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第二章 風の国
自由♡
しおりを挟むカトリーヌ様の性器は、入口は狭いのに……中は広大で、グニグニと嵐の様に蠢き――――
【特定の条件を達成したので風魔法を習得しました】
【特定の条件を満たせなかったので淫紋は獲得出来ませんでした】
え……何!?いや、ちょっと待って今じゃない!!!
突然の無機質な声に、頭がパンクしそう……!淫紋って何!?
気が散った僕の視界に……壁際に立ち、頬を染めるアリアンヌさんの可愛らしい表情が映り……見られていた事を今思い出し、羞恥から性器が膨れ上がる。
「んあっ……!!まだ大きく……!!」
そして繋がっていたカトリーヌ様の膣壁にゴリゴリと触れて気持ち良くて……頭がおかしくなりそう。ごちゃごちゃだ……!!
一先ず、目先の快楽を楽しむ事にして……淫紋云々は忘れてしまおう。
快楽を楽しむというか、繋がったままだしどうしようも無い。
ズンズンと下からカトリーヌ様を突き上げ、グニグニと蠢く腟内を掻き乱す。
「カトリーヌ様っ……!!ど、どうですかっ!!」
「あぁっ……!凄く良いわぁ……!!もっともっとぉ……激しくぅ……んんっ!!」
吸い付く様に僕の性器に絡み付くヒダヒダが卑猥で……僕ばかり気持ち良くなってしまう始末。
角度を変え、カトリーヌ様の気持ち良い所を探しながら突き続け……次第に愛液が溢れて来て、耐え難い快楽に溺れそうになってくる。
「あうっ……!カトリーヌ様ぁ……!!気持ち、気持ち良い……です……!!」
「イッても良いわよぉ……?我慢……しちゃダメよっ……!!」
僕の方に倒れ込み、ふわふわの爆乳を僕の胸板で潰しながら耳元で囁かれ……カトリーヌ様の香りと爆乳の感触……
それに加えて角度が変わったから、カトリーヌ様の女性器の入口に亀頭がゴリゴリと刺激され……プチュプチュと淫猥な音が鳴り響き、五感の全てがカトリーヌ様色に染められて――――
「あ、ダメです!!出ちゃいそうっ!!」
「良いわよぉ!!ほら、ほらぁ!!イきなさいなっ!!」
僕がガクガクと震わせながら振る腰に合わせ、カトリーヌ様もくねらせる様に腰を動かしてきて……堪らず射精。
「ふぅっ……くぅっ……!!うあっ……!!あぁっ……!!」
腰を思いっきり突き上げ、情けない声を上げながらカトリーヌ様の膣奥に精液を流し込む。
「リュカちゃん……凄いわぁ……おちんちんがドクドク言ってるわよぉ……」
「き、気持ち良すぎて……!!あぁ……カトリーヌ様……キスして下さいっ……!!」
「ふふふ……。可愛いわねぇリュカちゃん」
そう言いつつ、ついばむ様な優しいキスを僕の唇に。
全体的に……カトリーヌ様は僕を射精させる動きで、自分の気持ち良さを後回しにしている節がある。
どうして……?王族だから?
「あらあら……。セックスしてる時にして良い顔じゃ無いわよぉ?」
唇が触れ合う、ゼロ距離で問われ……言葉に出来ない愛おしさと、性的興奮がある。
「す、すみません……!カトリーヌ様にもイッて貰いたくて、つい考え事を……」
そんな僕を優しげな顔で撫で回すカトリーヌ様。なんとしてもこの母性溢れる女王様を、アヘらせたい……。
「ありがとうねぇリュカちゃん……優しい子ねぇ。私、昔から殆どイカないのよぉ。だから……それはまた次の機会にお願い……ね?」
最後に触れ合う様にキスをして、ニュルンと性器を抜き取り、アリアンヌさんの方を見て頷くカトリーヌ様。
返礼に頭を下げるアリアンヌさん……なんだろう、凄い義務的な感じ。
性器をクパァと広げ、僕の精液を垂れ流しながらアリアンヌさんに見せ付けるカトリーヌ様……それが凄いドスケベな格好で、思わず僕の性器がムクムクと元気になってきてしまった。
「はい。中出し完了でしょ?これで良いかしらアリアンヌ」
「はい……確認致しました。無事に着床すると良いのですが……。それにしても城に男を呼べるのは便利で御座いますね」
勃ち上がった僕の性器なんてお構い無しに会話する二人。
カトリーヌ様……子供居ないのかね?
なんというか、お世継の催促感が否めない。セックスじゃなくて子作り……そんな感じ。
「なんて無礼な事を!!!アリアンヌッ!!!リュカちゃんに謝りなさいっ!!!」
「し、失礼致しましたっ!!」
なんて考える事をしている僕に向けてアリアンヌさんが頭を下げてくる。
何が無礼だったのか……というより、目を釣り上げて怒鳴るカトリーヌ様が怖い。流石王族……。
僕にはあんなにヨシヨシしてくれたのに……怒らせない様にしなきゃ。
「良いんですよカトリーヌ様。僕は何と言われようと構いません。そんな事より、もう一回戦しましょう……カトリーヌ様っ」
勃起した性器を二人に見せつけると……目を見開き驚いている。
アリアンヌさんも驚いていて……僕も驚いた。貴女、調べて無かったのかい。
「……どういう事かしらアリアンヌ」
「いやっ……えっ!?あ、大変、申し訳無く……!!まさか外に出れるだけじゃ無かったなんて……!」
冷静そうな見た目のアリアンヌさんが慌てているのが可愛らしい。
「ややこしい生体で申し訳無いです。アリアンヌさんは悪く無いですから……セックスしましょう?カトリーヌ様……」
なんでも良いからもう一回セックスしたい。
カトリーヌ様の母性はそう感じさせる。
「もうっ……リュカちゃんはセックスの事ばっかりねぇ……仕方ない子なんだからぁ」
困った様に言いつつ、何処か満更でも無さそうな顔で僕の方に近寄るカトリーヌ様。汗で濡れ、重力に負けた深い谷間や細長い四肢……その妖艶な身体と表情に、僕の胸がドキドキと高鳴る。
「アリアンヌ。折角のチャンスですが……貴女は見ているだけにしなさい。これは罰です」
「はっ!…………仰せの…………ままにっ…………」
カトリーヌ様、それは僕にも罰なんですが……。
凄く不満そうなアリアンヌさん。ヤレる相手なのにヤレないのは悲しい……。
しかしさっきの怖いカトリーヌ様を思い出すと、口答え出来ないので……後日隙を見てアリアンヌさんとセックスしよう、そう心に決めた。
「さぁさぁリュカちゃんっ!早くやりましょう??私、私……興奮してきましたわぁ!!」
目を輝かせ、ハアハアと荒い息遣いのカトリーヌ様……完全に捕食者。
「め、召し上がれ……?」
何となく、食べられる側なんだな……って察した僕は、両手を顎の下に当て、小首を傾げてぶりっ子のポーズ。
慣れないポーズを寝ながらやったもんで、上手く出来ているか分からないけど……顔を赤くしたカトリーヌ様が上に乗ってきたから成功だと思いたい。
「リュカちゃんっ!!可愛い……リュカちゃん可愛い……!!カラカラになるまで食べちゃいますわぁ!!」
当たり前の様にズブズブと挿入し、ベロベロと僕の顔を舐め回し……唇に吸い付くカトリーヌ様。愛情表現が凄い。
「あっ……あっ……!カトリーヌ様もっと……もっとキスしてぇ……」
「勿論よぉ!!あぁんっ!!気持ち良いわぁリュカちゃん!!貴方最高よぉ!!」
ズンズンと腰を突き上げながら、ヨダレまみれになるまでキスをする僕達。
「カトリーヌ様っ!!カトリーヌ様ぁ!!」
「リュカちゃんっ!!リュカちゃんっ!!もっと、もっと突いてぇ!!大っきいおちんちんで突いてぇ!!!」
心の枷が外れた様に好き放題叫び、腰を振り乱すカトリーヌ様。
そんな彼女に合わせ、僕も自由気ままに腰を振り乱し……広大な空を連想させる、暖かく広いカトリーヌ様の膣の中を、思うままに掻き回す。
「んんっ!!!そこっ!!もっとゴリゴリしてぇ!!」
「はいっ!!アァッ!!は、はっ!!こ、ここですかカトリーヌ様っ!!」
「そう!!良い、そこ良いわぁ……!!気持ち良いわよリュカちゃんっ!!」
ザラついた膣壁を亀頭で擦る様にグリグリと撫で回す。
良い所に当たると、カトリーヌ様の腟内がグニグニと暴れ、小さな入口がキュッと締まり……早く射精したいと性器が暴れ、頭が沸騰しそうになる。
しかし……カトリーヌ様がイクまでは、僕がイク訳にはいかない。ここで男気を見せるんだ、僕……!
「んんっ!!リュカちゃん……!!あ、あぁっ!!良いわリュカちゃんっ!!そこよそこ!!!あひぃ!!!」
仰け反り、喘ぐカトリーヌ様。そんなカトリーヌ様相手に……僕は突き続けるのを止めない。
ずっと繋がっていたからか、それと淫紋の件か……何が原因か知らないが、カトリーヌ様の事が分かってきた。
この人……性感帯が定期的に変わるんだ。まるで……風の吹くまま気の向くまま。
その時の気分次第で、気持ち良い所が変わるんだ。
だから……僕はそんな自由気ままな彼女の性感帯を探して攻め続ければ良い。
僕、ワクワクしてきたぞ……!
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