様たちは何を望む?
名誉か地位か、財産か?
女か酒か、それとも長生きか?
そんなくだらないものは捨てちまえ!
ここで吐き捨てろ。
今寄って来るのは腐れ売女・しけた褒美・どぶろくのようなまずい酒。
そんなものをお前らは望むのか?
いいか。これから1年間。貴様らは虫けらだ。
何の役にも立たないクズ野郎だ!
だが、この1年間を耐えれば、もう立派な最強兵士だ。
その時、一番の財産はなんだ?
戦友だ。助けあいだ。どんな敵をも倒す最強部隊に配属された名誉だ!
今の女子も酒も名誉もかすんで見える、天女のような女子と一口で酔えるほどの美酒。全ての者が恐れ憧れる名誉が待っているっ!
皆の者、これから1年。俺たちは一緒に地獄を潜り、これから向かうどのような地獄の戦場でも耐えられる兵士になる!
以上!」
あ~あ。
もっとかっこよく出来ないものかな。
はーとまんの真似をしたいけど、この時代、愛国心なんてないし。
酒や女と名誉で釣るしかないんだよね。
うぉおおおおおお!!!!!
え“?
何、その盛り上がり。
拳振り上げて叫んで、コワイワ~
慶次まで、釣られるなよ。おい!
ああ……そうね。
この時代では、はーとまん的なのは初耳だから、きっと新鮮だったのか。
結果オーライ!だ。
さっきは散々だったよ。
危うく収入源が全部信長に持っていかれる所だった。
とりあえず難を逃れたら、最強部隊を作れと。
そりゃ面白いよ。
男の子の夢だからね。
「為すべきことはただ一つ、地獄を作れ!」
とか
「シュヴァルツランツェンレイター、フォーリュッケン!」
(黒色槍騎兵艦隊。前進せよ!)
とか、誰もいない場所で思わず叫んじゃう。
男の子なら誰でも通る道。
え?
俺はしない? ヲタクだけだって。
そうですか、そうですね。はい。
とりま。
作り始めましたよ。
最強軍隊。
軍隊の背骨は下士官。軍曹・伍長。
こいつらを育成しないことには話にならない。
だけどな。
俺ってシティーボーイじゃん?
武ばった事できね~
切羽詰まらないとね。自分でやらないでいいものはやらない主義です。
そう思っていたら、信ちゃん気が利いているね~
利家を寄騎に付けてくれました。
寄騎とは、あの下町八丁堀の与力と同じですね。あれは奉行の寄騎で旗本身分の武士(同心はお目見え以下)。これを部将に付けてやる。独立した直参武士身分で部将の家臣とは違うけど、一応指揮権は部将にある。
部将って、現代でいえば准将くらい?
必要な時に、軍を指揮するとか応用の利く立場。いいように使われる奴ともいう。
そこまで身分が高くない俺。
でも信ちゃんに俺の収入、知られちゃったから。
部下、必要だろ?
こいつら使え、という親切心。
でもな、みんなは事情を知らないんだ。こんなに色々と寄騎付けないで~と送り返しました。
来る予定だった人。
毛利良勝(義元討つはずだった人)
島田秀満(バリバリの官僚)
加藤弥三郎(小姓上がりの旗本)
毛利・加藤とか戦闘しかできないじゃんか。
島田君欲しいけど、この人こっち来たら織田家内政どうすんのよ。
ということで、一応内政もできるし戦闘もこなせる万能選手、いい方変えれば器用貧乏な奴。
前田利家が来ました~
あと変な奴もついて来た。
いつも酒飲んだり釣り行ったり、ガキと遊んだりしている男。
利家の親戚だって。
名前聞いて、衛星軌道までぶっ飛んじゃいそうになったよ。
慶次?
一夢庵?
穀蔵院飄戸斎?
いわゆるひとつの~、慶次郎だよ。マンガで有名になった。
利家の義理の甥だっけ?
そりゃついてくるかもしれないよ、仲が悪くても仕事だもんね。まだそんなに傾奇いていないし。
俺、こいつら使いこなす自信ねぇ~泣
「光秀殿。差配よろしく頼みまする。まさか貴様の寄騎になるとはなぁ。あの十兵衛が出世したもんだ。だが最初出会った時から、なにか俺たちと違うと感じていたぞ」
うん。
やっぱりこいつはいい奴だよ。
出世争いで負けても友情は変わらない?
でもな。
そうじゃなけりゃ、奥さんのお松っちゃんに往復ビンタだろう。
俺らん家、隣だから仲良くしないと寧々&松連合軍に蹂躙される運命。俺も巻き込まれる!
「で、そっちのゴツい武者は誰かな?」
普通の背丈で横にがっしりとした体格の男が利家の後ろについて来た。
「これは我が兄の養子で、前田利益という。俺同様によろしく頼む」
?
利益?
け、慶次?
まさかのデブマッチョ??
細マッチョじゃないの??
誰か嘘だと言って~~~
俺の夢を返せ~~~~~~~~~!!
「前田慶次郎利益と申す。今後良しなに」
とだけ言って、黙る。
ああ、一応性格だけは慶次ね。
……違っていたら俺、泣いちゃうぞ。
「では今後の予定を説明するぞ。まずは鉄砲の増産。これは俺の友達、冬木ってやつが担当している。
取り敢えず今、鉄砲は冬木1号銃が100丁。これは普通の種子島に銃床取り付けカルカを折れないように改良したやつね。
冬木2号銃。カラクリ構造を頑丈で軽くして不発なくしたやつが50丁。
3号銃。照星と照門つけて軽いライフリングつけたやつ。
これが10丁。
今のとここんだけ」
利家は大分、俺の訳の分からない説明を聞き流しつつ、すげ~ことに要点だけきちっと質問してくる。銃床あると普通の桶川胴使えないのではとか。こいつこんなに優秀だったの?
慶次(ああ、利益じゃかっこ悪いから慶次って呼んでいる)はブスッとして黙り込んでいるけど、わかってんのか?
まあ、訓練とか始めればわかるっしょ。
「そろそろ美濃攻略に向かうことになるだろうから、出来るだけ鉄砲隊の練度をあげる。これ、信長様の命令。命懸けでやろう!」
応!
相変わらず威勢の良い利家。
慶次は……鼻ほじっていやがる。
このずんぐりむっくりで性格だけ慶次かよ!
今度、コスプレタイムで世紀末救世主に、最初にやられた悪役のコス着せさせよう。
「お前はもう死んでいる」
知らないだろうから思いっきり笑ってやる。
◇ ◇ ◇ ◇
俺は10人毎の縦列を25列作った俺の隊員たちに訓示をしている。
背が低いので、乗っかるジャガイモの箱がないのが残念だ。あれは精鋭増強大隊を率いる小柄な隊長にはテンプレなグッズ。今度、アホ毛を立ててプロイセン風軍服コスするか。
「いいか。俺たちの備えの名前は明智機動部隊だ。
備えとかいう、前時代的な名前は使わん。
全てWW2以降の用語に置き換える!
あとで用語集作るから憶えてね」
我ながら、コロコロと言い方が変化する変な奴だ。
まあこれがサブカルの神髄。設定遊び。説明の時は声音が変わる。
これでいいのだ。
「現在の兵員総数、250名1個中隊。
これを5個小隊に分ける。
第1第2第3は各50名。鉄砲で銃列を作り戦闘を行う。
雨の時は長柄に持ち替える。攻撃時にもだ。
装備が配備でき次第、弩弓も使用可能なように訓練を行う。
第4は輜重段列。兵糧火薬予備武器などを荷駄や馬車で輸送する。
残る40名は手槍と太刀での切込みの訓練。
追って騎馬も練習してもらう。
そして残った10名は狙撃の腕を練ってもらう。敵の兜首、指揮官を狙う」
どこまで伝わっているか、全く持って不安だ。
しかし発破はかけられる。
「貴様たちは何を望む?
名誉か地位か、財産か?
女か酒か、それとも長生きか?
そんなくだらないものは捨てちまえ!
ここで吐き捨てろ。
今寄って来るのは腐れ売女・しけた褒美・どぶろくのようなまずい酒。
そんなものをお前らは望むのか?
いいか。これから1年間。貴様らは虫けらだ。
何の役にも立たないクズ野郎だ!
だが、この1年間を耐えれば、もう立派な最強兵士だ。
その時、一番の財産はなんだ?
戦友だ。助けあいだ。どんな敵をも倒す最強部隊に配属された名誉だ!
今の女子も酒も名誉もかすんで見える、天女のような女子と一口で酔えるほどの美酒。全ての者が恐れ憧れる名誉が待っているっ!
皆の者、これから1年。俺たちは一緒に地獄を潜り、これから向かうどのような地獄の戦場でも耐えられる兵士になる!
以上!」
あ~あ。
もっとかっこよく出来ないものかな。
はーとまんの真似をしたいけど、この時代、愛国心なんてないし。
酒や女と名誉で釣るしかないんだよね。
うぉおおおおおお!!!!!
え“?
何、その盛り上がり。
拳振り上げて叫んで、コワイワ~
慶次まで、釣られるなよ。おい!
ああ……そうね。
この時代では、はーとまん的なのは初耳だから、きっと新鮮だったのか。
結果オーライ!だ。
0
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説

転生一九三六〜戦いたくない八人の若者たち〜
紫 和春
SF
二〇二〇年の現代から、一九三六年の世界に転生した八人の若者たち。彼らはスマートフォンでつながっている。
第二次世界大戦直前の緊張感が高まった世界で、彼ら彼女らはどのように歴史を改変していくのか。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
旧陸軍の天才?に転生したので大東亜戦争に勝ちます
竹本田重朗
ファンタジー
転生石原閣下による大東亜戦争必勝論
東亜連邦を志した同志達よ、ごきげんようである。どうやら、私は旧陸軍の石原莞爾に転生してしまったらしい。これは神の思し召しなのかもしれない。どうであれ、現代日本のような没落を回避するために粉骨砕身で働こうじゃないか。東亜の同志と手を取り合って真なる独立を掴み取るまで…
※超注意書き※
1.政治的な主張をする目的は一切ありません
2.そのため政治的な要素は「濁す」又は「省略」することがあります
3.あくまでもフィクションのファンタジーの非現実です
4.そこら中に無茶苦茶が含まれています
5.現実的に存在する如何なる国家や地域、団体、人物と関係ありません
6.カクヨムとマルチ投稿
以上をご理解の上でお読みください

国虎の楽隠居への野望・十七ヶ国版
カバタ山
ファンタジー
信長以前の戦国時代の畿内。
そこでは「両細川の乱」と呼ばれる、細川京兆家を巡る同族の血で血を洗う争いが続いていた。
勝者は細川 氏綱か? それとも三好 長慶か?
いや、本当の勝者は陸の孤島とも言われる土佐国安芸の地に生を受けた現代からの転生者であった。
史実通りならば土佐の出来人、長宗我部 元親に踏み台とされる武将「安芸 国虎」。
運命に立ち向かわんと足掻いた結果、土佐は勿論西日本を席巻する勢力へと成り上がる。
もう一人の転生者、安田 親信がその偉業を裏から支えていた。
明日にも楽隠居をしたいと借金返済のために商いに精を出す安芸 国虎と、安芸 国虎に天下を取らせたいと暗躍する安田 親信。
結果、多くの人を巻き込み、人生を狂わせ、後へは引けない所へ引き摺られていく。
この話はそんな奇妙なコメディである。
設定はガバガバです。間違って書いている箇所もあるかも知れません。
特に序盤は有名武将は登場しません。
不定期更新。合間に書く作品なので更新は遅いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる