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第1章
第493話 ぷちデート
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セレナとラーメンを食べた後、屋敷に戻るまで少し時間に余裕があった。
そこでセレナの希望もあり、セレナをお姫様抱っこしながら飛んで帰る事になった。
巡航速度だと1時間位掛かるのだが、セレナに対するご褒美もありセレナの希望を叶える事になった。
そう、転移ポイントをコンプリートしていた事へのご褒美だ。
飛んでいる時は風切音がある為、声を発する会話はできないが、代わりに念話で話をしながら飛んでいた。
遊園地のジェットコースター代わりに、セレナを抱えたまま自由落下したりだ。
時速150km位まで出して急旋回や宙返り等をしていた。
調子に乗り1度最大速度の時速約300kmで旋回したのだが、クリーンを使う事になったのでセレナにしこたま怒られた。
かなり怖かったらしい。
罰として今度手料理を振る舞う事と言われたが、流石に皆の分までは厳しいので、アクセサリーを自作する事で許して貰った。
それ程出ちゃったらしい・・・反省である。
キャーじゃなく、ギャーだった。
速度を上げている最中に叫んでいた。
「志郎さん!駄目、これ以上は駄目!ギャー!ぼれぎゅ~」
また、かなり高い所まで上がり、2人でスカイダイビング等もしていた。
勿論パラシュート等と言う無粋な物は無いが、セレナの場合はいざという時は水の中に転移してしまえば大丈夫だ。
即席でスキルを使いゴーグルを作り、それを装着してのダイブだったが、かなり楽しかった。
彼女のテレポートは超、つ・か・え・る!能力である。
触れている者しか一緒に転移できないが、思っただけですぐに発動できる。
それが強みだ。
敵に攻撃され、例えば剣が当たると思ったその瞬間に転移してしまえば攻撃が当る事はない。
だが、ゲートの方はそうではない。
俺の場合ゲートを出し、そのゲートをくぐらなければならない。
あっと思った瞬間ではもう遅いのだ。
しかも、敵も入って来られるから、味方しかいない所で使う必要がある。
尤も己にヘイトを集め、敵を味方から引き離す使い方もある。
己の魔力が続く限りゲートを維持できる為、軍隊をまるまる運ぶ事ができる。
その為、どちらのスキルが優れているかというのではなく、一長一短があるのだ。
なのでそのスキルの持っている能力を最大限に発揮し、活用するのが1番だ。
使い方が違うから優劣はない。
ただ共通事項としては、1度直接行った事がある所にしか行けない事だ。
ただし、その足で行った事があるかどうかは別だ。
お互いの転移ポイントに一緒に転移し、目的の場所に連れて行って貰えばもう行った事になっているのだ。
セレナの行った事のある所と、俺の行った事のある所の転移ポイントは常に一緒にしてある。
俺だけとか、セレナだけというのはないようにしていたが、まだこの50年の間にセレナが開拓した場所の全てには行けていない。
そうこうしていると、屋敷に着いたが、妻達に俺がセレナに何をしているのかが知られた。
その為、この後暫くの間、妻達とのデートは空高くに舞い上がって遊ぶ事になりそうだった。
そこでセレナの希望もあり、セレナをお姫様抱っこしながら飛んで帰る事になった。
巡航速度だと1時間位掛かるのだが、セレナに対するご褒美もありセレナの希望を叶える事になった。
そう、転移ポイントをコンプリートしていた事へのご褒美だ。
飛んでいる時は風切音がある為、声を発する会話はできないが、代わりに念話で話をしながら飛んでいた。
遊園地のジェットコースター代わりに、セレナを抱えたまま自由落下したりだ。
時速150km位まで出して急旋回や宙返り等をしていた。
調子に乗り1度最大速度の時速約300kmで旋回したのだが、クリーンを使う事になったのでセレナにしこたま怒られた。
かなり怖かったらしい。
罰として今度手料理を振る舞う事と言われたが、流石に皆の分までは厳しいので、アクセサリーを自作する事で許して貰った。
それ程出ちゃったらしい・・・反省である。
キャーじゃなく、ギャーだった。
速度を上げている最中に叫んでいた。
「志郎さん!駄目、これ以上は駄目!ギャー!ぼれぎゅ~」
また、かなり高い所まで上がり、2人でスカイダイビング等もしていた。
勿論パラシュート等と言う無粋な物は無いが、セレナの場合はいざという時は水の中に転移してしまえば大丈夫だ。
即席でスキルを使いゴーグルを作り、それを装着してのダイブだったが、かなり楽しかった。
彼女のテレポートは超、つ・か・え・る!能力である。
触れている者しか一緒に転移できないが、思っただけですぐに発動できる。
それが強みだ。
敵に攻撃され、例えば剣が当たると思ったその瞬間に転移してしまえば攻撃が当る事はない。
だが、ゲートの方はそうではない。
俺の場合ゲートを出し、そのゲートをくぐらなければならない。
あっと思った瞬間ではもう遅いのだ。
しかも、敵も入って来られるから、味方しかいない所で使う必要がある。
尤も己にヘイトを集め、敵を味方から引き離す使い方もある。
己の魔力が続く限りゲートを維持できる為、軍隊をまるまる運ぶ事ができる。
その為、どちらのスキルが優れているかというのではなく、一長一短があるのだ。
なのでそのスキルの持っている能力を最大限に発揮し、活用するのが1番だ。
使い方が違うから優劣はない。
ただ共通事項としては、1度直接行った事がある所にしか行けない事だ。
ただし、その足で行った事があるかどうかは別だ。
お互いの転移ポイントに一緒に転移し、目的の場所に連れて行って貰えばもう行った事になっているのだ。
セレナの行った事のある所と、俺の行った事のある所の転移ポイントは常に一緒にしてある。
俺だけとか、セレナだけというのはないようにしていたが、まだこの50年の間にセレナが開拓した場所の全てには行けていない。
そうこうしていると、屋敷に着いたが、妻達に俺がセレナに何をしているのかが知られた。
その為、この後暫くの間、妻達とのデートは空高くに舞い上がって遊ぶ事になりそうだった。
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