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第一章 お姉様の婚約者
登場人物(1)
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●ミュリエル・オーレンドルフ
ブラッドレイ侯爵家の次女。結婚式当日に失踪した姉の代わりに、オーレンドルフ公爵家に嫁いだ。
無邪気な可愛らしい女の子のように見えて、実は闇深い系のヒロイン。
コバルトブルーの瞳に、見る角度によって色が変わるプリズムヘアの持ち主。
●ジェフリー・オーレンドルフ
オーレンドルフ公爵家の長男。結婚式当日に花嫁に逃げられた哀れな男。
顔はそこそこだが金と地位だけはある。銀髪紫眼は母親譲り。
基本的にヘタレで面倒臭い性格をしている。リアルにいると絶対モテないタイプ。
●エリアーナ・オーレンドルフ
オーレンドルフ公爵夫人。お小言が多い超絶美人の貴婦人。ツンデレ属性。
義母である前公爵夫人とは犬猿の仲。
●ルードヴィッヒ・オーレンドルフ
当代のオーレンドルフ公爵。妻には頭が上がらない。
頭頂部はやや寂しく、後光に照らされると光り輝く。
●ヘレナ・ブラッドレイ
ミュリエルの姉。ブラッドレイ侯爵家の長女。結婚式当日に失踪した。金髪碧眼の絶世の美女らしい。
●シルヴィア・バートン
エリアーナの生家であるバートン侯爵家の娘。性格がキツめでミュリエル以外の友達がいない。バートン家のツンデレ遺伝子を濃く受け継いでいる。
この物語はこの子がいないと進まない。謂わば救世主。
艶々サラサラの黒髪ストレート。瞳の色は紫寄りの黒。
●アルベルト・バレンシュタイン
バレンシュタイン伯爵家の長男。第二王子を守る第三近衛騎士団の団長。剣の腕前はすごいらしい。
ジェフリーの数少ない友人。飄々とした性格をしている。人が良く、友達思いのいいやつ。婚約者との仲は良好。
●グレン・バレンシュタイン
バレンシュタイン伯爵家の次男。器のでかい男。
特技は射撃で、趣味は読書(主に恋愛小説)と人間観察。
本音を話せる友人は少ないらしい。
派手さはないが優しく誠実で、家柄も悪くないので結婚市場においては優良物件。
●オズウェル
ベアトリア王国の第二王子。通称出涸らし王子。金髪碧眼の美青年だが、頭の出来が残念であることは周知の事実であり、そのせいで結婚相手が見つからない。愛すべき馬鹿。
●セバスチャン
有能執事のお爺ちゃん。有能すぎて心労が絶えない。
●ジャスティン・カーライル
カーライル子爵家の嫡男。結婚式目前に花嫁に逃げられた可哀想な男。色々あって自暴自棄になり、立てこもり事件を起こし、現在は服役中。
●ビアンカ・チェスター
チェスター男爵家の長女。結婚式目前に平民の男に乗り換えた悪女。立てこもり事件のあと、顔に傷を負ったことにより、社交界からは足が遠のいている。
あのあと、平民の夫とは離婚したらしい。
●レディ・ローズ
新進気鋭の恋愛小説家。実は貴族令嬢の中には彼女のファンも多い。
繊細な心理描写とリアリティのある舞台設定が大衆にウケているらしい。
ブラッドレイ侯爵家の次女。結婚式当日に失踪した姉の代わりに、オーレンドルフ公爵家に嫁いだ。
無邪気な可愛らしい女の子のように見えて、実は闇深い系のヒロイン。
コバルトブルーの瞳に、見る角度によって色が変わるプリズムヘアの持ち主。
●ジェフリー・オーレンドルフ
オーレンドルフ公爵家の長男。結婚式当日に花嫁に逃げられた哀れな男。
顔はそこそこだが金と地位だけはある。銀髪紫眼は母親譲り。
基本的にヘタレで面倒臭い性格をしている。リアルにいると絶対モテないタイプ。
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オーレンドルフ公爵夫人。お小言が多い超絶美人の貴婦人。ツンデレ属性。
義母である前公爵夫人とは犬猿の仲。
●ルードヴィッヒ・オーレンドルフ
当代のオーレンドルフ公爵。妻には頭が上がらない。
頭頂部はやや寂しく、後光に照らされると光り輝く。
●ヘレナ・ブラッドレイ
ミュリエルの姉。ブラッドレイ侯爵家の長女。結婚式当日に失踪した。金髪碧眼の絶世の美女らしい。
●シルヴィア・バートン
エリアーナの生家であるバートン侯爵家の娘。性格がキツめでミュリエル以外の友達がいない。バートン家のツンデレ遺伝子を濃く受け継いでいる。
この物語はこの子がいないと進まない。謂わば救世主。
艶々サラサラの黒髪ストレート。瞳の色は紫寄りの黒。
●アルベルト・バレンシュタイン
バレンシュタイン伯爵家の長男。第二王子を守る第三近衛騎士団の団長。剣の腕前はすごいらしい。
ジェフリーの数少ない友人。飄々とした性格をしている。人が良く、友達思いのいいやつ。婚約者との仲は良好。
●グレン・バレンシュタイン
バレンシュタイン伯爵家の次男。器のでかい男。
特技は射撃で、趣味は読書(主に恋愛小説)と人間観察。
本音を話せる友人は少ないらしい。
派手さはないが優しく誠実で、家柄も悪くないので結婚市場においては優良物件。
●オズウェル
ベアトリア王国の第二王子。通称出涸らし王子。金髪碧眼の美青年だが、頭の出来が残念であることは周知の事実であり、そのせいで結婚相手が見つからない。愛すべき馬鹿。
●セバスチャン
有能執事のお爺ちゃん。有能すぎて心労が絶えない。
●ジャスティン・カーライル
カーライル子爵家の嫡男。結婚式目前に花嫁に逃げられた可哀想な男。色々あって自暴自棄になり、立てこもり事件を起こし、現在は服役中。
●ビアンカ・チェスター
チェスター男爵家の長女。結婚式目前に平民の男に乗り換えた悪女。立てこもり事件のあと、顔に傷を負ったことにより、社交界からは足が遠のいている。
あのあと、平民の夫とは離婚したらしい。
●レディ・ローズ
新進気鋭の恋愛小説家。実は貴族令嬢の中には彼女のファンも多い。
繊細な心理描写とリアリティのある舞台設定が大衆にウケているらしい。
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