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第1話 プロローグ
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とある異世界での出来事・・・
だが、日本のある高校のクラスでは数人が見た夢でもある。
その世界では突然発生した魔物の大群が町を包囲していた。
そこに暮らす人々は魔物に壁が壊されないことを祈るしかなかった。騎士団や冒険者たちが魔物を打ち倒してくれねば、安心して暮らす事ができない。いや、明日がない。
そんな中、サイクロプスやオーガなどの巨躯が町を危険な外界から隔てている壁に体当たりし、破壊しようとしている。
壁を突破されればもう後がなく、冒険者達が必至に矢を射たり魔法を放って応戦していた。
しかし、矢も魔力も無尽蔵ではない。
段々発射される間隔が長くなっていく。
そんな中、避難所として解放された領主の城に逃げ込む親子がいて、子供がふと空を見上げた。
「かあちゃん、あれなに?」
上空には視界を覆い尽くす巨大な魔方陣が発生しており、子の手を引いていた母親は荷物を落とし、膝をついて手を合わせて祈るしかなっかた。
魔法陣の高さは付近の山より少し高い辺りに展開しているが、端が見えない。
母親はせめてこの子だけでも!そのように祈るしかなかった。
同じく気が付いた者はその異様な光景に唖然とする。魔物も同じ、いや、恐怖に顔をひきつらせながら魔方陣を見た。
次の瞬間、その大きな魔方陣から無数の魔方陣が飛び出し、魔物の頭の上に、一体につき一つ、その魔物の強さに応じた大きさの魔方陣が現れた。
そして一斉に光線が魔物に向かって放たれた。すると魔物は次々と霧散していき、町の周りにはおびただしい数の魔石が落ちているだけとなり、町を包囲していた魔物の姿はただの一体も見えなくなった。
神々の気まぐれと言われることになったが、シュルツハルト国第2の町であるバリモーン冒険者ギルドの受付嬢のサキも奇跡を願った一人で、魔物がいなくなったと聞いた瞬間その場にへたりこんだ。
………
ゆらゆらと波打つ熱気に満ちた県総体の競技場。静かな緊張感が空気を支配し、アーチェリー部門の観客席には頬を撫でるそよ風と、夏の日差しを遮る木漏れ日が舞っていた。
深蛇武瑠(タケル)は足元に広がる影を一瞥もせず、ただ的の中心に全てを集中していた。弓を引くその腕は、高校入学以来、執拗なまでに鍛え上げられた祈りの結晶だった。 今日までの無敗は神がかりとも評されたが、その背後には彼だけの秘密―深い静寂の中で繰り返す【当たって!】の呟きがあった。それはまるで試合の神様に直接お願いをするような静かな儀式。
タケル自身もこの習慣の深い意味を理解していないかもしれないが、確かな結果が彼の信念を確固たるものへと変えていくのだった。そして今、その祈りがまた的の中央を射抜いたとき、歓声とともに彼の胸に溢れるのは喜びだけではなかった。仲間の祝福を受けながらも、彼の心の片隅には後輩の坂倉悠里菜の優勝と、好意を抱く天川雫のことがちらついていた。
悠里菜はタケルを尊敬しており、その技術を教わった後輩だった。
周りの者達はタケルの事をブツブツ呟く少し危ない人と、インターハイを一年生で制し、続く二年生と連覇したのにも関わらず揶揄されていた。
しかし彼女は違った。
それまで新一年生の中で最低の命中率で、県総体にでても恥をかくだけだったはずだ。しかし、持って生まれた天真爛漫な性格はタケルの秘密を聞いた。
それは祈りだった。
周りが馬鹿にしていたが、試してみたら急に命中率が上がったのだ。
同じ空を仰ぎ見つめる彼女も祈りの力を授かったが、彼女の呟きは少し違っていた―
【当たりなさい!】
その小さな差異がどれほどの違いを生んだのか、おそらくそこには自らに対しての強い命令と、成功への絶対的な信頼があるのだろう。まるで彼女自身が弓矢の意志になったかのようなそれは、「弓聖」のギフトの素質を持っていたためかもしれない。
明日も部活の終わりにタケルが道場を閉めるが、その時に二人きりになれるチャンスがあ。
彼女はその時こそ告白するんだ!と心に決めていたがそれは願掛けだった。
優勝したら告白しようと願掛けしており、そして優勝した。
大会が終わりを迎えた時、タケルは皆から祝いと称して叩かれていた。
どさくさに紛れて痛みを伴うものもあったが、すげぇなと言われその痛みも心地良かった。
しかしその一方で、見えざる世界の秩序が揺れ動いていた。
タケルが県総体を制した翌日、異世界の王城において、神々さえ休息を忘れる儀式がなされていた。魔方陣の周囲で緊張が走る中、無言で立ち会う人々の目はただ、召喚のために贄となった40人の者達に注がれる。
術者が魔方陣を発動すると1人また1人と命を吸われ、死んだ者の体は霧散し、全てが吸われていく。
そして最後の1人が束の間の光に飲み込まれると、魔方陣の光は爆し、収まると脈打っていた。
国王の無言の視線に術者が成功ですと発すると、その場に集まる者たちからは苦しみや絶望から解放されたかのような歓声が上がる。
魔方陣が生み出す光は40人の者を、異世界からこの世界に呼び寄せるための前兆だった。
後30分で希望が訪れると皆魔方陣から40人の異世界人が現れるのを固唾をのんで待っていた。
....
その時、タケルがいる高校は通常の授業を行っていた。
平和な時間の流れる教室で、彼は急に襲った耳鳴りに違和感を抱く。何も知らない彼らは、ただ、これから起こるかもしれない未来に、一瞬だけ漠然とした不吉な予感を感じた。未知の力が静かに彼らの運命を変えるために動き始めていた。
この後、彼らは異世界召喚されることを今は知らない・・・
だが、日本のある高校のクラスでは数人が見た夢でもある。
その世界では突然発生した魔物の大群が町を包囲していた。
そこに暮らす人々は魔物に壁が壊されないことを祈るしかなかった。騎士団や冒険者たちが魔物を打ち倒してくれねば、安心して暮らす事ができない。いや、明日がない。
そんな中、サイクロプスやオーガなどの巨躯が町を危険な外界から隔てている壁に体当たりし、破壊しようとしている。
壁を突破されればもう後がなく、冒険者達が必至に矢を射たり魔法を放って応戦していた。
しかし、矢も魔力も無尽蔵ではない。
段々発射される間隔が長くなっていく。
そんな中、避難所として解放された領主の城に逃げ込む親子がいて、子供がふと空を見上げた。
「かあちゃん、あれなに?」
上空には視界を覆い尽くす巨大な魔方陣が発生しており、子の手を引いていた母親は荷物を落とし、膝をついて手を合わせて祈るしかなっかた。
魔法陣の高さは付近の山より少し高い辺りに展開しているが、端が見えない。
母親はせめてこの子だけでも!そのように祈るしかなかった。
同じく気が付いた者はその異様な光景に唖然とする。魔物も同じ、いや、恐怖に顔をひきつらせながら魔方陣を見た。
次の瞬間、その大きな魔方陣から無数の魔方陣が飛び出し、魔物の頭の上に、一体につき一つ、その魔物の強さに応じた大きさの魔方陣が現れた。
そして一斉に光線が魔物に向かって放たれた。すると魔物は次々と霧散していき、町の周りにはおびただしい数の魔石が落ちているだけとなり、町を包囲していた魔物の姿はただの一体も見えなくなった。
神々の気まぐれと言われることになったが、シュルツハルト国第2の町であるバリモーン冒険者ギルドの受付嬢のサキも奇跡を願った一人で、魔物がいなくなったと聞いた瞬間その場にへたりこんだ。
………
ゆらゆらと波打つ熱気に満ちた県総体の競技場。静かな緊張感が空気を支配し、アーチェリー部門の観客席には頬を撫でるそよ風と、夏の日差しを遮る木漏れ日が舞っていた。
深蛇武瑠(タケル)は足元に広がる影を一瞥もせず、ただ的の中心に全てを集中していた。弓を引くその腕は、高校入学以来、執拗なまでに鍛え上げられた祈りの結晶だった。 今日までの無敗は神がかりとも評されたが、その背後には彼だけの秘密―深い静寂の中で繰り返す【当たって!】の呟きがあった。それはまるで試合の神様に直接お願いをするような静かな儀式。
タケル自身もこの習慣の深い意味を理解していないかもしれないが、確かな結果が彼の信念を確固たるものへと変えていくのだった。そして今、その祈りがまた的の中央を射抜いたとき、歓声とともに彼の胸に溢れるのは喜びだけではなかった。仲間の祝福を受けながらも、彼の心の片隅には後輩の坂倉悠里菜の優勝と、好意を抱く天川雫のことがちらついていた。
悠里菜はタケルを尊敬しており、その技術を教わった後輩だった。
周りの者達はタケルの事をブツブツ呟く少し危ない人と、インターハイを一年生で制し、続く二年生と連覇したのにも関わらず揶揄されていた。
しかし彼女は違った。
それまで新一年生の中で最低の命中率で、県総体にでても恥をかくだけだったはずだ。しかし、持って生まれた天真爛漫な性格はタケルの秘密を聞いた。
それは祈りだった。
周りが馬鹿にしていたが、試してみたら急に命中率が上がったのだ。
同じ空を仰ぎ見つめる彼女も祈りの力を授かったが、彼女の呟きは少し違っていた―
【当たりなさい!】
その小さな差異がどれほどの違いを生んだのか、おそらくそこには自らに対しての強い命令と、成功への絶対的な信頼があるのだろう。まるで彼女自身が弓矢の意志になったかのようなそれは、「弓聖」のギフトの素質を持っていたためかもしれない。
明日も部活の終わりにタケルが道場を閉めるが、その時に二人きりになれるチャンスがあ。
彼女はその時こそ告白するんだ!と心に決めていたがそれは願掛けだった。
優勝したら告白しようと願掛けしており、そして優勝した。
大会が終わりを迎えた時、タケルは皆から祝いと称して叩かれていた。
どさくさに紛れて痛みを伴うものもあったが、すげぇなと言われその痛みも心地良かった。
しかしその一方で、見えざる世界の秩序が揺れ動いていた。
タケルが県総体を制した翌日、異世界の王城において、神々さえ休息を忘れる儀式がなされていた。魔方陣の周囲で緊張が走る中、無言で立ち会う人々の目はただ、召喚のために贄となった40人の者達に注がれる。
術者が魔方陣を発動すると1人また1人と命を吸われ、死んだ者の体は霧散し、全てが吸われていく。
そして最後の1人が束の間の光に飲み込まれると、魔方陣の光は爆し、収まると脈打っていた。
国王の無言の視線に術者が成功ですと発すると、その場に集まる者たちからは苦しみや絶望から解放されたかのような歓声が上がる。
魔方陣が生み出す光は40人の者を、異世界からこの世界に呼び寄せるための前兆だった。
後30分で希望が訪れると皆魔方陣から40人の異世界人が現れるのを固唾をのんで待っていた。
....
その時、タケルがいる高校は通常の授業を行っていた。
平和な時間の流れる教室で、彼は急に襲った耳鳴りに違和感を抱く。何も知らない彼らは、ただ、これから起こるかもしれない未来に、一瞬だけ漠然とした不吉な予感を感じた。未知の力が静かに彼らの運命を変えるために動き始めていた。
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