124 / 149
第三章 アッシュフォード男爵夫人
あとがきとお知らせ
しおりを挟む
みなさま、ご機嫌よう。七瀬でございます。
本作を書き始めたきっかけは無意味で自己満足な祈りでした。
ですがそこに性癖と妄想を詰め込み、ノンストップで駆け抜けた結果、気がついたらこんな話になってしまいました。
書き上げてみると、何故か30万字を悠に超えておりまして大変驚いております。
こんなに書くつもりはなかったのですが……、思いの外、筆が乗ってしまいました。
実のところ、はじめはもっと軽い話にするはずでした。
それなのに、いつの間にかこんなに重たい話になってしまいましたのは、ひとえに作者の悪い癖のせいです。
二部が良くありませんでしたね。平和な南部から嫁いで来て、すぐにアッシュフォードに馴染むのも都合が良すぎるかなと思い、入れたお話だったのですが、思ってたよりも重くなりました。笑
しかしまあ、なかなかに楽しく書けた作品でしたので、良しとします。
本作はこれにて、本編を終了とさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
本当に多くの方に読んでいただくことができて、とても幸せでした。
また、たくさんの応援と感想をありがとうございました。
コメントには一つ一つお返事ができておりませんが、全て大切に読ませていただいております。執筆中はとても励みになりました。
ありがとうございます。
さて、今後の予定です。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、本編ではまだリズベットに関する全ての伏線を回収できておりません。
と、いうわけで、これより先はリズベットとテオドールとランの三角関係を終わらせようと思います。
しばらく休養期間を取り、3月3日(金)から番外編として3人の物語をスタートさせる予定です(但し、予定は未定)。
正直、脳内にランルートとリズルートのどちらも存在しているので、まだ結末は決まっていません。何なら、リズルートに至ってはメリバエンドとハピエンの2種類あるという……。
ああ、悩ましい。
ある程度着地点を決めてから書き始めないととっ散らかりそうなので、もし公開が延期となる場合にはまたお知らせいたします。
ギャルゲーの主人公へと進化したテオが覚悟を決めてどちらの手を取るか、気になる方は続きをお待ちください。
………本当はそんな風なキャラクターにするつもりはなかったのですが、作者に気に入られたのが運の尽きですね。
せいぜい悩んで傷つくと良いのです。うん。
それではまた。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
七瀬菜々
本作を書き始めたきっかけは無意味で自己満足な祈りでした。
ですがそこに性癖と妄想を詰め込み、ノンストップで駆け抜けた結果、気がついたらこんな話になってしまいました。
書き上げてみると、何故か30万字を悠に超えておりまして大変驚いております。
こんなに書くつもりはなかったのですが……、思いの外、筆が乗ってしまいました。
実のところ、はじめはもっと軽い話にするはずでした。
それなのに、いつの間にかこんなに重たい話になってしまいましたのは、ひとえに作者の悪い癖のせいです。
二部が良くありませんでしたね。平和な南部から嫁いで来て、すぐにアッシュフォードに馴染むのも都合が良すぎるかなと思い、入れたお話だったのですが、思ってたよりも重くなりました。笑
しかしまあ、なかなかに楽しく書けた作品でしたので、良しとします。
本作はこれにて、本編を終了とさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
本当に多くの方に読んでいただくことができて、とても幸せでした。
また、たくさんの応援と感想をありがとうございました。
コメントには一つ一つお返事ができておりませんが、全て大切に読ませていただいております。執筆中はとても励みになりました。
ありがとうございます。
さて、今後の予定です。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、本編ではまだリズベットに関する全ての伏線を回収できておりません。
と、いうわけで、これより先はリズベットとテオドールとランの三角関係を終わらせようと思います。
しばらく休養期間を取り、3月3日(金)から番外編として3人の物語をスタートさせる予定です(但し、予定は未定)。
正直、脳内にランルートとリズルートのどちらも存在しているので、まだ結末は決まっていません。何なら、リズルートに至ってはメリバエンドとハピエンの2種類あるという……。
ああ、悩ましい。
ある程度着地点を決めてから書き始めないととっ散らかりそうなので、もし公開が延期となる場合にはまたお知らせいたします。
ギャルゲーの主人公へと進化したテオが覚悟を決めてどちらの手を取るか、気になる方は続きをお待ちください。
………本当はそんな風なキャラクターにするつもりはなかったのですが、作者に気に入られたのが運の尽きですね。
せいぜい悩んで傷つくと良いのです。うん。
それではまた。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
七瀬菜々
9
お気に入りに追加
2,825
あなたにおすすめの小説
「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。
あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。
「君の為の時間は取れない」と。
それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。
そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。
旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。
あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。
そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※35〜37話くらいで終わります。
悪役令嬢に仕立て上げたいのならば、悪役令嬢になってあげましょう。ただし。
三谷朱花
恋愛
私、クリスティアーヌは、ゼビア王国の皇太子の婚約者だ。だけど、学院の卒業を祝うべきパーティーで、婚約者であるファビアンに悪事を突き付けられることになった。その横にはおびえた様子でファビアンに縋り付き私を見る男爵令嬢ノエリアがいる。うつむきわなわな震える私は、顔を二人に向けた。悪役令嬢になるために。
もう長くは生きられないので好きに行動したら、大好きな公爵令息に溺愛されました
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のユリアは、8歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され続けてきた。
そのせいで体はボロボロ、髪も真っ白になり、老婆の様な見た目になってしまったユリア。家の外にも出してもらえず、メイド以下の生活を強いられてきた。まさに、この世の地獄を味わっているユリアだが、“どんな時でも笑顔を忘れないで”という亡き母の言葉を胸に、どんなに辛くても笑顔を絶やすことはない。
そんな辛い生活の中、15歳になったユリアは貴族学院に入学する日を心待ちにしていた。なぜなら、昔自分を助けてくれた公爵令息、ブラックに会えるからだ。
「どうせもう私は長くは生きられない。それなら、ブラック様との思い出を作りたい」
そんな思いで、意気揚々と貴族学院の入学式に向かったユリア。そこで久しぶりに、ブラックとの再会を果たした。相変わらず自分に優しくしてくれるブラックに、ユリアはどんどん惹かれていく。
かつての友人達とも再開し、楽しい学院生活をスタートさせたかのように見えたのだが…
※虐げられてきたユリアが、幸せを掴むまでのお話しです。
ザ・王道シンデレラストーリーが書きたくて書いてみました。
よろしくお願いしますm(__)m
俺の婚約者は地味で陰気臭い女なはずだが、どうも違うらしい。
ミミリン
恋愛
ある世界の貴族である俺。婚約者のアリスはいつもボサボサの髪の毛とぶかぶかの制服を着ていて陰気な女だ。幼馴染のアンジェリカからは良くない話も聞いている。
俺と婚約していても話は続かないし、婚約者としての役目も担う気はないようだ。
そんな婚約者のアリスがある日、俺のメイドがふるまった紅茶を俺の目の前でわざとこぼし続けた。
こんな女とは婚約解消だ。
この日から俺とアリスの関係が少しずつ変わっていく。
突然決められた婚約者は人気者だそうです。押し付けられたに違いないので断ってもらおうと思います。
橘ハルシ
恋愛
ごくごく普通の伯爵令嬢リーディアに、突然、降って湧いた婚約話。相手は、騎士団長の叔父の部下。侍女に聞くと、どうやら社交界で超人気の男性らしい。こんな釣り合わない相手、絶対に叔父が権力を使って、無理強いしたに違いない!
リーディアは相手に遠慮なく断ってくれるよう頼みに騎士団へ乗り込むが、両親も叔父も相手のことを教えてくれなかったため、全く知らない相手を一人で探す羽目になる。
怪しい変装をして、騎士団内をうろついていたリーディアは一人の青年と出会い、そのまま一緒に婚約者候補を探すことに。
しかしその青年といるうちに、リーディアは彼に好意を抱いてしまう。
全21話(本編20話+番外編1話)です。
死に役はごめんなので好きにさせてもらいます
橋本彩里(Ayari)
恋愛
フェリシアは幼馴染で婚約者のデュークのことが好きで健気に尽くしてきた。
前世の記憶が蘇り、物語冒頭で死ぬ役目の主人公たちのただの盛り上げ要員であると知ったフェリシアは、死んでたまるかと物語のヒーロー枠であるデュークへの恋心を捨てることを決意する。
愛を返されない、いつか違う人とくっつく予定の婚約者なんてごめんだ。しかも自分は死に役。
フェリシアはデューク中心の生活をやめ、なんなら婚約破棄を目指して自分のために好きなことをしようと決める。
どうせ何をしていても気にしないだろうとデュークと距離を置こうとするが……
お付き合いいただけたら幸いです。
たくさんのいいね、エール、感想、誤字報告をありがとうございます!
なんでも思い通りにしないと気が済まない妹から逃げ出したい
木崎優
恋愛
「君には大変申し訳なく思っている」
私の婚約者はそう言って、心苦しそうに顔を歪めた。「私が悪いの」と言いながら瞳を潤ませている、私の妹アニエスの肩を抱きながら。
アニエスはいつだって私の前に立ちはだかった。
これまで何ひとつとして、私の思い通りになったことはない。すべてアニエスが決めて、両親はアニエスが言うことならと頷いた。
だからきっと、この婚約者の入れ替えも両親は快諾するのだろう。アニエスが決めたのなら間違いないからと。
もういい加減、妹から離れたい。
そう思った私は、魔術師の弟子ノエルに結婚を前提としたお付き合いを申し込んだ。互いに利のある契約として。
だけど弟子だと思ってたその人は実は魔術師で、しかも私を好きだったらしい。
断罪される前に市井で暮らそうとした悪役令嬢は幸せに酔いしれる
葉柚
恋愛
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる