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第二章 『画廊寄武等とyouじん!』
39.人質ってなんだ?
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「くけけけけ、ガキもそこから動くなよ。どうあがいても俺っち達からは逃げられないぜ、迷惑だろう?」
「えええ……?」
モブ感覚で無視されて安心していた所に、いきなり人質としてターゲットにされてしまった僕はどうする事も出来ず、女神さんに救いを求める目を向けたのだが、彼女は明らかに動揺している様子だった。
どうやら彼女もこの展開は想定外だったのだろう。
ただ、その女神さんは、こちらの想像を超えて頭が悪かった。
「えーと……人質って何じゃいな? 仏教用語?」
「はあぁ!? 人質という概念が無い!?」
「って、そこから説明しやきゃいけねぇのかよ、迷惑だなぁ!?」
空中で軽くずっこけながらも死神と僕は補足説明をしなければならなくなった。
「分かりやすく説明するとだなぁ、つまりこっちは、『俺っちの言う通りにしないとそのガキを殺すぞ!』と、そういった迷惑な脅迫をしてるんだよ!」
「そうやって命を盾にされている僕みたいなのを人質っていうんだ!!」
「おお、そういう仕組みじゃったのか……」
「つーか、これを無視されちまったらこっちはもう悪役としてやれる事なんて残って無ぇからな!」
そんな念押しみたいな言葉に、さすがのアリアさんもようやく納得顔をみせた。
「なるほどのう、そういえば過去にもこれと似た事があったわ……」
「え?」「……」「は?」
彼女の言葉に再び時間が止まった死神達と僕らに、その自称女神さんは昔を思い出すように語り始めた。
「そうかそうか……。昔も似たような事を言われた後に友が殺されてしまった事が有ったわ、なるほどなるほど今になって分かったわ。そーいうことじゃったのか」
「って、人質を見殺しにした前科有りなのか!? しかも友人を?」
とんでもない告白を始めた女神さんにそう叫ぶが、彼女はそんな質問などは耳に入ってもいない様子でひとりごちる。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とはよく言ったもんじゃな。これまではそんな質問もせずに構わず敵を討っておったのじゃが、そうか、そのせいで何度も友は殺されておったのか」
「てか、しかも何度も同じような犠牲者を出してきてんの!? 学習能力無いのかよ!!」
「まあな。ったく、これまでどれだけ苦労させられてきた事か……その度にこっちは死んでしまった友を生き返らせなきゃならん破目になったのじゃからな」
「って、……え?」
状況を理解はしたようだが反省はしている様子も無い、そんなアリアさんの見当違いな言葉だったが、僕はそれに疑問や疑念を抱くより先に、ひとつのワードに反応していた。
「生き返らせる……そんな事が出来るのか? なら死んでも大丈夫……なのか?」
何だか非常識な存在を相手にしているうちに、こちらも常識感覚を失っていたのかもしれない。そんな僕に女神さんは答える。
「友はまがりなりにも神じゃからの。肉体が滅んでも消滅したりはしないのじゃ。まあ、神としての能力が皆無じゃから肉体が無いと存在が安定せんらしいのじゃがの」
「は? じゃあそれが人間だったら……」
「儂は回復とか蘇生とか、そういった術は苦手じゃし、そのまま即死じゃろうな。ましてや、この死神に殺されたとなったら成仏も出来ず、魂すらも永久にこの世界から消滅するとかいう、そんな可能性もあるがな」
「え、えーと……」
どうやら僕はまだ己の存在の危機の真っただ中から抜け出すのは容易ではないらしい。その衝撃に言葉を失くしているところで、ようやく死神が口を挟む。
「とりあえずこの状況は理解してくれたようだなぁ。というわけで、そのガキを消されるのが迷惑だったら、せいぜい守りきってみせるんだなぁ!」
「何じゃと……?」
その言葉に女神さんは殺気の籠った視線を相手に向ける。
「脅しだと思ってんのかよ迷惑だなぁ。けどこっちはもっと迷惑だぜぇ? 旦那ぁ、そのガキを盾にして戦うとしよう。とりあえず見せしめに手足を切り落として逃げ出せないようにしておこうかぁ?」
そんな縁起でもない言葉を放つや否や、死神と仮面の男が同時にこちらに飛び掛かってくる。
「そうはさせんぞ!!」
その刹那、アリアさんは叫んだ。
「その小僧を殺すのは儂じゃぁ!!」
「何だよその主人公のライバル敵キャラみたいな台詞!? そんな感じの主人公扱いをされても困るんだが!」
軽くズッコケながらそんなツッコミを返す僕だったが、次の瞬間にはこちらに襲い掛かる二人を追い越すようにしてロングソードを振り上げて飛び掛かってくるアリアさんの姿が目に飛び込んでくるのだった。
「って、しかもなんでこっちに襲い掛かってくるんだよ!? その台詞の流れだと、あっちと戦うのが普通でしょうが!?」
「死神や魔族に殺されては成仏できぬか、コレクションとしてあやつらの所持品となってて封印じゃからの。じゃが、神である儂に殺されたのならば、おぬしもきちんと転生できる、はず! 多分……」
「何で語尾が曖昧なんだよ、そんな対応策はごめんだ! 他に穏便な方法があるはずだろ、もっとよく考えてくれ!!」
後ずさる僕の前にいち早く陣取っていた女神さんは長剣を振り被ったままに言った。
「いや、わりと有効なんじゃよこれ?」
「何が……」
「こうすると意外に相手も攻撃を躊躇してしまうようでな」
「……え?」
「……?」
そんな彼女の予想外の行動に困惑したのか、攻撃する切っ掛けを失っていた死神達がふと我に返った時には、アリアさんは僕を庇える位置に立っていて、振り向きざまに相手を牽制しながら言葉を続ける。
「これも友の尊い犠牲によって得られた経験のひとつ、といったところじゃな」
どうやら、その一連の意味不明な行動は彼女なりの思惑があったようだ。
「まあ、この手が通用せんかった場合は、本当に小僧を先に殺しとくしかなかったので、そこは賭けだったのじゃがな」
なんだか不穏な事を得意げに語る女神さんだったが、とにかく九死に一生を得た感じの僕は安堵する。
「とにかく、あんたに経験から学ぶという能力があってくれたようで、助かった」
「まあ気にするな。おぬしには儂が救えた最初の人質になってくれるというのなら、こちらとしてもラッキーなのじゃからな」
「救えた最初の人質……?」
先ほど彼女はこの対応で相手は戸惑うと予想していたようだった。つまり、最低でも一度はこの手法を実行した事が有るという事なのだろう。その上で彼女が今言った言葉と照らし合わせて考えてると……、
「つまりこれまでその方法で救えた人質は居なかったという事か?」
まさかとは思いつつ確認してみると、アリアさんは真面目な表情で頷いた。
「ま、じゃからと言ってお主に、何があっても生き残ってくれとか、そんな身勝手な願いを押し付けたりはせんから安心するがいい。今回失敗したとて、次に上手くやり遂げられるチャンスもいつかまた巡ってくるじゃろうしな」
どうやらそのまさかだったらしい……。成功からではなく失敗から学ぶタイプのようだ。それはそれで素晴らしいスタンスだが、そこで賭けられているのが自分の生死だというのならば両手を上げて賞賛する気にはなれない。どちらかと言えば、両手を上げて降参して許しを請いたい所だが、どちらの相手もそれを受け入れてはくれないだろう。
そんな地獄のような状況に、同じ経験を失敗という形で重ねてきたというその女神さんの友人には心から同情を寄せたくなるのだった……。
「えええ……?」
モブ感覚で無視されて安心していた所に、いきなり人質としてターゲットにされてしまった僕はどうする事も出来ず、女神さんに救いを求める目を向けたのだが、彼女は明らかに動揺している様子だった。
どうやら彼女もこの展開は想定外だったのだろう。
ただ、その女神さんは、こちらの想像を超えて頭が悪かった。
「えーと……人質って何じゃいな? 仏教用語?」
「はあぁ!? 人質という概念が無い!?」
「って、そこから説明しやきゃいけねぇのかよ、迷惑だなぁ!?」
空中で軽くずっこけながらも死神と僕は補足説明をしなければならなくなった。
「分かりやすく説明するとだなぁ、つまりこっちは、『俺っちの言う通りにしないとそのガキを殺すぞ!』と、そういった迷惑な脅迫をしてるんだよ!」
「そうやって命を盾にされている僕みたいなのを人質っていうんだ!!」
「おお、そういう仕組みじゃったのか……」
「つーか、これを無視されちまったらこっちはもう悪役としてやれる事なんて残って無ぇからな!」
そんな念押しみたいな言葉に、さすがのアリアさんもようやく納得顔をみせた。
「なるほどのう、そういえば過去にもこれと似た事があったわ……」
「え?」「……」「は?」
彼女の言葉に再び時間が止まった死神達と僕らに、その自称女神さんは昔を思い出すように語り始めた。
「そうかそうか……。昔も似たような事を言われた後に友が殺されてしまった事が有ったわ、なるほどなるほど今になって分かったわ。そーいうことじゃったのか」
「って、人質を見殺しにした前科有りなのか!? しかも友人を?」
とんでもない告白を始めた女神さんにそう叫ぶが、彼女はそんな質問などは耳に入ってもいない様子でひとりごちる。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とはよく言ったもんじゃな。これまではそんな質問もせずに構わず敵を討っておったのじゃが、そうか、そのせいで何度も友は殺されておったのか」
「てか、しかも何度も同じような犠牲者を出してきてんの!? 学習能力無いのかよ!!」
「まあな。ったく、これまでどれだけ苦労させられてきた事か……その度にこっちは死んでしまった友を生き返らせなきゃならん破目になったのじゃからな」
「って、……え?」
状況を理解はしたようだが反省はしている様子も無い、そんなアリアさんの見当違いな言葉だったが、僕はそれに疑問や疑念を抱くより先に、ひとつのワードに反応していた。
「生き返らせる……そんな事が出来るのか? なら死んでも大丈夫……なのか?」
何だか非常識な存在を相手にしているうちに、こちらも常識感覚を失っていたのかもしれない。そんな僕に女神さんは答える。
「友はまがりなりにも神じゃからの。肉体が滅んでも消滅したりはしないのじゃ。まあ、神としての能力が皆無じゃから肉体が無いと存在が安定せんらしいのじゃがの」
「は? じゃあそれが人間だったら……」
「儂は回復とか蘇生とか、そういった術は苦手じゃし、そのまま即死じゃろうな。ましてや、この死神に殺されたとなったら成仏も出来ず、魂すらも永久にこの世界から消滅するとかいう、そんな可能性もあるがな」
「え、えーと……」
どうやら僕はまだ己の存在の危機の真っただ中から抜け出すのは容易ではないらしい。その衝撃に言葉を失くしているところで、ようやく死神が口を挟む。
「とりあえずこの状況は理解してくれたようだなぁ。というわけで、そのガキを消されるのが迷惑だったら、せいぜい守りきってみせるんだなぁ!」
「何じゃと……?」
その言葉に女神さんは殺気の籠った視線を相手に向ける。
「脅しだと思ってんのかよ迷惑だなぁ。けどこっちはもっと迷惑だぜぇ? 旦那ぁ、そのガキを盾にして戦うとしよう。とりあえず見せしめに手足を切り落として逃げ出せないようにしておこうかぁ?」
そんな縁起でもない言葉を放つや否や、死神と仮面の男が同時にこちらに飛び掛かってくる。
「そうはさせんぞ!!」
その刹那、アリアさんは叫んだ。
「その小僧を殺すのは儂じゃぁ!!」
「何だよその主人公のライバル敵キャラみたいな台詞!? そんな感じの主人公扱いをされても困るんだが!」
軽くズッコケながらそんなツッコミを返す僕だったが、次の瞬間にはこちらに襲い掛かる二人を追い越すようにしてロングソードを振り上げて飛び掛かってくるアリアさんの姿が目に飛び込んでくるのだった。
「って、しかもなんでこっちに襲い掛かってくるんだよ!? その台詞の流れだと、あっちと戦うのが普通でしょうが!?」
「死神や魔族に殺されては成仏できぬか、コレクションとしてあやつらの所持品となってて封印じゃからの。じゃが、神である儂に殺されたのならば、おぬしもきちんと転生できる、はず! 多分……」
「何で語尾が曖昧なんだよ、そんな対応策はごめんだ! 他に穏便な方法があるはずだろ、もっとよく考えてくれ!!」
後ずさる僕の前にいち早く陣取っていた女神さんは長剣を振り被ったままに言った。
「いや、わりと有効なんじゃよこれ?」
「何が……」
「こうすると意外に相手も攻撃を躊躇してしまうようでな」
「……え?」
「……?」
そんな彼女の予想外の行動に困惑したのか、攻撃する切っ掛けを失っていた死神達がふと我に返った時には、アリアさんは僕を庇える位置に立っていて、振り向きざまに相手を牽制しながら言葉を続ける。
「これも友の尊い犠牲によって得られた経験のひとつ、といったところじゃな」
どうやら、その一連の意味不明な行動は彼女なりの思惑があったようだ。
「まあ、この手が通用せんかった場合は、本当に小僧を先に殺しとくしかなかったので、そこは賭けだったのじゃがな」
なんだか不穏な事を得意げに語る女神さんだったが、とにかく九死に一生を得た感じの僕は安堵する。
「とにかく、あんたに経験から学ぶという能力があってくれたようで、助かった」
「まあ気にするな。おぬしには儂が救えた最初の人質になってくれるというのなら、こちらとしてもラッキーなのじゃからな」
「救えた最初の人質……?」
先ほど彼女はこの対応で相手は戸惑うと予想していたようだった。つまり、最低でも一度はこの手法を実行した事が有るという事なのだろう。その上で彼女が今言った言葉と照らし合わせて考えてると……、
「つまりこれまでその方法で救えた人質は居なかったという事か?」
まさかとは思いつつ確認してみると、アリアさんは真面目な表情で頷いた。
「ま、じゃからと言ってお主に、何があっても生き残ってくれとか、そんな身勝手な願いを押し付けたりはせんから安心するがいい。今回失敗したとて、次に上手くやり遂げられるチャンスもいつかまた巡ってくるじゃろうしな」
どうやらそのまさかだったらしい……。成功からではなく失敗から学ぶタイプのようだ。それはそれで素晴らしいスタンスだが、そこで賭けられているのが自分の生死だというのならば両手を上げて賞賛する気にはなれない。どちらかと言えば、両手を上げて降参して許しを請いたい所だが、どちらの相手もそれを受け入れてはくれないだろう。
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