霊装探偵 神薙

ニッチ

文字の大きさ
上 下
13 / 21
第二章 シロガミ

十二話 日誌

しおりを挟む
 キキィー。鈍いブレーキ音が小さく鳴り響く。一旦、望月探偵事務所へ戻るも、車内の星宮は疲労困憊の様相で、固い助手席に身を預けて黙したままであった。
 神薙は険しい形相で運転を続けるも、仕切りに思考を走らせていた。そのため、二人の間にはほとんど会話は無かった。
 十八時を回った晩秋の夕刻は、もはや夜のとばりが落ちる間際であった。冷えつつある外気の手から逃れるように、二人は事務所の扉を開ける。
 ガチャ。

「――やぁ、おかえり」

 笑顔で迎える所長に対して、ツカツカと応接用の椅子へ歩み寄る神薙が、

「まだ調査途中です。報告は後ほど」

 ドカッ、っと遠慮なくソファに腰を沈める。気疲れする星宮は、習慣のためか、あるいは心を落ち着けるためか、
お茶の準備を始める。

「わかった。晩御飯でも買ってくるよ」

 所長はそう言うと、仕事の手を止めて、室を後にした。
 携帯を机に置いた神薙は手帳を再度開き、思案にくれる。星宮はお茶を準備し、神薙へそっと出した後、ソファにゆっくりと腰掛ける。
 頃合いを見計らって。

「星」

「――うん、なに?」

 ぼーっとする星宮の返事は、どこかうつろであった。

「恐れ震えているところ悪いが、俺達が窓から見た人物は

 星宮は揺れ、神薙を見つめる。神薙の方も視線を合わせて、語り掛けるように話しかける。

「まず訪問後、インターホンを鳴らしてから、一分弱ほど時間がかかってたろ。あれは外場本人が、二階から一階へ移動していたためと推測される」

「……」

「次に、玄関に入ってから迎えにくるのにもかなり時間が掛かっていた。出会った時、外場はっと言っていた。これはおかしい、体調が悪い人間に来客対応などさせるとは考え難い」

「うん。うん」

 元気は無くも、星宮も何とか思慮を繋げていく。

「そしてもし、俺達が外門にて見た視線の主がミノリさんだったのなら、少なくとも立ったり歩いたりできたということだ。にも関わらず、二階から物音はおろか、足音一つ聞こえなかった。何より、外場以外、誰一人ミノリさんの姿はおろか、声すら聞いていない」

「わ、わかるよ。――で、でも」

 外場は何度も妻のことを呼び、そして話し、大事な地下での作品の説明も後回しにし、ミノリの元へ向かった。

「……あの底気味悪い怪画群、地下での凶事から察するに、外場は当に正気を失っていたと予想される」

「しょ、正気を」

 立ち振る舞いからはそうは思えなかったが、確かにあの絵を見た時の生理的嫌悪感は、幻核生物を見た時のそれに近かった。
 そんな絵を描けるということは、やはり既に他界した妻の幻を、外場は狂気に操られ、追い続けていたためだろうか?

「どうだ? 見方によっては、少しは安堵できたか?」

 落ち着いた神薙の声が星宮の琴線をなめらかにしていく様であった。心のさざなみが、不思議と小さくなっていく。

「(そう言えば小さい時も、ほんとにダメな時は、こうやって慰めてくれたっけなぁ)――う、うん!」

 こんな状況にも関わらず、遠い幼少期を追憶する。
 そうだ。過去が実証している。それは何よりも、なのだ。過去の経験則が、五感で接し続けた彼より、頷き得られる事である。
 ――よしっ、っと立ち上がり、神薙の隣に居座り直す。

「? どうした?」

「え? 携帯で撮った日記を読むんでしょ?」

 小首を傾げながら、星宮はさも当然なように問い返す。
 ――全く、質問を質問で返すなとあれほど、

「あぁ、その通りだ――」

 星宮からは見え得ない位置で微かに口角を上げた後、神薙は携帯の画像を呼び出す。それを見つめながら、拡大や縮小を駆使しつつ、二人して見やすいようにパソコンの文章ソフトへ落としていく。

「ただいま。買ってきたよ~」

 所長の差し入れが机の端に拡げられる。神薙は助六(※巻き寿司の一種)を、星宮は卵サンドをみながら、作業を続けていく。
 小一時間ほどでまとめ上げた。あらましは以下のようなものとなった。

・四月 七日
ミノリの容態が急に悪化した。信じられない。
この前は年内に退院できると聞いていたのに。
時間が許す限り、病院へ通う。

・五月 十日
ミノリが死んだ。
死に際に何か言っていたが、聞き取れなかった。
……なぜ、なぜ? ――ナゼ

・六月二十二日
(意味がわからない文章が書き殴られている)

・七月 七日
夕方に来客有。二階から覗く。
一応、対応する事にした。
暑いのにコートを羽織っており、得体の知れない
雰囲気であったが、僕の心情を良く察してくれる
男性であった。そのためか、彼の言葉には信憑性を感じた。
腕が悪いのだろうか? 少しぎこちない動作と共に、
瓶詰された黒い液体と、それについてつづられた紙片をくれた。
彼は言った。コレを使って心のままに絵を
描いたら、元気なミノリに会える、と。
……ミノリに会えるのなら、

・八月 一日
ミノリはあまり快く思ってはくれなかった様子だが、
紙片の説明に従い自分の血を黒い液体に混ぜる。
目を疑った。見たことも無いような鮮やかな絵具となった。
描いた瞬間、自分が望む色になるのだ。
森なら緑、空なら青、血なら赤。
これなら、心のままに絵が描けるぞ。
待っててくれ、ミノリ。

・九月 四日
作品が一杯になった。
妻のためにと用意した地下室を借りて保管する。

・十月十五日
最近、夜には快い音楽が聞こえる気がする。
久しく忘れていた安眠の日々が続ク。

・十一月 六日
液体もだいぶ減ってきた。きっともうすぐだよミノリ。
もう、すぐ。――スグ?


 そこで日記は終わっていた。少なくとも神薙が撮影した資料内においては。内容を確認していた神薙や星宮はもちろん、自席で聞いていた所長も、瞼を閉じていた。
 体格の小さな星宮が、さらに肩幅をすくめて、

「薙君の思ってた通りだったね。外場さん、奥さんの死を受け入れられていなかったんだ――」

 がっくしと肩を落とす。
 だがその表情は、神薙の事前説明のおかげか、ある程度は覚悟していたことも相まり、辛うじて生気を帯びていた。
 しかしそれよりも――、

「外場さん。やっぱりミノリさんのことをとても大切にしていたんだね、薙君。……薙君?」

 神薙は強張った表情のまま、瞬きも忘れ、転記した資料から目を離さずにはいられ無かった。星宮は覗き込みつつ、何度も問う。

「ど、どうしたの?」

「何者だ――」

「えっ?」

 七月の頁の部分を開き、かすれた声で呟く神薙の顔の血色は、極めて良くなかった。

「外場に謎の黒い液体とやらを提供した、この男とは?」

 外場とミノリの事ばかりに思考を割かれていた星宮は、ようやく神薙が驚いている内容に気付く。
 ――そうか、この謎の男性なる者が、を外場に手渡したことが、今回の惨害さんがいに深く食い込んでいることに。

「そ、そっか。この黒い液体が、地下室とかのおかしい現象を引き起こしたんだね」

「あぁ。この液体とやらが幻核生物かどうかはわからないが、これで外場の奇行にもある程度は説明がつく。――だが」

 視線をようやく外した神薙は、一頻ひとしきり疑った。
 あの外場が我々へ虚偽の情報を与えるため、このような日記を用意するはずがあるかと? ――いや、あり得ないだろう。我々の来訪をそもそも知らなかったのだから。
 ならばこれは真実だ。っとすれば、やはり七月七日の夕刻に訪れた男とは何者だ。こんな話は協会からも、どんな文献からも見聞きした覚えがない。

「(この男? に注意を払わなければならない)っ」

 神薙の中の何かが囁く。それが何故かは言葉としておよそ表現が困難だが、身体中のある細胞が、あるいは特定の神経が、もしくは頭蓋骨に密閉された脳の極一部が、そう警告している気がした。

「か、神薙君。その男性なるのもそうだが、とりあえずは外場さんの事に傾注しないといけないのでは?」

 所長の言葉にて、頭のスイッチを切り替える。

「! そう、ですね」

 そうだ、ともかく外場を何とかしなくてはと、言葉と続ける。

「別れ際に外場は『今晩中には大作が仕上がるはず』と言っていた」

「そ、そうだね」

「これが日記でいう、黒い液体を使い切る事と連動しているなら、常軌を逸した事態に繋がりうる」

 それが常識的な方法でも現象でも無く、草壁町くさかべちょうを、引いてはこの世界を混沌へ引きずり込む様な事態である事が、我ら霊装能力者からすれば推察できる。決意と共に立ち上がり、事務所の扉へ向かう神薙を、星宮が追随しようとする。

「な、薙君!」

「星!」

 思わぬ怒声に、ビクッ、っと足が止まる。

「地下での幻核生物とのやり取りがあった以上、外場が言う大作が、怪態けたいなものを産み出す可能性が極めて高い。危険な仕事になるだろう。お前は事務所ここにいろ」

 刻限じかんが差し迫る中、友を案ずる神薙の言葉を受け取る星宮は、だがそれでも――、

「でも、でもっ。何とか外場さんを助けたいの。あんな、あんなに奥さんを大切にしてた人なんだからっ!」

 自身の判断がほぼ間違いなく正しいと思う神薙であった。が、それでも、何故か星宮の感情に任せた一言に、心の中の何かが揺さぶられる。

「……所長」

「う、うん。何だい?」

「日付をまたいで俺達から連絡が無かったら、ください」

「か、神薙君? ――わ、わかった」

 時刻は二十時。道路の混み具合にもよるが、急がねば定刻に間に合わない。扉を勢いよく開ける神薙は、

「星っ」

「あ、ぅ」

 あれだけの啖呵たんかを切っても、やはり幻核生物相手だと、足手纏いにならざるを得ない現実に、二の足を踏んでしまう。

「来るならさっさとこい!」

 相棒の怒声で、星宮の表情が秒単位で明るくなる。

「う、うん!」

 駆け出す若人達は、特殊な能力を授かったばかりに、身の危険を顧みず、剣呑けんのんな地へと向かう。
 だが、さればこそ、その意志が、想いが、彼らを成長させ、あるいは護るのかもしれない――。



 ヴゥゥゥン!
 リッターあたり五キロメートルを余裕で切る、望月探偵事務所唯一の現代版馬車は、休ませろ! と言わんばかりに悲鳴をあげつつ疾走(仮)する。
 常であれば、エンジン音を雑談の肴にすることもあろう二人であるが、沈黙を享受し、この後に展開するであろう状勢を、一手でも多く予想していた。

「――ね、ねぇ、薙君。今回の睡眠障害の件、どうしたら解決すると思う?」

 やはり相棒を頼りにする星宮は、うつむきながらに回答をいた。神薙にとって、基因であろう外場の生死を度外視するなら、その回答はそれほど難しく無い様にも思えた。

「第二アトリエにある大作とやらを中断させ、残量僅かとの記載があった黒い液体を奪い取る。そして地下室の怪画を全て撤去する、だ」

 住宅街を抜ける手前にて、急な右折による割り込みに軽い舌打ちを打つ神薙が、抑揚無く答えた。

「外場さん、助けられるかな――?」

 いざとなったら頼ることしか出来ない星宮は、叱責覚悟で、神薙に対して、思いの丈を問う。

「助けるの、かもな」

「えっ? ――わぁっ!」

 信号の明滅間際、急ハンドルにて左折を行い、草壁町へ繋がる狭い県道へ入っていく。
 やがて小綺麗に整った、外場邸の前に車を停めた時は、既に二十一時を過ぎていた。日中とは異なり、月明かりといくつかの外灯だけが頼りの山中は、まるで底気味悪い化け物の口の中にいる様に、錯覚しかねなかった。――そう、まるで築羽団地あの時をなぞるかごとく。
 二人の心情からして、昼にその意匠デザインを褒め称えた外場邸も、今はまるで強大な岩の魔物のごとく、立ち塞がる。
 どの窓からもほとんど光が漏れ出ず、だが一階の区画のほんの一部より、微かな青白い光が視認できた。

「行くぞ」

「う、うん」

 外門をまず神薙が乗り越え、次いで星宮を引っ張り上げる。庭へ降りた神薙は、くだんの二階の窓へ視線を投げつつ、警報装置の有無に神経を割きつつ、玄関へと向かう。
 ガッ。
 玄関扉は当然の施錠けいかいとばかりに、硬い音をもって来訪者を跳ね返す。

「ど、どうしよう。薙君」

 困窮こんきゅうした表情の星宮が、背後より言葉をぶつける。
 対して、軽い嘆声たんそくを吐いた後、玄関扉をほっぽり出して、神薙は家伝いに敷地内をさらに奥へと入り込む。

「ど、どこに行くの?」

 緑に揺れる行儀芝ぎょうぎしばを踏み鳴らして進む神薙は、ある地点にて立ち止まる。そこは脱衣所の外側辺りに当たる場所であり、外気を取り入れるための小窓が頭上に見える。

「よっ、と」

 神薙が手を伸ばし窓の格子に触れると、カラカラカラ、っと戸車が回り開く。

「え? えっ! な、なんで開いているの?」

 声を出すのはマズいと、遅く気付いた星宮は口を覆いつつ、泡を喰う。

「昼間に地下室から出た後、鍵を開けておいた。出番が無ければとは思っていたがな――」

 やはり眉間に皺を刻ませながら、残念そうに窓を見上げる。頭を軽くかいた後、不機嫌そうに星宮へ顔を向ける。

「俺が踏み台になるから、さっさと家の中へ入れ」

「え? えぇっ!」

 時間がないためか、一々反応リアクションしてられるかと、神薙は不機嫌そうに壁に沿い、四つん這いの態勢となる。

「棒立ちするな。お前が来ると言ったからの処置だ。さっさとしろ。――あ、当然だが、靴は脱げよ」

 状況やら神薙の態勢よつんばいやらで、やや混乱状態の星宮であったが、慌てて靴を脱ぎ捨てて、――何故か靴下までも脱ぐ。

「で、では、失礼します~(汗)」

 星宮の生足が、神薙の背へそっと触れる。少しふらつきながら、壁へ手をやり身体を安定させる。神薙の体温を足の裏からハッキリと感じる。

「(な、薙君。背筋はいきんすごく硬い)――よっ、と」

 心底どうでもいい感想を抱いた星宮は、窓枠へ手をやりつつ、エイッ、っと身体を投げ入れようとする。
 一方、背の重みが無くなった神薙は、およそ立ち上がろうとするのが当然だが、背上にて無様にバタバタする気配を感じ、屈辱の姿勢よつんばいのまま耐えた。

「おい星。早く、入れっ」

 星宮の低劣な運動神経により現状を判断した神薙は、地に向かって苛立たし気に言い放つ。――まぁ、さっさ立てば良いだけの事だが、一抹の不安がそれらの行動を抑制する。

「お、お尻がつっかえてて~」

 知るかっ! っと腹の底で叫ぶ神薙は怒りで震える。何かに掴まるなり、重心を操作するなりしろ、と胸中にて叫ぶ。
 ――だがこの場合、ある意味で間違えているのは神薙であった。ここまでする以上、さっさと起き上がって星宮の両足を押し上げるなりすれば、問題の解消は即時であったろう。

「(時間が無い。だが、。そもそもなぜレギンスを履いていない)いい加減に――」

 そう、神薙は単純に純粋に見たく無いだけなのだ。
 背中の上で無様に這い動く、きめ細かな二本の脚および、を。身体は完全に女性だが、幼少期より見知っていた、かつて男子おとこであった旧友の下着ショーツなど。寧ろ、今は女であるがため、尚更と言った心情であった。まる。

「あ、スパッツは履いているよ?」

「っ! うるさい!」

 片手のみ地面から離し、怒気を伴いつつ手探りにて、か細い足首を掴んだかと思うと、そのまま頭上そらへと押し投げる。

「あっ、わぁ~!」

 神薙にとって最も腹立たしかったことは、四つん這いの態勢を強いられた、ことでは無く、今しがたの彼の心情を、星宮へ見透かされたことに他ならなかった。
 ――何やら振動音が建物内から響いた気がしたが、気のせいだな、っと先程とは異なり、サッパリとした表情にて小窓へ手を伸ばし、難なく侵入していく。

「う、うぅ~。薙君ひどいよぉ」

 脱衣室内にて、脚をM字にして床へ這わせつつ、臀部しりを撫でながら、神薙を見上げる。

「よっと」

 訳なく室内へと降り立った神薙は、衣服にまとわりつく繊維などの埃を軽く払いながら、視線の一切を星宮へ合わせず周囲へ視線を飛ばす。

「な、薙君、お、怒ってます?」

「ほぅ。そう思える要素があったのか?」

 幻核生物へ向けるのでは? っと思えるほどの鋭い眼光を示す神薙は、星宮へこれでもかと圧を掛ける。

「す、すみません失言でしたぁ!」

 シリの軽い痛みなど早々に手払いして、急ぎ起き上がる。

「茶番は終わりだ。――行くぞ」

 いつもの表情を取り戻し、静かに引き戸仕様である扉を開けて、漆黒の廊下へ出る。最早、屋内で零れる光の量は知れていた。
 それでも昼の記憶を頼りに、歩調を違えず進む。そんな彼の背を不安そうに、だが、必死の様相でその後を、追って行った。
 タッタッタ。

「ここだな」

 時刻は二十一時十五分、一階最奥にあった第二アトリエの、洒落た木製の扉の前に立つ。
 音は聞こえない。が、聴覚以外の感覚が、っと二人に告げる。古来より生物に備わっていた第六感的機能は、科学の進歩と共に、人から衰退しつつあったかもしれない。

「星」

 だが二人は、否が応でも、その感覚を噛みしめた上で、選択を迫られていた。

「――は、はいっ!」

 肩を過剰に強張らせ、次の言葉に緊張した。

「危険と判断したら形振なりふり構わず逃げろ。――それだけだ」

 口を開こうとする星宮に対し、返答も待たず、神薙は扉の取っ手を強く握る。
 神薙に遅れて、星宮が霊子装甲にて身体を覆う。

「な、なぎ君」

 言い淀んだ言葉を待たず、大仰な木製の扉は、音の無い音を立てて、開かれた――。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

静寂の星

naomikoryo
SF
【★★★全7話+エピローグですので軽くお読みいただけます(^^)★★★】 深宇宙探査船《プロメテウス》は、未知の惑星へと不時着した。 そこは、異常なほど静寂に包まれた世界── 風もなく、虫の羽音すら聞こえない、完璧な沈黙の星 だった。 漂流した5人の宇宙飛行士たちは、救助を待ちながら惑星を探索する。 だが、次第に彼らは 「見えない何か」に監視されている という不気味な感覚に襲われる。 そしてある日、クルーのひとりが 跡形もなく消えた。 足跡も争った形跡もない。 ただ静かに、まるで 存在そのものが消されたかのように──。 「この星は“沈黙を守る”ために、我々を排除しているのか?」 音を発する者が次々と消えていく中、残されたクルーたちは 沈黙の星の正体 に迫る。 この惑星の静寂は、ただの自然現象ではなかった。 それは、惑星そのものの意志 だったのだ。 音を立てれば、存在を奪われる。 完全な沈黙の中で、彼らは生き延びることができるのか? そして、最後に待ち受けるのは── 沈黙を破るか、沈黙に飲まれるかの選択 だった。 極限の静寂と恐怖が支配するSFサスペンス、開幕。

体内内蔵スマホ

廣瀬純一
SF
体に内蔵されたスマホのチップのバグで男女の体が入れ替わる話

身体交換

廣瀬純一
SF
男と女の身体を交換する話

入れ替われるイメクラ

廣瀬純一
SF
男女の体が入れ替わるイメクラの話

【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》

小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です ◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ ◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます! ◆クレジット表記は任意です ※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください 【ご利用にあたっての注意事項】  ⭕️OK ・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用 ※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可 ✖️禁止事項 ・二次配布 ・自作発言 ・大幅なセリフ改変 ・こちらの台本を使用したボイスデータの販売

処理中です...