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第1章 入試篇
第63話 柔らかかった
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フォルクスは失礼しますと言い左胸を優しく触った。
初めて女性の胸を直接触ったのだ。治療目的とはいえその柔らかさと滑らかさに反応してしまいつい柔らかいなと呟いた。フォルクスの好みも有るが、フォルクス基準でそれなりに大きいが大き過ぎず、ラティスよりは小さい。
「凄い。こんなに軟かいんだ」
そして真っ赤になっているロレッタの顔に、反対の手を添えて
「我が求む、清らかなるこの女性の傷を治し給え。リファイン!」
するとみるみる傷が消え、本来の滑らかで白い柔和肌が見事に復活した。
そしてフォルクスはつい癖で魔力量を測る為の魔力を少し送った。するとロレッタも同じく魔力を流してきた。そしてフォルクスはびくんとなり、意図せずに胸を鷲掴みにしてしまった。
ロレッタからいやん!と小さな呻き声が聞こえたが、フォルクスは胸を掴んでしまった時の感触が良過ぎてついもみもみしてしまった。そしてもみもみしている最中にラティスに頭を叩かれた。
「フォル殿!いつまでも触っているものではないぞ!もう治療も終わったのではないのか?それにそれ、ロレッタ殿が恍惚もとい、困っておるではないか!」
フォルクスはハッとなり、慌てて手を服の中から引っこ抜いた。
顔を赤らめたロレッタが手を振り殴ろうとしていたが、ロレッタの母親が
「おお!ロレッタ!ロレッタ!貴女のお肌が綺麗になっていますよ!貴女の綺麗なお顔が元に戻ってます!」
そう言い、殴ろうとしていた手に鏡を差し出した。ロレッタは振りかざした手を振りかざすのではなく鏡を受け取った。
そして鏡を見てロレッタが泣いていた。
「私の顔が元の顔に戻っているわ!」
そしてフォルクスは立ち上がろうとしたが、父親や母親が見ている目の前で突然ロレッタを押し倒し、その胸に顔を埋めるたのであった。
ハツとなったロレッタが渾身の力でフォルクスを引き離し
「何をするのですが、やはり痴れ者でしたか!」
思いっきりフォルクスの頬を平手打ちにしたのだが、既にその時にはフォルクスの意識はなかった。慣れない魔法のためか、魔力を使い過ぎ、その状態で立ち上がりかけたのだ。その為一気に意識が遠のき、に気絶してしまったのであった。
慌てたラティスがフォル殿!と叫び、床に頭を打ち付ける直前になんとかキャッチした。そしてロレッタも異変に気が付いた。
「ああ、ゆうま様。なんて事を。私ったら誤解から恩人のゆうま様に手をあげるなんて。なんて事を!しっかりなさって下さいませ!」
そう言われていたのだが、フォルクスは既に気を失っていた。魔力の使い過ぎで魔力が回復する前に立ち上がろうとした時にフラッとなり、一気に意識が消えていったのだ。その結果ロレッタの方に倒れこ込み、彼女を押し倒す形になってしまったのだ。
そしてロレッタが父親と母親に言う。
「ゆうま様を私とラティス様とで看病をしますので、ゆうま様が起きましたら居間の方に行きますので、お父様とお母様は一旦お部屋から出て貰う事はできませんでしょうか?」
ハイランドは
「そうですな。恩人であるフォルクス殿を見てあげてくれ。魔力を使い姿だけのようですから私は商会の方に戻っているので、何かあったら使いをよこすように」
そう告げてハイランドは引き上げ、母親の方は居間の方に戻っていった。そしてそのままロレッタが寝ていたベッドにフォルクスを寝かせ、ラティスは換気の為に窓を開けていった。カーテンは目が治った段階で既に開け放ってある。そしてロレッタが問題発言をし始めた。
「ラティス様は魔力を人に分け与える術をお持ちでしょうか?」
「いや。残念ながら私に出来るのは結界を張る事位だな。そのような術は持っていないのだ。それとロレッタ殿、私の事は様付けではなくラティスと呼び捨てにしてくれぬだろうか?」
「分かりましたわ。ラティスも私の事をロレッタとお呼びくださいませ」
「うむ承知したのだ。それより話しぶりからするとロレッタは魔力譲渡が出来るようだが?」
「はい。その、私の方で魔力譲渡ができるのですが、その前に体温が下がっているようですので、魔力を譲渡する前に少なくとも30分は一緒に添い寝をしなければならなさ荘です。その、殿方と一緒の布団に入った事がないので恥ずかしいの。だからラティスも一緒に添い寝をしてくださりませんでしょうか?」
「そう言う事なら一緒にフォル殿の添い寝を一緒にしましょうそう!」
そうして二人がフォルクスが寝かされている布団に入るのであった。
初めて女性の胸を直接触ったのだ。治療目的とはいえその柔らかさと滑らかさに反応してしまいつい柔らかいなと呟いた。フォルクスの好みも有るが、フォルクス基準でそれなりに大きいが大き過ぎず、ラティスよりは小さい。
「凄い。こんなに軟かいんだ」
そして真っ赤になっているロレッタの顔に、反対の手を添えて
「我が求む、清らかなるこの女性の傷を治し給え。リファイン!」
するとみるみる傷が消え、本来の滑らかで白い柔和肌が見事に復活した。
そしてフォルクスはつい癖で魔力量を測る為の魔力を少し送った。するとロレッタも同じく魔力を流してきた。そしてフォルクスはびくんとなり、意図せずに胸を鷲掴みにしてしまった。
ロレッタからいやん!と小さな呻き声が聞こえたが、フォルクスは胸を掴んでしまった時の感触が良過ぎてついもみもみしてしまった。そしてもみもみしている最中にラティスに頭を叩かれた。
「フォル殿!いつまでも触っているものではないぞ!もう治療も終わったのではないのか?それにそれ、ロレッタ殿が恍惚もとい、困っておるではないか!」
フォルクスはハッとなり、慌てて手を服の中から引っこ抜いた。
顔を赤らめたロレッタが手を振り殴ろうとしていたが、ロレッタの母親が
「おお!ロレッタ!ロレッタ!貴女のお肌が綺麗になっていますよ!貴女の綺麗なお顔が元に戻ってます!」
そう言い、殴ろうとしていた手に鏡を差し出した。ロレッタは振りかざした手を振りかざすのではなく鏡を受け取った。
そして鏡を見てロレッタが泣いていた。
「私の顔が元の顔に戻っているわ!」
そしてフォルクスは立ち上がろうとしたが、父親や母親が見ている目の前で突然ロレッタを押し倒し、その胸に顔を埋めるたのであった。
ハツとなったロレッタが渾身の力でフォルクスを引き離し
「何をするのですが、やはり痴れ者でしたか!」
思いっきりフォルクスの頬を平手打ちにしたのだが、既にその時にはフォルクスの意識はなかった。慣れない魔法のためか、魔力を使い過ぎ、その状態で立ち上がりかけたのだ。その為一気に意識が遠のき、に気絶してしまったのであった。
慌てたラティスがフォル殿!と叫び、床に頭を打ち付ける直前になんとかキャッチした。そしてロレッタも異変に気が付いた。
「ああ、ゆうま様。なんて事を。私ったら誤解から恩人のゆうま様に手をあげるなんて。なんて事を!しっかりなさって下さいませ!」
そう言われていたのだが、フォルクスは既に気を失っていた。魔力の使い過ぎで魔力が回復する前に立ち上がろうとした時にフラッとなり、一気に意識が消えていったのだ。その結果ロレッタの方に倒れこ込み、彼女を押し倒す形になってしまったのだ。
そしてロレッタが父親と母親に言う。
「ゆうま様を私とラティス様とで看病をしますので、ゆうま様が起きましたら居間の方に行きますので、お父様とお母様は一旦お部屋から出て貰う事はできませんでしょうか?」
ハイランドは
「そうですな。恩人であるフォルクス殿を見てあげてくれ。魔力を使い姿だけのようですから私は商会の方に戻っているので、何かあったら使いをよこすように」
そう告げてハイランドは引き上げ、母親の方は居間の方に戻っていった。そしてそのままロレッタが寝ていたベッドにフォルクスを寝かせ、ラティスは換気の為に窓を開けていった。カーテンは目が治った段階で既に開け放ってある。そしてロレッタが問題発言をし始めた。
「ラティス様は魔力を人に分け与える術をお持ちでしょうか?」
「いや。残念ながら私に出来るのは結界を張る事位だな。そのような術は持っていないのだ。それとロレッタ殿、私の事は様付けではなくラティスと呼び捨てにしてくれぬだろうか?」
「分かりましたわ。ラティスも私の事をロレッタとお呼びくださいませ」
「うむ承知したのだ。それより話しぶりからするとロレッタは魔力譲渡が出来るようだが?」
「はい。その、私の方で魔力譲渡ができるのですが、その前に体温が下がっているようですので、魔力を譲渡する前に少なくとも30分は一緒に添い寝をしなければならなさ荘です。その、殿方と一緒の布団に入った事がないので恥ずかしいの。だからラティスも一緒に添い寝をしてくださりませんでしょうか?」
「そう言う事なら一緒にフォル殿の添い寝を一緒にしましょうそう!」
そうして二人がフォルクスが寝かされている布団に入るのであった。
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