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【魔女っ子タルトちゃん―夜尿―】
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あああああああぁぁぁぁぁぁ……。
あああぁぁぁ……。ああぁ……。
またやってしまった。
たしかに夜済ませたのに……。
やっぱりアイツには勝てなかったよ……。
つらたんだわこれェ……。はぁ。ほんと死にたい。
て言うかですね! 言い訳だけさせてください。
しょうがないじゃないですか。ね?
まだ赤ん坊なんですよ? こんな流暢ですけど。
ついやっちゃうですよ。ダメだ! って思っても。
ただ、まあ、いい加減何とかしなくちゃとは思ってるんですけど……。
「タルトちゃん、おねしょしちゃったねー。おむつ替えるからねー。大丈夫よー。ちょっと待っててね」
そう言って替えのおむつを取りに行くママ。
私は私専用のベッドでふえぇと情けない声を出して泣いている。泣きたくなくても情けなくて自然に泣いてしまう。
そしてそんな私に大丈夫よと優しく微笑んでくれる相変わらず優しいママン。マイマザーよ。
意識がJCとしてハッキリしてる私としては、正直この状況が続くのは勘弁してほしいんだけど、夜ベッドに転がされてスヤァってなった後気付いたらこの状態で起きちゃうんだよね。
まだハイハイすら出来ない私がおねしょをしなくなるのって、一体何時になるんだろう。
精神? て言うのかな? 心って言うのか、こうして確りとした自我を持ってるから、もう少ししたら体もコントロール出来るようになりそうなんだけどなぁ。
でも自分一人じゃトイレにも行けないから、結局誰かの手を借りないと用を済ますことは出来ないんだよねぇ。もう開き直るしかないのかな。
嫌。無理。やっぱ無理。
花も恥じらうJCがそんなに簡単に諦めちゃダメだ。
たとえ生理現象に負けて毎夜おねしょしちゃっていても、それを当然だ仕方ないんだと開き直って恥じらいを捨ててしまったら、そこで試合終了ですよ。そう、先生も仰ってました。
仰ってませんでしたね。
あんな有名なお言葉をこんな風に汚したら、誰に怒られてしまっても申し開き出来ませんね。
なので私は自分をコントロール出来るようにこれからも毎日毎晩アイツと戦いますよ。
私の異世界での最初の敵は私自身。
アイツの名は尿意です!
情け無さ過ぎ(泣)!
(To be continued)
あああぁぁぁ……。ああぁ……。
またやってしまった。
たしかに夜済ませたのに……。
やっぱりアイツには勝てなかったよ……。
つらたんだわこれェ……。はぁ。ほんと死にたい。
て言うかですね! 言い訳だけさせてください。
しょうがないじゃないですか。ね?
まだ赤ん坊なんですよ? こんな流暢ですけど。
ついやっちゃうですよ。ダメだ! って思っても。
ただ、まあ、いい加減何とかしなくちゃとは思ってるんですけど……。
「タルトちゃん、おねしょしちゃったねー。おむつ替えるからねー。大丈夫よー。ちょっと待っててね」
そう言って替えのおむつを取りに行くママ。
私は私専用のベッドでふえぇと情けない声を出して泣いている。泣きたくなくても情けなくて自然に泣いてしまう。
そしてそんな私に大丈夫よと優しく微笑んでくれる相変わらず優しいママン。マイマザーよ。
意識がJCとしてハッキリしてる私としては、正直この状況が続くのは勘弁してほしいんだけど、夜ベッドに転がされてスヤァってなった後気付いたらこの状態で起きちゃうんだよね。
まだハイハイすら出来ない私がおねしょをしなくなるのって、一体何時になるんだろう。
精神? て言うのかな? 心って言うのか、こうして確りとした自我を持ってるから、もう少ししたら体もコントロール出来るようになりそうなんだけどなぁ。
でも自分一人じゃトイレにも行けないから、結局誰かの手を借りないと用を済ますことは出来ないんだよねぇ。もう開き直るしかないのかな。
嫌。無理。やっぱ無理。
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たとえ生理現象に負けて毎夜おねしょしちゃっていても、それを当然だ仕方ないんだと開き直って恥じらいを捨ててしまったら、そこで試合終了ですよ。そう、先生も仰ってました。
仰ってませんでしたね。
あんな有名なお言葉をこんな風に汚したら、誰に怒られてしまっても申し開き出来ませんね。
なので私は自分をコントロール出来るようにこれからも毎日毎晩アイツと戦いますよ。
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