21 / 70
第一章 お姉様の婚約者
20:親友の助言(2)
しおりを挟む
初夜、兄様は絶対に私のことを好きにならないと言った。
多分私はその言葉に安心していたんだと思う。
だから、何の躊躇いもなく兄様に好きだ好きだと言い続けることができたのだ。
私はスッキリとした頭で過去のことを思い出しながら、今の悩みをシルヴィアに打ち明けた。
人に話すことで頭の中が整理されることもあるというが、どうやら本当らしい。
「やっぱりね、って感じね」
テーブルを隔てて向かいに座るシルヴィアは手に持っていたティーカップを置くと、私を見て鼻で笑った。
そして2人がけのソファの背もたれに体を預けて腕を組む。とても態度が大きい。お義母さまが見たら、はしたないと怒ることだろう。
「いつかはこうなると思ってた」
「シルヴィアにはお見通しだったってこと?」
「まあね。だってお兄様も貴女もグラグラしていて危うかったもの」
「そう、なんだ……」
「しかしまあ、何というか……。フッ。可哀想なミュリエル」
色んなものを背負い、侍女も連れずに単身で名家に嫁いで早5年。社交界デビューのために足りない教養を詰め込み、その傍らで好きでもない姉の婚約者に毎日毎日愛を語る姿は見ていてとても痛々しかった。
シルヴィアは私の顔をじっと見つめて、挑発するようにそう言った。
これはわざとだ。わざと私を怒らせようとしている。
「私は可哀想なんかじゃないわ」
「そう思いたいだけでしょ」
「違うもん」
「はいはい。それで?どうするの?」
「……え?」
「離婚よ。するの?しないの?」
「そ、それは……わからない」
そんなに簡単に結論が出せる問題ではない。
しかしそれ言うと、シルヴィアは何を迷うことがあるのだと笑った。
その笑いは嘲笑にも受け取れた。
「お兄様は『もう、頑張らなくていい』と言ってくれた。ならばその言葉に甘えてしまえばいいじゃない。ミュリエルはもう頑張らなくてもいいのよ?」
「軽々しく言わないでよ。離婚ってそんなに簡単な問題じゃないでしょう?」
「どうして?」
「だって、この結婚は実質王命だし……」
「今はもう王権も安定しているわ。今更あなたたちの離婚ごときで揺るぐことはない」
「で、でも、私、離婚しても行くところないし……」
離婚後、生家に戻る貴族女性も多いが、その大多数が『出戻り女』として生家では邪険に扱われている。
おそらく、実家に戻ったら私も同じような扱いになるだろう。
二つ年下の弟が結婚して家督を継ぐ頃には、再婚を急かされ、年老いた男や悪評のある男の後妻にならざるを得ない未来が待っている。
「貴族社会から離れて一人で生きていくって選択肢もあるかもしれないけど……」
「朝起きてから夜寝るまで他人にお世話されてるやつが舐めたこと言うんじゃないわよ」
「…………」
「というか、お兄様が再婚相手を探してくれたんじゃないの?」
「もしかして、グレンのこと?」
「そう」
「あり得ないわ。彼とはお友達にはなれたけど、恋人にはなれないと思う。彼だってそう言っていたし」
「愛がなくても結婚はできるわよ」
「そ、それはそうだけど」
「現に、あなたはお兄様と愛のない結婚をしてきたじゃない。5年もの間」
「……兄様のことは好きよ」
「それは兄として、でしょう?」
「が、頑張れば……」
「頑張るの?好きになるために、また頑張るの?それ、意味ある?」
「……」
「5年よ?5年もの間、好き好き言い続けても恋愛対象にならなかったのなら、もう無理よ」
シルヴィアは冷たく言い放ち、テーブルに置いてあるクッキーに手を伸ばした。
そしてハート型のクッキーをわざわざ真ん中から半分に割る。まるで、私と兄様の関係が壊れたとでも言いたいみたいだ。
私は悲しくなり、顔を伏せた。
「まあ、個人的にはわざわざ離婚しなくても、別居って形を取ればいいとは思うけどねぇ。貴族社会でも、夫婦が別居してお互いに愛人を持つと言うのはよくある話だし」
「別居……」
「あら、それも嫌なの?」
「別に嫌とは……」
「ねえ、逆に疑問なのだけれど、どうしてそんなに離婚を嫌がるの?何かと理由をつけて拒否して」
「……拒否してるわけじゃない」
「じゃあ離婚すれば?お兄様はあなたと一緒にいるのが辛いって言ったんでしょ?だったらそれが1番、お兄様のためにもなるんじゃない?」
「うん……。そうだね……」
シルヴィアの言う通りだ。
きっと私は兄様の気持ちに応えられない。だから兄様のことを想うのなら、彼の望み通りに別れるべきだだろう。
「決まりね。あなたの悩みもこれで解決」
「う、うん……」
「じゃあ、あたしはミュリエルにフラれて落ち込むであろうお兄様に友達でも紹介してあげようかしらねぇ」
「……え?」
シルヴィアの言葉に驚いた私は顔を上げた。
シルヴィアはそんな私を見て、また鼻で笑う。
「ハッ!何よ、その情けない顔は」
「シルヴィア……。それ本気?」
「ええ、本気よ。別にいいでしょう?離婚するんだから」
「いや、そうじゃなくて、シルヴィアに友達はいないでしょ?無理して嘘つかなくていいよ」
「なっ!?失礼ね!探せばいるわよ!」
「探さないといけない友達って何よ」
探さないといけないのなら、それはもう友達ではないと思う。
「と、とにかく!お兄様にはまた別の相応しいご令嬢でも紹介しておくから、あなたは安心して離婚しなさいな」
シルヴィアはふんっ、とそっぽを向いた。
そうか。離婚するということは兄様が別の人と再婚するかもしれないということ。
いや、かもしれない、ではない。彼の立場を考えるならば確実に再婚せねばならない。
「兄様が……、再婚……」
「嫌なの?お兄様の再婚」
「嫌……、じゃない。はず……」
だって私は兄様のことが好きではないから。嫌じゃないはず。
どうしてだか胸がモヤモヤする。
私は首を傾げながら胸元をさすった。
「だあああああ!もう!」
盛大に舌打ちをしたシルヴィアは急に声を荒げて席を立った。
多分私はその言葉に安心していたんだと思う。
だから、何の躊躇いもなく兄様に好きだ好きだと言い続けることができたのだ。
私はスッキリとした頭で過去のことを思い出しながら、今の悩みをシルヴィアに打ち明けた。
人に話すことで頭の中が整理されることもあるというが、どうやら本当らしい。
「やっぱりね、って感じね」
テーブルを隔てて向かいに座るシルヴィアは手に持っていたティーカップを置くと、私を見て鼻で笑った。
そして2人がけのソファの背もたれに体を預けて腕を組む。とても態度が大きい。お義母さまが見たら、はしたないと怒ることだろう。
「いつかはこうなると思ってた」
「シルヴィアにはお見通しだったってこと?」
「まあね。だってお兄様も貴女もグラグラしていて危うかったもの」
「そう、なんだ……」
「しかしまあ、何というか……。フッ。可哀想なミュリエル」
色んなものを背負い、侍女も連れずに単身で名家に嫁いで早5年。社交界デビューのために足りない教養を詰め込み、その傍らで好きでもない姉の婚約者に毎日毎日愛を語る姿は見ていてとても痛々しかった。
シルヴィアは私の顔をじっと見つめて、挑発するようにそう言った。
これはわざとだ。わざと私を怒らせようとしている。
「私は可哀想なんかじゃないわ」
「そう思いたいだけでしょ」
「違うもん」
「はいはい。それで?どうするの?」
「……え?」
「離婚よ。するの?しないの?」
「そ、それは……わからない」
そんなに簡単に結論が出せる問題ではない。
しかしそれ言うと、シルヴィアは何を迷うことがあるのだと笑った。
その笑いは嘲笑にも受け取れた。
「お兄様は『もう、頑張らなくていい』と言ってくれた。ならばその言葉に甘えてしまえばいいじゃない。ミュリエルはもう頑張らなくてもいいのよ?」
「軽々しく言わないでよ。離婚ってそんなに簡単な問題じゃないでしょう?」
「どうして?」
「だって、この結婚は実質王命だし……」
「今はもう王権も安定しているわ。今更あなたたちの離婚ごときで揺るぐことはない」
「で、でも、私、離婚しても行くところないし……」
離婚後、生家に戻る貴族女性も多いが、その大多数が『出戻り女』として生家では邪険に扱われている。
おそらく、実家に戻ったら私も同じような扱いになるだろう。
二つ年下の弟が結婚して家督を継ぐ頃には、再婚を急かされ、年老いた男や悪評のある男の後妻にならざるを得ない未来が待っている。
「貴族社会から離れて一人で生きていくって選択肢もあるかもしれないけど……」
「朝起きてから夜寝るまで他人にお世話されてるやつが舐めたこと言うんじゃないわよ」
「…………」
「というか、お兄様が再婚相手を探してくれたんじゃないの?」
「もしかして、グレンのこと?」
「そう」
「あり得ないわ。彼とはお友達にはなれたけど、恋人にはなれないと思う。彼だってそう言っていたし」
「愛がなくても結婚はできるわよ」
「そ、それはそうだけど」
「現に、あなたはお兄様と愛のない結婚をしてきたじゃない。5年もの間」
「……兄様のことは好きよ」
「それは兄として、でしょう?」
「が、頑張れば……」
「頑張るの?好きになるために、また頑張るの?それ、意味ある?」
「……」
「5年よ?5年もの間、好き好き言い続けても恋愛対象にならなかったのなら、もう無理よ」
シルヴィアは冷たく言い放ち、テーブルに置いてあるクッキーに手を伸ばした。
そしてハート型のクッキーをわざわざ真ん中から半分に割る。まるで、私と兄様の関係が壊れたとでも言いたいみたいだ。
私は悲しくなり、顔を伏せた。
「まあ、個人的にはわざわざ離婚しなくても、別居って形を取ればいいとは思うけどねぇ。貴族社会でも、夫婦が別居してお互いに愛人を持つと言うのはよくある話だし」
「別居……」
「あら、それも嫌なの?」
「別に嫌とは……」
「ねえ、逆に疑問なのだけれど、どうしてそんなに離婚を嫌がるの?何かと理由をつけて拒否して」
「……拒否してるわけじゃない」
「じゃあ離婚すれば?お兄様はあなたと一緒にいるのが辛いって言ったんでしょ?だったらそれが1番、お兄様のためにもなるんじゃない?」
「うん……。そうだね……」
シルヴィアの言う通りだ。
きっと私は兄様の気持ちに応えられない。だから兄様のことを想うのなら、彼の望み通りに別れるべきだだろう。
「決まりね。あなたの悩みもこれで解決」
「う、うん……」
「じゃあ、あたしはミュリエルにフラれて落ち込むであろうお兄様に友達でも紹介してあげようかしらねぇ」
「……え?」
シルヴィアの言葉に驚いた私は顔を上げた。
シルヴィアはそんな私を見て、また鼻で笑う。
「ハッ!何よ、その情けない顔は」
「シルヴィア……。それ本気?」
「ええ、本気よ。別にいいでしょう?離婚するんだから」
「いや、そうじゃなくて、シルヴィアに友達はいないでしょ?無理して嘘つかなくていいよ」
「なっ!?失礼ね!探せばいるわよ!」
「探さないといけない友達って何よ」
探さないといけないのなら、それはもう友達ではないと思う。
「と、とにかく!お兄様にはまた別の相応しいご令嬢でも紹介しておくから、あなたは安心して離婚しなさいな」
シルヴィアはふんっ、とそっぽを向いた。
そうか。離婚するということは兄様が別の人と再婚するかもしれないということ。
いや、かもしれない、ではない。彼の立場を考えるならば確実に再婚せねばならない。
「兄様が……、再婚……」
「嫌なの?お兄様の再婚」
「嫌……、じゃない。はず……」
だって私は兄様のことが好きではないから。嫌じゃないはず。
どうしてだか胸がモヤモヤする。
私は首を傾げながら胸元をさすった。
「だあああああ!もう!」
盛大に舌打ちをしたシルヴィアは急に声を荒げて席を立った。
50
お気に入りに追加
2,041
あなたにおすすめの小説
愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。
星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。
グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。
それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。
しかし。ある日。
シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。
聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。
ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。
──……私は、ただの邪魔者だったの?
衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。
白い結婚がいたたまれないので離縁を申し出たのですが……。
蓮実 アラタ
恋愛
その日、ティアラは夫に告げた。
「旦那様、私と離縁してくださいませんか?」
王命により政略結婚をしたティアラとオルドフ。
形だけの夫婦となった二人は互いに交わることはなかった。
お飾りの妻でいることに疲れてしまったティアラは、この関係を終わらせることを決意し、夫に離縁を申し出た。
しかしオルドフは、それを絶対に了承しないと言い出して……。
純情拗らせ夫と比較的クール妻のすれ違い純愛物語……のはず。
※小説家になろう様にも掲載しています。
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
甘糖むい
恋愛
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
彼女にも愛する人がいた
まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。
「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」
そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。
餓死だと? この王宮で?
彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。
俺の背中を嫌な汗が流れた。
では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…?
そんな馬鹿な…。信じられなかった。
だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。
「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。
彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。
俺はその報告に愕然とした。
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
【完結】さようなら、婚約者様。私を騙していたあなたの顔など二度と見たくありません
ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
婚約者とその家族に虐げられる日々を送っていたアイリーンは、赤ん坊の頃に森に捨てられていたところを、貧乏なのに拾って育ててくれた家族のために、つらい毎日を耐える日々を送っていた。
そんなアイリーンには、密かな夢があった。それは、世界的に有名な魔法学園に入学して勉強をし、宮廷魔術師になり、両親を楽させてあげたいというものだった。
婚約を結ぶ際に、両親を支援する約束をしていたアイリーンだったが、夢自体は諦めきれずに過ごしていたある日、別の女性と恋に落ちていた婚約者は、アイリーンなど体のいい使用人程度にしか思っておらず、支援も行っていないことを知る。
どういうことか問い詰めると、お前とは婚約破棄をすると言われてしまったアイリーンは、ついに我慢の限界に達し、婚約者に別れを告げてから婚約者の家を飛び出した。
実家に帰ってきたアイリーンは、唯一の知人で特別な男性であるエルヴィンから、とあることを提案される。
それは、特待生として魔法学園の編入試験を受けてみないかというものだった。
これは一人の少女が、夢を掴むために奮闘し、時には婚約者達の妨害に立ち向かいながら、幸せを手に入れる物語。
☆すでに最終話まで執筆、予約投稿済みの作品となっております☆
もう、愛はいりませんから
さくたろう
恋愛
ローザリア王国公爵令嬢ルクレティア・フォルセティに、ある日突然、未来の記憶が蘇った。
王子リーヴァイの愛する人を殺害しようとした罪により投獄され、兄に差し出された毒を煽り死んだ記憶だ。それが未来の出来事だと確信したルクレティアは、そんな未来に怯えるが、その記憶のおかしさに気がつき、謎を探ることにする。そうしてやがて、ある人のひたむきな愛を知ることになる。
旦那様、離縁の申し出承りますわ
ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」
大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。
領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。
旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。
その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。
離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに!
*女性軽視の言葉が一部あります(すみません)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる