【R-18】男の生きられない世界で~逆転世界で僕に出来る事~

素朴なお菓子屋さん

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第二章 風の国

初めの♡

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「おかえりエマ。随分時間掛かったね」


「退職の旨を伝えてきたからな」


「えぇぇ……本当に辞めちゃったんですか!?」


「はいっ!!これでリュカ様に心身共にお仕え出来ますっ!!!」


 凄いギラついた目で言われても下心しか見えない。
 ……だがそれが良い。


「私も明日言いに行く」


「うむ。引継ぎもあるし……一月は辞められないと思った方が良い」


「へぇ……ちゃんと引継ぎなんてするんですね」


「はいっ!役割分担がありますので!!」


 首だけ動かし、エマの方を見ると……会話をしながら服を脱ぎ出していた。
 中々強引な所あるなぁ。


「その間……僕は待ってないといけませんね……」


「あっ……そ、そうだった!!すみません……浅はかで……。何も考えていませんでした……」


 悲しそうに言いながら、生活魔法で僕とイーリスの愛液を掃除していくエマ。
 あぁ……愛の証が……!!


「いえ、これからの旅の為に路銀とか……もぉっ!?」



「んぼっ!!んぼっ!!あ、お話続けて下さい!!」


 太腿にタユンタユンと柔らかい感触があるなぁ……なんて思いながら仰向けになり天井を見ていたら、エマにフェラチオをされていた。

 イーリスとは違い、多少のぎこちなさがあるが……それでも十分気持ちが良くて嬌声が漏れる。


「あっ……!ス、スキルも試したり……んんっ!!お、お金稼いだりして待ってま……うぅっ!!」


 イーリスに耳を舐められたり……エマの巨乳にパイズリされたりと好き放題されつつも、話を続ける。


「か、身体売って……お金稼いで……うあぁぁっ!!!」


 身体を売る、という言葉に反応して……エマにカリ首を甘噛みされてしまう。


「身体、売っちゃうん……ですかっ!」


 性器を舐めつつ聞かれ、腰を振りながら答える。


「だって……色んな人とセックスしたいんですもん……!!」


「じゃあ……私ともしてくれますよね?」


「それは、勿論です……!」


「なら……来て下さい……リュカ様ぁ……」


 僕の横に寝そべり、性器を開いてオネダリしてくるエマの上に覆い被さる様に乗る。

 普段イーリスに騎乗位されているからか、自分が下なのが身に染み付いているのだと思うと……興奮する。


「ここ……私のベッド……」


 イーリスの呟きはさておき、前戯をしていないのに濡れ濡れのエマの性器にズブズブと挿入していく。


「あうっ!!あっ……ひろ……広がるぅ……!!!」


 普段使っていないから痛がる……なんて事はなく、足をピンと伸ばし、ギチギチと締め上げてくるエマの性器。

 魔法使い風のイーリスとは違い、剣をぶら下げ剣士風なエマの身体は……今までの誰よりも熱く、そして激しく締め付けてくる。


「あっ……!す、すごっ……!!エマの膣凄い……!!」


「リュカ様っも……おっきくて……凄いですぅぅぅぅ!!!ああああああ!!!!」


 余りの気持ち良さに奥までズップリとぶち込むと、悲鳴を上げるエマ。

 筋の入った凛々しい足を僕に回したかと思うと……ギュッと抱き寄せ、ビクビクと身体を痙攣させて軽い絶頂を迎える。

 ジワジワと愛液が漏れ、シーツに染みを作りつつも……僕の性器を締め付ける感覚は緩めない。


「あぁエマッ!!なんて早漏なんだ……!!!」


「リュカ様ッ!!!!リュカ様ぁぁぁぁ!!気持ち良いのぉ!!!」


 腰の動きを早め、ヌチャヌチャと音を立てつつ、エマの引き締まったお尻に僕の太腿を叩き付ける。

 ハリのある巨乳が僕の胸元で押し潰され、跳ね返そうと必死に圧を掛けてきて……コリコリの乳首が僕に擦れて気持ちが良い。

 汗ばんだ背中に手を回し、抱き締める様に肩を押さえてピストン運動の衝撃を逃がさない様にしつつ、奥の方をズコズコと攻める。


「あぐっ!!!あぐっっ!!!おっ!!奥がぁっ!!!あぁぁぁぁっ!!!」


 絡み付く様なアンナ様の膣とは違い、力強く締め付けるだけの膣。そして火傷しそうなくらい火照った膣内。

 テクニカルな技を持ち合わせない力技だけど……それもまた気持ち良くて、腰の動きが止まらない。

 舌を絡め合うキスも、僕の動きに従って纏わり付く従順さ……この世界で初めての受け体質なエマに酷く興奮した僕は、腰の動きがどんどん加速していく。


「リュカの腰使い……凄い……こっちが正解だったか・・・」


「んんんんっ!!!!!あぁぁぁっ!!!ま、また……イきそ……イきそうですリュカ様っ!!!」


「僕も出るから!!!もう少しだからっ!!!」


「無理です無理です無理ですぅぅぅ……!!!あ、あひっ……が、我慢出来ないですぅぅぅぅ!!!」


 呟くイーリスの声は、獣みたいな僕らの声に掻き消され……精液と潮の混じった白濁液と共に流されて行った。

 イク時に強く引き締まるエマの膣圧に負け、奥までハメてからビュクビュクと射精した僕は、漸く萎れた性器を引き抜く。

 ゴポッ……という音と共に吐き出される白濁液に興奮しない程度には性欲を発散出来たみたい。


「疲れた……。お腹空きましたし、休憩しましょ……」


「御飯食べたら3Pですよね?リュカ様……」


「た、耐え切れるかなぁ……」


「回復魔法があるから大丈夫」


「あぁ……見せなきゃ良かったっ!!!」


 雑談を交えつつ、備蓄されていた食料を食べ……会話しつつ食休み。


「エマは僕とイーリスで口調変えてますよね?」


「は、はいっ!殿方に失礼の無い様に……!」


「気にしなくていいので……自然体のエマでいて下さい。その方が嬉しいです」


「ぜ、善処……します……」


「それ、しないやつ」


「煩いぞイーリスッ!!」


 なんて軽い会話をしたり……3Pしたり、個別でしたり……夜は更けて行った。



 ───────────────────────


 翌朝、僕の事を心配しつつも冒険委員会の方へ向かう二人と別れを告げ、僕は街の外へと転移する。

 この部屋を起点に転移魔法を使えば税も免除されるし移動が楽だし……いい事尽くめだ。

 覚えて良かった空間魔法……と言いたい所だけど、消費する魔力も多く頻繁には使えないし……強くイメージした場所にしか転移出来ないので、意外と制限は多い。

 距離や人数に依存して、消費魔力も変動するしね。

 魔力の残量なんて数値化されていないから……勘でやるしかない。

 そんな転移魔法を使って態々外に出てきた理由は、一つの違和感を解消する為。

 ここにくる途中……エマは魔物の素材をギルドに売ればいいと言っていた。

 しかし……僕が知る魔物は踏み潰されたスライムや、出現しては死んで消えていくオークだけ。

 スライムは核となる部分を踏み壊したから消えるのはわかるけど……オークは違う。

 そこで一つの仮説が立って――――
 男、若しくは雄の個体は……魔女の呪いで死体すら残さず死に絶える。
 女、若しくは雌の個体は……死体が残る。

 という仮説。

 その為、そこら辺を歩いている個体は雌という大雑把な認識で魔物狩りする為に街の外の平原に転移してきた。

 腰に一本の両刃剣をぶら下げ、平原を歩く。

 ファンタジーな世界に良く居るゴブリンとか、そういう弱そうな個体を見つけて倒せばいいや、なんて安直な考えで歩いているんだけど……中々見つからない。

 いやまぁ、街の近くでエンカウントしていたら防衛云々の観点で問題なので良いんだけど。

 仕方が無いのでカロル達と出会った所まで転移してみる事に。

 パッと視界が切り替わり、見覚えのある森林に到着して……とりあえず視界の中に血痕や死体が無くてちょっと安堵する。

 流石に盗賊家業をしていても、一度抱いてしまえば情が移るからね。

 シェルターに性行為しにくるお貴族様を狙った盗賊……返り討ちにされそうだけど儲かるのかねぇ。

 なんて考えつつ、オークの墓場の方まで歩くと……都合良く2体の魔物が居たので抜剣をして構える。

 緑の小さい人型の生物……僕の知識が正しければ間違いなくゴブリン。

 ありがちな生物に安堵し……初めての肉弾戦に心が踊り、口角が上がるのがわかる。

 さて、『アクティブ』のせいで好戦的になっているけど……何処まで通用するかねぇ。
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