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✿2.それからきっと、恋になる

24.

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 で。
 どぉして、
 こういうところで会っちゃうんでしょ。

 コンビニ。
 気分転換にと思って寄ったこの場所で大遭遇。

「り、里佳子さん……」
「美希ちゃん」

 里佳子さんの服装からまだ帰宅の途中らしい。
 優美な制服姿、いつ見ても飽きない。
 飽きないどころか、めっちゃ好き。

「こんなところで会うなんてね」
 さっと里佳子さんの購入物を確認してしまうわたしという生き物。
 彼女はおやつだろうか、チョコレートのぷち大福。
「い、いやまあ」
 あはは、と笑う軽々しいわたし。

 どひー。
 まさか、会うとは思っていなかった。
 里佳子さんならどんな時でも会いたいけれど、
 でも今だけは絶対ダメ。
 お姉ちゃんのあんなこと、聞かされた後だもん。

「よかったら、コーヒー飲む?」
 里佳子さんがお財布を出す。
「い、いいですって、自分で」
「まあまあ、いいじゃない。
 後輩ちゃんは静かにおごられるものよ」

 ど、どひぃ。
 後光が!!
 後光がさして見えまする……!!
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