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第40話 ライが強姦魔?
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ライは目覚めると皆が無事にそこにいる事を確認した。目覚めるとパトリシアに膝枕をされていた。
ライはパトリシアを可哀想な子として扱ってはいるが、本当は物凄く好きだ。勿論ダンジョンの影響で惚れっぽくなっているからだが、喋らなければ見た目は前世では夢に見るような理想のタイプだ。
目が少し細いがけっしてきつめの顔立ちではないが、見た目だけは清楚で、まさに大和撫子と言いたくなるような正統派の美人だ。胸はメアリー達に比べると控えめだが、162cm46kg 82-56-84と実際は胸もそこそこある。いつの間にかステータスにスリーサイズ等が表示されるようになっていた。先程クラウディア達のを見た時に見れるようになっていたようだ。
ダンジョンの影響からパトリシアを抱きたいと、体の関係を持ちたい。僕のモノにしたいと。バストサイズも前世での好みのサイズだった。早く服の下の裸体を拝みたいと性的な衝動がメアリー達に遅れて湧き上がってきた。
抑えられなかった。待機部屋であり、これからダンジョンに入る者達が話を聞きに来ているにも関わらず、パトリシアを押し倒し、胸元に手をやり和服をはだこうとした。肌着だけになり、胸の突起が分かるようにするのが片腕では精一杯だった。
あと少しだが、和服の扱いが分からないので裸にひん剥くつもりが、中々うまく行かなかった。
顔は正気のそれではなく、ハァハァハァと唸り、目もドラッグでハイになっている感じだ。
がぁあと唸っており、常軌を逸しているのが誰が見ても分かる。ヨダレを垂らしており、下腹部の膨らみが異様だったのだ。
いち早くはっとなったミーニャが慌てて叫んだ。
「不味いです。ライ様はダンジョンの影響から正気を失っています。ラルファ、クラウディア、ライ様を取り押さえ、縛り上げなさい!」
ライは暴れた。
パトリシアを強姦しようとしたのだ。パトリシアは優しく扱って欲しくはあったし、できれば初めての時はふたりきりの時を望んでいたが、自分を求めて来たてくれた事が嬉しく、強姦しようとしているのを分かった上で抵抗せずにその身をライに委ねていた。
今のライのレベルだと人化しているとはいえ、パトリシアの方が膂力は上であり、抵抗すればライを組み伏せる事は容易に出来る筈だった。
ユリカに大丈夫?と聞かれ、止める必要はなかったですわと言ったがメアリーが平手打ちにした。
「パトリシアさん、正気に戻りました?」
「あっ、はい。あっ、その、私ったら、あのような状態のライ様を受け入れようとしてしまっていたのですね。いったいライ様はどうなさったので?」
「多分ダンジョンの影響でおかしくなったのだと思います。」
「迂闊でしたわね。時折ダンジョン生還者による強姦事件があり、犯人は何も覚えていないと聞いた事が有ります。私も一度呼ばれて真偽を確かめた事がありました。その時は現行犯で捕らえられ、捕えた側の者も嘘をついていませんでしたが、犯人も嘘偽りがなく、ダンジョンを出てから牢屋で目覚めるまでの記憶が無いと言っていたのも事実でした」
「その女性はどうなったのですか?」
「同じパーティーの方で、元々好いていたようで、彼が責任を取って娶るとして彼女も了承しています。嘘が無かったので彼は薬を盛られ、正気を無くしたのだと結論付けられていました。暫く前に流行った麻薬の症状と酷似しており、彼は薬をやっていなかったからです。しかし、ライ様からダンジョンの影響について聞いていましたが、これは・・・」
クラウディアもラルファも暴れるライを取り押さえられず、蹴られたりして吹き飛んでいた。結局服を直したパトリシアも加わり3人掛かりで漸く取り押さえ、ライが万が一に備え準備していたロープでライを縛り上げる事になった。
元々ふしだらになっている女子が、性的な意味で服を脱ぎだしたりする位にまで影響が出ていた場合は縛るとしていたロープだ。
ミーニャはオリオンを呼び、ライの状態を見せダンジョン生還者を少なくとも3日は男女を分けて隔離し、ダンジョンの影響から脱するようにする手配をする事を指示をした。世話をするのは同性とし、異性との接触を禁じさせたが、ライだけは自分達の方で世話をするとした。パトリシア経由でしか話ができず、学園長や国に報告をさせるようにした。
何故3日かというと、かつて流行った麻薬の時は正常に戻るのに3日掛かり、前例がないので、麻薬の時の事を取り敢えず踏襲する事にしたのであった。
ライはパトリシアを可哀想な子として扱ってはいるが、本当は物凄く好きだ。勿論ダンジョンの影響で惚れっぽくなっているからだが、喋らなければ見た目は前世では夢に見るような理想のタイプだ。
目が少し細いがけっしてきつめの顔立ちではないが、見た目だけは清楚で、まさに大和撫子と言いたくなるような正統派の美人だ。胸はメアリー達に比べると控えめだが、162cm46kg 82-56-84と実際は胸もそこそこある。いつの間にかステータスにスリーサイズ等が表示されるようになっていた。先程クラウディア達のを見た時に見れるようになっていたようだ。
ダンジョンの影響からパトリシアを抱きたいと、体の関係を持ちたい。僕のモノにしたいと。バストサイズも前世での好みのサイズだった。早く服の下の裸体を拝みたいと性的な衝動がメアリー達に遅れて湧き上がってきた。
抑えられなかった。待機部屋であり、これからダンジョンに入る者達が話を聞きに来ているにも関わらず、パトリシアを押し倒し、胸元に手をやり和服をはだこうとした。肌着だけになり、胸の突起が分かるようにするのが片腕では精一杯だった。
あと少しだが、和服の扱いが分からないので裸にひん剥くつもりが、中々うまく行かなかった。
顔は正気のそれではなく、ハァハァハァと唸り、目もドラッグでハイになっている感じだ。
がぁあと唸っており、常軌を逸しているのが誰が見ても分かる。ヨダレを垂らしており、下腹部の膨らみが異様だったのだ。
いち早くはっとなったミーニャが慌てて叫んだ。
「不味いです。ライ様はダンジョンの影響から正気を失っています。ラルファ、クラウディア、ライ様を取り押さえ、縛り上げなさい!」
ライは暴れた。
パトリシアを強姦しようとしたのだ。パトリシアは優しく扱って欲しくはあったし、できれば初めての時はふたりきりの時を望んでいたが、自分を求めて来たてくれた事が嬉しく、強姦しようとしているのを分かった上で抵抗せずにその身をライに委ねていた。
今のライのレベルだと人化しているとはいえ、パトリシアの方が膂力は上であり、抵抗すればライを組み伏せる事は容易に出来る筈だった。
ユリカに大丈夫?と聞かれ、止める必要はなかったですわと言ったがメアリーが平手打ちにした。
「パトリシアさん、正気に戻りました?」
「あっ、はい。あっ、その、私ったら、あのような状態のライ様を受け入れようとしてしまっていたのですね。いったいライ様はどうなさったので?」
「多分ダンジョンの影響でおかしくなったのだと思います。」
「迂闊でしたわね。時折ダンジョン生還者による強姦事件があり、犯人は何も覚えていないと聞いた事が有ります。私も一度呼ばれて真偽を確かめた事がありました。その時は現行犯で捕らえられ、捕えた側の者も嘘をついていませんでしたが、犯人も嘘偽りがなく、ダンジョンを出てから牢屋で目覚めるまでの記憶が無いと言っていたのも事実でした」
「その女性はどうなったのですか?」
「同じパーティーの方で、元々好いていたようで、彼が責任を取って娶るとして彼女も了承しています。嘘が無かったので彼は薬を盛られ、正気を無くしたのだと結論付けられていました。暫く前に流行った麻薬の症状と酷似しており、彼は薬をやっていなかったからです。しかし、ライ様からダンジョンの影響について聞いていましたが、これは・・・」
クラウディアもラルファも暴れるライを取り押さえられず、蹴られたりして吹き飛んでいた。結局服を直したパトリシアも加わり3人掛かりで漸く取り押さえ、ライが万が一に備え準備していたロープでライを縛り上げる事になった。
元々ふしだらになっている女子が、性的な意味で服を脱ぎだしたりする位にまで影響が出ていた場合は縛るとしていたロープだ。
ミーニャはオリオンを呼び、ライの状態を見せダンジョン生還者を少なくとも3日は男女を分けて隔離し、ダンジョンの影響から脱するようにする手配をする事を指示をした。世話をするのは同性とし、異性との接触を禁じさせたが、ライだけは自分達の方で世話をするとした。パトリシア経由でしか話ができず、学園長や国に報告をさせるようにした。
何故3日かというと、かつて流行った麻薬の時は正常に戻るのに3日掛かり、前例がないので、麻薬の時の事を取り敢えず踏襲する事にしたのであった。
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