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第二章 美容薬販売編
第82話 閑話 エナジーローズの今後
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ロイは先程ベリーズに何があったのか話すと、彼も実感しており復活したことと、エナジーローズの効果を身を以て確認してきた。
そしてロイは男としての自信を取り戻した。
少なくともソニアには知られたくはなく、ベリーズもそれを理解し二人して夜の闇に消えていった。
その後・・・男3人集まればかしましい・・・あれ?なんか違うとロイは思う。
そうではなく、リックガントと3人集まって今後の戦略を練る。
何をしてきたか話すと呆れられたが、リックガントは既にその効能を把握していた。
エナジーローズを作るには手間と場所が必要で、大量生産に難がある。
固体状のスライムは大量にあるが、天日干しをしなければならず、それが厳しい。
そして話をしていると客人が来た。
バーモント商会の会長が来たのだ。
「エナジーローズ、我が商会の威信をかけて大々的に売りたい。領主様も王室に献上すると息巻いておられる」
エナジーローズの増産計画が進められ、その一方でエナジーローズの新たな効能は隠すことにした。
ではどうするか?
同じ中身を別の商品とし、2つの薬として販売する。
1つは男性機能の増強
もう一つは不能治療薬
別々のところで扱う。
男性機能の増強は言わずともしれた夜用として、それ相応の店で扱う。
不能治療薬は、純然な治療薬として治療院等に卸す。
リックガント商店は今やヴィーナスラヴェールによって、女性の味方、美の味方だ。
それが表立って夜のお供を販売するのでは、醜聞がよくない。
そこでバーモント商会が扱う夜の店関連にて販売するのと、バーモント商会取り扱いの真面目な治療薬として別名で売ることになった。
そんな決め事をしている中、ソニア、ミランダ、エリナは深刻そうにしていた。
「アタイ見てしまったんだ・・・アタイら女として見られてないんだよ・・・」
「どうしたというのですか?」
「兄貴の様子がおかしかったから後をつけたんだ。そうしたらよりによって娼館に入りやがったんだ」
「別にベリーズさんが女遊びしていても不思議ではないでしょ?そりゃあ妹としたらおもしろくないでしょうけど、あの歳で女性に興味がない方がおかしいわよ」
「いや、兄貴は良いんだよ。別にさ。コナリスとヤル時に恥をかきたくないんだろうからさ。問題は一人じゃなかったってことなんだ!」
「ロイ様が一緒にいたのでしょ?」
「何だよソニア!ロイが手を出しても良いアタイ等がいるのに、アタイらには手を出さず、娼婦を抱いたんだぞ!」
「お貴族様は結婚する前に女慣れをすると言いますし、ロイ様はずっといわゆる不能というのに悩まれていたのですよ。エナジーローズで治ったようで、私達に知られたくなく確認しに行っただけだと思うわ」
「ソニア、お前そんなんで良いのかよ!アタイら娼婦に負けてんだぞ!」
首を傾げるソニアにミランダは首を振る。
「ミランダ、ロイ様は繊細なのです。気が付いていない振りをしましょう」
ロイの不能は一緒に生活していたソニアにバレていたが、ロイはそのことを知らない。
エナジーローズの材料は問題ないので、ロイは2日後に始まる領主の奥様の護衛依頼に向け、頼まれたスライムを準備したりと、忙しく動き回っていた。
閑話終わり。次回旅が始まる。
そしてロイは男としての自信を取り戻した。
少なくともソニアには知られたくはなく、ベリーズもそれを理解し二人して夜の闇に消えていった。
その後・・・男3人集まればかしましい・・・あれ?なんか違うとロイは思う。
そうではなく、リックガントと3人集まって今後の戦略を練る。
何をしてきたか話すと呆れられたが、リックガントは既にその効能を把握していた。
エナジーローズを作るには手間と場所が必要で、大量生産に難がある。
固体状のスライムは大量にあるが、天日干しをしなければならず、それが厳しい。
そして話をしていると客人が来た。
バーモント商会の会長が来たのだ。
「エナジーローズ、我が商会の威信をかけて大々的に売りたい。領主様も王室に献上すると息巻いておられる」
エナジーローズの増産計画が進められ、その一方でエナジーローズの新たな効能は隠すことにした。
ではどうするか?
同じ中身を別の商品とし、2つの薬として販売する。
1つは男性機能の増強
もう一つは不能治療薬
別々のところで扱う。
男性機能の増強は言わずともしれた夜用として、それ相応の店で扱う。
不能治療薬は、純然な治療薬として治療院等に卸す。
リックガント商店は今やヴィーナスラヴェールによって、女性の味方、美の味方だ。
それが表立って夜のお供を販売するのでは、醜聞がよくない。
そこでバーモント商会が扱う夜の店関連にて販売するのと、バーモント商会取り扱いの真面目な治療薬として別名で売ることになった。
そんな決め事をしている中、ソニア、ミランダ、エリナは深刻そうにしていた。
「アタイ見てしまったんだ・・・アタイら女として見られてないんだよ・・・」
「どうしたというのですか?」
「兄貴の様子がおかしかったから後をつけたんだ。そうしたらよりによって娼館に入りやがったんだ」
「別にベリーズさんが女遊びしていても不思議ではないでしょ?そりゃあ妹としたらおもしろくないでしょうけど、あの歳で女性に興味がない方がおかしいわよ」
「いや、兄貴は良いんだよ。別にさ。コナリスとヤル時に恥をかきたくないんだろうからさ。問題は一人じゃなかったってことなんだ!」
「ロイ様が一緒にいたのでしょ?」
「何だよソニア!ロイが手を出しても良いアタイ等がいるのに、アタイらには手を出さず、娼婦を抱いたんだぞ!」
「お貴族様は結婚する前に女慣れをすると言いますし、ロイ様はずっといわゆる不能というのに悩まれていたのですよ。エナジーローズで治ったようで、私達に知られたくなく確認しに行っただけだと思うわ」
「ソニア、お前そんなんで良いのかよ!アタイら娼婦に負けてんだぞ!」
首を傾げるソニアにミランダは首を振る。
「ミランダ、ロイ様は繊細なのです。気が付いていない振りをしましょう」
ロイの不能は一緒に生活していたソニアにバレていたが、ロイはそのことを知らない。
エナジーローズの材料は問題ないので、ロイは2日後に始まる領主の奥様の護衛依頼に向け、頼まれたスライムを準備したりと、忙しく動き回っていた。
閑話終わり。次回旅が始まる。
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