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三章 淫鬱の森
玉体♡
しおりを挟む「こっちだ!!急げ!!」
「あぅっ!!!ま、待ってぇー!!」
僕らに目もくれず、リナちゃんの手を引き走り出すモーヴさん。
僕らもその後を追い、全力で駆ける。
モーヴさん凄い速い……結構レベル上がったのに、全く追い付けない。
木々を飛び交い、森の奥の方へ進み……辿り着いたのは、まるで神殿。
木々に覆われた石造りのソレは、人が住まうというよりは……神に祈りを捧げる場という雰囲気。
「む……?貴方達は……?」
「ぜぇ……ぜぇ……お、お客様……です、モーヴさん。け、結界が、解けたんです……!!」
漸く僕らに気付いたモーヴさんに、息も絶え絶えのリナちゃんが説明してくれたので……荒い呼吸の中、三人で名乗っておいた。
「気が付かなくて申し訳ないな御三方!!それにしても、結界が解けたのか!?長老の異変も、もしや……それが……」
ブツブツと唸り、独り呟くモーヴさん。
なんだろう……長老と聞くと、僕の性器が呼応する様に跳ねる。
……お願い、お願いだから長老は止めて……。老婆は嫌……。お願い……。
この世界のエルフの長老が、見た目は若い事を信じ、期待するしかない……。
「オババ様が……どうしたんですか?」
「ん?あ、あぁ……そうだった。長老の御身を守る結晶が崩れ、御身体が露出してしまってな。意識も戻らず……このままだと、長老の御身体が危ないのだ……」
ドクンドクンと性器が呼応する……。もう……観念するしか無いか……。
ひょっとしたら、この性器が光る現象が……何か意味するかも知れない。
「あの、僕に心当たりがあるんです……」
挙手と共に声を上げると、モーヴさんが僕の方を見て口を開く。
「む……?そうなのか?リュカ……だったか?その心当たりを聞かせて貰っても良いか?」
「はい、実は……僕は男なんです。それで、結界を、その……おちんちんが……吸いまして……」
何とも説明し辛くて……見せた方が早い、そう思った僕は薄ら輝く性器をズボンから露出させる。
「――――っ!!」
「ふおおおおおおおお!!!!ふおおおおおおお!!!!!おっほおおおおおおお!!!!これが!!これが!!!ほほほほほほ!!!」
驚き、目を見開くモーヴさんと……言わずもがな興奮しているアホの子。あれは放っておこう。
「た、確かに……玉付きだ。す、凄い……!人族の男は、神々の怒りに対抗したのか!?」
「それは長くなる。後にした方が良い。先に長老の安否」
「はっ!……そ、そうだな!すまない、私とした事が……。あ、あの、後で……是非御相手お願いしても良い、ですか……?」
後半は、僕にだけ聞こえるように囁くモーヴさん。
貧乳は嫌だけど……この人は嫌いじゃない。是非とも頂こう。
コクリと頷きモーヴさんを見ると……舌舐めずりされた。凄くエロい。
「では、長老の元に。恐らく……その、ペニスに込められた力を長老の中に戻せば……!」
「お任せ下さい。得意分野です」
性器を体内に入れるなら……二つしか無いもんね。
下のお口か、上のお口か……その二択だ。
……相手が老婆じゃなければ得意分野だ。
「では、奥の方へ行きましょう」
と、いう事で皆で神殿の奥へ。
三人並んで通れる程度のスペースの通路で、壁や石畳が所々苔むしていて……古い、神聖な雰囲気がある。
「所で……長老様に一体何があったか、お聞きしても?」
長そうな通路だったので、モーヴさんに聞いてみる。
「そうだな……簡単に説明すると、長老は……あの裁きの日に、御身のエネルギーを犠牲に結界を張ったのだ」
「それで、オババ様は神々の怒りから……エルフの男達を守ろうとしたんです。でも……オババ様の決死の術は、神々の力の前には無力で……男は皆、結界の中で死に絶えました」
付け足す様にリナちゃんが話を繋ぐ。
「長老は……生命エネルギーを結界に注いだんだ。だから……その身を魔力の結晶で包み、死を免れた」
ちょっとそこら辺の生態はエルフ特有だからわかんないや。
魔力で結界貼れば良かったんじゃないかな?出力不足だったのかねぇ?
「つまり……僕のちんちんに宿った生命エネルギーを長老に注げば良いんですよね?」
なんで結界は残ったままだったのか、長老の体は老けたのか……色々聞きたいけど、今は良いかな。
「そうです。それで恐らく……長老は目を覚ますと思います」
よく分からないけど、セックスすれば良い。それだけは分かった。
そんなやり取りをしていると、廊下の終わりが見え……広間の様な空間に。
閉塞的な空間で……中央には石造りの祭壇があって、その上に人が横たわっている。
その周りには、薄紫の結晶の破片が散らばっていて、アレが長老の身を包んでいた結晶かな?
「今朝、いつも通りにお参りに来たら……突然長老の結晶が砕けてな。慌てて敷布を持ってきたのだ」
確かに、徐々に祭壇に近付くと、白い布が敷いてあって、その上に人が寝ている。
つまり……これが今回のベッドか。
……ちょっと硬くないかな?まぁ贅沢言えないか。
「では……リュカ様。長老を頼みました」
「は、はい……!あの、祭壇の上で良いのですか?神聖な場所では……?」
「構いません。元々、長老が術を使う時に使っていただけですから」
よく分からないけど……問題無いなら良いか。
石段を上がり、祭壇へと近付く。
……何故か皆付いてくるんだけど、気にしないで横たわる長老の側に。
近くで見ると……皺の一切無い、キメ細やかな白い肌の、長身の女性。
長年風呂に入ってない事実を消す程に綺麗な体で……その髪も、艶やかな美しい金色。
本当に良かった……!!何歳だろうと、見た目が若ければ問題無い!!良かった……!!
呼吸はしているみたいで、胸元が上下しているので安心。
そして民族衣装の様な、濃い緑色のドレスを持ち上げている胸の巨大さに興奮。
エマ以上イーリス未満……くらいかな?つまりシャルロット様クラス。大歓喜。
この世界に来て女性に慣れ始めた僕でも……緊張して生唾を飲んでしまう程、神聖な雰囲気を出した美しい女性。
どんな眼をしているのか、どんな声で喘ぐのか……想像しただけで、性器が反り立つ。
「リュカちゃんっ!!あ、いや?リュカ君?兎に角、早く!!早くあたしにセックス見せて下さいよう!!!お勉強しておかないとぉ!!!」
……あの子本当に喧しい。暫く静かにしてて欲しいなぁ。
というかお勉強って……ヤル気満々じゃないですか。
兎に角、あのエルフは放っておき……長老の服を汚さない様に脱がしてあげないと!意識の無い美女の服を脱がす……凄い興奮してきた。
バクバクと煩い鼓動を抑えつつ、ストールみたいなパーツを外して綺麗な肩を露出させ……ドレスを優しくゆっくり脱がしていく。
ノーブラだったみたいで、ポロンッと爆乳が零れ出し……重力に負けて左右に零れる。
その、触らなくてもわかる柔らかさに興奮して、性器の先端が熱くなり……ジュクジュクと我慢汁が噴き出してくる。
薄いピンク色の、ツンと張った乳首も凄くスケベで、僕の情欲を掻き立てる。
起きる事の無い神聖な美女を前に……僕の興奮は最高潮らしく、我慢汁でズボンに染みが出来てきた。
早く挿れろと叫ぶ性器に、落ち着けよと焦らしプレイをしつつ……ゆっくりとドレスを脱がして行き、生え揃えられた金色の陰毛を露出させ……傷一つ無い、瑞々しい女性器とご対面。
ノーブラノーパン……!!!!
丁寧に愛部をして濡らしてから挿入、なんて考えていたけど……全部吹き飛んだ。
長老の美しい神聖な体と……それでいて下着を付けない変態具合に、僕の興奮は我慢の限界を超えてしまった。
長老の女性器を舐め回し、僕の唾液をたっぷりと塗り込んで滑りを良くする。
そして、我慢汁でヌルヌルになった性器をあてがい……痛く無いようにゆっくりと、長老の女性器に挿入して行く。
濡れていないからか、膣肉を引き摺ってしまい――――ブチッ!という、膜が破れた感触があり……長老の女性器から血が出てきてしまった。
ん……?えっ……!?処女膜!?!?
この世界で初めての処女膜に驚けば良いのか、長老という肩書なのに処女だった事に驚けば良いのか……。
混乱した僕は、とりあえず長老に回復魔法をかけ、『アイテムボックス』から布を取り出し、お互いの性器に付いた血を軽く拭き取り……処女膜なんて無かった事にした。
「長老……まさか……処女だったのか……!!!」
……無かった事に出来なかった。見られていた。
あれか、長い年月を生きるエルフは……体が昔のままなんだ。男が当たり前に居た頃の。
だから処女膜があるし、たぶん……赤子も一ヶ月で産まないのだろう。
処女膜については、今までヤッてきた人が全員非処女の可能性もあるけどね。
さて、考察はさておき……とりあえず長老の膣に結界術の力を吐き出して、睡眠姦は終わりにしないと。やっぱり意識のあるイチャラブセックスが好き。
射精する為に、激しく膣奥を突けば……徐々に愛液が染み出してきて、僕の性器の滑りが良くなり、どんどん気持ち良くなってくる。
処女だった癖に……どんどん滑りが良くなり、熱く滑り、ギチギチと締め上げ……僕の性器を咥えて離さない。
僕の突きに合わせて長老の呼吸が乱れ、頬が上気し……意識が無いのに、その美しい美貌が乱れる事に興奮して……唇に激しく吸い付きながら、僕は膣奥に射精した。
【特定の条件を達成した為『結界術』を失いました】
【特定の条件を達成。『森魔法・極』を習得しました】
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