470 / 566
第1章
第470話 パーティー
しおりを挟む
パーティーといっても俺と妻達のみのパーティーである。
俺はタキシードを着て、セレナとシェリーの2人と腕を組んでパーティー会場に入った。
俺と一緒にお祝いや歓迎をされる妻達は既にテーブルに座っており、周りの者と歓談しながら飲み物を飲んでいたりした。
俺が案内されたのは、ユリア達新たな刻印者が座っているテーブルだった。
俺が席に着くとどうやら司会の担当をしているナンシーがパーティーの開催を宣言していた。
俺をエスコートした2人は俺の後ろで待機し、俺が声を掛ければ直ぐに俺の指示を受けて動いたり、世話をしようと待機していた。
よくよく見るとウエイトレスをしている者も妻達である。
セレナに確認すると、交代交代でパーティー自体への参加やダンス、楽器の演奏、メイドなどを班ごとに交代していくと言う。
誰が何をやるのかについては宮廷料理を作れる者や、セチアのように美的センスの大きい者が会場全体のコーディネートや花を逐次変えていく等、替えの効かない係以外はくじ引きで決めたと言う。
妻達の意向で屋敷で雇っているメイドや執事は今回は除外していた。
完全に俺と妻達のみのパーティーにしたかったと言う。
訳はこのあとの踊りにあった。
妻達の誰かの故郷に伝わる伝統の踊りだったり、歌などを披露してくれていた
皆綺麗なドレスに着飾っており、俺の目を楽しませてくれた。
また、妻達の生まれ故郷に伝わる民謡や踊りなどを順次民族衣装に着替えて披露してくれる。
途中でセレナとシェリーに代わり何人かが、俺の控え兼世話人を担当する者と変わっていった。
「じゃあ次は私が歌いますね!」
シェリーが離れる時にそう言って民族音楽を披露してくれていたが、飛び入りで百合亜がアイドルをしていた頃に歌っていた歌を披露してくれたりと、大いに盛り上がった。
レニスに至っては昔の格好で剣舞を披露していた。
そうかなりセクシーな際どい戦闘衣装だ。
こういう場ではいいが普段は露出の少ない服を着てもらい、肌の露出を避けさせていた。
そう俺が嫉妬深いからである。
他の男に妻達の肌を出来る限り見られたくないという想いがあるのだ。
ドロシーやルシテルなどの王族組は、競技用の社交ダンスを披露をしていた。
そう、国を挙げての社交ダンスの競技会なるものがあるのだ。
途中で交代をしているが、タキシードを着た男装組がパートナーとして皆で披露していたものである。
皆途中途中で着替えてから戻ってきたりしていたが、結局フィナーレは全員参加で社交ダンスを踊る事になり、楽器を演奏する者なども交代交代で社交ダンスに加わっていた。
結局俺は全員と1分ずつ社交ダンスを踊る羽目になり、社交ダンスの苦手な俺は何人の足を踏んでしまった事だろうか。
それでも俺の下手くそな社交ダンスを皆がフォローし、求めてくれたので俺も苦手ながら彼女達の手をとり一緒に踊っていた。
苦手な事の1つや2つ位ああった方が妻達は喜ぶものだ!という事にし、平和な楽しい夜が終わろうとしていたのであった。
俺はタキシードを着て、セレナとシェリーの2人と腕を組んでパーティー会場に入った。
俺と一緒にお祝いや歓迎をされる妻達は既にテーブルに座っており、周りの者と歓談しながら飲み物を飲んでいたりした。
俺が案内されたのは、ユリア達新たな刻印者が座っているテーブルだった。
俺が席に着くとどうやら司会の担当をしているナンシーがパーティーの開催を宣言していた。
俺をエスコートした2人は俺の後ろで待機し、俺が声を掛ければ直ぐに俺の指示を受けて動いたり、世話をしようと待機していた。
よくよく見るとウエイトレスをしている者も妻達である。
セレナに確認すると、交代交代でパーティー自体への参加やダンス、楽器の演奏、メイドなどを班ごとに交代していくと言う。
誰が何をやるのかについては宮廷料理を作れる者や、セチアのように美的センスの大きい者が会場全体のコーディネートや花を逐次変えていく等、替えの効かない係以外はくじ引きで決めたと言う。
妻達の意向で屋敷で雇っているメイドや執事は今回は除外していた。
完全に俺と妻達のみのパーティーにしたかったと言う。
訳はこのあとの踊りにあった。
妻達の誰かの故郷に伝わる伝統の踊りだったり、歌などを披露してくれていた
皆綺麗なドレスに着飾っており、俺の目を楽しませてくれた。
また、妻達の生まれ故郷に伝わる民謡や踊りなどを順次民族衣装に着替えて披露してくれる。
途中でセレナとシェリーに代わり何人かが、俺の控え兼世話人を担当する者と変わっていった。
「じゃあ次は私が歌いますね!」
シェリーが離れる時にそう言って民族音楽を披露してくれていたが、飛び入りで百合亜がアイドルをしていた頃に歌っていた歌を披露してくれたりと、大いに盛り上がった。
レニスに至っては昔の格好で剣舞を披露していた。
そうかなりセクシーな際どい戦闘衣装だ。
こういう場ではいいが普段は露出の少ない服を着てもらい、肌の露出を避けさせていた。
そう俺が嫉妬深いからである。
他の男に妻達の肌を出来る限り見られたくないという想いがあるのだ。
ドロシーやルシテルなどの王族組は、競技用の社交ダンスを披露をしていた。
そう、国を挙げての社交ダンスの競技会なるものがあるのだ。
途中で交代をしているが、タキシードを着た男装組がパートナーとして皆で披露していたものである。
皆途中途中で着替えてから戻ってきたりしていたが、結局フィナーレは全員参加で社交ダンスを踊る事になり、楽器を演奏する者なども交代交代で社交ダンスに加わっていた。
結局俺は全員と1分ずつ社交ダンスを踊る羽目になり、社交ダンスの苦手な俺は何人の足を踏んでしまった事だろうか。
それでも俺の下手くそな社交ダンスを皆がフォローし、求めてくれたので俺も苦手ながら彼女達の手をとり一緒に踊っていた。
苦手な事の1つや2つ位ああった方が妻達は喜ぶものだ!という事にし、平和な楽しい夜が終わろうとしていたのであった。
1
お気に入りに追加
1,825
あなたにおすすめの小説
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる