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第15話
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「夏休み、楽しんで下さい」
「ありがとうございます」
学期末の試験を終えた桃井が久しぶりに隠れ家へとやって来た。珍しく閉店間際までいたのも、明日から夏休みに入るため、しばらく来られなくなるからだろう。そう思いながら、ドアを開けて見送ろうとした。
「…………あの、少しだけいいですか?」
彼女は乞うような眼差しでこちら見つめてきた。先を促すと、視線がカウンターへと移った。食器の後片付けをしてる久瀬を気にしているようだったので、彼に一声掛けて外へと出た。
「どうされましたか?」
訊きながらも何となく察しはついた。
桃井は俯き、肩に掛けたトートバッグの持ち手を両手で握り締めている。息が詰まるような空気を漂わせ、口を噤む。
こういう女性の姿を今まで何度も見てきた。
階下から賑やかな喧騒が聞こえてくる。むせ返るような暑さの中、相手が話し出すまで静かに待っていた。
「……あの……八月十六日って、何か予定あったりしますか?」
予想していなかった問いかけだった。思わず目を瞠る。
「……はい。その日は予定が入ってます」
彼女は再び目を伏せた。顔付きからは何も読み取れないけれど、それでも落ち着き払った様子だ。まるで返事など聞くまでもないと言わんばかりだった。
「それは……お店の決まりで断るように言われてますか? それとも本当に予定が入ってますか?」
てっきり「そうですか」と頷くとばかり思っていた。こちらを見据える瞳は力強く、気後れしてしまう。
「…………決まりとかではなくて、先約があるんです」
「それって、もしかして花火大会ですか?」
桃井はそれに自分を誘おうとしてくれていたようだ。首肯すれば、華奢な肩から力が抜けていく。
「……もし、私が先に誘ってたら……誘いを受けてくれましたか?」
縋るようなか弱さはなく、単純にただ訊いてみたい。声音からはそんな気持ちが窺えた。
「いえ。それはないです」
「…………そうですか……」
ぽつりと呟いた。やはり気落ちしているようには見えず、始めから全てわかっていた上で訊いていたのかもしれない。
小さく息を吸い込んだ彼女は姿勢を正す。唇は緩やかな弧を描いていた。
「色々聞いてしまってすみませんでした。最後に一つだけ、いいですか?」
「はい。何ですか?」
「花火大会には、立花さんと一緒に行くんですか?」
一瞬、息が詰まった。どうしてわかったのだろう。そもそも立花の名前を知っていることに驚いた。立花と桃井が話をするような機会はあっただろうか。記憶を辿ろうとしたものの、気が動転して頭が上手く働かない。どうしてこんなにも取り乱してしまうのか。
責められているわけでもないのに、見つめてくる彼女の目から逃れるように視線を逸らす。騒ぐ心を力任せに押さえ込めば、徐々に頭も回り始めた。
桃井と立花が隠れ家で一緒になることだって、これまで数え切れないほどあった。久瀬や自分が立花の名前を呼んでいるのを、桃井がたまたま覚えていたということも十分考えられる。
そこは納得できた。
「…………どうして、立花さんと行くことを知ってるんですか?」
何とか言葉を振り絞ると、彼女はふっと笑顔を浮かべた。子供のような無邪気さに薄らと陰りが滲んでいる。
「そうなんじゃないかなって、何となくそう思ったんです」
答えになっているようでなっていない。そう思わせるような振る舞いをしていたのだろうか。訊きたいと思う一方で、それを拒む自分もいる。
口を開いては閉じてを繰り返していると、桃井は徐々に表情を綻ばせていく。
「お仕事の邪魔をして本当にすみませんでした。……隠れ家に、また来てもいいですか?」
「それは、もちろんです。いつでもお待ちしてます」
桃井は小さく会釈して階段を降りていく。その後ろ姿が見えなくなると、思い出したようにドアプレートを裏返して店内へ戻った。
「毎度のことながら、大変だね」
久瀬はこちらに気づくと、労るように声をかけてきた。今みたいに女性に呼び出されるところを何度も見ているからかもしれない。
「すみません。すぐに片付けます」
目の前のテーブルから椅子をかけていき、床掃除の準備を始めようとした。それを久瀬が遮ってくる。
「単純に、ちょっと聞きたいだけなんだけどさ」
そう前置きをしてから続ける。
「坂本君の好みのタイプって、どんな人なの?」
「タイプ、ですか?」
この手の話題は苦手だ。いくら真面目に答えたところで、どうしても鼻につくらしく反感を買ってしまうのだ。
久瀬に対しても、聞かれる度にそれとなく逸していた。相手もそれを察したようで、いつしか話題に出すこともなくなっていた。
それを今、直球で訊いてきたということは、「聞きたいだけ」ではないのかもしれない。
手元に目を落とす。握っていた椅子の脚からゆっくりと手を離した。
「…………自分のことを、ちゃんと知ってくれる人……ですかね」
本心を包み隠すことなく吐露した。
「それはまた……」
容姿だとか、性格だとか。よくある答えを想像していたのだろう。久瀬はその意味合いを思案するように表情を険しくする。
「そんな大したことじゃないです。顔も知らない相手から好きだって言われても困るってだけで」
「あぁー……そういうこと」
間延びした相槌とともに、彼は眉尻を下げた。
顔も名前も知らない人から突然告白されるということが過去に何度もあった。彼女達の言う「好き」が一体何を指しているのか、始めの内はわからなかった。ある時、何気なくぼやいた自分に、友人は「顔だろ」と即答して鼻で笑った。
「でもそれなら、桃井さんは良い人だと思うけどなぁ」
久瀬はさらに踏み込んでくる。まるで惜しいことをしたとでも言いたげに双眸を眇めた。
「………………」
桃井は確かに素敵な女性だ。彼女なら「イメージと違った」なんて理由で別れを告げることもないかもしれない。自分のこの不器用なところも理解してくれるのではないか。
「そうなんですけど……」
『花火大会には、立花さんと一緒に行くんですか?』
先ほどの桃井の問いかけが頭を過ぎる。言い難い感情が湧き上がり、反射的に唇を引き結ぶ。
「そういえば、花火大会、望と一緒に行くんだって?」
前触れもなく久瀬は話を変えた。頭がついていかないながらも、「望」という単語につられて相手を見遣る。
「アイツから聞いたよ。ほら、この間ご飯食べに行った時。嬉しそうに話しててさ」
自慢話でも聞かされたみたいに、久瀬は困ったように微笑んでみせた。
花火を観るのが好きだと、楽しそうに話していた立花の姿を思い出す。久瀬や早乙女にもあんな風に話をしていたのだろうか。口元は綻ぶものの、気持ちがどこかついていかない。複雑な感情が胸にわだかまりながらも、疑問に感じていたことを思い出す。
「立花さん、花火を観るのが好きだって言ってましたけど、チケットの話はしなかったんですか?」
「あー、まぁね。渡そうかとも思ったんだけど、坂本君には色々と助けてもらってるし。あと、ほら。花火の写真とか撮ってきてくれるかなぁなんて思ったりしてさ」
冗談めかしながら、彼はあっけらかんと下心を白状する。
「………………」
まさに目が点になった。今の今まで「写真を撮る」ということを微塵も考えていなかった。
「…………すみません……。全然考えてませんでした……」
まさに夏らしい一枚を撮ることができる絶好のチャンス。立花の隣でだっていくらでも写真は撮れるのに、写真の「し」の字も思い浮かばなかった。
「あ。別に撮ってこいってるわけじゃないよ」
何も言えなくなっている自分に、久瀬は焦ったように言い繕う。「そんなつもりはない」と繰り返されるほど、気恥ずかしさが増して体が熱くなる。冷房も効いているというのに汗ばんできた。
「ご、ごめん。本っ当にそういうつもりじゃないからね」
相手はさらに恐縮して詫びの言葉まで口にする。けれど、見当違いだと誤解を解く余裕すらなかった。
立花と観に行けたらいいと、ただ単純にそう思っていた。彼と並んで花火を見上げて、夏の風物詩を楽しみたいと思っていた。
「望と二人でさ。花火、思いっきり楽しんできてよ」
久瀬が必死に取り繕うほど、胸の奥がざわつく。
何とか平静を保とうとして俺は眉を寄せた。
「ありがとうございます」
学期末の試験を終えた桃井が久しぶりに隠れ家へとやって来た。珍しく閉店間際までいたのも、明日から夏休みに入るため、しばらく来られなくなるからだろう。そう思いながら、ドアを開けて見送ろうとした。
「…………あの、少しだけいいですか?」
彼女は乞うような眼差しでこちら見つめてきた。先を促すと、視線がカウンターへと移った。食器の後片付けをしてる久瀬を気にしているようだったので、彼に一声掛けて外へと出た。
「どうされましたか?」
訊きながらも何となく察しはついた。
桃井は俯き、肩に掛けたトートバッグの持ち手を両手で握り締めている。息が詰まるような空気を漂わせ、口を噤む。
こういう女性の姿を今まで何度も見てきた。
階下から賑やかな喧騒が聞こえてくる。むせ返るような暑さの中、相手が話し出すまで静かに待っていた。
「……あの……八月十六日って、何か予定あったりしますか?」
予想していなかった問いかけだった。思わず目を瞠る。
「……はい。その日は予定が入ってます」
彼女は再び目を伏せた。顔付きからは何も読み取れないけれど、それでも落ち着き払った様子だ。まるで返事など聞くまでもないと言わんばかりだった。
「それは……お店の決まりで断るように言われてますか? それとも本当に予定が入ってますか?」
てっきり「そうですか」と頷くとばかり思っていた。こちらを見据える瞳は力強く、気後れしてしまう。
「…………決まりとかではなくて、先約があるんです」
「それって、もしかして花火大会ですか?」
桃井はそれに自分を誘おうとしてくれていたようだ。首肯すれば、華奢な肩から力が抜けていく。
「……もし、私が先に誘ってたら……誘いを受けてくれましたか?」
縋るようなか弱さはなく、単純にただ訊いてみたい。声音からはそんな気持ちが窺えた。
「いえ。それはないです」
「…………そうですか……」
ぽつりと呟いた。やはり気落ちしているようには見えず、始めから全てわかっていた上で訊いていたのかもしれない。
小さく息を吸い込んだ彼女は姿勢を正す。唇は緩やかな弧を描いていた。
「色々聞いてしまってすみませんでした。最後に一つだけ、いいですか?」
「はい。何ですか?」
「花火大会には、立花さんと一緒に行くんですか?」
一瞬、息が詰まった。どうしてわかったのだろう。そもそも立花の名前を知っていることに驚いた。立花と桃井が話をするような機会はあっただろうか。記憶を辿ろうとしたものの、気が動転して頭が上手く働かない。どうしてこんなにも取り乱してしまうのか。
責められているわけでもないのに、見つめてくる彼女の目から逃れるように視線を逸らす。騒ぐ心を力任せに押さえ込めば、徐々に頭も回り始めた。
桃井と立花が隠れ家で一緒になることだって、これまで数え切れないほどあった。久瀬や自分が立花の名前を呼んでいるのを、桃井がたまたま覚えていたということも十分考えられる。
そこは納得できた。
「…………どうして、立花さんと行くことを知ってるんですか?」
何とか言葉を振り絞ると、彼女はふっと笑顔を浮かべた。子供のような無邪気さに薄らと陰りが滲んでいる。
「そうなんじゃないかなって、何となくそう思ったんです」
答えになっているようでなっていない。そう思わせるような振る舞いをしていたのだろうか。訊きたいと思う一方で、それを拒む自分もいる。
口を開いては閉じてを繰り返していると、桃井は徐々に表情を綻ばせていく。
「お仕事の邪魔をして本当にすみませんでした。……隠れ家に、また来てもいいですか?」
「それは、もちろんです。いつでもお待ちしてます」
桃井は小さく会釈して階段を降りていく。その後ろ姿が見えなくなると、思い出したようにドアプレートを裏返して店内へ戻った。
「毎度のことながら、大変だね」
久瀬はこちらに気づくと、労るように声をかけてきた。今みたいに女性に呼び出されるところを何度も見ているからかもしれない。
「すみません。すぐに片付けます」
目の前のテーブルから椅子をかけていき、床掃除の準備を始めようとした。それを久瀬が遮ってくる。
「単純に、ちょっと聞きたいだけなんだけどさ」
そう前置きをしてから続ける。
「坂本君の好みのタイプって、どんな人なの?」
「タイプ、ですか?」
この手の話題は苦手だ。いくら真面目に答えたところで、どうしても鼻につくらしく反感を買ってしまうのだ。
久瀬に対しても、聞かれる度にそれとなく逸していた。相手もそれを察したようで、いつしか話題に出すこともなくなっていた。
それを今、直球で訊いてきたということは、「聞きたいだけ」ではないのかもしれない。
手元に目を落とす。握っていた椅子の脚からゆっくりと手を離した。
「…………自分のことを、ちゃんと知ってくれる人……ですかね」
本心を包み隠すことなく吐露した。
「それはまた……」
容姿だとか、性格だとか。よくある答えを想像していたのだろう。久瀬はその意味合いを思案するように表情を険しくする。
「そんな大したことじゃないです。顔も知らない相手から好きだって言われても困るってだけで」
「あぁー……そういうこと」
間延びした相槌とともに、彼は眉尻を下げた。
顔も名前も知らない人から突然告白されるということが過去に何度もあった。彼女達の言う「好き」が一体何を指しているのか、始めの内はわからなかった。ある時、何気なくぼやいた自分に、友人は「顔だろ」と即答して鼻で笑った。
「でもそれなら、桃井さんは良い人だと思うけどなぁ」
久瀬はさらに踏み込んでくる。まるで惜しいことをしたとでも言いたげに双眸を眇めた。
「………………」
桃井は確かに素敵な女性だ。彼女なら「イメージと違った」なんて理由で別れを告げることもないかもしれない。自分のこの不器用なところも理解してくれるのではないか。
「そうなんですけど……」
『花火大会には、立花さんと一緒に行くんですか?』
先ほどの桃井の問いかけが頭を過ぎる。言い難い感情が湧き上がり、反射的に唇を引き結ぶ。
「そういえば、花火大会、望と一緒に行くんだって?」
前触れもなく久瀬は話を変えた。頭がついていかないながらも、「望」という単語につられて相手を見遣る。
「アイツから聞いたよ。ほら、この間ご飯食べに行った時。嬉しそうに話しててさ」
自慢話でも聞かされたみたいに、久瀬は困ったように微笑んでみせた。
花火を観るのが好きだと、楽しそうに話していた立花の姿を思い出す。久瀬や早乙女にもあんな風に話をしていたのだろうか。口元は綻ぶものの、気持ちがどこかついていかない。複雑な感情が胸にわだかまりながらも、疑問に感じていたことを思い出す。
「立花さん、花火を観るのが好きだって言ってましたけど、チケットの話はしなかったんですか?」
「あー、まぁね。渡そうかとも思ったんだけど、坂本君には色々と助けてもらってるし。あと、ほら。花火の写真とか撮ってきてくれるかなぁなんて思ったりしてさ」
冗談めかしながら、彼はあっけらかんと下心を白状する。
「………………」
まさに目が点になった。今の今まで「写真を撮る」ということを微塵も考えていなかった。
「…………すみません……。全然考えてませんでした……」
まさに夏らしい一枚を撮ることができる絶好のチャンス。立花の隣でだっていくらでも写真は撮れるのに、写真の「し」の字も思い浮かばなかった。
「あ。別に撮ってこいってるわけじゃないよ」
何も言えなくなっている自分に、久瀬は焦ったように言い繕う。「そんなつもりはない」と繰り返されるほど、気恥ずかしさが増して体が熱くなる。冷房も効いているというのに汗ばんできた。
「ご、ごめん。本っ当にそういうつもりじゃないからね」
相手はさらに恐縮して詫びの言葉まで口にする。けれど、見当違いだと誤解を解く余裕すらなかった。
立花と観に行けたらいいと、ただ単純にそう思っていた。彼と並んで花火を見上げて、夏の風物詩を楽しみたいと思っていた。
「望と二人でさ。花火、思いっきり楽しんできてよ」
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