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第1章
第534話 vs90階層ボス
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朝になりクレアに昨日の事を伝えたが、女神の存在をあまり感じられない事に対しての理由が分かったのでホッとしたと言っていた。
そうしてダンジョン攻略をスタートしたのだが、途中で休憩を挟み、何事も無くボス部屋まで来ていた。
道中1度だけ魔物と戦っただけだった。偶々目の前でリポップしただけの話であり、想定内の話だ。
やはりボス部屋の少し手前で休憩を挟み、ボス部屋の扉の前では補助魔法を使うのみだ。
ここまでは80階層のボスの時と一緒だ。
そしてボス部屋の扉を開け、予め決めていた順番と配置でボス部屋の中に入って行った。
そして現れ始めたのは、どうやら巨大なミノタウロスのようだった。
アトランジェが斬り込み、ボスが動き出す前に仕留めに行った。
そしてその槍捌きにて見事にミノタウロスの首を斬り落としたが、驚いた事にあとらんじも殴られて吹き飛ばされた。
そして地を吐き出しながら壁に激突し、意識を失ったようだ。
俺は慌ててアトランジェの方に転移し、彼女を庇いつつ回復を行った。幸い頭を打った為に気絶しているだけで命に別条はない。
またレオナはアトランジェとミノタウロスの間に入って対峙し、追撃を防いでくれていた。
ミノタウロスを見ると確かに首を1つ落としたが、顕現した奴をよく見ると、確かにミノタウロスの姿にはなるのだが、首が2つあり腕も4本あった。
要するに双頭の首の1つを落としたに過ぎなかったのだ。
各々の手には剣、槍、棍棒、モーニングスターが握られていた。
クレアと水樹に気絶しているアトランジェの事をお願いし、俺とレオナでこのボスと対峙する事になった。
さすがに90階層のボスだけはある。腕は4本も有るのでそれなりに厄介だ。久し振りに強い奴との命を懸けた戦闘に俺は興奮し、滾っていた。
ただ奥の手を使うほどの強さではなく、十分に2人の通常の力のみで対処出来ていた。
俺は戦いつつ魔法の準備をしていた。以前のダンジョンでよく使ったコンボ技を決める事にしたのだ。
俺が魔法を発動している間に、レオナがミノタウロスと1人で斬り結び、水樹とクレアにはレオナの援護をしてもらった。
俺は準備が整うと転移し、一気に俺と水樹ごとミノタウロスの周りに防壁を張り、レオナを抱えて上方に転移し、そのまま上方に浮かんでいた。
レオナが魔法を放ち上から押さえつけてくれていた。
俺は放熱湯を注ぎ、満水にしてから蓋をして壁に魔力を流し続けた。
強目に魔力を流したのもあり、以前のダンジョンの時ももそうだが、捕らえた敵は必死になり破壊しようとするが、全て徒労に終わった。
そうしているとボスが倒れた事が分かった。
それはボス部屋に新たな扉が現れたから分かったのである。
ボスを倒したと理解すると俺は直ぐに魔法を解除し、ドロップ品などを皆に回収して貰う。
俺はその間にシェルターを出し、中に入るとそのままベッドに横になった。
久々にかなりの量の魔力を使ったからか、反動で疲れが一気に出たのだ。
大量にサラマンダーを生成しているのと、あの防壁で囲って溺れさせるというコンボもありとんでもない量の魔力を使ってしまった。
実際問題として、魔力と効果についてはバランスが悪い。
今回はお試しだった。
もう少し早目にこのダンジョンにてコンボ技が通用するのかを確認しておけばよかったが、90階層で確認する事になるとは思わなかったと言うか、失念していたのだ。
その後アトランジェが目覚め、きちんと回復しているのが確認出来てホッとした。
ボスの強さ自体は想定の範囲内だったが、こちらも油断していた。
まさかミノタウロスの見た目で双頭が出てくるとは思わなかったのだ。
それはともかく、夕食を済ませるとお風呂に入ったが、その後俺は早々に眠る事にしたのであった。
そうしてダンジョン攻略をスタートしたのだが、途中で休憩を挟み、何事も無くボス部屋まで来ていた。
道中1度だけ魔物と戦っただけだった。偶々目の前でリポップしただけの話であり、想定内の話だ。
やはりボス部屋の少し手前で休憩を挟み、ボス部屋の扉の前では補助魔法を使うのみだ。
ここまでは80階層のボスの時と一緒だ。
そしてボス部屋の扉を開け、予め決めていた順番と配置でボス部屋の中に入って行った。
そして現れ始めたのは、どうやら巨大なミノタウロスのようだった。
アトランジェが斬り込み、ボスが動き出す前に仕留めに行った。
そしてその槍捌きにて見事にミノタウロスの首を斬り落としたが、驚いた事にあとらんじも殴られて吹き飛ばされた。
そして地を吐き出しながら壁に激突し、意識を失ったようだ。
俺は慌ててアトランジェの方に転移し、彼女を庇いつつ回復を行った。幸い頭を打った為に気絶しているだけで命に別条はない。
またレオナはアトランジェとミノタウロスの間に入って対峙し、追撃を防いでくれていた。
ミノタウロスを見ると確かに首を1つ落としたが、顕現した奴をよく見ると、確かにミノタウロスの姿にはなるのだが、首が2つあり腕も4本あった。
要するに双頭の首の1つを落としたに過ぎなかったのだ。
各々の手には剣、槍、棍棒、モーニングスターが握られていた。
クレアと水樹に気絶しているアトランジェの事をお願いし、俺とレオナでこのボスと対峙する事になった。
さすがに90階層のボスだけはある。腕は4本も有るのでそれなりに厄介だ。久し振りに強い奴との命を懸けた戦闘に俺は興奮し、滾っていた。
ただ奥の手を使うほどの強さではなく、十分に2人の通常の力のみで対処出来ていた。
俺は戦いつつ魔法の準備をしていた。以前のダンジョンでよく使ったコンボ技を決める事にしたのだ。
俺が魔法を発動している間に、レオナがミノタウロスと1人で斬り結び、水樹とクレアにはレオナの援護をしてもらった。
俺は準備が整うと転移し、一気に俺と水樹ごとミノタウロスの周りに防壁を張り、レオナを抱えて上方に転移し、そのまま上方に浮かんでいた。
レオナが魔法を放ち上から押さえつけてくれていた。
俺は放熱湯を注ぎ、満水にしてから蓋をして壁に魔力を流し続けた。
強目に魔力を流したのもあり、以前のダンジョンの時ももそうだが、捕らえた敵は必死になり破壊しようとするが、全て徒労に終わった。
そうしているとボスが倒れた事が分かった。
それはボス部屋に新たな扉が現れたから分かったのである。
ボスを倒したと理解すると俺は直ぐに魔法を解除し、ドロップ品などを皆に回収して貰う。
俺はその間にシェルターを出し、中に入るとそのままベッドに横になった。
久々にかなりの量の魔力を使ったからか、反動で疲れが一気に出たのだ。
大量にサラマンダーを生成しているのと、あの防壁で囲って溺れさせるというコンボもありとんでもない量の魔力を使ってしまった。
実際問題として、魔力と効果についてはバランスが悪い。
今回はお試しだった。
もう少し早目にこのダンジョンにてコンボ技が通用するのかを確認しておけばよかったが、90階層で確認する事になるとは思わなかったと言うか、失念していたのだ。
その後アトランジェが目覚め、きちんと回復しているのが確認出来てホッとした。
ボスの強さ自体は想定の範囲内だったが、こちらも油断していた。
まさかミノタウロスの見た目で双頭が出てくるとは思わなかったのだ。
それはともかく、夕食を済ませるとお風呂に入ったが、その後俺は早々に眠る事にしたのであった。
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