【完結】アッシュフォード男爵夫人-愛されなかった令嬢は妹の代わりに辺境へ嫁ぐ-
ブランチェット伯爵家はずっと昔から、体の弱い末の娘ベアトリーチェを中心に回っている。
両親も使用人も、ベアトリーチェを何よりも優先する。そしてその次は跡取りの兄。中間子のアイシャは両親に気遣われることなく生きてきた。
もちろん、冷遇されていたわけではない。衣食住に困ることはなかったし、必要な教育も受けさせてもらえた。
ただずっと、両親の1番にはなれなかったというだけ。
---愛されていないわけじゃない。
アイシャはずっと、自分にそう言い聞かせながら真面目に生きてきた。
しかし、その願いが届くことはなかった。
アイシャはある日突然、病弱なベアトリーチェの代わりに、『戦場の悪魔』の異名を持つ男爵の元へ嫁ぐことを命じられたのだ。
かの男は血も涙もない冷酷な男と噂の人物。
アイシャだってそんな男の元に嫁ぎたくないのに、両親は『ベアトリーチェがかわいそうだから』という理由だけでこの縁談をアイシャに押し付けてきた。
ーーーああ。やはり私は一番にはなれないのね。
アイシャはとうとう絶望した。どれだけ願っても、両親の一番は手に入ることなどないのだと、思い知ったから。
結局、アイシャは傷心のまま辺境へと向かった。
望まれないし、望まない結婚。アイシャはこのまま、誰かの一番になることもなく一生を終えるのだと思っていたのだが………?
※全部で3部です。話の進みはゆっくりとしていますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。
※色々と、設定はふわっとしてますのでお気をつけください。
※作者はザマァを描くのが苦手なので、ザマァ要素は薄いです。
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あまりにも衝撃的なマリアンヌの手紙に誤字報告忘れた! その他の感想も忘れた!(爆
この手紙読んだらマリアンヌって王妃に向いてるんじゃね? って思ったw 強い!(笑
その上、全部バレて〜ら だしwww 陛下にも話し通ってるし(*´Д`)=з
手紙① の頭沸いてんのかよ まさかのアイシャだったwww ビックリしたと同時に『よく言った!!』 そのあとのセリフたちもカッコよかったーーヽ(*´▽)ノ♪
そして 血の繋がりの呪いは完全にとけたんだなぁー と実感!良かった…
誤字報告
それは父の娘へと愛情が本物であるということです。 ←父の娘へ【の】愛情が かなーと?
誤字報告ありがとうございます!
修正しました^^
アイシャの頭沸いてるのかよ発言からマリアンヌの手紙…
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謝罪してどうなるか分かりませんけど。
テオドール、最高!!タイミングもばっちり。
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あらら、殿下を懸命に慕って励まして支えてくれた方々は、次々と不思議にも憑き物が落ちて呆れてつくづくこの馬鹿たれが‼️怒り心頭で、縁切り斬り捨て御免と関係の見直しを急いで動き始めましたね。皇后さまも、殿下の母はきちんと立場と状況把握していたので、陛下の寵愛だけを目的で甘えてるのだから許していたのですね。決して、私を蹴落としてやりたい訳では無いのだと。そして、その後の彼女を影からささやかな援助の手を匿名で差し伸べたでしょうね。同じ母親として、息子を思う気持ちは痛いほど判りますからね。一途に支えてくれたマリーと、このまま結婚して幸せに暮らしてくれたら良かったのに!あのバカは、何を考えてるのよ!とその点では皇后様もお母様とマリーを気の毒に思ったでしょうね。マリー様も、貴方の今後を見捨てても構わないですよ?もう、バカバカしいので┐('〜`;)┌と言ってきましたね。そして、自分の自惚れた勘違いだった事をようやく自覚した殿下は、帝都慌てて帰ってマリーに済まなかった‼️(⚲□⚲)💦どうか、俺を見捨てないでとみっともなく泣き縋る様はあるでしょうね.....。そんな彼に、お父様達は同反応のするのかしらね。(;´∀`)
マリアンヌの手紙の最後の言葉を5回ぐらい読み返しました(笑)が、あれ。。無いって言ってる?!
きっと殿下は気づかないのだろう。。
執事とメイドっていいよね
ランが好きだ
幸せになってほしい。
3-32 シリアスブレイカーマリアンヌ
わりと本気で可哀想に思ってたのに(笑)
可哀想なのは側妃の方だった
マリアンヌ様のお手紙が素敵すぎますわー!
マリアンヌ嬢の手紙を要約すると「母君に免じて婚約は継続しても良いが、一生私に頭が上がらなくなる覚悟でいるように」と。
弾丸 が抜けて...www 弾丸 掴みそう(笑
キモ皇子、イアンではなくてアイシャの噛ませ犬と化しているし、アイシャはアイシャで極妻みを醸し出している(笑)なめたらいかんぜよ!
イアン様が王になりたくないそうなので、アイちゃん女王となってください〜❣️とおねだりゴリ押しでなっちゃった❣️(ฅ≧⩌≦ฅ* )になりそうね.....。(;´∀`)テオとアイちゃんが、俺の傍に居てくれればそれだけでいい!とテオ殿には嬉しいお願い事でしたね!«٩(*´ ꒳ `*)۶»💕
銃か……… なんか 掴みそうだけど(笑
喜んで我等は、国を南北分裂して独立させていただきます〜❣️腰抜けのおバカさん達よさよなら〜💕«٩(*´ ꒳ `*)۶»💕と言い切ったようなものよね。(;´∀`)散々、蔑ろにしつつ扱き使われて使い捨てられてますので、この国に頼ろうとは思いません!イアン様とアイちゃんに、着いていく方が実りの多い豊かな暮らしになりますから❣️腰抜け共の相手してても、時間の無駄ですものね〜❣️ヾ(¯∇ ̄๑)🎵
27
貴族か決闘で代理を立てるのは ←貴族【が】
ご指摘ありがとうございます!
修正しました!
3-28 ナニとは言わないがそのまま潰してしまっていいのよ
最新話の真ん中付近。
“そういう女だから、ここに居られるのだ。そして、そういう女だからこそ民が彼女を慕ってくれるのだ。”というよりも、“そんな彼女だからこそ、自らこの地に寄り添って居てくれるのだ。そして、そんな彼女の努力のおかげで、今まで長い間戦争により失っていた民達の明るい笑顔と未来まで取り戻してくれたのだ!だから、あれだけの民達に愛され慕われているのだよ。”と変えたら自然な感じだし彼女のおかげである事もわかり易いかと│ω◕ )チラッ
ご指摘ありがとうございます!
わかりにくくてすみません(・・;)
ですが、ここで全てを描くと少しくどいかなという気がしてこういう表現にしています。
また全体を読み返して表現を変えるかもしれませんが、現状はこのままにさせてください(>人<;)
いつも感想ありがとうございます!!
あの子は、あの子は、私の娘です。
子爵がカワユス。
アイシャの蹴りヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ!!に【イイネ!!】を(ノシ`>∀<)ノシ バンバン ♾
イアン様の悪口なり何かを、バカ皇子が言ったのかな?それに怒ったアイちゃんが、火事場の馬鹿力並の怒りの一撃を、喰らわせて間抜けに一鎚を降した模様ね。気持ち悪い皇子に、心底嫌気さしてるからね.......。( ̄▽ ̄;)イアン様は、さすが過酷な戦場を先陣切って駆けずり回ったひとだね。極短時間で、呆気なくKO勝ち。無駄な抵抗すれば、イアン様とアイちゃんを大好きな民が止めとばかりにフライパン🍳とかで今までの無能な皇家に苦しめられた恨みを晴らさせていただきます❣️と多勢に無勢の状況へと化すよね💕︎«٩(*´ ꒳ `*)۶»💕野次馬達は、なんだ大したことなかったね〜💕イアン様にかなうわけないのに〜挑んで無様を晒しただけね〜💕ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)と嘲笑うだけでしたね。侯爵様も伯爵も儂らの出る出番もなかったね〜❣️久しぶりに、遊べると思っていたのに残念❣️残念❣️バカ皇子は、とことん鍛え直さなきゃ意味ないね〜❣️と地獄のような扱きあげして、根性叩き直されただろうね。(*≧艸≦)))
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伯爵の
はい、すみません
と
子爵の、私の娘発言で、すごくほのぼの感が♥
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