522 / 566
第1章
第522話 51階層は違う?
しおりを挟む
俺は水樹にこのダンジョンのキーマンはやはり水樹だと告げた。
仕組みは分からないが、水樹の口にした言葉のみダンジョンに筒抜けだ。
念の為演技が入らないように、水樹の意見には全て分かったとか、そうするとかの肯定形で返事をするとしている。それをシェルター内で筆記で伝えた。
それと皆に水樹の言う事に本気で返事をした時は、左手を掲げ手を握りるとした。
それ以外は嘘だと判断して貰う。
水樹にはあくまで自分がパーティーリーダーだった場合指示する内容と言っており、予測ではなく気配を感じた時などはやはり手を掲げ拳を握るとした。
51階層は予想がつかないからと最大限の警戒をと告げていた。俺の判断は違う。
ひょっとしたらマップが違うかもだが、この階層は危険がない。
これは水樹の事とは分けてそう思う。
だがここである程度の事が判明すると思う。
もしも警戒しなくてはならなかったのであれば、水樹の意見は勘違いになる。
そうして51階層をスタートしたが、様子がガラッと変わった。
まずマップが違う。
それとダンジョンの岩の色が灰色からドス黒い感じに変わった。
マッピングしつつ進んでいるが、違和感を覚えつつ1時間位進んでいた。
ふと検証したい事があるからと水樹が言ったので、一旦シェルターを出して休憩を取る事になった。
すると流石に水樹だ!としか言えないのだが、今までのマップを出して紙を逆さにして裏からなぞっていた。
そして51階層のマップと見比べ始めた。
「志郎さん、これを見て。どう思いますか?」
「よく気が付いたな。裏返した上にスタートとゴールが逆か!」
「ええ、そうなの。但し気を許しては駄目よ。マップはそうとしても、油断を誘っているとしか思えないの。どこかにトラップがあるのじゃないかしら?」
「分かった。その線で行こう」
そうやって進み出したが、案の定何もなく、俺の予測通りに時折魔物と遭遇するだけだった。
結局51階層は2時間程度で抜けていた。俺のスキルでマップはコピー出来るので反転マップも書き込み用も作って置いた。
その結果、どの階層もスタートとゴールの位置関係は分かっており、真下にのみ進んでいるのが確認できていた。
そして52階層だが今度は地図を135度ばかり時計回りに回転した感じだった。
53階層もマップの角度を替えてスタートとゴールが在る。
やはり法則があり、現在地とスタート地点が分かればゴールが分かるのだ。
結局この日は53階層をクリアしたが、階段の所で野営を始めた。
皆、水樹が法則に気が付いた事とマッピングに感謝をしていた。
皆よりも目が疲れている事が分かるので、食事の準備も片付けもさせずに少しでも早く休ませる事にした。
また、明日に備える事にしたが、俺は本当に真面目にマッサージを始めていた。そう、開始時には・・・
仕組みは分からないが、水樹の口にした言葉のみダンジョンに筒抜けだ。
念の為演技が入らないように、水樹の意見には全て分かったとか、そうするとかの肯定形で返事をするとしている。それをシェルター内で筆記で伝えた。
それと皆に水樹の言う事に本気で返事をした時は、左手を掲げ手を握りるとした。
それ以外は嘘だと判断して貰う。
水樹にはあくまで自分がパーティーリーダーだった場合指示する内容と言っており、予測ではなく気配を感じた時などはやはり手を掲げ拳を握るとした。
51階層は予想がつかないからと最大限の警戒をと告げていた。俺の判断は違う。
ひょっとしたらマップが違うかもだが、この階層は危険がない。
これは水樹の事とは分けてそう思う。
だがここである程度の事が判明すると思う。
もしも警戒しなくてはならなかったのであれば、水樹の意見は勘違いになる。
そうして51階層をスタートしたが、様子がガラッと変わった。
まずマップが違う。
それとダンジョンの岩の色が灰色からドス黒い感じに変わった。
マッピングしつつ進んでいるが、違和感を覚えつつ1時間位進んでいた。
ふと検証したい事があるからと水樹が言ったので、一旦シェルターを出して休憩を取る事になった。
すると流石に水樹だ!としか言えないのだが、今までのマップを出して紙を逆さにして裏からなぞっていた。
そして51階層のマップと見比べ始めた。
「志郎さん、これを見て。どう思いますか?」
「よく気が付いたな。裏返した上にスタートとゴールが逆か!」
「ええ、そうなの。但し気を許しては駄目よ。マップはそうとしても、油断を誘っているとしか思えないの。どこかにトラップがあるのじゃないかしら?」
「分かった。その線で行こう」
そうやって進み出したが、案の定何もなく、俺の予測通りに時折魔物と遭遇するだけだった。
結局51階層は2時間程度で抜けていた。俺のスキルでマップはコピー出来るので反転マップも書き込み用も作って置いた。
その結果、どの階層もスタートとゴールの位置関係は分かっており、真下にのみ進んでいるのが確認できていた。
そして52階層だが今度は地図を135度ばかり時計回りに回転した感じだった。
53階層もマップの角度を替えてスタートとゴールが在る。
やはり法則があり、現在地とスタート地点が分かればゴールが分かるのだ。
結局この日は53階層をクリアしたが、階段の所で野営を始めた。
皆、水樹が法則に気が付いた事とマッピングに感謝をしていた。
皆よりも目が疲れている事が分かるので、食事の準備も片付けもさせずに少しでも早く休ませる事にした。
また、明日に備える事にしたが、俺は本当に真面目にマッサージを始めていた。そう、開始時には・・・
1
お気に入りに追加
1,825
あなたにおすすめの小説
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる