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第二章 悪魔退治
67:エピローグ
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姉が失踪した。それは結婚式当日の朝のことだった。
残された私はいろんな物を背負って、姉の婚約者と結婚した。
サイズの合わない純白のドレスを身に纏い、すまないと啜り泣く父に手を引かれ、困惑と同情と侮蔑の視線が交差するバージンロードを歩き、彼の手を取った。
誰が見ても哀れで、惨めで、不幸な結婚。
けれど、私の誰がなんと言おうと幸せだ。
だって彼は鬱陶しいくらいに私のことを愛してくれるから。
(完)
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
七瀬菜々
残された私はいろんな物を背負って、姉の婚約者と結婚した。
サイズの合わない純白のドレスを身に纏い、すまないと啜り泣く父に手を引かれ、困惑と同情と侮蔑の視線が交差するバージンロードを歩き、彼の手を取った。
誰が見ても哀れで、惨めで、不幸な結婚。
けれど、私の誰がなんと言おうと幸せだ。
だって彼は鬱陶しいくらいに私のことを愛してくれるから。
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